見どころたっぷりの「東南アジアの秘境」へ!2018年ミャンマー社員旅行B班旅行記

見どころたっぷりの「東南アジアの秘境」へ!2018年ミャンマー社員旅行B班旅行記

2018年度ミャンマーへの社員旅行、こちらは後半組B班の旅行記をお届けします!
前半組のA班から3日遅れでの出発。このような行程になりました。

・1日目:ヤンゴン泊
東京または大阪からミャンマー、ヤンゴンへ。
A班と合流

・2日目:チャイティーヨ泊
ヤンゴン観光後、陸路でチャイティーヨへ。
ゴールデンロックを見学

・3日目:ヤンゴン泊
陸路で再びヤンゴンへ。途中古都バゴー観光

・4日目:バガン泊
国内線でバガンへ。終日バガン観光

・5日目
国内線でまたまたヤンゴンへ。ヤンゴン観光
ヤンゴンから東京または大阪へ

・6日目
帰国

短い日程でしたが効率よくひととおりの見所を制覇した、充実した旅でした!

☆ヤンゴン

2006年新都市ネピドーに首都が移されましたが、いまだにこの国最大の都市である大都会ヤンゴン。そのシンボルといえば、国内最大級の仏塔シュエダゴォン・パゴダです。

聖地やパワースポットと呼ばれ、また軽装での入場ができずレンタルロンジー(民族衣装の巻きスカート)を借りたスタッフもいてどれだけ厳かなところなんだろう。。と思っていましたが、入ってみると結構なにぎわいっぷり。熱心にお祈りをする人たちが多いのはもちろんですが、自撮りしまくっている若者グループや家族連れ、パゴダデート?をしてるらしきカップルもいます。


金箔を購入してゴンドラに乗せてパゴダに張り付ける。いかにもご利益がありそう!

日本では見られないようないろいろな姿かたちの仏像が現れることもあって、まるでテーマパークのように思えてしまいます。ヤンゴン市民にとってここシュエダゴォン・パゴダが私たちのディズニーランドやUSJにあたるのかもしれません。

ヤンゴン最大の市場、アウンサンマーケットも見学。実は宝石の産出国として有名なミャンマー、この市場でも宝石店が目立ちました。その他生地屋や食料品店など。。


新入社員が思いきって民族衣装を買って着てみました

長い間東南アジア最貧国といわれ、鎖国体制もとられていたミャンマーですが、現在急激に経済成長が進みヤンゴンの街は秒速で発展中で、秘境や辺境のイメージのまま来てみると驚愕することもしばしば。とはいえまだまだ変わらない風景もあり、昔と今が絶妙に交じった魅力的な街だと感じました。


日本のとほぼ変わらない立派なショッピングモール


フードコート内にある民族料理シャン料理のお店


日本語が書かれたままの中古車があちこちで見られる

☆チャイティーヨ

チャイティーヨといえば、落ちそうで落ちない不思議な巨岩ゴールデンロックパゴダ。ここもミャンマーじゅうから参拝客が訪れる聖地になっています。
まずヤンゴンからは車で約3時間半、キンプンへ。

ここからは専用トラックに乗り換えますが、クネクネの山道をとてつもないスピードで飛ばし車内大パニック。先ほどのシュエダゴォン・パゴダがディズニーランドやUSJなら、ここは富士急や長スパといったところでしょうか。。


途中で出会ったストリートバドミントン

ヘトヘトになって終点にたどり着き、今度は歩いて移動。参拝客向けのお店が並び、聖地らしい雰囲気が出てきます。


大きい荷物はポーターに預ける


ファイブスタークラブ・チャイティーヨ支店??


夕日に神々しく照らされるお坊さん

途中で靴を預け、裸足になってさらに歩くとやっとゴールデンロックが見えてきます。

たしかに落ちそうで落ちない絶妙なこのバランス。熱心な信者は金箔を岩に貼り付けていますが、その金箔が風に舞ってきらめきさらに幻想的な光景に映ります。

なんとか夕暮れに間に合ったので夕日とマッチした絶景を見ることができましたが、翌日の朝日鑑賞もまた絶景。

私たちはホテルに泊まりましたが、ゴールデンロックのすぐ脇で寝床を敷いて日の出を待つ参拝客も多く、夜中になると周辺が毛布と仮眠中の人たちで埋め尽くされるほど。改めてこの聖地が持つパワーとそれに引き寄せられる人々の厚い信仰心を感じました。


ここでミャンマー女性がおしゃれに塗る化粧品「タナカ」に挑戦!

帰り道は古都バゴーに立ち寄り、ミャンマーで最も高い仏塔シュエモード・パヤーと全長55mの大きさを誇るシュエタリーリャウン寝釈迦仏を見学しました。

☆バガン

カンボジアのアンコール遺跡、インドネシアのボロブドゥール遺跡とともに世界三大仏教遺跡とよばれるバガン遺跡。ヤンゴンからは国内線で向かいます。
なかなか乗る機会がないプロペラ機に一同大興奮。


滑走路を走る元横浜市営バスにも横浜市民が大興奮!

ヤンゴンから約1時間半でバガン空港に到着。

バガンは9世紀に成立したミャンマー最初の統一王朝バガン朝の都として栄えました。街の市場に行ってみると色鮮やかな野菜や果物、新鮮な川魚等が目立ち、歴史にも自然にも恵まれてきた地域であることを実感します。


ミャンマーならではの品もたくさん

バガンといえば、どこまでも広がる大平原に立つ無数の仏塔。その数は3000を超えるとも・・・。さっそく寺院めぐりに出かけます。


黄金にきらめくシュエジーゴンパゴダ


迫力がハンパない伝統信仰ナッ神像


バガンで最も美しい建築といわれるアーナンダ寺院

寺院めぐりを終え、夕暮れにあわせて、バガン全体が見渡せるタワーへ。
静かにたたずむ無数の仏塔とミャンマーいちの大河イラワジ川の向こうに沈んでいく夕日は息をのむほど美しいものでした。

チャイティーヨの夕日といいバガンの夕日といい、ミャンマーという国はなんて夕日映えする国なのでしょうか。。


ディナーでバガン名物人形劇を鑑賞

旅行者にとってはまだまだ遠い秘境といったイメージですが、行ってみると意外と旅行しやすいことが最大の発見でした。成田空港からは全日空直行便を利用すればあっという間に到着し、各地で滞在したホテルも快適でした。現在ビザが不要になっていることもあり、これからますますポピュラーな旅先になっていくことが予想されます。
民主化や観光客の増加によってどんどん変わっていく激動の国ミャンマー。近い将来、都市は発展を続け観光地は旅行者でごった返す他の東南アジア諸国と変わらなくなっていくと思いますが、そうなる前の絶妙のタイミングで訪問することができ、この国のありのままの姿にふれられてとても充実した社員旅行になりました。


ガイドさん曰くミャンマーで大流行中?の謎ポーズ

最後になりましたが、現地でお世話になりました手配会社の皆様、共に旅を楽しんだスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

(2018年12月 伊藤)

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