日本の裏側は大変なことに!南米の大瀑布と天空の鏡をこの目で見てきた!

日本の裏側は大変なことに!南米の大瀑布と天空の鏡をこの目で見てきた!


ウユニ塩湖サンセットツアー

2年前、初めて南米に足を踏み入れた。学生の頃は自分の人生で南米に行くことがあるなんて考えもしていなかった。初めての南米は素晴らしく、非常に充実し、帰ってくるのに30時間かかったけれどもそんな疲れが吹っ飛ぶくらいの様々な感情と共に帰国した。
そんな私に、再度南米へいく機会が訪れた。今回は、乗継時間が長いことも相まって片道50時間。乗継地で入国した国を含めれば、計5か国の怒涛の9日間。さすがに背中がバッキバキになったが、絶景に次ぐ絶景の旅をご紹介したい。メインの訪問地はブラジルのイグアス滝と、アルゼンチンのブエノスアイレス、そしてボリビアのウユニ塩湖だ。もちろん帰路も50時間。2日を超えるのである。だが、遠くまで来てよかったと心から思った。最初に言うと、高山病で3日間頭痛と吐き気に苦しんだし、ずぶ濡れになったり違う日には寒さに凍えたり、なかなかないくらいの濃厚な9日間だった。そして、私は本当の意味で南米が大好きになったのだ。

<ブラジル>
50時間かけて(何度も言う)やっとの思いでまずたどり着いたのは、ブラジルのイグアス滝だ。ここまでは、日本からまずアメリカへ飛び、次にペルーのリマ、そしてイグアスという航路をとった。アメリカでは12時間の乗継時間があったのでニューヨークのマンハッタンに出て観光をした。そういったこともできる。
イグアスの滝は北米のナイアガラ、アフリカのビクトリアと並ぶ世界三大瀑布の1つに数えられているが、どうやらスケールは桁違いに壮大なようだ。かつてイグアスの滝を訪れた元アメリカ大統領、ルーズベルトの夫人が「かわいそうな私のナイアガラ」とつぶやいたといわれ、イグアス滝のスケールの大きさを表すエピソードとなっている。滝とその周辺の2256キロ平方メートルはイグアス国立公園に指定され、世界遺産に登録されている。
イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境に接しており、ブラジル側から滝を見るルートと、アルゼンチン側から見るルートがある。せっかく来たのだから両方みたいのが人間の性。両方いった私として、どちらがおすすめかとなると、かなり難しい。どちらも見てほしい。滝それ自体はアルゼンチン側の方が多いので、反対側のブラジル側からの滝の見え方が素晴らしい。そして公園入口から奥へと進むにつれてだんだんと滝が近くなってきて迫力が増していくこともまた楽しい。


いきなり滝がお出迎え


ジャングルを進む


展望台でパチリ


圧倒的な迫力


いよいよ迫ってきた


遊歩道がある


風向きによりびしょ濡れになる

だがアルゼンチン側には、このイグアスの滝のメインともいえる「悪魔の喉笛」という滝があり、それを間近でみることができる。ブラジル側からは悪魔の喉笛があまりよく見えない。
ブラジル側は滝まで歩いて観光するところを、アルゼンチン側は特別広いため、まずはなんだかちょっとした遊園地のような可愛らしい列車にのって移動する。そして駅に到着すると、ブラジル側と同様にしばらくジャングルの中を歩くことになる。アルゼンチン側はブラジル側と違って、滝が近づいてくるような感覚はない。ブラジル側は入口を入ってすぐに滝が見え始め、ジャングルを進むに従って滝へ近づいていくのに対し、アルゼンチン側はジャングルを進んでいくと、川が現れ、そして少し水の音がしたかと思うとすぐに轟音の滝に出会う。展望台は滝と直角に長細く設けられている。恐る恐る轟音に近づいてみると、風向きによって水しぶきがかかるほどの近さに滝が迫っている。せっかくなので暫く眺めていると実際にずぶ濡れになった。最初にブラジル側の売店でカッパを買ったのが正解だった。ブラジル側でも風向きによっては滝に突き出した最後の遊歩道でずぶ濡れになるそうで、カッパはイグアス滝では必須アイテムだ。観光客が多いため、傘は他の人の迷惑になる。控えてカッパを着用するようにしよう。
悪魔の喉笛を見ずして個人的にはイグアスの滝は語れないと思うので、ぜひアルゼンチン側は観光していただきたい。


かわいらしい電車


電車からの眺め


ジャングルを進むよ


悪魔の喉笛が見えてきた!


