この広い世界の中で「楽園」という言葉が
こんなにもふさわしい場所があるでしょうか。
海と空が織りなす様々な青色のグラデーション
ヤシの木や緑深い山々が造り出す美しい自然
そこで出会えるタヒチアンの笑顔
時がゆっくりと流れる島、
それがここ、タヒチです。
<スケジュール>
DAY1:成田→パペーテ→ボラボラ島 <ボラボラ島泊>
DAY2:サメ&エイウォッチング&モツピクニック <ボラボラ島泊>
DAY3:ボラボラ島→ランギロア島 <ランギロア島泊>
DAY4:ブルーラグーンツアー <ランギロア島泊>
DAY5:ランギロア島→パペーテ(タヒチ島) <パペーテ泊>
DAY6:ドルフィンウォッチングツアーとルロットツアー <パペーテ泊>
DAY7:パペーテ→ <機中泊>
DAY8:→成田
みなさんは「モアナと伝説の海」という映画を見たことがあるでしょうか。
映画の中に出てくる島は、ポリネシアにある島々が舞台になっていると言われています。ポリネシアとはハワイ、ニュージーランド、イースター島を結んでできる三角形(通称ポリネシアントライアングル)の領域内にある島の総称で、タヒチ(フレンチポリネシア)もそのひとつです。タヒチはその中の大小さまざまな118の島で構成されています。
今回わたしは南太平洋に浮かぶ島、タヒチ(フレンチポリネシア)の中の3島を巡ってきました。ボラボラ島、ランギロア島、タヒチ島(パペーテ)、それぞれ個性豊かでとても美しく、そこでしか見られない絶景や、そこでしかできない体験をすることができました。
<ボラボラ島>
日本人にとってハネムーンのデスティネーションにも人気が高いボラボラ島は、南太平洋屈指のリゾート地です。空港に到着するとまず目に入るのがエメラルドグリーンの海と、大きなふたつの峰、オテマヌ山とパピア山です。ボラボラ島に限らずですが、タヒチの海を見ると、透明なブルーやエメラルドグリーン、そして深いブルーなど、こんなにもたくさんの青色があったのかと気づかされます。
(HOTEL MAITAI POLYNESIAより)
また、ボラボラ島を訪れたら外したくないのがサンセット。
各リゾートやマティラ岬からは水平線やオテマヌ山に沈む美しい夕陽がみられます。
海をのぞくと無数の熱帯魚と珊瑚がラグーンをカラフルに彩ります。また、水中アクティビティで海を楽しむ以外にもサファリドライブやサイクリングなど山の大自然も満喫することができるのです。
★サメ&エイウォッチング&モツピクニックツアー
サメ&エイウォッチング&モツピクニックはボラボラ島で人気ナンバーワンのアクティビティです。熱帯魚のポイントではカラフルな魚に囲まれながらシュノーケリングが楽しめます。
エイのウォッチングスポットでは浅瀬の海にいるエイと一緒に泳いだり、だっこしたりすることができるのです!人間に慣れているのか、本当に近いところで泳ぐので、はじめは足にヌメッと触れたときはびっくりしました!
