7つの世界遺産を訪れる!古都とパンダとグルメと☆幾千年の歴史を見つめる広大な中国の旅

7つの世界遺産を訪れる!古都とパンダとグルメと☆幾千年の歴史を見つめる広大な中国の旅

日本からほど近いにも関わらず、訪れたことのなかった中国。古の夏王朝から数えれば約4000年、本国の方々からはもっと古い歴史がある!と言われますので一概には言えませんが積み重ねてきた歴史の古さは歴然。そんな、中国の遺産都市巡りと国宝的存在の愛らしいパンダ、そして盛り沢山の中華料理を堪能する旅へ行ってきました!

「子供パンダの群れ」

「万里の長城」

*1日目*
成田空港を出発しエアチャイナにて出発!機内は乗り心地も良く北京に到着!

「CA926機内食のフィッシュライス」

「北京空港内」

ガイドさんと行き違いになってしまいやっと出会えると、「やまぐちさーん!」と駆け寄ってきてくれ素敵な笑顔で出迎えてくれました。
その日はそのままホテルへ。


*2日目*
朝食を済ませ、午前は市内観光!
天壇公園と天安門広場、故宮博物院(紫禁城)を訪れます。
天壇公園はかつて皇帝が1年の五穀豊穣を願い天に祈りを捧げた場所です。
現在も年に2回、ここで祭りが行われます。

「天壇公園 入口」

門をくぐると真っ白な大理石で出来た儀式用の圜丘壇が目の前に広がります。

「圜丘壇」

中央の天心石と呼ばれる丸い石を囲う大理石は、古くから中国で天数における最高の数字とされる9の倍数で並べられています。

「天心石の上で願掛け!」

「天の色・藍色に染められた瓦」

圜丘壇を過ぎると、神を祀るための円形建築「皇穹宇」があります。

「皇穹宇」

外装はさることながら、内装の装飾の美しさは必見です。驚くべきことに、この建築は全て木造の組み木で造られており、釘や金属が一切使われていないそう。
大きな地震にも耐え抜いた、非常に頑丈な木造建築です。

「天井の組み木も9の倍数」

公園内を移動し皇穹宇の先には、360メートルの丹陛橋という石畳の道が見えてきます。
途中、園内で健康体操をしていたところに混ぜてもらおう!とガイドさんが強くおすすめするので一緒に体操してきました。みなさん元気・・・!

「こっそり混ざる」

長い石畳を歩くとその先には美しい曲線を織り成す祈年壇があります。

「丹陛橋」

天の色を象徴する藍色を中心に彩られた円形建築は圧倒的な存在感。

「美しい円形の祈年壇」

この建物も、柱の数や内部の床や天井を成す組み木や石の数には、全てに意味があります。
陰陽、風水など古くからの中国の信仰が表れています。

「鮮やかな色と木とは思えない綺麗な円」

公園内は広く、出口まで歩いていると途中では麻雀やトランプなどの賭け事をして余暇を過ごす人々。北京で定年退職された方たちは、こういった公園で集まって体操をしたり合唱をしたりと有意義な毎日をおくっているそうです。

「賭け事をする人々」

「緑の美しい公園」

公園をあとにし、日本でも馴染みある観光地の天安門広場と故宮(紫禁城)へ向かいます。
故宮に続く5つの門のうちのひとつ天安門に隣接する天安門広場は、想像以上に広い場所です。

「広い天安門広場」

広場には何本もの赤い国旗が掲げられています。毎朝、日の出とともに人民解放軍の兵士により五星紅旗が掲げられます。

「赤い国旗が並ぶ」

広場を進むと、天安門が見えてきました。
門の壁には、毛沢東の絵が飾られています。厳しく警備された門をくぐると、さらに門が続きます。

「毛沢東の肖像画が飾られる天安門」

最後の門をくぐると、最大規模の木造古建築である故宮(紫禁城)の建物が見えてきます。
鮮やかな朱色は中国を代表とする建物としてふさわしく、映画『ラストエンペラー』の舞台としても有名です。

「太和殿」

明代より建設がはじまり、最後の清朝滅亡まで歴代皇帝の居城および政治の中心地として栄えました。
紫禁城は旧名で、北斗星の北に位置する紫禁星が天帝の居所とされること、また一般の人々が入ることを禁じられた城という意味を持つそう。世界遺産に登録された現在は、故宮博物院として多くの観光客で賑わいます。

「殿内を見るために多くの人が集まる」

入口をくぐると立派な太和門があり、その先に役人たちが集まったとされ、故宮の中心建造物である太和殿がどっしりと構えています。政治の中心として重要な役割を果たした場所です。
橙の瓦に覆われ、壁には彩色豊かな装飾がなされ非常に美しい建造物です。基盤と階段部分は大理石でできているそう。さすが豪華な造りとなっています。

「太和殿内部」

建物内部には、皇帝が鎮座したとされる豪華絢爛な装飾の施された玉座が展示されています。

「巨大な水瓶」

建物の屋根の先には、「走獣」と呼ばれる魔除けの装飾が並んでいます。明清時代の建築物に顕著に見られる建築装飾です。

「魔除けの走獣」

鳳凰に跨った仙人を先頭にし、そのうしろに麒麟、龍、馬のような動物が続きます。格式高い建造物ほど、この走獣は増えていきます。珍しく美しいこの屋根の装飾にはなんだか見入ってしまいました。
広い敷地を有する故宮内には非公開部分も含めいくつもの建物があります。書斎・寝室・皇室用の寺院等、歴代皇帝の生活のすべてが詰まった貴重な木造建造物群です。

「後三宮区の建物」

奥には、ガイドさん曰く「大奥」とされる皇帝の側室が控える建物が並び、そこを通り過ぎると生き生きとした木々の生い茂る花園が設けられています。

「乾清宮の内部」

「花園に生い茂る木々」

花園を過ぎて外に出ると、大きな外堀に囲まれた故宮を見ることができます。ここで中国の歴史が動かされていたのだと思うと不思議な感覚になります。

「巨大な堀」

ここで昼食の時間とのことで、故宮博物院をあとにしレストランへ向かいます。
北京といえば、なんといっても北京ダック!
これを食べずして日本には帰れません。
北京ダックの老舗店へ到着。
席に着くと、まずはすっきりとしたジャスミン茶を1杯頂き、一息つきます。

「豊富な前菜」

前菜が運ばれてきて、いよいよメインのお肉!
切り分けるところを見せてくれるというので、お肉の前に立つシェフのところへ。

「お肉を切り分けてくれる」

こんがり丸焼けになったお肉に、シェフの方が綺麗にナイフを入れてくれます。

「こんがりとした皮がおいしそう」

テーブルに運ばれてくると、なんだか神々しく輝いて見えます。
見るからに美味しそうなお肉を、小麦粉でできた薄餅と呼ばれる餃子の皮のようなもので、ネギと一緒にくるみます。それを専用の味噌につけていざ実食!