展望台


おおおおおお!!


おおおおおおお!!!!


OHHHHHHHH!!!


スケールが大きすぎて写真におさまらない

アルゼンチン側にも遊歩道があり、アッパーとロウワーの2種類がある。今回は滝の上側を通るアッパーを歩いた。悪魔の喉笛を見るだけでなく、時間があれば遊歩道を歩いて散策するのもおすすめ。マイナスイオンたっぷりだ。ブラジル側と同じようなジャングルだが、滝の見え方が違って、ブラジル側とはまた違った趣で滝を楽しめる。小さな滝を真上から眺められるところもある。私が行ったときは写真のとおり天気が悪かったのが晴れてきて、最後には虹が出て、滝にかかる虹も見られた。運がよかったらしい。
イグアスのジャングルには、ルリサンジャクと呼ばれる黒っぽい身体に白いお腹で、目にはアイシャドーのような鮮やかな青色がついている鳥や、ハナグマと呼ばれるアリクイに少し似ている動物もいる。餌を与えている人をみかけるが、野生動物なので絶対に与えないこと。
今回はボートに乗る時間が残念ながらなかったのだが、時間があればボートツアーに参加したほうがいい。轟轟と落ちる滝を下から眺めることができる。ブラジル側から乗るのならば予約が不要だがアルゼンチン側からなら必要だ。急に変更となる場合があるのでボートツアーを希望するならば事前に確認することをおすすめする。
園内にブッフェ形式のレストランがあるので、昼食も困らない。アルゼンチンビールや、日本でいうバーベキューのようなアルゼンチンの肉料理も楽しめる。


ルリサンジャク


遊歩道


雄大な自然と滝


雄大な自然と滝


晴れて虹がかかった!

<アルゼンチン>
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスは「南米のパリ」といわれるだけあって、建築物に壮麗なものが多く、ヨーロッパらしいオープンカフェも所々で見かける。人口289万人、48にも分けられた地区がある大都市の中で観光客が足を運ぶのは限られた地区のみだが、徒歩で観光することはできない。市内観光は観光ツアーに参加するか、個人であればタクシーや地下鉄を利用することになる。必見は賑やかなブエノスアイレスの中心ともいえるモンセラート地区とボカ地区。とくにボカ地区は、以前はヨーロッパからの移民の地区であまり観光地になるようなところではなかったが実はタンゴの発祥の地。現在は建物がカラフルに彩られ、パフォーマーが道端でタンゴを踊るような一大観光地だ。


街並み


街並み

私は不勉強で今回まで知らなかったが、映画にもなったアルゼンチンの有名人、エビータ(エヴァ・ペロン)のお墓がブエノスアイレスのレコレータ墓地にある。エビータはアルゼンチンのファン・ペロン元大統領夫人。下層階級の家に生まれ育ちながら、大統領夫人にまで上りつめ国民の支持を受けた。人気絶頂の33歳のとき、病に倒れなく亡くなってしまう。日本で墓地をイメージすると暗かったり湿っていたりといったイメージだが、ここレコレータ墓地は不思議と明るくむしろ気持ちのよい風が吹いている。エビータのお墓には一年中お花が絶えないそうだ。実際、私が訪れたときも無数のお花が供えてあった。
アルゼンチンにはその人のお墓がある場所で階級を評価されるらしく、ここレコレータ墓地は最高級だそう。お金持ちのお墓にはとてもお墓には見えないような豪華な装飾が施されていたりして、歩いて眺めているだけで面白い。また墓地の周辺はホテルや飲食店もあり、墓地ビューのお店も普通だというから驚きだ。そしてそういった飲食店はかなりの深夜まで営業しているらしい。