そしてサメのウォッチングスポットでも、餌付けしているサメを見た後になんと一緒に泳ぐことができるのです。まさかこんな経験ができるとは…一生でもなかなかできない体験を1日ですることができる、大大大満足なツアーです。(1日中海で泳ぐので日焼け止めは絶対必須です。)
海を大満喫した後は静かなモツ(小島)に移動してピクニックランチを楽しみます。ガイドさんが、ココナッツの割り方を披露したり、新鮮なココナッツジュースの試飲をすることもできます。いろいろな青色の海を見ながらジェットボートに乗って移動するのも気分爽快です。
● HOTEL MAITAI POLYNESIA
●INTERCONTINENTAL BORA BORA LE MOANA RESORT
●HOTEL MATIRA
ボラボラ島にはヴァイタペという小さな村があり、スーパーや、カラフルなパレオやアクセサリーなどの民芸品ショッピングが楽しめます。
エアタヒチヌイの国内線はとても小さいです。そしてなんと自由席なので、並んだもの勝ちで好きな席を選べます。中には〇〇側だとこの島が見える、ということもあるので、片方の側だけ先に埋まってしまう…なんてこともあります。もし希望の席があるのなら、空港では入り口の近くに座り、はやめに並ぶのがおすすめです。また、座席の真ん中あたりは翼で外が良くみえないこともあるので、座る席は入念にチェックがおすすめです。
<ランギロア島>
ランギロア島は同じタヒチにある島ですが、ボラボラ島のような火山島とは全く様子が異なります。ランギロア島はタヒチ最大の環礁島で、240以上のモツ(小島)がリング状に連なっている、まるでネックレスのような形をしています。そして、真ん中に世界で2番目に大きい巨大なラグーンが広がっています。
ランギは「空」、ロアは「広い」を意味し、透き通る空と海は「ランギロアブルー」と言われ世界中の人々を魅了しています。陸から眺める海の色ももちろん美しいのですが、滞在中一度は水中をのぞいてみてください。海の透明度やたくさんの魚が泳ぐ姿はまるで天然の水族館です。
ゆったりとした時間に身を任せ、のんびりするのがランギロアの過ごし方。
時には美しい海を眺めながら何もしない贅沢を満喫してください。
★ブルーラグーンツアー
ランギロアで人気のオプショナルツアーのひとつがこれ、「ブルーラグーンツアー」です。村からボートで約1時間、西側の環礁にあるブルーラグーンは、ラグーンの中にさらにラグーンがあるような不思議な場所。透き通った浅瀬の海を白砂のビーチとヤシの木が生えたモツ(小島)が取り囲む、まさに楽園です。
●HOTEL MAITAI RANGIROA
●HOTEL KIA ORA RESORT & SPA
●HOTEL RAIRA LAGON
●PENSION CECILE
<タヒチ島(パペーテ)>
タヒチ島は別名“メインアイランド”と呼ばれるタヒチ最大の島で、海外からの玄関口です。タヒチ島の一角にあるパペーテは唯一の都会で、ショッピングや街歩きが楽しめるエリアです。
●TAHITI PEARL BEACH RESORT
また、パペーテに滞在したら一度は訪れてみたいのがパペーテ名物のルロット(屋台)。ルロットとは移動式の屋台で、夕方から夜にかけて中華やクレープ等さまざまな料理が手頃な価格で楽しめます。女性ひとりではなかなか食べきれないボリューム!シェアしていろいろな料理を試してみるのもいいですね!
★ドルフィンウォッチングツアー
その名の通り、野生のイルカの群れをボートから見学するツアーです。
昔、別の国でホエールウォッチングに行った時に船酔いし気持ち悪くなり、さらに見られず…といった記憶が蘇り、本当に見られるのか期待半分、不安半分で出発したわたしでしたが、結果、こんなに近くでこんなにたくさんのイルカを見られるとは…感動!の嵐でした。(ボートはかなり揺れるので、酔いやすい方は酔い止め必須です。)
周辺で見られるイルカは波に乗ってジャンプするだけでなく、ピョンっとスピンすることから、地元の人々に“スピナー”と呼ばれているそうです。イルカは群れで行動しているので、一度出会えればかなりの数のイルカを見ることができるはず。
ジャンプしている写真を撮ろうと粘ったのですが、あまりに早く次にジャンプする場所も予測がつかないので私の力では上の写真が限界でした…。が、ボートの真下を速いスピードで泳ぐイルカを見たり、プシュっとイルカの呼吸が聞こえたり、ジャンプは何度も、そしてスピンするイルカも何回か見ることができ、その度にあ!あ!と興奮が止まりませんでした。(なんとか動画でスピンするイルカをうつすこともできました!)
【番外編③】
帰りのパペーテ→成田の国際線でハート型の島、ツパイ島を見ることができました。はじめは、ん?あれ??と確信が持てなかったのですが、だんだんと通り過ぎるうちにあ!ハート型になっている!最後の最後まで幸せな気持ちにさせてくれる旅となりました。
●スタッフおすすめ
ボラボラ島 ★★★★★ 南太平洋屈指のリゾート、間違いありません
ランギロア島 ★★★★★ ランギロアブルーの海と天然水族館は必見
タヒチ島(パペーテ)★★★★ 滞在でも立ち寄りでも楽しめます!
(2017年11月 若狭由希)
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