ニーハオ★上海 行ってきました上海万博  ~中国~

ニーハオ★上海 行ってきました上海万博  ~中国~


上海万博のニュースと言えばちょっと日本の報道は個人的には大げさかなとには感じておりましたが、数年振りに今回は家族旅行も兼ねて0歳のちびと3歳の子供連れ家族4人で上海4日間旅してまいりました。中秋節にドンピシャの時期で中国のお休みなので混んでいることは承知で出発!


上海万博(会期は2010年5月1日―10月31日)を訪れて一番感じたことは、施設内のきれいさに一番驚きました。なんとなく今までの経験上、並ぶのは苦手な国民性かしら?と思っていたのですが、会場内は本当にきれいで、常にお掃除の人がいて 特にトイレの清潔度はすばらしいもので、文頭からトイレの説明でなんですが、日本の駅のトイレなんかよりずっときれいでにおいもなく快適なトイレ時間を過ごすことができました。
さすがにトイレの写真は撮影してきませんでしたが、トイレ事情はきれいなのは女性にとってもうれしい限りです。
最近の日本での報道等の影響もあり、日本人には冷たいかしら?反日の感情はと少し心配をしておりましたが、子供連れに本当に優しい国で、万博の入場もものすごい人数が入場ゲートに並んでいるにもかかわらず、お子様連れの方はこちらからどうぞとすぐに入場させてくださり、スムーズに入場ができました。 上海万博の敷地の広さは本当に広くて総敷地面積は約530ヘクタール正直端から端まで歩ける距離ではないです。(会場内はシャトルバスがありました。)1日では絶対まわりきれません。上海到着日に今日の1日の入場者数は60万人と聞き、中国が国家を挙げて力を入れているんだなぁとあらためて痛感しました。ミーハーだなぁと思いながらも中国館の前でまずは写真撮影。写真大好きな中国人の皆様にまぎれてばしばし撮影してまいりました。

ファイブ・スター・クラブに勤務しているとついつい周りの方からは辺境ばかり行っているのでは?と誤解??を受けますが、正直まだ小さな子供連れですと行けなくないことは手配をしていて知ってはいても、直行便やフライト時間の短い国、食事事情が安全な国を候補にまずは考えます。でもやっぱりビーチリゾートだけでは物足りないし、観光もしたい。辺境の旅ももちろん魅力的ではありますが、子供連れの時はまずは、プランに余裕を持った設定をするように心がけています。大人なら 夕飯の時間は押してもいいですが、子供はそうは行きません日本の時間通りにおなかがすくし、トイレも大人より回数も多く和式のトイレには行けないので要チェックが必要です。まだまだ私も模索中のところではありますが、子連れ旅行を何度か経験してみて、家族旅行手配を極めるべく日々勉強しております。今までの経験上でいえば持っていって一番助かる物は簡易のベビーカーです。
寝てしまった時に、特に重くなるので移動も考えると面倒ではありますが、ベビーカーを持っていくといいと思います。私が旅行業に入った10年ぐらい前よりも、ずっと子供連れの旅行が増えてきたと手配を担当させていただいていて思います。団体向けのツアーは安いけれど子供連れの旅行には本当に忙しいので適さないと思います。弊社のツアーは個人にあわせて旅行をつくることができますので、是非お子様連れでも旅のスタイルにこだわって行きたい国に行く計画をあきらめないでご相談下さい。実体験役立てます!!
宣伝はさておき、会期終わりで恐縮ですが、せっかくなのでちょっとだけ上海万博を紹介します。

●あのうわさの歌のCMでも外観が有名になりました。中国館。
(パビリオンの中でもひときわ目をひいて、立派なつくりでした。)


●こちらも国交の無い日本にはちょっと、まだまだ未知数の国 北朝鮮館。
(お土産に北朝鮮 キーホルダー・ピンバッジ・切手等 購入してしまいました。)

●超リッチ。UAE/アラブ首長国連邦館。
(とにかく、立派でした。待ち時間もお客様が退屈しないようにイスもあり、案内を渡して楽しんでもらえるように工夫をしておりました。)