レコレータ墓地


エビータのお墓


ピンクの大統領府


街並み


ボカ地区


ボカ地区


カミニート


タンゴのパフォーマー


骨董品で有名なサン・テルモ地区


骨董品で有名なサン・テルモ地区


市場

数年前にイギリスの新聞「ガーディアン」が選ぶ「世界一美しい書店」で2位に選ばれた、「エル・アテネオ」書店。もともとは劇場だったところを書店として活用している。かつて舞台だったところは現在カフェになっており、素敵な書店を眺めながらお茶ができるようになっている。しかもこちらの書店、美しいだけでなく品揃えも豊富なのだ。


書店の外観


書店内


書店内


天井の絵

<ボリビア>
さて、最後の訪問地はボリビアのウユニである。
ウユニ塩湖。旅行業に携わっていなくても、聞いたことのある名前かもしれない。それくらい一時期ウユニ塩湖は日本でブームを巻き起こし、写真映えのするところ、絶景・・など色々言われて本の表紙にまでなっている場所だ。私としては正直のところ、まったく期待をしていなかった。悪い言い方をすればきっと“流行り”の場所だけで、きっとそんなすごいところではないのでは・・・とかなりの“食わず嫌い”ならぬ“行かず嫌い”だった。
そんな私を飛行機は乗せてまずはボリビアのラパスに到着。ウユニ塩湖に諸外国から直行便はないため、まずはボリビアの玄関口であるラパスに入る。ラパス空港は驚きの標高4082m。世界最高所の空港である。ひえぇぇ(高山病の恐怖)と思いながらラパス市内へと移動。ラパスの町はすり鉢状になっており、空港はすり鉢の縁にあたる。そのため空港から市内へ下る道中は予想外の美しい景色。斜面にそって密集して家が建っている。この家々は、標高が高くなるほど貧しい人々の家なのだ。


斜面に沿ってびっしりと家が立ち並ぶラパス市内


展望台からみると壮大な景色

ホテルは比較的標高が低いところなので安心だ。といってもそれでも3650m。充分に高山病の危険がある。徐々に標高をあげることなく、今回のように飛行機でいきなり標高の高いところに着陸すると危険だ。体を空気の薄さに慣らすため、最大限ゆっくり歩き、胃腸のために腹7分目くらいに抑える。また、睡眠中は呼吸が浅くなるため、夜に到着したもののすぐに眠らず、少し夜更かしをした。高山病は体質やその時々の体調に左右されるので、最善策をとってあとは体に任せるしかない。がんばれ私の体!順応しろ私の体!ただし翌朝、努力も空しく頭痛と共に目覚める。だが仕方ない。朝からウユニへ向かうフライトなのだ。そして私は片頭痛もちなので多少の頭痛はへっちゃらなのだ、がんばれ私の体!とむち打ち、ラパスの空港へ向かった。向かったはいいが、搭乗手続きを終えても、まだ2時間くらい出発時刻まである。市内より高度が上がった(4082m)のため、頭の痛みが強くなっている・・う・・動けない・・・・・ということで、ゾンビのように体をひきずりながら、何とか出発ゲートまでたどり着き、いすに倒れこみピクリとも動けなくなった。吐き気と頭痛との闘いが続く。周りの日本人団体客のはしゃぎ声が頭に響く。新型コロナウイルスが流行り始めていた時期だったためマスクをしたかったが、マスクをつける動きさえ出来ない。痛みを忘れるため眠ってしまいたいが、飛行機に乗り遅れる恐怖も勝つ。なんとか耐え抜き、ウユニへ出発。機内では幾分頭痛が和らぐ。そしてウユニへ到着。標高は3660mだ。ラパス市内とほとんど変わらない。そのためしばらくすると頭痛が復活。とても親切で熱心なガイドさんなのにほとんど話がはいってこない。大変申し訳ない。高山病には効果があるような/ないようなと噂のコカ茶で気を紛らせたあと、ウユニ市内からまずは列車の墓というところへ。ここはウユニからチリへ塩や鉱物を運んだかつての蒸気機関車や貨物の車両が放置されているところで、どことなく哀愁漂う風景で観光地になっている。元気であれば、機関車に登ったりして記念撮影ができる。私は汽車の部品に腰掛けパチリ。


