ペルー マチュピチュへ!アメリカ横断ウルトラクイズとの関係は??

ペルー マチュピチュへ!アメリカ横断ウルトラクイズとの関係は??

マチュピチュ遺跡皆さんはアメリカ横断ウルトラクイズをご存知ですか?すでにかなり前となったがクイズ好きだった私は夏の週1回、4回放送するこの放送を楽しみにしていました。1986年の10回大会でアメリカ横断といいつつラパスやチチカカ湖でクイズをするのに軽い違和感を覚えつつ、富士山より高い空港ってすごいな!一度行ってみたいな!などと思っておりました。はや22年。なんと今回その”ラパス・チチカカ湖”に研修で行ってまいりました!どちらかというとペルーがメインですが。


1日目
コンチネンタル航空でヒューストン経由でリマへ。愛煙家にはつらいご時世ですが、途中ヒューストンで空港外で一服し、21時間後にはリマ到着。明日は朝早くクスコへ移動なので早めに就寝
2日目クスコ アルマス広場
国内線でクスコへ。到着後、英語ツアーで市内観光へ。クスコは標高約3400mで高山病になる方も。私は大丈夫でしたがゆっくりと動き、水分を多めに取るようにしてました。やっぱり平地感覚で動くと息切れ気味に。クスコの市内はインカの遺跡の上にスペイン人が教会などを建てたとのことで、 なんとも不思議な感じ。
添乗員やこのファイブスタークラブでもクスコ アルマス広場夜景いろいろな国に行きましたが、 いままでにない町並み。でも夜などはすごくいい雰囲気。クスコ近郊のインカの遺跡も見学。隙間もないほどの石組みにびっくりします。また夜のクスコもお勧め。街の街灯がいい感じで雰囲気を出しており、アルマス広場など非常にきれいです。貴重品の管理だけはご注意を。

3日目列車でマチュピチュへ
次にマチュピチュへ!朝列車で一路マチュピチュ村へ。クスコの町をスイッチバックしながら列車に揺られて約4時間。ついにマチュピチュ村へ到着です。
到着後、早速バスに乗りハイラル・ビンガム・ロードと呼ばれるくねくね道を上がりマチュピチュ遺跡へ。クスコから標高は下がったとはいえやはりそれなりに標高が高いのでゆっくり歩きながらあの”マチュピチュ”の全景が見える高台へ。天空の都市とはよく言ったものですね。両サイドが切り立った崖の真ん中にマチュピチュが!太陽の神殿や居住区など昔のインカの人々が生活した雰囲気を味わえます。
マチュピチュにはリャマもいますまたリャマが放し飼いになっており、遺跡内ですれ違うことも・・・あまり近づくとつばを吐かれるので要注意。マチュピチュはまわりがジャングルなので虫にも要注意。さされると結構かゆみが続きます。
日本からは虫除けなどを持っていくとベターです。
観光が終わり、マチュピチュ村へ。レストランなどもいっぱいあるので食べ物には困りません。温泉もあるので水着持参なら入れます。レンタルも有り。
4日目
ワイナピチュはあいにくの天気ファイブスタークラブのツアーではマチュピチュ村に1泊がポイント!ということで列車の出発時間まで再度マチュピチュへ。今日は頂上からマチュピチュが見えるというワイナピチュへ!このワイナピチュは人数制限があり07:00から200名、10:00から200名の計400名。お勧めは晴れている可能性の高い07:00。 雨ということもあり、07:00過ぎに行ってもまだ40名弱しかいませんでした。 しかし晴れてマチュピチュ村駅前のお店いるときは06:30くらいから並ばないと入れないとの事。 ハイキングなど
と比べ物にならない悪路と雨に苦戦しながらも約1時間20分くらいで頂上へ。
キター!!といいたいところですが、雨でまったくマチュピチュの遺跡が見えず・・雲間にちょっと見えましたが、やっぱり晴れている日にきたほうがいいですね。 ちなみに足元が非常に悪いところやオリャンタイタンボで途中下車狭いところもあるので雨の日にはあまり上らないほうがいいかも知れません。 往復3時間のワイナピチュへの挑戦を終え、マチュピチュ村へ。 14:00の列車を待ちつつ、あったかいコーヒーで一休み。駅のそばにはお土産やさんがたくさんあり、かの有名なペルーのインカコーラのTシャツも。まとめて買うと値引いてくれます。 帰りは列車で約1時間30分のオリャンタイタンボというところでおり、待っててくれる車でクスコへ。天気にあまり恵まれなかったですが、天空の都市マチュピチュを非常に堪能できました。
5日目この飛行機でラパスへ
ついに裏目的のラパスへ!朝クスコからボリビアの首都ラパスへ飛行機で移動。ラパスの空港は標高が4000m!!やはり降りると軽く息苦しい感じ。
22年前のテレビでも確か飛行機から降りる映像を見たような・・・やっと22年ぶりの希望がかなった喜びもさておき入国して早速ティワナク遺跡へ。