「手前の薄餅と辛ネギ・味噌で食べる」

ひとくちだけでもう、おいしい。いくらでもいけそうな予感。薄餅はもっちりとして、お肉は香ばしく焼けたカリカリの皮にふっくらした身。ピリッと辛みの効いた白ネギに、深みのある味噌の味が抜群に合います。
あつあつのうちに食べちゃいましょう!とガイドさんにおすすめされ、休む間もなく口に運びます。でも、案外ぺろっと食べてしまえるくらい味の濃さも適度でここの北京ダックは本当に感動しました。
次に北京に訪れた際にはまた来たいと思います!
そんなお店で食事を終えたあとは、北京郊外にある万里の長城へ!
万里の長城は中国の代表的な世界遺産として日本でもよく知られています。
その歴史は古く、秦の時代まで遡ります。匈奴を代表とする北方異民族の侵攻に備え、頑丈な外壁で固められています。何度も改築・増築が繰り返され、明の時代に完成したと言われます。現存の大部分は明時代のもので、中国北部にかけて総延長およそ6000キロの長城は衛星写真でもその姿を確認できると話題の、壮大な城壁遺跡です。

「入口」

長城はそれぞれの場所で名前がついており、観光地として公開されている長城は、 八達嶺、慕田峪、司馬台、金山嶺、黄崖関、山海関などがありますが今回は中でも北京に近い「八達嶺(はったつれい)」に登ります。
城壁の門をくぐり、中に入ります。
教科書やテレビでは見た事がありましたし、なんとなく想像はしていましたがやはり、長い!周りは山に囲まれており、その山々には城壁がぐるりと巻き付いています。

「周辺は見事な山」

いよいよ足を踏み入れると、道は思いのほか滑りやすく注意が必要そう。スニーカーは必須のようです。
激しい高低差と階段ですが、勾配が急なところには手すりが設けられており安心です。

「手すりがあれば安心」

「道は広め」

高くまで登って振り返ると、彼方までのびる長城の景色に圧倒されます。
まるで大きな蛇が山を這っているかのよう。

「みおろすと彼方まで続く道」

春は、山桜や桃などの花が咲き誇る美しい長城を鑑賞できます。
この日はあいにく曇り空ですが、青空の下で見たらそれはそれは絶景なのでしょう。

「咲き誇る花々」

市内に戻ると、故宮北西に位置する、北京の伝統的な平屋家屋が並ぶ旧城内地域のホテルへ荷物を置きに。
その近くにある什殺海(ジュウサツカイ)という一帯へ向かいます。ここは中央の湖を囲うように飲食店街が並び、昼は穏やかに地元の人々の憩いの場である公園として、夜はお祭りのように賑わう通りとして親しまれています。

「什殺海の湖」

ガイドさんに連れられ、おすすめのお店へ入ります。
その名も「焼肉季」。店名にある季さんという方が開業した焼肉屋で、人々が吸い込まれるようにこの店に入っていきます。

「焼肉季」

なんでもラム肉がとくにおすすめなようで、にがうりの前菜やエビチリ等とともにラムの焼肉をたのみました。

「保温性抜群の美しい陶器」

まずテーブルに置かれたのは店名が書かれた中国らしい装飾と美しい色彩の陶器。下には火を灯せるようになっており、ここに既に焼かれたラム肉が運ばれてきました。
てっきり自分で焼くのかと思いきや、この器でずっと温められたお肉を食べるのが主流のよう。

「柔らかいラム肉」

パクチー等の香草と一緒に焼かれたラム肉は柔らかく、そのままで味がついておりおいしく頂きました。かなりの人気店のようで、2階席まで人でいっぱい。
西太后も食べたという、豆をペースト状にして固めたお菓子も甘すぎずとても美味でした。

「賑わいはじめる飲食店街」

食後は、この什殺海周辺を散策。夜は若い人たちが集まり、イベント会場のように賑わいます。周辺には飲食店や音楽バーの店があり、店内から思いきり音漏れ!どの店からも、中で演奏している音楽が聞こえてきます。

「扉全開で演奏中のライブ。聞き放題!」

「賑やかな店がたくさん」

「可愛い粘土の伝統工芸店も」

湖の通りから路地に入ると、土産店や屋台が並び、街歩きが楽しい一帯となっています。
一通り歩いて夜も更けてきたので滞在予定のホテルへ。
*3日目*
この日は朝7:45発の新幹線で山西省の平遥(へいよう/ピンヤオ)へ向かいます。
2014年に開通した中国の新幹線。中国の新幹線はどんなものか当初全く想像できないまま巨大な北京の駅へと入ります。

「橋から見える新幹線の駅」

駅の入り口では空港と同じように荷物検査が行われます。保安にはかなり力を入れているよう。
荷物検査が終わると、パスポートと新幹線のチケットの確認をしてもらい駅の中へ。土産店や軽食売り場を通り過ぎると、大きな電子案内板が見えてきます。

「電子案内板」

案内版で自分が乗る予定の便が何番ホームから出発するか確認し、改札へ向かいます。
改札の前は待合所になっており、すでに出発を待つ人々がたくさん。

「待合所」

改札は、基本的に出発の約20分前から入場が可能です。ただ、その前から列ができはじめますので出発時刻の約30分前には駅に到着していることがおすすめ!
周りの人々が並び始めたら、一緒に並びます。駅員さんが登場し、切符に印をつけてもらいいよいよホームへ!

「ホーム」

ホームは広々としており、すでに乗客を待つ新幹線が停まっています。
白い車体を見ると見た目は日本の新幹線のよう。中は綺麗に清掃されており清潔な印象。座席の幅も狭すぎず、ちょうど良い広さで快適。

「車両内部座席の様子」

スーツケースは座席上の棚か、1つの車両の前後座席裏に荷物スペースがあるのでそこへ収納します。
席へ腰を下ろすと、列車の旅になんだかわくわくしてきました。ノリの良い音楽を聴きながらいざ、出発!
出発時刻は遅れる事なく定時発車でした。
暫く走ると車内では軽食販売のスタッフの方が席を回ったりゴミの回収に来てくれたりといたれりつくせり。他の乗客のみなさんもリラックスしている様子。
ふと窓の外を見ると、遠く緑の広がる地平線。山の少ない北京付近はこういった田園風景が非常に美しいのです。乗車した日はあいにく雨降りでしたが、晴れた日に乗ると車窓から見える景色も心ゆくまで楽しめそう!
約4時間後、車内の電子掲示案内に平遥の表示が。音声案内も流れますが、電子案内の方がわかりやすいかも。駅に近づくと、ホームにも大きく駅名が掲げられています。

「平遥古城駅のホーム」

到着するとやはり雨!ガイドさんが改札口でにこにこしながら待ってくれていました。
車に乗ると、まずは平遥古城とともに世界遺産に登録されている双林寺へ。北魏時代に創建されましたが何度も修復・改築が繰り返され現存の建物は明・清時代のもの。
寺に着くと雨のせいもあってか人が少なくとても静か。門をぬけて中へ入ります。

「双林寺の門」

「重厚な入口」

明時代の建築の特徴である縦に木枠が施された窓枠や、窓のまわりの彫刻なども綺麗に残っています。

「明時代の建築の名残」

このお寺に納められている仏像たちは全て粘土でできています。石の彫刻ではないため、当時何度も作り直しができたとのこと。

「粘土造りの力士像」

特に「羅漢殿」に納められる18体の羅漢像はひとつひとつの顔の表情が豊かで生きているかのよう。驚いたような顔や怒った顔、体型もそれぞれ異なり見応えがあります。撮影は禁止されていました。
近くに美術学校があるようで、学生たちが授業で仏像の模写をしていました。世界遺産で模写の授業なんて羨ましい・・・!

