何やら怪しい・・・妖しい（？）タイトルで始まりましたが、地下鉄１号線「徐家匯」（シーチャーホイ）駅すぐそばの上海建国賓館に、この『喜び組』レストランがあります。ホテル周辺はデパートやレストラン街が集まる繁華街で、日本人利用客も多い４つ星高級ホテルです。同じ３階のフロアには、日本料理レストラン「伊藤家」もあります。
『喜び組』レストラン「平壌玉流酒家」のお店に入ると、とても明るい雰囲気で天井も高く、いくつかの個室も用意されている大きなレストランです。ということで、怪しくも何ともない、レストランの名前に「平壌」が入っていなければ普通の韓国料理店に見えます。
チマチョゴリの民族衣装を着た綺麗な女店員さんがテーブルまで案内してくれました。後で気が付いたのですが、その店員さんは、我々のテーブルの専属になっていたようでした。お奨めの料理やお酒、そして北朝鮮のタバコまで丁寧に案内してくれたお陰で、思わず多めに注文してしまい食べ切れませんでした。
予定の開始時間（１９：３０）をかなりオーバーして８時少し前に、お目当ての『喜び組』のショーがスタートしました。二昔前の日本のアイドルのように歌い、踊る姿は、懐かしさを誘うのか、いや、逆に新鮮さを感じさせてくれる愛嬌たっぷりのショーでした。
店のステージで歌い、踊る女性たちは全員、テーブルで私たちのお世話をしてくれる店員さん達でした。我々担当の店員さんは、歌い、踊るばかりでなく、ドラムセットまでかっこよく叩けてびっくり。才色兼備とはこのことだと噛み締めながら観た約１時間弱のショーでした。最後は店先で記念撮影のサービス付きです。
