以前から、「シルクロード」と聞くと何とも言えないあこがれがあった。
そんな「シルクロード」一般的には中国の西安から新疆ウイグル自治区、中央アジアをイメージするが、今回は、そんなシルクロードでも多くのキャラバンが行き交った「もう一つのシルクロード」コーカサス地方(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン)のグルジアに行ってきた。
今回の目的は、世界最古のワインの産地グルジアカヘティ地方でグルジアワインを飲む、世界遺産のグルジア正教の教会やイコンを見る、ヨーロッパの秘境と言われるグルジアのスワネティ地方の世界遺産搭状の家を見るのが目的の旅で、トビリシ(首都)、ムツヘタ(カルトゥリ地方/グルジア中部)、ゴリ(スターリン生誕の地として知られる)、クタイシ(グルジア西部)、メスティア(スワネティ地方/グルジア北西部)、ウシュグリ村(スワネティ地方/グルジア北西部)、スィグナギ(カヘティ地方/グルジア東部)を10日間で廻ってきた。
スターリンの生誕の地であるゴリでも、以前あった町中のスターリン像は博物館に移動されました。これも時代の流れか・・・。ゴリはシルクロードのオアシスでもあったところ。
ゲラティ修道院は、聖母マリア聖堂、聖ゲオルギウス聖堂、聖ニコラウス聖堂、修道院付属の王立学校、鐘楼などからなっています。
スワネティ地方の道はかなり悪路です。雨が降ったりするとスタックしたり、橋が流されたり大変です。かなりの覚悟も必要です。(笑)
宿泊したメスティアのホテルのレストランからのメスティアの街の眺め、何よりもこの風景が贅沢です
村は自給自足で、もちろんレストランとかありません。メスティアからも持って行ったピクニックランチを村で食べましたが空気も良くて最高!でした。
クタイシではホテルではなくゲストハウスに宿泊しました。宿泊したゲストハウスから徒歩5分のところに世界遺産のバグラティ大聖堂はありました。
農場のオーナーさんと息子さんと一緒に食事をしました。グルジアワイン(赤/サペラヴィ種)と自家製コニャックで乾杯しおおいに盛り上がりました。
ここのワイナリーでは比較的新しいワインを赤、白と試飲させていただきました。
カヘチ地方産のサペラヴィ種を100%使用。サペラヴィはグルジアの土着のぶどう品種
ここでグルジアワインの赤(サペラヴィ)の1991年のヴィンテージを購入しました。
2010年6月 旅人:出村隆行