「菩提樹」

お堂に囲まれた庭には、巨大な菩提樹。雨の中にひっそりとたたずむその姿は厳かな空気を醸し出しています。
双林寺をあとにし、いよいよ平遥古城へ向かいます。
広い道からだんだん細い道に入り、辺りを見ると城壁のような壁に囲まれてきました。いつのまにか平遥古城内に入ったようです。
古城中心部は車が入れませんので車を降りて石畳を踏みしめます。
道の両側には、瓦屋根をたずさえた明清時代の建築家屋がずらり!
降っている雨のことなど忘れて、興奮気味で道を進みます。
まずはお腹も空いたところなのでガイドさんと一緒に近くのホテルのレストランへ。泊まるホテルとは別の場所ですが素敵なホテル。

「綺麗な古城内のホテル」

おすすめのお料理を注文してくれました。平遥は、牛肉が有名だそうでしっとりとした牛肉のハムを黒酢で頂く料理が出てきました。

「名物牛肉のハム」

珍しい料理をおそるおそる口に運ぶと、黒酢がさっぱりとしていて牛肉に合います。地元ではたいそう人気でよく食べるのだとか。

「刀削麺」

メインは、これまたご当地料理の刀削麺!トウショウメンと読みますが、その名の通り麺を刀で削りながら作る様子がそのまま料理名になったそう。太目に削られたふぞろいの麺は、すいとんのようにもっちりとしており美味!野菜もたっぷり入って栄養満点の食事です。
食事を終えるとホテルに荷物を置き、散策に出かけます。
ただ歩くだけで全く別の時代に来たかのような感覚を覚える街並み。

「平遥の街角」

ここに残る建築物は明清時代に造られたものがほとんどそのまま保存されています。交通の便の悪さが功を奏し、近代開発や紛争の影響を受けなかったことが綺麗な状態で建物が残った所以とされています。

「銀行跡内部」

清の時代、数多ある大都市をさしおき、ここは中国の金融の中心地でした。そのため当時の銀行跡がそのまま博物館として残されており、内部を見学することができます。

「印象的な木造建築」

瓦屋根の美しい門をくぐると、四角く造られた中庭を囲うように窓枠の彫刻が美しい部屋が並びます。それぞれの部屋では、地下金庫や社長室、食堂などといった当時の銀行内の様子がわかる貴重な資料の展示がなされています。

「当時の寝室」

「食堂」

伝統的な木彫りの家具なども展示されており、美しい透かし彫りなど当時の職人技術には目をみはります。

「地下金庫」

「美しい透かし彫り」

「七福神の屏風」

「かわいいミニチュア家具」

銀行跡の見学後は、のんびり街歩きをしながら南門へ向かいます。
途中、この地方の有名な穀物のお酒「黄酒(ホアンチュウ)」の工場を営む酒屋さんに入って工場見学をさせて頂きました。

「熟成中の黄酒」

「西太后も飲んだという」

「工場の様子」

ひとくち味見をするとかなり度数が強めですが、香りも味も甘いお酒。甘めの日本酒が好きな方におすすめです。名産品なのでお土産にぴったりです!

「お洒落なコーヒーショップもある」

南門から城壁に登ることができるそうで、ガイドさんに連れられ階段を登ると・・・

「南門」

巨大な南門の美しさはもちろんのこと、目の前には瓦屋根の家屋がぶわっと広がり何とも美しく珍しい光景に開口。

「広がる瓦屋根」

あっけにとられながら何度もシャッターを切りますが、雨という事もあり全体的に灰色・・・!これはこれでなんだか神秘的な風景ですが、やはり青空の下に広がる瓦を見たらさらに感動することは間違いないでしょう。

「城壁は歩ける」

城壁を下りて路地に入ると、迷路に迷い込んだかのように同じような道が続きます。大通りから外れた道は人通りも少なく、神隠しにあってしまいそうな不思議な場所。

「緑が素敵なお店」

「大きな瓦が魅力的」

「雰囲気の良いカフェ」

たっぷり街歩きを楽しみ、サクッと夜ご飯を食べガイドさんと別れたら、一人で夜の平遥へ!

「夜の平遥」

古都は、なんといっても明りが灯る夜の街並みが素晴らしい!
予想通り、連なる赤ちょうちんに橙色の明りが灯り街は賑わいを見せます。

「カラフルな音楽バー」

もちろん一人で歩いても安心な治安の良さ。貴重品の管理は重要ですが、街行く人々はみな穏やかでどの店もほどよく人が集まり明るい雰囲気。

「謎のオブジェ」

不思議なオブジェのお土産屋さんに寄ったり、上海発の保湿軟膏のお店を覘いてみたり・・・アコースティックギターを演奏するバーの様子も外から見えてワクワク!

「お洒落なバー」

「可愛い靴屋さん」

「名産品の漆」

しかしその日はずいぶん歩いて疲れてきたので、バーに立ち寄りたい気持ちも山々ですが次の日も早いので泣く泣くホテルへ。

「徳居源客桟」

風情溢れるこちらのホテルで一夜を明かし、次の日はもう平遥をあとにします。もう1泊したいくらい素敵な場所でした!
*4日目*

「もち粟のおかゆ」

朝食はこの地方の特産もち粟のおかゆでさっぱりと。
この日もなんだかぐずついた天気でなかなか青空が見えません。
平遥古城をあとにし、新幹線の駅へ向かいます。

「平遥古城駅」

北京の駅と同じように、20分前から改札が開きホームへ。ガイドさんは久々にご家族に会いに行くそうで、反対方面のホームへ・・・!

「新幹線が到着」

新幹線は定時に到着。
車窓からの景色を楽しみながら、かつての都長安として名高い陝西省の西安へ向かいます。
3時間ほどすると、西安北駅が見えてきました。階段を下りると、だいぶ大きな駅のようです。
西安北駅は新幹線が乗り入れるとても大きな駅で、改札を出てから南口と北口があり迷いましたがなんとなく乗客のみなさんが多く流れていく南口方面へ進んでみました。
ドンピシャです。広場の部分にガイドさんが立っていました。あとから聞くと、南口の広場がメインの広場のよう。
こんにちは!と元気に挨拶をしてくださったガイドさんに連れられ、西安中心部へ向かいます。西安の中心部は、城壁に囲まれている城内と城外に分かれています。城壁の門をくぐって城内地区に入る時はなんだかわくわくします。

「ホテル近くの通り」

城内へ到着し、ホテルに荷物を置いたらまずはお昼です。老舗餃子店へ向かいます。滞在予定のホテルのすぐそばにありました。

「金の餃子が待ち構えている餃子店・徳発長」

入口を入るといきなり、巨大な金の餃子のオブジェが出迎えてくれました。
このお店では、様々な種類の餃子を味わえる餃子づくしのコースを頂けます。

「水餃子と前菜」

前菜とともに運ばれてきた水餃子は、もちっとした食感で専用の酢醤油によく合います。
そのあとも焼き餃子や珍しい柿餃子、色とりどりの蒸し餃子、シメのスープ餃子とどんどん運ばれてきてお腹いっぱい。

