こんなにバヌアツって楽しめるの?女子1人旅・南太平洋へゆく!ニューカレ&バヌアツ☆

こんなにバヌアツって楽しめるの?女子1人旅・南太平洋へゆく!ニューカレ&バヌアツ☆



今回この旅で、私はすっかりバヌアツの虜になってしまいました。
初めて訪れる国には、よくそういう感情は持つタイプですが、
バヌアツはぶっちぎりで1位です。
みんながよく行くような旅行先で、買い物や食べ歩きをするのをこよなく愛していたTHE王道大好きな私が、
秘境と呼ばれるバヌアツへ、絶対また行きたい!なんならいつか結婚したら、ハネムーンはバヌアツにしたい!
そう思えるくらいハマってしまった、バヌアツの魅力をお届けできたらなと思います。
前後1泊はニューカレドニアにも滞在しました。

☆旅のスケジュール
1日目 成田→ヌメア ヌメア泊(ル・メリディアンヌメア)
2日目 ポートヴィラ泊(メラネシアンホテル)
3日目 サント島泊(ザ・エスプリットホテル)
4日目 サント島泊(ザ・エスプリットホテル)
5日目 ポートヴィラ泊(グランドホテル)
6日目 タンナ島泊(ホワイトグラスオーシャンリゾート)
7日目 ヌメア泊(ラマダプラザヌメア)
8日目 機中泊
9日目 成田着
という行程で、時計の針を2時間進めて9日間の旅スタート。


エアカラン座席

◇1日目◇
日本からニューカレドニアまでは、エアカランの直行便で約8時間。
映画の種類が豊富で、日本語の表記もあるので、あっという間のフライトになりました。
時差は日本より2時間進んでいます。
ヌメア国際空港は、コンパクト。とても分かりやすいので、迷うことはないでしょう。
空港から市内までは、車で約50分。

この日のヌメアは快晴!

ヌメアでは主にホテルインスペクションをしたので、いくつかホテルをご紹介します。
☆ル・メリディアン
日本人一番人気のこのリゾート。ヌメア随一の高級リゾートで、パームビーチショッピングセンターにへ徒歩圏内という便利な立地でありながら、静かな環境でゆったり過ごせます。

ル・メリディアン スーペリアルーム

ル・メリディアン 中庭プール

☆シャトー・ロワイヤル・ビーチリゾート&スパ
ル・メリディアンの横にあるのが、このリゾート。全室キッチン付きのコンドミニアムタイプで、暮らすように設計されているのがうかがえます。洗濯機・乾燥機が無料で利用でき(受付にて洗剤購入要)、製氷機に利用も無料です。またチェックアウト後もフィットネスセンターのシャワーが無料で利用できます。「あったら便利」なサービスが充実しているので、個人的にはここがいちばんおすすめです。

シャトーロワイヤルリゾート プレスティージュルーム

シャトーロワイヤルリゾート プレスティージュルーム

シャトーロワイヤルリゾート 広々キッチン付き

☆ヌバタパークコンプレックス
旅のスタイルに合わせて選べる3つのタイプの客室が入っています。最もグレードが高いのがル・パーク、その次がエキゾチックな雰囲気のル・ヌバタ、そしてル・パシフィック。

ヌバタパーク ル・パシフィック

ヌバタパーク ル・ヌバタ

ヌバタパーク ル・ヌバタ

☆ヒルトン・ヌメア
アンスバタの中心に建つ4つ星ホテルで、全室にキッチンやオーブン、電子レンジなどが備わっているコンドミニアムタイプです。ホテルの裏にはショッピングセンターがあります。

ヒルトンプロムナード 3ベッドルーム

ヒルトンプロムナード 3ベッドルーム

ヒルトンプロムナード ウエディング用チャペル

◇2日目◇
この日はエアカラン国際線に乗ってバヌアツへ入国します。
ヌメアからだと約1時間で着いてしまうので、なんだか国際線な感じがしません。

大雨の中のエアカラン

到着すると、とてつもなく激しい大雨が私を出迎えてくれました。ありがとうございます。

バヌアツ牛のステーキ 焼き加減は自分次第

バヌアツ牛のタルタル ほっぺたが落ちる

バヌアツ牛ステーキはボリューム満点

バヌアツへ行ったら絶対食べてほしいのが、バヌアツビーフ。赤身の肉なんですが柔らかくて、とろけます。
ステーキでも、カルパッチョにしても、タルタルにしても、全部美味しい!