ウユニ市内


鉄道の墓場


高山病万歳。おばあちゃんのような30歳。


旅情をさそう線路

そしてコルチャニという村へ立ち寄る。ウユニ塩湖の塩を採掘して販売するお店があったり、お土産店があったり、お手洗いがある。塩が小袋に詰めて販売されており可愛らしい。サングラスを持っていなく、薄い防寒着しか持ってこなかった申し訳ないくらいに準備不足の私は、こちらですべて揃えた。セーターが15ドル、サングラスが3ドルほどだった。セーターはカラフルな南米らしい柄で可愛らしい。


コルチャニ村


塩の精製所


塩の精製所

準備も整ったところでウユニ塩湖へ出発。ウユニ市内から塩湖までは車で少しの距離。とはいえ塩湖までの道は整備されておらず車が揺れに揺れ、私の頭痛と吐き気は最高潮。がんばれ私。
ウユニ塩湖は雨期と乾期があり、雨期は12月から2月の間である。天候にもよるが、1月頃にいくと塩の湖面と水が張っている湖面と両方体験することができる。
水が張っていない状態は、真っ青な空と真っ白な塩湖の対比が楽しめる。これは大変美しい。またその塩の表面は不思議と六角形にひび割れて続いている。なんとも壮大な景色だ。


水と塩のグラデーション


真っ青な空と塩湖

六角形の割れめを眺めつつ真っ白な塩湖の縁から中心に向かって車を1時間弱はしらせると、インカ・ワシ島にたどり着く。ウユニ塩湖にはいくつかの島があって、インカ・ワシ島は唯一観光客に開放されている島。この島は塩湖の真ん中にあるため、たとえば雨期の真っ最中で水が張ってしまっていると行くことができない。ウユニ塩湖も含め太古の昔、ここは海の底だったのでインカ・ワシ島はサンゴの化石でできている。標高3660メートルなのに昔は海の底だったなんて驚きだ。いまはサンゴの上にサボテンがたくさん生えていて可愛い。体力が残っていれば頂上まで登ってみよう。インカ・ワシ島は塩湖の真ん中だが、トイレが入口にあるので安心。


インカ・ワシ島上陸


インカ・ワシ島からの眺め

インカ・ワシ島の横、つまりウユニ塩湖のど真ん中で贅沢にもピクニックをした。なかなかない体験だ。そして水が張ってない状態での遠近法を利用したトリック写真が人気。私はあまりうまくできなかった。


ランチ準備中


ランチ


コーラの上で休憩


恐竜と握手


スニーカーの車

ウユニ市内にはホテルがあるが、滞在は塩湖の近くにある珍しい塩のホテルがおすすめ。ウユニ塩湖の付近には塩のホテルと呼ばれるホテルが3軒あり、その床や壁などが塩をかたく固めたブロックで造られている。塩湖では食用の塩の採掘のほかに建材用の塩のブロックを切り出しているのだ。塩のホテルと聞くと想像がつかず設備を不安に思うかもしれないが、滞在は快適そのもの。ホテルにはレストランもあるし、もちろんお部屋にはバスルームもある。私が滞在したルナ・サラダでは部屋から塩湖が少し見えた。ホテルの廊下やエントランスには塩が敷き詰められている。内装もかわいくて女性はときめくはず。


塩のホテル、ルナ・サラダ


ルナ・サラダの共用スペース


ルナ・サラダの共用スペース


ルナ・サラダのお部屋


ルナ・サラダの外の眺め(何もない!良い!)