「甘い柿餃子と焼き餃子」

「種類豊富な蒸し餃子」

「あつあつスープ餃子」

レパートリーの多さに感動し、満腹でお店をあとにしました。
午後はガイドさんと別れてフリータイムに。
ホテルで少し休んだあと、夕方ころから賑わうと聞いていた近くのイスラム人街へ散歩に出かけました。

「イスラム人街が賑わいはじめる」

薄暗くなってきたころにイスラム人街には人通りが増えてきてお店の明りも灯りはじめます。多くの屋台や飲食店街が並ぶこの通りは毎日のように地元の人々や観光客がやってくるよう。

「ぶら下がる肉と骨」

ここでの目当ては、お昼にガイドさんから教えてもらった「ビャンビャン麺」という未知の食べ物。

「ビャンビャン麺の文字は複雑!」

漢字はとても複雑な文字を書くので変換できませんが、写真の看板にある文字で「ビャンビャン」と読みます。
麺をのばす時の音から、この名前がつけられたよう。ちょうど、ビャンビャン麺の生地をのばしているお店の前を通りました。生地を長~く空中で縄跳びのようにのばしています。確かにその音は、確かに「ビャンビャン」と聞こえるような・・・

「奥の赤い服を着たお兄さんがのばしているのが、おそらくビャンビャン麺」

お腹が空くまでしばらく通りを散策していましたが、屋台街はわりと広くそして飲食店もたくさんあり、どのお店に入るかかなり迷います。

「屋台も色々」

こういう時は、清潔感・雰囲気・人気度です!
ということで選んだお店がこちら。

「ビャンビャン麺の字がたくさん」

外から見るとお客さんがたくさん入っており、店構えもしっかりしていて良さそうな雰囲気。ひとりで入っていくと、店員さんが席へ案内してくれました。メニューをもらい、迷わずビャンビャン麺を注文。
すると何か聞いてくださいましたが申し訳ないことに中国語がわからず・・・、英語の通じる方を呼んでくださり、辛くするかどうか選べることが判明!

「店内の様子」

辛党なので辛い方でお願いしました。
イメージ的には、ノーマルで辛いものだと思っていたのでなんだか以外。
しばらくすると店員さんがニコニコしながら運んできてくださいました。

「ビャンビャン麺」

噂のビャンビャン麺。
これは・・・見るからに美味しそう!
当たりな気がしてルンルンです。
パプリカや青梗菜、キクラゲなど野菜がたっぷり入っています。
麺は平たく太い麺でうどんのようなイメージ。
辛さも、ちょうど良く美味しく頂ける辛さでとても美味!
ぺろっと食べてしまいました。
お店の人も対応が良くて、素敵なお店でした!

「賑わう通り」

「近くの鐘楼」

そのあとも通りを少し散歩し、ホテルで就寝。夜にひとりで歩いても安全な街でした!
*5日目*
この日は終日、西安市内観光です!
中心部から少し離れて、まずは大雁塔へ。

「公園の先に見える大きな塔」

大雁塔は日本でも三蔵法師として有名な玄奘三蔵が、インドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために大慈恩寺の境内に建てた塔です。

「三蔵法師の像」

唐の時代に建立されましたが一度焼失し、縮小されて再建されたもの。とはいえとても大きな塔です。
塔内部には木造のらせん階段があり、最上部まで登る事も可能です。

「近くで見ると大きい!」

今回は外側からの観光。
近くで見るととても大きな塔で、敷地内に牡丹園という庭園がありそこからのんびり眺めて楽しむ人々も多いです。

「牡丹園からの眺めも美しい」

「金の千手観音」

併設の公園は緑が美しく、休日は西安の人々の憩いの場だと言います。
出口近くで、焼き芋売りのおじさんが立っており見ているとガイドさんが食べる?と聞いてくれこの後はお昼ご飯というにも関わらずつい頷いてガイドさんとはんぶんこ。
前日から食い倒れ紀行になっているようで罪悪感に苛まれますがせっかくなので!

「路上で売られる焼き芋」

焼き芋はパリパリに焼けた皮も一緒にパクリ。ホクホクでほどよい甘さです!半分なのですぐ食べられました。ガイドさんは私よりもものすごく早く食べ終わったようでいつのまにやらなくなっていました!
その足で、大雁塔近くにある精進料理のレストランへ向かいます。

「天龍宝厳素食館」

「ヘルシーな精進料理」

さっぱりとした味付けが人気の精進料理を提供してくれるレストラン。
野菜がたくさん使われ、炒めものでもくどくないシンプルな味付けが好評です。ジャスミン茶やすっきりとしたスープも美味しく、五穀米のごはんもヘルシーで女性にはぴったり!
これを食べる前に焼き芋を買い食いしてしまったことは忘れます。
食事が済むと、次は絶世の美女として有名な楊貴妃のために造られた離宮のある華清池へ車を走らせます。
約3000年前から温泉が湧き出る場所で、歴代皇帝にも行楽地として親しまれ現在も温泉地として知られています。

「柳の木が美しい庭園」

入口を入るとまずその庭園の美しさにびっくり。
中心部の池を彩る緑と向こうに見える山の風景が大層綺麗な場所です。楊貴妃の離宮とされていたため、真っ白な石の貴賓溢れる像も置かれており案の定人気の撮影スポットになっています。

「真っ白い楊貴妃像は撮影スポット」

離宮内には楊貴妃専用の浴場や、歴代皇帝や使用人用に造られた浴場が博物館として展示解放されています。

「楊貴妃専用の浴場は花の形」

「夕陽を見ながら楊貴妃が髪を乾かしたという建物」

「源泉が湧く」

日本人が温泉を好きなように、中国でも昔から温かいお湯で疲れを癒していたようです。
華清池のあとはついに、中国でも指折りの世界遺産である秦の始皇帝陵と兵馬俑坑へ!
小学生のころ歴史の教科書で見てなんだこれはと驚いた遺跡についに足を踏み入れる事になるとは。

「入口は建て替えたばかり」

到着すると思いのほか綺麗に整備されたテーマパークのような入口にびっくり。最近、周りに自然たっぷりの公園が作られ入場口も建てなおされたようです。
公園を歩いて博物館まで行きます。
兵馬俑坑は発見された順に1号坑~3号坑まで3つの博物館が敷地内に存在します。内部は巨大な体育館のような構造で、入ってすぐにテレビや本で見たことのある光景が!
思った以上に広くそしておびただしい数の兵馬俑たちにあぜん。

「大量の兵馬俑」

ちゃんとコンタクトレンズをしていて良かったです。確かに、一体一体の顔や服、持っている武器等すべて異なります。

「綺麗に整列している」

始皇帝は自分の生活のすべてを死後の世界へ持ち込もうと考えました。
1974年に1体の兵馬俑が発見されてから現在もなお調査が進められているこの場所には兵馬俑だけではなく地下宮殿や川等、都市の様な遺跡の存在も発見されつつあります。

「深く彫られた遺跡内」

兵馬俑はただ始皇帝の墓を守っているというだけでなく、皇帝の死後の世界を支えるために現実世界に形を残した壮大な皇帝の死生観が刻み込まれた遺跡であるようです。
自らの死生観をここまで大規模な遺跡として残すことのできた始皇帝の当時の権力がどれほど強かったか、改めて実感させられます。