ティワナク遺跡には顔がいっぱいティワナク遺跡は紀元前200年から紀元後1200年ごろまで続いた文明で今も発掘の続く遺跡。ラパスからパンアメリカンハイウェイを1時間くらい走り遺跡に到着。ピラミッドのような遺跡やカラササーヤと呼ばれる彫像、人間の顔がいっぱいある半地下神殿など見所いっぱい。ただし標高が3900mもあり息苦しい上に暑い!日差しかなり強いです。遺跡のまわりは荒野のようになっており、ぽつんと立ってるサラササーヤが印象的でした。近くの町でお昼を食べつつ、ラパスへ。ここでちょっと事件が。 なんとデモの集団がラパスへ徒歩?!で向かっており明日のラパスからの出発ができないかも知れないとの事。 なんですと!!ということで明日チチカカ湖経由でプーノへ向かうのでラパスは標高3600m一足早くチチカカ湖のそばのハタワタというところへ移動し、本日はそちらに宿泊とのこと。いやーまいりました。ラパスの観光をすごく駆け足で終え、ハタワタへ。
見事に何もないハタワタ。暗いので目の前にあるだろうチチカカ湖も見えず・・・今日は夕食はラパスで日本食を久々に食べようと思ったのに。お部屋にテレビもなく、やることもないので早めに就寝。

6日目クイがかわいい
朝からいい天気!今日はチチカカ湖へ横断してペルー再入国、プーノへ。
船着場のそばにはティワナク文明の博物館があり見学。以外に奥深く結構興味深くみてしまいました。そのほかトトラ船の作り方を見せてくれたり、リャマやアルパカ、クイなども飼われており楽しく見学。特にクイなどは大きく育てて食べてしまうそうで・・・さて水上翼船で一路プーノへ。 途チチカカ湖はまるで海!中トトラで作った島を上陸して見学したり、月の島などへ立ち寄り、お昼を食べる太陽の島へ。さんさんと降り注ぐ太陽ときらきら光る海面を見ているととても湖とは思えない。そうシチリアのリゾートといっても間違えるくらいの綺麗さ。チチカカ湖大きいです。
太陽の島にはホテルもあって1泊もできるそう。 のんびりとした時間をすごすのもお勧めかも知れません。 ゆっくりとランチを食べ、船での最終目的地コパカ太陽の島で優雅にランチバーナへ。ここからはバスでボリビア-ペルー国境を抜けプーノを目指します。国境では特に問題もなく、両国ともに簡単なパスポートでチェックで終了。いろいろあったボリビアからペルーに戻ってきました。プーノまでは約2時間。後半ともありちょっとお疲れ気味なので車窓を眺めつつボーとしてました。チチカカ湖沿いに走るのですが、やっぱり海にしかみえない・・・ プーノに近づくにつれ徐々に天気が雨に。プーノ到着時は完全に雨。今回は雨の
日が多かったです。寒いのもあり早々とホテルへ。
7日目
いよいよ帰国。今日はプーノ→リマ→ヒューストンを3回飛行機を乗りついで日本へ帰国。実は6日目の深夜から激しい頭痛と熱でうなされており、朝起きても起きたくないつらい状況。後でガイドさんに聞いたら高山病の症状で酸素を吸えば少しは良くなるとのこと。ボーっとした頭でそんなこともつかず、朝まで頭痛と熱でうなっておりました。
思えばおいしいビールなどを普通に楽しみ、タバコも少ないとはいえ普通どおりに吸っていた自分。帰国後友人に聞いたら2000mレベルでも高山病で亡くなる人がいるとの事。ちょっと甘く見ていたかもしれません。これから行かれる方はアルコール・たばこにご注意ください。
車で一路空港のあるフリアカへ。アレキパを経由してリマに到着。高山病とはよく言ったものでリマに到着後、体調もすぐ良くなりました。
リマで2時間、ヒューストンで6時間飛行機が遅れながらも日本に帰国しました。
全体的に言えば十分注意していれば高山病も問題ないと思います。
後は天気だけ!途中雨に降られたもののマチュピチュも非常に期待通りすばらしく、長年楽しみにしていたラパスも非常に良かったです。
またマチュピチュの蚊にさされたところは痕になってますが・・・
2008年10月  菅原

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