メラネシアンホテル 

◇3日目◇

エア・バヌアツ

この日はポートヴィラから国内線でサント島へ。
エア・バヌアツという航空会社を利用します。
バヌアツの国内線は、受託手荷物の上限は10kgまで。手荷物は4kgまでです。
バヌアツで離島に行くときは、スーツケースなどの大型荷物はホテルで預かってもらうことになります。

ポートヴィラ国内線チェックインカウンター

搭乗券。ぺらぺら。

出国税を払うとスタンプを押してもらえる

チェックインを済ませたら、すぐ近くにある窓口で出国税200バツを支払います。
支払うと搭乗券にスタンプを押してもらえます。これで搭乗準備はOK。

エア・バヌアツ機内

サント島空港

約1時間でサント島に到着です。

カヌー乗り場へ到着

リリーカヌーに乗ってゆらゆら

ベテランガイドのまゆみさんに出迎えられ、そのままリリーカヌー&シャンパンビーチツアーに出発です。

グリーンがかった水の色

リリーブルーホールに到着

恐ろしいほど透き通ったブルーホール

十分に堪能したあとは、車で北へ走り、ジャッキーズブルーホールへ。

ジャッキーズブルーホール

シュノーケリングに挑戦

ジャッキーズブルーホールは、リリーブルーホールより濃い青をしています。
海中を見るのは苦手ですが、せっかくなのでシュノーケリングもしました。

魚たちが鮮明に見える

優雅に泳ぐ魚たち

うう、魚がたくさん。魚群が苦手なので、魚の写真はガイドのまゆみさんが撮ってくれました。

パパイヤと生アーモンド

人がいないので独り占めできるシャンパンビーチ

シャンパンビーチではしゃぎまくる

シュノーケリングを楽しんだあとは、さらに北上してシャンパンビーチへ。
とてつもなく美しい水色でした。そして何より、人がいない。
バヌアツのビーチはいつだってプライベートビーチなんだそうです。

プライベート感溢れるシャンパンビーチ

ポートオリーに到着

素敵なお家

ココナッツクラブは絶品

ポートオリーに移動して、ランチタイム。
ここのレストランで食べるココナッツクラブは絶品です。

バヌアツのビールといえば、TUSKER!

◇4日目◇
この日はミレニアムケーブツアーに参加します。このツアーでは4つのingが楽しめます。
・トレッキング
・ケイビング(洞窟の中を探検すること)
・キャニオニング(岩をよじ登ったり、隙間を這っていったりすること)
・スイミング
とんでもなくアドベンチャーなツアーです。
普段使わない筋肉をふんだんに、すべて使います。
健康の方でも、へとへとのぼろぼろになって帰ってきます。

ツアー内容

ツアーの順路は、こんな感じ。

竹の橋を渡ります。ガイドさんはビーサン。

最初はゆるやかな下り坂

ガイドさんが植物の説明をしてくれる

まずは洞窟を目指してトレッキングスタート。途中、現地ガイドさんが植物の説明をしてくれながら、歩きます。

はしごで下ったり

河を渡ったり

洞窟の入り口が見えてくる

無事に洞窟へ入れるように、おまじない

洞窟の入り口に近づくと、無事に行ってこれるようにフェイスペイントを施してもらいます。

おまじない完了

洞窟へ潜入!

洞窟の入り口はひんやり

そして、いざ洞窟へ。

洞窟な中はひざ下まで水が浸かる

ライトは必須です

洞窟の中はまっっ暗です。ライトがないと何も見えません。
コウモリやツバメが住みついていて鳴き声が響き渡るし、何より先が見えなくて、不安・・・
とにかくガイドさんに掴まりながら、ひたすら進みます。

出口の光が・・・!

待ちわびた出口の光

神秘的な1枚

ライトを頼りにひたすら暗闇の中を進むと・・・出口の光が見えてきます。
ほっと一安心。

洞窟の出口から出てくる人たち

河辺でランチ

頼もしいガイドさんたちと一緒に

洞窟の出口には河が広がっていて、河辺でランチ休憩をした後は、キャニオニングのはじまり。

岩と岩をつなぐはしご

鎖のロープが命綱

ボルダリングでもしているみたい

大きな岩をのぼったり、すき間を這いでいったり。
え、こんなとこ通るの?という道なき道を進みます。

ガイドさんだけが頼りです。

川を泳ぎます

ライフジャケットがあるから安心

30分ほど進み、次はスイミングです。足がつかないほど深い川を、ライフジャケットをつけてぷかぷか浮きながら進みます。

ぷかぷか

こんなことになると思っていなかったであろうということが、彼の服装からうかがえる

スイミングがいちばん気持ち良い

最後は地獄の壁を登る

40分ほど泳いで、最後は地獄の壁と呼ばれる崖を登って村に戻ります。

急な角度すぎて体力が・・・

同行してくれたガイドさんと

これがいちばんつらかった・・・
傾斜角度85度の崖を、はしごを使ったり、ロープに掴まりながらのぼったり。
途中何度かくじけそうになりながらも、無事に村に帰ってきました。

村に無事帰還

頼もしいガイドさん

かつてない程ハードなツアーでしたが、終わった後の達成感はなんとも言えません。

バヌアツの人がこよなく愛するカバに挑戦!

◇5日目◇
この日はサント島にお別れを告げ、ポートヴィラに帰ります。

グランドホテル

グランドホテル ベランダからの景色

ポートヴィラにあるグランドホテル。全室に専用バルコニーがあり、オーシャンビューなので景色が最高です。また市内中心部にあり、マーケットまでもすぐなので、立地も◎です。
◇6日目◇
この日はタンナ島へ向かいます。

ホワイトグラスオーシャンリゾート

ホワイトグラスオーシャンリゾート

ホテルスタッフの方に出迎えられ、10分ほどでホワイトグラスオーシャンリゾートに到着。

カスタムビレッジツアー 調理中のみなさん

ラプラプを作ってくれる

数秒で火がついた!