「修復や研究が進められている」

現在博物館で見る事のできる兵馬俑坑はすべて土色のものですが、近年の調査により、造られた当初は彩色されていたことが判明。長い間土の中に埋まっていたことで色が剥げてしまったようですが現在、未だ埋まったままの兵馬俑を色が残ったまま採掘する技術を研究中だとか。

「表情豊か」

「今にも動き出しそう」

「まだまだ埋まったままの遺跡」

座っていたり馬に乗っていたり、武器を構えていたり何かを訴えるように口を開けていたりと本当に様々な種類の兵馬俑があります。
何千年も前にここに国家があったこと、彼らがここで実際に生きていたことを考えるととても不思議な気持ちになります。
見応えたっぷりの世界遺産をあとにし、西安の空港へ向かいます。

「大きな空港」

空港では出発まで時間があり、ガイドさんが一緒にご飯を食べてくれました。地元の麺料理をいただき、ガイドさんも一緒にマッサージチェアで移動疲れをとって搭乗時間となりました。

「ワンタン麺と揚げ餃子」

飛行機の遅延により深夜2時頃に次の目的地雲南省の少数民族が多く暮らす麗江へ到着。
そのままホテルへ向かい、ぱったりと倒れるように眠り込みました。
*6日目*
朝起きて、眠さであまり注目していなかったホテルの建築の素晴らしさを再確認!
この日泊まったホテルは四合院という中国の伝統家屋建築様式で建てられている、ホテルというよりは民宿という言葉がぴったりの趣深い木造の建物です。門をくぐると四角い庭を中心に四方を部屋と壁で覆われ、庭にいながらひとつの小さな国の城壁に囲まれているような不思議な感覚を覚えます。

「箱庭のような宿」

前日の夜にガイドさんから朝食がないと聞いていましたが、出発時間より少し早めに部屋を出ると庭からドアもなく開放的な居間が見え、そこで何人かが楽しく話をしている様子。
するとそのうちのひとりがおいでよ!と声をかけてくれ、行ってみるとオーナーのご夫婦とその日宿泊していたイスラエルからのお客さん。

「麗江の宿にて」

なんだかとても温かい雰囲気で、なかったはずの朝食までふるまってくれ家族のように短時間でしたがお話を楽しみました。
最後はみんなで記念撮影!最高な宿だったと、帰ってきた今でもその素敵な雰囲気が忘れられません。
そんな宿をあとにし、朝から麗江郊外の「虎跳峡(こちょうきょう)」という深い渓谷へ向かいます。
麗江およびチベットの香格里拉(シャングリラ)という山岳地帯にはさまれたこの渓谷は、長江上流に位置し深い谷と大きく流れる河が絶景を生み出しています。

「晴れた空に映える渓谷」

虎跳峡の名前の由来は、かつて河の水が枯渇している際に山から下りてきた虎が、河の真ん中にある巨岩を使い対岸へ渡ったという伝説からきています。

「虎が跳んだとされる巨岩」

「近くまで来るともっと大きい」

実際に河の真ん中には巨大な岩があり、なんだかその伝説も頷けるような気もします。
この日は晴れていて切り立った崖に囲まれた渓谷の間から青空がのぞき、空気もよく素敵な景色を堪能できました。

「深い深い渓谷」

ポイントまで行く際になかなか急な階段を歩きますが、体力に自信がなくとも大丈夫です!なんと人力で、カゴに乗せてもらい階段の移動ができるよう。もちろん別料金がかかりますがちょっと乗ってみたい気もします。

「人力で運んでくれるカゴ」

ただここはせっかくなので運動です!しっかり最後まで徒歩で階段をぬけ、虎跳峡にさようなら。

「暖かい地域のため、野生のサボテンも」

麗江中心部に戻る途中に、渓谷近くのレストランに寄りたっぷり昼食を食べて車で少し昼寝。ここ6日間で完全に太っています・・・。

「炒めものが美味しい昼食」

麗江中心部に到着し、少数民族ナシ族がいまもなお使う現存の象形文字「トンパ文字」の博物館がある玉泉公園へ向かいます。

「公園入口の堀」

しかし!なんとこの日は少し時間がおしてしまい、入館時間をすぎてしまっておりました。仕方ないのでとりあえず併設の緑美しい公園を散歩。

「公園内の看板にはトンパ文字の説明書き」

「ナシ族の絵馬のようなものにはトンパ文字」

「湖の先には玉龍雪山」

その後はいよいよ世界遺産の中心部、麗江古城へ!
麗江市の旧市街で、昔から多く住んでいる少数民族ナシ族によって建設された街です。麗江古城の入り口で印象的だったのは大きな水車。

「入口付近の巨大な水車」

この街の魅力は、美しい水路と石畳で整備された情緒溢れる道とそれを囲う伝統的な建造物。
近代的なビルとはかけ離れた、あたたかみのある木造の建築と水と草花が美しく調和している街並みには本当に感動します。

「木のあたたかみを感じる建物」

「街を流れる水路が魅力」

古城地区内は迷ってしまいそうな、似たような路地がたくさんありますが、ところどころに石造りの地図が設けられておりそれを確認すれば迷いません!

「緑にも囲まれてほっこり」

「トンパ文字が壁に描かれた図書館」

しばらく散歩を楽しみ、夕食のため新市街へ。この日の夕食は、銅の鍋にたっぷりの食材を入れて煮込むナシ族の伝統料理。

「銅鍋で煮込んで食べるナシ風鍋」

豚肉でしっかりとダシをとったスープは濃厚です。用意されている野菜や肉・豆腐などすきな具材をぐつぐつと煮込まれた鍋に入れていきます。特に葉物の野菜が豊富で、どれも鍋に入れてとろっとするまで煮込んで頂くととても美味しく素敵な晩餐でした。

「ダシのきいたスープが美味」

食後はガイドさんと別れ、恒例の夜の街歩きへ!昼間に見ていた素敵なバーが並ぶ路地へ向かい、どんなお店に入ろうかふらふら。

「賑やかなバーの店内」

趣ある街並みに反してなんだか若者が集まる賑やかなバーが多くてびっくり。ミスマッチな気もしましたがそれはそれで面白く通りを歩いていると、ガヤガヤとした中にひとつ、素敵な落ち着いた歌声が聞こえるお店を発見!

「雰囲気の良いお店を発見」

少し遠目から観察し、なんだかここなら落ち着けそうと入店してみます。
外観も内装もシンプル且つ味があり、加えてとても居心地の良い空間。バンド演奏をしている彼らのすぐそばの席へ案内してくれました。
演奏の間に、どこから来たの?とメンバーの方に聞かれ日本から!と答えると、なんと日本語でかの名バスケットボールアニメの名曲WANDSの『世界が終わるまでは・・・』を演奏しはじめてくれました!!

