フィリピンの企画を担当しているにも関わらず、パラワン島には何があるのか、どういう町なのか、世界遺産があるがどの程度(失礼)なのか、とわからないことばかりでした。今回、プエルトプリンセサへの研修旅行のお誘いを頂き飛びつかせて頂きました。
フィリピンの8月は雨季。マニラやパラワンでは曇りがちな天気が多く、午後は雨が多い季節です。ただ、午前中や日によっては晴天が続く事もあるので旅行しづらいと言う事はありません。
マニラからプエルトプリンセサへは国内線で約1時間半のフライト。あっという間に長閑なプエルトプリンセサの町に到着しました。
忙しいマニラとは全く違う雰囲気の、まだ手付かずの自然が残るパラワン島の見どころをご紹介します。
【ホンダ湾アイランドホッピング】
プエルトプリンセサから30分程でホンダベイの船着場に到着、ここからボートでアイランドホッピングに出発します。
PANDAN ISLAND→シュノーケルポイント→COXRIE ISLAND の順に巡ります。ビーチではシュノーケルやカヤックで美しい海を満喫!今回は天気が惜しい感じでしたが、思う存分海を楽しめるアイランドホッピングはオススメです。
ランチは最高のロケーション&サンミゲルビールとで頂くシーフードBBQ。海に囲まれた島ではやはりシーフードが名物です。
【世界遺産 プエルトプリンセサ地底河川国立公園】
プエルトプリンセサを訪れなら必見。パラワン島中ほどにある地底川と洞窟が世界遺産に登録されています。川は世界最長の全長8.2キロ、洞窟の天井の高さは6.5mと巨大な地底川です。洞窟内にはコウモリ、大トカゲ、珍しい蝶などが生息しており、まるでジャングルクルーズの様な探検が楽しめます。
①プエルトプリンセサから約2時間の町ビサヤの船着場より船に乗船、地底川の入口のある入り江まで回ります。
※膝位まで足は濡れます。
②地底川探検の入口にて日本語案内のイヤホンを借ります。ジャングルトレッキングで地底川ボート乗り場へ。
※膝上位まで足は濡れます。
③7人乗りのボートで地底川探検の始まりです。幻想的な洞窟探検にレッツゴー!
世界遺産だけあり、素晴らしい国立公園です。日本語での説明を聞く事が出来るのも嬉しいものです。
【プエルトプリンセサ市内観光】
プエルトプリンセサの町はさほど大きくなく、見どころはあまりありません。その中でも、行ってもいいかな、と思われる観光地をご紹介します。
●パラワン野生生物保護センター●
町の中心から若干離れますが、ようは、ワニ園。ワニを保護して飼育しているので、子供ワニから、大人ワニ、淡水ワニ、海水ワニと様々なワニを見る事が出来ます。
また、ワニ肉料理を食す事も。なかなか美味しい味付けのワニ肉でした。
●バタフライ・ガーデン●
こちらも町からは少し離れた所にあります。小さな敷地内にパラワンにのみ生息する貴重な蝶を放し飼いにしています。
また、先住民のカルチャーショーも短い時間ですが紹介してくれます。
●ベーカーズ・ヒル●
パン、ケーキが評判のお店。敷地内には他にもレストランが数件あったり、オーナーの趣味のオブジェが並んでいたりと、デートスポットとしてそこそこ人気があります。
●イマキュレート・コンプセシオン教会●
ベイウォークの散歩がてらに寄ってみるのもいいですね。
本日結婚式の真っ最中でした。
【シェリダン・ビーチ・リゾート&スパ】
今回宿泊したのは、地底川にほど近いサバンの町のホテルに宿泊。
サバン・ビーチが目の前の2010年にオープンしたリゾートホテル。海だけでなく、広いプールも気持ちがいいです。スパは1時間1,500P(約3,000円)から受けられ、身も心もリラックス。レストランでは週に数回ファイヤーダンスを見せてくれます。(カッコイイ)
このリゾートから地底川への船着場へは徒歩5分という好立地です。『リゾート&世界遺産』を目指すならサバンに宿泊がオススメ!
【フィリピン料理をご紹介!】
フィリピン料理は地域によって若干味付けが違います。今回のパラワンはあまり甘くなく、素材の味が生かされていて美味しく頂きました。
今回パラワンの研修旅行に参加して改めてフィリピンを見直し、さらなる魅力を知ることが出来ました。
自然の残るフィリピンへ是非行ってみてください。
■スタッフオススメ度■
プエルト・プリンセサ地底川国立公園★★★★★・・・絶対行くべし!
ホンダベイの島々★★★★・・・海好きなら是非行った方がいい
(2017年8月 能祖文子)
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