●自然を尊ぶラタンの壁 まるで 鳥の巣のような スペイン館。
その他にも下記のような外観のパビリオンが無数にあり。外観をみているだけでも楽しめました。

会場内では 食事も楽しみの1つです。 事前情報では あまりの人数で食事する場所もまったくない、事前のミールクーポンが無いとなにも食べることができないとか、うわさがとびかっておりましたが、いやいやそんなことはありません。レストランも沢山ありまして、ファーストフードショップにレストラン コンビニ(なじみのローソン)までありました。 中国人のみなさんがコンビニの前で お弁当を買って 座り込んで食べている姿は日本ではあまりみかけない光景で(まあ日本でもコンビニ前でたむろしている若者はいますが・・)すが、お得に食事を済ませてしまおうという 中国人のみなさんのパワーを感じました。我々も、おなかが空いたので、有名店でなんですが、豫園にある南翔饅頭店が万博に入っていたので、さすがにこれは並びましたが、購入してみました。できたてのほやほやがいただけるのがうれしいところ、お店と本当に同じ味??かどうかはさておき、美味しくいただきました。

たった約半日ではありましたが、万博満喫してまいりました。跡地はどう変化するのでしょうちょうど国際線の空港から市内に行く途中の場所なので今度上海に行く際には是非チェックしてみたいと思います。
万博は残念ながら会期が終わってしまっているので、これから上海に行かれる際のインフォメーションとしてその他の上海案内もさせていただきます。
上海を楽しむといえば、外せないのが食事です。ガイドブックといくらにらめっこしたところで、本当に美味しい店はわかりませんし海外でいきあたりばったりも失敗した時に日程が少ない旅程ですとかなりがっかりです。おしゃれな女性誌をみればお勧めのお店も日本でもわかりますが、子供連れでもいいのかどうか不安なところそんな時は現地の旅行社やガイドさんに聞くのが一番です。今回は日本のガイドブックにも掲載されたりもしておりますが、バンド近くの上海姥姥 という上海 家庭料理のお店に行ってきました。中国語で上海のおばちゃんという店名どおり、気取らない家庭料理ではありますが、ボリューム満点美味しいお袋の味が楽しめます。(こちらの店の特にお勧めメニュー姥姥紅焼肉  =おばあちゃんの豚バラ肉の角煮それから、蟹粉豆腐=豆腐の蟹ミソ炒め 等)


今回は座席だけ予約をしていきましたが、18:30の予約時間にはもう店内は満席!人気店でした。地元の人や、欧米人でもにぎわっておりました。ここでもトイレのきれいさに驚かされました。正直 レストランのトイレは沢山の人が利用するので期待していなかったのですが、これまたきれいで驚きました。またまたトイレの話ばかりで失礼いたしました。お値段もリーズナブルでリッチも◎。是非上海に訪れた際にはガイドや現地旅行会社にお食事場所を相談してみてください。
上海から1日日帰りツアーで行く代表的な場所として蘇州が考えられます。昔ながらの街並みや、美しい庭は年齢を問わず楽しめる所です。世界遺産の登録をされている事もあり、メジャーな観光都市ではありますが 新幹線が通った事でより上海から近くに感じられるようになりました。是非蘇州観光の際には新幹線をご利用下さい。

鉄道繋がりでもうひとつ、上海にはリニアモーターカーが運行しております。空港利用時に(時間帯により速度制限あり)リニアモーターカーで移動はいかがでしょうか?話の種になりますよ。

今回娘の1歳の誕生日という個人的な理由で上海に行ってまいりました。海外で自分の誕生日をすごすというのは、私個人は経験がありませんが、祝う側も祝われる側も特別な誕生日を演出できるので、お勧めです。国によってお手配時事情は異なりますが、レストランの予約やバースデーケーキの準備など、他に無いサプライズ的な誕生会のお手配も可能です。中国語のメッセージ入りバースデーケーキななんてなかなかお目にかからないですよね。^-^:すみません。自己満足の部分も大きいですが、記念日に海外というのも旅のスタイルとして楽しいと思います。




中国はご存知のとおり本当に広いです。もちろん、今までの歴史の中でさまざまな事がありすべてが万事両国の間でうまくいくとは考えておりませんが。私個人としてはこんなに近い国なのだし、すばらしい観光資源も沢山あり、また見ぬその先の中国をこれからも紹介していければと考えております。どうか両国の関係がこれからも良いものになることを願うばかりです。
2010年10月  岡野

中国カテゴリの最新記事