「音楽バーの奏者のみなさん」

とてもとてもびっくり。一気にこの街が好きになりました。

「夜も風情たっぷり」

美しい街並みに美味しい料理、素敵な音楽!満足すぎてこれはもう何泊かしたいと思いながらもホテルへ戻り就寝。
次の日に備えます。
*7日目*
朝起きると、まずは麗江古城の万古楼に登りに行きます。獅子山の山頂にそびえる木造の5重の塔が見えます。本来は麗江古城内の四方街から階段で登るようですが、この日はスケジュールが詰まっていたので車でふもとまでショートカット!
山を登ると公園のような場所に到着し、その公園の真ん中に大きな万古楼が建っています。

「万古楼」

内部には観音菩薩の鮮やかな壁画がびっしり描かれており、木で出来たギシギシと鳴る階段を頂上まで登ると、麗江古城の街と緑豊かな田園風景、そして遠くには雪が降り積もったままの玉龍雪山まで見えます。

「木造の階段」

「麗江一帯を一望」

広大な展望を楽しみ、次は前日入れなかったトンパ文字博物館へ。
トンパ文字博物館は入ってすぐに象形文字が出迎えてくれます。現在もナシ族の間で利用されています。中国で唯一現存の象形文字、読み方は全くわかりませんが、文字だけ見るととても可愛らしいです。

「博物館入口」

「可愛いトンパ文字」

博物館の中には、ナシ族をはじめとし麗江に多く存在する少数民族の伝統的な民族衣装や、その暮らしぶりや工芸品が展示されています。

「様々な民族衣装の展示」

「祭りが行われる際の祭壇の再現」

「木の皮に描かれたトンパ文字」

またこの博物館は典型的な四合院造りの建物。広く四角い庭を囲うように3棟の部屋と門があります。ナシ族の伝統家屋はほとんど四合院造りだそう。

「端正な四合院造り」

トンパ文字に魅せられたあとは、麗江古城から少し離れたところにあるナシ族が暮らす村束河村と白沙村へ向かいます。

「束河村のロバ」

束河村では、着いたとたんに隣を通った馬車の主人がガイドさんの知り合いだったらしくいきなり馬車で村の中心へ!はじめて乗りました!

「のどかな村の風景」

「大きな畑」

「小さな水車と赤い花」

村の様子はとてものどかでゆったりとした様子。
ここで、プーアール茶の試飲体験ができるようなのでお願いしました。

「プーアール茶の試飲体験」

お茶の店に連れられ、テーブルの前に座ります。テーブルの上には見慣れない木の板と中国らしい茶器が並びます。
手際よく茶器を専用の木の板の上で洗い、丸く固められた茶葉を千切ってこしていきます。茶葉からお茶が出てくると、小さな茶器に入れてくれました。
まず一口。苦みがちょうどよく、美味しい!飲み終わるとどんどん入れてくれるのでつい何杯も飲みましたが、杯を重ねるごとに味が濃くなっていき、深みのある味わいに。

「薔薇のお茶」

その後も、すっきりとして軽い生茶やふんわり香るバラの花のお茶など色々試飲させてもらいました。
茶店をあとにすると、近くにある白沙村で昼食。

「白沙村」

「肉野菜炒めはさっぱりとした味」

欧米人に人気だという中華料理のお店でしっかりご飯を食べたあとは、有名な壁画を見に行きます。
ここは麗江一帯を支配していた木氏一族により開かれた村で、明清時代には現在の麗江中心部よりもこちらの村が中心地だったといいます。
積極的に芸術文化を取り入れた当時、描かれた独特な壁画が必見なのだとか。

「館内の撮影は禁止」

壁画が置かれている館内は撮影禁止とのことで、写真は撮れませんでした。
ここの壁画の特徴はなんといっても宗教混合で描かれている事。一定の宗教に偏っておらず、仏教・道教・ラマ教の3つの宗教が同じ壁画の中に表現されています。
大きな壁にびっしりと描かれた壁画には、それぞれの宗教を表すモチーフや宗教上の人物だけでなく世俗的な人々の生活空間もともに描かれており、見応えがあります。

「藍染めも特産品」

村歩きも楽しんだら、麗江郊外にある景勝地・雲杉坪へ出発!
田舎の方へ車を走らせます。

「ふもとの公園」

「AAAAA級の景勝地ってどんなもの・・・?」

麗江のシンボルであるナシ族の霊山・玉龍雪山が最も綺麗に見える場所として人気の観光地である雲杉坪。ふもとからはロープウェイで山頂まで登ります。
頂上からは、杉の原始林に覆われた息をのむ景観を見下ろすことができます。

「辺り一面の杉の原始林」

こんなにたくさんの杉の森は見たことがありません。
頂上からの景色を堪能したら、玉龍雪山が美しく見えるという草原まで山道を歩いて行きます。草原までのトラムもあるそうですが、せっかくなので森の道を歩きました。
空高くのびる杉の木に囲まれながら、のんびり歩いて行きます。

「真っ直ぐにのびる杉」

森の中は空気もおいしく、上を見上げれば木々の間からのぞく青空。
しばらく歩くと、開けた野原が見えてきました。

「草原の向こうに見える玉龍雪山」

草原の先に顔を見せるのは、真っ白な雪に覆われる玉龍雪山。
草原にはヤギもいました。民族衣装を借りて記念撮影も可能な様子で、草原の前でポーズをとる人々もちらほら。
それにしても広くて心地よい場所です。

「はっきりと雪山が見えたのは幸運!」

「黒いヤギ」

雲杉坪にはとある説話が残っています。
かつて少数民族間の壁を越えて愛し合った男女が、家族の反対を受けて駆け落ちをし、この場所で心中したという話です。
ナシ族の人々からは、心中した男女の霊が行く「玉龍第三国」の入り口であると言われている雲杉坪。そう考えると、街に比べてなんだか静かで神秘的なこの空間に納得がいく気もします。

「確かになんだか、意味あり気な場所」

そんな話を聞くと少しオカルトちっくな場所ですが、大自然のマイナスイオンを存分に浴びて心癒される絶景地でした。
雲杉坪をあとにすると、さっと腹ごしらえをしてから空港へ向かいます。
麗江とお別れして最後の目的地、四川省の成都へ!
22時頃に成都に到着すると、さわやかなガイドさんが迎えてくれました。
そしてホテルへ向かうとなんと先輩社員さんが別行程でちょうど中国に到着しており、同じ宿泊先だとか!びっくりです!
到着すると入口でにっこり出迎えてくださり、現地の旅行社さんと一緒に記念撮影☆

「成都でばったり!」

そしてみんなで近くの飲食店へ行き、スープの美味しい牛肉麺料理を食べました。なんとも素晴らしい成都1日目です!

「野菜もたっぷり!牛肉麺」

*8日目*
この日は待ちに待ったパンダの日です。
中国といえばパンダ!成都には成都・都江堰・臥龍など様々なパンダ基地があり、それぞれの場所で大切に飼育されています。
今回は成都郊外にある臥龍パンダ基地でパンダ飼育ボランティア体験をします!
成都から2時間ほど山の方へ車を走らせます。到着し車をおりると、綺麗な空気と生い茂る緑に囲まれ、大きな施設が建っています。

「自然いっぱいのパンダ基地」

臥龍パンダ基地は赤ちゃんパンダが多いことで人気のパンダ基地!
スタッフの方に連れられ、中に入るとまず貴重品をロッカーに預け、専用の作業着に着替えます。
着替え終わるといよいよボランティアへ出発!