午前中はカスタムビレッジツアーに参加しました。
昔からの生活を今なお続けている、原住民の暮らしを見学することができます。
伝統的料理「ラプラプ」を目の前で作ってくれたり、火起こしを見学できたり。

歌って踊ってくれる

子供たちも踊ってくれる

ウェルカムダンスも踊ってくれました。

カメラを向けると嬉しそうにポーズを取ってくれます。

ヤスール火山ツアー ここから火山口まで歩いていく

午後からはヤスール火山ツアーに参加しました。

やや急な上り坂を10分ほど歩く

ホテルからヤスール火山までは、車で約1時間半。
火山口までは、途中まで車で向かうことができます。
車を降りて、10分ほど歩いて、火山口に到着。

黒煙が目の前に広がる


日が落ちてくる

とにかく迫力が尋常じゃありません。
不定期に鳴り響く、どーーーん!という凄まじい爆発音とともに、黒煙が上がります。
あまりの近さに怖くて、後ずさりするほど。
そしてそれを見た女性ガイドさんがずっとそばにいてくれました。優しい。

あたりが暗くなると、火花がよく見える

夜になると花火のようにきれい

18時頃になると日が落ち、火花が花火のように舞い上がります。
夜の方が火山活動は盛んなので、迫力ある光景が見られます。
数日前まで火山活動レベルが上がっていて入場禁止になっていたので、どうなることやら不安でいっぱいでしたが、行く頃には無事レベルが下がっていました。
地球が力強く生きてるということを、全身で感じることができました。
風がとてつもなく強く、また砂ぼこりが舞っているので、ウインドブレーカーとマスクは必須です。
◇7日目◇

エア・バヌアツ プロペラ機

気さくな機長さん

人生初サーフィンに挑戦!

タンナ島に別れを告げ、ポートヴィラへ。
ヌメアまでのフライトにだいぶ時間があったので、サーフィンに連れて行ってもらうことになりました。
人生初サーフィンがバヌアツだなんて、なんだか素敵。
生まれたての小鹿のようなへっぴり腰ではありましたが、無事立つことが出来ました。
ポートヴィラの海も透き通っていてきれいで、カラフルな魚を鮮明に見ることができました。(実際はそんな余裕などありませんでした。)

ポートヴィラの海もきれいなんです

巨大ハンバーガーを食す

あごが外れそうなくらい大きい

ラマダプラザ 1ベッドアパートメント

バヌアツからヌメアへ戻り、ラマダプラザ&スイートへチェックイン。
モダンなインテリアに囲まれたホテルで、スーペリアルーム以外には、食器や調理器具を備えたシステムキッチンが備わっています。
◇8日目◇

アメデ島ツアー船乗り場

船内の様子

最終日はアメデ島日帰りツアーに参加。
ヌメアから45分のクルーズで、アメデ島に到着します。

トレードマークの灯台がお出迎え



グラスボートや木登りショー、パレオの着付けショーなどアクティビティは盛りだくさん。
シュノーケルセットやパドルボートなどもレンタル可能です。
もちろんビーチで1日ゆっくり過ごすのもあり。

おみやげ屋さんも充実


ハネームーナーの聖地という認識が強かったニューカレドニア。
そんなところに1人で行くなんて・・・精神的にやられること間違いない。と思いきや、
春休みの学生旅行としても人気の国になっているそうで、年齢層は若めが多く、また1人旅の方も意外といました。ニーズに合わせたホテルがたくさんあったので、家族連れ、カップル、女子旅、1人旅、あらゆるタイプの方が楽しめるリゾートだと思います。

大きなハイビスカス

そしてバヌアツ。ここはみんな知らないだけで、自然、文化、食べ物、どれをとっても本当に、魅力がぎゅうぎゅうに詰まった素晴らしい国です。
他のビーチリゾートに勝るほどの美しい海を持ち、地球の力強さを目の前で見学でき、昔からの人々の生活も垣間見れる・・・
そして何より、バヌアツの人はみーんな楽しくて幸せそう。(笑いのツボが浅いようで、よく笑ってました。)そして優しくて、人懐っこい。
空港で1人待機してると絶対誰かと仲良くなれるし、車に乗っているとすれ違うたびみんなが手を振ってくれます。私がどこの誰かも知らないのに・・・
子供にいたっては、車が通るたび全力で手を振って叫んでいました。
そんな温かくてほっこりするバヌアツの人々と、世界一幸せな国に惚れ込んだ旅となりました。

【スタッフおすすめ度】
●ミレニアムケーブツアー ★★★★★
ジャングル探検の極み!帰還したあとは、なんともいえない達成感が!
●ヤスール火山ツアー ★★★★
火山活動をこんなにも間近で見られるのはここだけ!
●アメデ島日帰りツアー ★★★★
ヌメアに行くなら絶対参加すべし!
(2016年10月 酒井優紀)

ニューカレドニア
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