さて、体が順応してきたのか頭痛も昼頃になると大人しくなり、塩湖での滞在を楽しみ始めた私。
あとから考えるとここから怒涛の美しさ3連発、サンセット、星空、サンライズツアーが始まったのだ。
さて、ボリビアの冒頭で申し上げた、“インスタ映えらしい”期待していなかったウユニ塩湖。
そのイメージが快晴の青空と真っ白の美しかった塩湖で覆りそうな今、サンセットツアーへ粛々と向かう。私は思っていた、さっきから水の張っているところがないけれど、もしかして雨が少なくて全部塩のままなのかしら。滞在しているルナ・サラダから車を走らせること10分弱。水を張っているところが徐々に表れる。空を映した薄いブルー。白の塩と薄いブルーが混ざり合って何とも美しい。期待に胸が高まる。そして完全に水が張っているところに来た。
それが。本当に。老若男女。ゼッタイ。感動!!!塩湖の水が張って空を映した姿を初めて見たときは言葉がでなかった。この世の奇跡としか思えず、ただその場に突っ立っていた。夢のようで、日本でいう三途の川、またはキリスト教でいう天国とかってこういう透明な感じなのかもしれないな・・とか思うようなところだった。水が張っているため、スニーカーなどの普通の靴では車から降りることができない。長靴は事前にレンタルできるので日本から持参する必要はない。ご安心を。


あああ・・・(言葉にならない)


空は広いな大きいな


綺麗だなぁ

恍惚としている間にどんどん日は暮れていく。トリック写真の時間だ。
またしてもうまくできない。才能がないのか。


カメハメハ?


日が暮れてきた

そして自然の芸術が始まる・・・


夕陽と反対側


オレンジの世界


月が湖面に映っているのだが上手く撮れない


また明日

ガイドさんにもういくよ!!またあとで来るから!!と言われてしまった。
ああ残念。一度ホテルに帰って夕食をとり、次は星空ツアーだ。あの美しさであれば周りには町の灯りもすくないし、上も下も横も360度星で囲まれるはず。と期待に胸を膨らませていった。結論からいえば月が明るすぎて思ったより星は見えなかったが、初めて綺麗な天の川を見て大感激した。そして少しだが星が塩湖に映っていた。月も塩湖に映っており、美しかった。月が暗く晴れていれば、期待した通り360度星に囲まれ、まるで宇宙を歩いているかのような錯覚に陥るようである。


かすかに月が湖面にうつる様子が映っている


カメラのレンズを開いたままにすれば、ライトを使ってこんな遊びも

さて、そしてウユニ塩湖で個人的に最高だったのがサンライズツアー。星空ツアーに参加していたため、睡眠時間は3~4時間ほどだ。眠い目をこすりながら、また10分ほど車に揺られる。まだ世界は夜だ。塩湖に到着すると、辺りの気温は1度ほど。極寒である。私は寒さに強いので薄いダウンのようなものとコルチャニ村で購入したセーターだけで何とか寒さをしのげたが、ガイドさんは膝までのダウンに帽子をかぶっていた。それくらいがいいのだと思う。ドライバーさんとガイドさんと3人で朝焼けを待つ。徐々に水平線と空の境界線がはっきりしてくる。避寒に車内で待機していたが、そのあまりの美しさに車外に出る。
サンセットツアーのときには全体的に空と塩湖がオレンジ色の印象だったが、サンライズはピンク色の印象だ。桜色のような、淡く優しいピンク色に世界が包まれる。天候や条件によって色も光も異なるだろうが個人的にサンライズツアーが一番美しく感動した。ピンク色の空の高いところを、白いフラミンゴの群れが飛んで行った。そのときの美しさをなんと表現したらよいのだろう。
そしてその後ウユニを発ち、ラパスへ戻り1泊後、睡眠を挟んだためか高山病が復活し、その後また4082mの空港で2時間ほど待機する間、高山病が悪化して頭痛と吐き気により再度ゾンビ化するのだが、それを考えてもウユニ塩湖へ行ってよかったと、帰国後も思う。


日の出を待つ


美しすぎる


美しすぎる2


なんだこの色は


遠くに見えるのはトゥヌパ山だろうか


ご来光


車が通った後の波・・・

スタッフおすすめ度
イグアス滝★★★★ 予想を超える大迫力!カッパ持参をおすすめ。
ブエノスアイレス★★★ 南米のパリ。個人的には好きな美しい街並み。
ウユニ塩湖★★★★★ この世の奇跡。すべての旅人が息をのむはず。

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