「園内を巡回するバス」

園内を移動するバスに乗り、パンダの小屋へ向かいます。
まずは遊び場と小屋の中の清掃を頼まれます。飼育小屋へ入ると、檻の中にはパンダが!座ってのんびり笹を食べている姿に癒され、掃除を手伝います。

「小屋でのんびりご飯中」

「遊び場の掃除」

「スタッフさんも一緒に」

清掃が終わると、次は食べやすいように竹を割るお仕事。これがなかなか難しく、思いきり振り上げてパーン!と音をたてて割るスタッフさんの真似をしてみますが最初はうまくいかず。

「竹割り」

何度か繰り返すと、コツを覚え割れるようになれました。
それが終わると、おやつの時間。スタッフさんがおやつのケーキを切り分け、パンダのもとへもっていきます。

「おやつのケーキ」

小屋の奥でのぺーっとしていたパンダですが、スタッフさんに呼ばれるとこちらにやってきました!かわいい!

「ちらり」

「すぐさま近くにやってくる」

そして檻を境にすぐそばでケーキを口元へもっていきます。
ぱくっと食べたら、器用に手を使いながらもぐもぐもぐ!

「近づけると・・・」

「もぐもぐもぐ」

これは・・・ついついたくさんあげたくなってしまします。
美味しそうに食べています!
小屋をあとにし、園内を散歩!ボランティアではない一般の見学客の方も多く、パンダ専用の動物園のようになっています。

「昼寝中」

「木にも登れる!」

そして園内にあるパンダの幼稚園へ!とても綺麗な建物から入ると、どうやらちょうど餌やりの時間だったそうで子パンダがわらわら!
寝ながら食べている子もいます・・・

「餌やりの時間」

「こどもパンダがごろごろごろ」

ふわふわのパンダが集まるとこの上なくかわいいものですね!お客さんたちも興奮気味で撮影大会がはじまりました。
遠目から癒されていると、スタッフさんから抱っこ撮影の時間です!と知らされいよいよパンダに最接近!
専用の部屋で手には消毒し手袋、足にも靴の上からビニール袋と入念な装備をされ謁見の間へ!
檻の向こうには、長椅子に座る1歳のパンダ!1歳といえど大きいです。
一緒に撮影できるタイムリミットは20秒。ガイドさんにカメラを託し、いざお隣へ!
耳以外は触ってもOKと言われたので、おそるおそる背中をさわるとフカフカ!

「ふかふかのパンダとツーショット」

撮影の際は食べているタケノコのことしか考えていなさそうでしたが、なんとかツーショットをゲット!20秒、早いです・・・!
こんな間近でパンダに触れることはもうないかもしれません・・・家においておきたいなぁ~なんて思いながら、謁見終了です。
中国人にとってパンダはただ癒しを与えてくれているだけでなく外交手段としても大きな貢献をしており、神様のようなもの。大切に大切に保護されています。

「キッチン」

このあとは、最初にあげたおやつのケーキ作り体験へ!
広いキッチンで大きなボールにトウモロコシの粉や穀物を加え、水と混ぜてこねていきます。ハンバーグのように好きな形を作っていいよと言われましたのでパンダ型にこねこね。

「ハンバーグみたい」

お子様連れにはとても喜ばれそうな体験でした!
作り終わると、スタッフさんとガイドさんみんなで記念撮影!
素敵なパンダ基地です。

「記念写真」

現在は、これらの他にも夏から新しく、野生化訓練中のパンダを探しに行くツアーなどもはじまるようでさらに体験の幅が広がる様子。
昼食はスタッフさんたちと一緒に園内の社食をいただきました!
貴重な体験ばかりのパンダ基地、ぜひまたパンダに会いに行きたいです!
昼食後は山を下るかと思いきや、さらに山を登ってチベットの方へ!!
ガイドさんがおすすめの四姑娘山(大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、主峰の四姑娘山からなる山)を見に行こうと車を走らせてくれました。
道中はガイドさんがものすごくお話をしてくれます。日本の文化が好きなようで、漫画の話や趣味の話をすると大きなリアクションで反応してくれて楽しかったです!
夏になると高山植物の鑑賞が楽しめるようで、多くの人がフラワートレッキングに訪れる場所です。

「トレッキングにおすすめの山!」

ひたすら山道を登り、ビューポイントで撮影後また登って行くと開けた場所に到着しました。
道の駅のような場所で、チベットの人々が高山病に効く食べ物等を売っていました。
ここで、ガイドさんがフラワートレッキングの場合はふもとの村に泊まって何日かかけて行くんだよ~と説明をしてくれました。
低地では見られない珍しい花を探しに行けるとのことでファンが多いよう。

「トレッキングに詳しくて日本の面白いことが大好きなガイドさん」

「ふもとの村」

山を下り、途中で都江堰のパンダ基地とその近くにある高級ホテル青城山シックスセンシズホテルを見学し、成都中心部に帰ってくるともう夕刻!
ホテルで少し休んでから、ホテル近くの夕食レストランまで歩いて向かいます。
ホテルからすぐのレストラン。ここでは伝統的な四川料理と有名な麻婆豆腐が味わえます。

「随和家宴堂」

四川料理といえばとても辛いイメージがありますが、予想通り前菜からとても辛い!
甘く煮たカボチャの上に青い唐辛子をのせた前菜はピリリと辛く、でもその辛さとカボチャがよく合います!ごはんが何杯でもいけそうな一品。

「前菜と回鍋肉、茄子炒め」

そして次々に回鍋肉、茄子炒め、キノコのスープが運ばれ、最後におまちかねの麻婆豆腐がテーブルに並べられます。

「これが四川の麻婆豆腐!」

山椒がよくきいた麻婆豆腐は見た目の通り辛い!食べると一気に熱くなってきます。でも、ただ辛いだけではなくしっかりとしたひき肉の旨味と素朴な豆腐の味が活かされています。
ガイドさんたちも一緒に食べました。成都の方はてっきり辛さに慣れているかと思いきや、意外と「から~い!」と水をたくさん飲んでいてなんだか可愛かったです!
やはり本場の四川料理は辛かった!
麻婆豆腐の他にも火鍋が美味と有名なようですが、今回は食べられず・・・次回行く際はぜひ食べてみたいです。
この日はたくさん移動したのでホテルに帰るとすぐぐっすり。長かった中国の旅もついに次の日が、最終日です。
*9日目*
この日は成都を代表とする市内の観光名所へ。
三国志ファンなら必見の武侯祠と、詩人の聖地杜甫草堂です。
武侯祠は、蜀の天才軍師である諸葛孔明を祀る霊廟です。中国ではもちろんのこと、日本でも名高く三国志に無くてはならない存在。

「魔除けの壁」

「門を守る獅子の像」

入口には鬼除けの壁が設けられており、入念に守られているのがわかります。
中には諸葛孔明の他に主君である劉備玄徳、また関羽や張飛など蜀漢の代表的な武将像も展示されています。

「蜀漢の武将たち」

「諸葛孔明の教えを書いた岳飛の彫刻」

「金に輝く諸葛孔明の像」

敷地奥には土が盛られ植物に取り囲まれた小さな山のような劉備玄徳の墓があり、大切に祀られています。
三国志が好きな方にとってはかなり興奮度の高いスポットです。

「劉備玄徳の墓」

「墓を守る像」

その後、漢詩「春望」等で有名な唐代の詩人杜甫が安史の乱を逃れて4年ほど住んだ草庵がある杜甫草堂も見学。
こちらにも鬼除けの壁。

「魔除けの壁」

入口を入ると大変美しい庭があり、成都中心部にありながらとても静かでゆったりとした時間が流れる場所。

「草堂入口」

「庭が美しい」

ただここで少し時間がなくなってしまい、ざっと説明を受けて空港へ向かわなくてはなりませんでした。

「杜甫像」

「新緑の竹林」

「杜甫が住んだ草庵」

「コウモリは幸福の象徴」

のんびり見ておきたかったですが、細長い杜甫像や彼が暮らしていた草庵の中の再現、中国を代表とする詩人たちの像が並ぶ展示を見学し、昼食をすませ空港へ・・・!
成都で案内をしてくださったガイドさんたちとはとても仲良くなったので、帰るのが寂しいです。空港までの移動中、一緒に歌を歌っていきました!
そして、サラバ中国!とてもとても魅力的な国でした。CA459便に乗り込み、9日間の旅を終えました。
*帰国*
9日間、長いようで短かった盛り沢山の世界遺産を巡った今回の出張。遺産・古都好きな自分にとってものすごく充実した時間を過ごすことができました。
そして何より心に残るのは現地の人々。関わった人たちは、ガイドさんも、一般の方も、新幹線で隣になった家族も、少数民族の方もみんな明るくにこやかで親切な方たちばかりでした。

「長江上流からの眺め」

加えて、その広大な土地。新幹線の車窓から見えた地平線の彼方まで続く田園地帯には感動しました。食事も日本人の口によく合う料理で、辛党なのでなお好きな味で本当に食い倒れました。
大変濃い9日間、とても素敵な経験になりました。近いので、ぜひ再訪しようと思います!
*ホテル情報*
●北京
・・・旅居華僑

「外観」

「客室一例」

「ロビー」

「朝食会場」

北京下町の細い路地にある門構えのしっかりした大きなホテルです。大通り沿いではないので静かなホテルですが、徒歩10分くらいで飲食店などがある通りに出られます。通りは人通りも少なくありませんので不安要素はありません。部屋も清潔で広さもちょうど良く、外国の方も多く泊まっています。朝食もレパートリー豊富です。
・・・秦唐府客桟7号院

「外観」

「ロビー」

「客室一例」

「中庭」

北京市内、什殺海(じゅうさつかい)近くの、古民家街に連なる伝統的な平屋を改装した趣深い素敵な宿です。入ってすぐに、広くはありませんが雰囲気抜群のロビーでは他の時代にタイムスリップしたかのような印象を受けます。木造ならではのあたたかみがあるお部屋や、庭も魅力的です。夜に賑わう通りの近くなので、遅くまで散策していてもすぐに床につける立地も良好の宿です。
●平遥
・・・徳居源客桟

「外観」

「客室一例」

「部屋までの通路」

「ロビー兼朝食会場」

世界遺産・平遥古城内に門を構える伝統建築を活かした味のある宿です。瓦屋根を携えた木造建築で、内部まで赤ちょうちんで彩られており異空間。とくに、デラックススイートのお部屋は細やかな透かし彫りの美しいベッドが置かれ女性にはたまらない非常に可愛らしいお部屋になっています。平遥に訪れたなら、伝統建築の良さを存分に引き立てた老舗宿に是非泊まりたいものです。
●西安
・・・陝西文苑大酒店

「外観」

「一号棟」

「ロビー」

「客室一例」

西安城内中心部に位置し、周りにはショッピングセンターやカフェ、土産売り場および夜に屋台が並び賑わうイスラム人街があり街歩きにぴったりの好立地です。3棟の建物からなり、お部屋も広く清潔で快適な滞在ができます。ホテル近くに餃子コースを楽しめる老舗餃子店もあり、ここに泊まったら是非足を運んでみるのをおすすめします。
●麗江
・・・麗江緑野安家客桟

「外観」

「客室一例」

「宿泊客が集まる憩いの居間」

麗江のナシ族伝統家屋をもとにした民宿です。オーナーのご夫婦は明るくとても素敵な方です。看板猫ちゃんも可愛らしい、小さな箱庭のような四合院造りの味のある木造建築が魅力的。麗江古城の中心部からは少し離れていますがここは宿の趣を味わい、のどかな家屋でのんびりしたい方におすすめです。全部で6部屋のお部屋は広々として、乾燥しがちな雲南省の気候対策で加湿器が置いてあったり、シャンプー等は日本でもお馴染みのダヴのものが置いてあったりと安心できます。何より宿泊客が集まる居間での憩いの瞬間を体験できる、バックパッカーにもおすすめの場所です。
・・・麗江楼外楼大酒店

「外観」

「客室一例」

「宿泊客が集まる憩いの居間」

「廊下のトンパ文字」

「ロビー」

「朝食会場」

麗江古城中心部近くの通りに面するホテルです。歩いてすぐに古城内の石畳の広がる一帯へ行く事ができます。お部屋によっては、窓から麗江古城の瓦屋根の街並みが見え夜は橙の明りが灯る素敵な見晴らしを楽しめます。お部屋の広さもちょうど良く快適で、ホテル横にはコンビニ、大きな通りに面しているので人通りも多く夜も安心して歩き回ることができます。麗江古城内散策にぴったりの立地が嬉しいホテルです。
●成都
・・・浣花錦城酒店

「客室一例」

「シャワールーム」

「朝食会場」

成都市内中心部に位置し、代表的な市内観光名所である杜甫草堂や武侯祠へのアクセスも良い場所にあります。近くには美しい川が流れており、特に夜の橋から見える成都の夜景は綺麗です。ホテル自体も新しく清潔で部屋も広く過ごしやすいです。成都は夜の店じまいが早いため、夕食等を早めにすませてゆっくりホテルで疲れを癒すのがおすすめです。徒歩圏内に老舗中華料理店「随和家宴堂」があります。美味しい四川料理はぜひここで。
・・・シックスセンシズ青城山

「外観」

「ロビー」

「ムーンバー外観」

「ムーンバー内装」

「客室一例」

「シャワールーム」

「客室棟」

道教発祥の地として世界遺産に登録されている成都郊外の青山城にある高級ホテルです。近くには都江堰パンダ基地があります。成都の空港からは約1時間の距離ですが、周りは緑豊かな山に囲まれ非常に静かな時を過ごせます。ホテルの建物も、どこか日本の老舗旅館のような雰囲気で洗練された木の温もりと上品さが漂う居心地の良い場所。ゆったりとした客室や、おすすめのムーンバーでは円形の快適空間でのんびりカクテルを楽しめます。もちろんスパやレストランも充実しており、優雅な滞在が期待できます。
★★★★★おすすめスポット★★★★★
北京ダック・・・★★★★★
万里の長城・・・★★★★
中国の新幹線・・・★★★
平遥古城・・・★★★★
兵馬俑坑・・・★★★★
西安のイスラム人街・・・★★★
麗江古城・・・★★★★★
雲杉坪・・・★★★★
パンダボランティア・・・★★★★★
四川料理・・・★★★★★
お読み頂きありがとうございました!謝謝。
(2017年4月 山口優)
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