憧れのガラパゴス!やっぱり来て良かった

憧れのガラパゴス!やっぱり来て良かった

(日本発からガラパゴスクルーズ終了~キトまで)
今回は、エクアドルに行ってきた。
日本人にはあまり馴染みのない国であるが、ガラパゴスといえばわかる方も多いのではないだろうか。
そんなガラパゴスを3泊4日のクルーズで、動物・植物観察及びリゾート体験を満喫してきた。
日本出発からスケジュールを追いながらお話したいと思う。


1日目
16:00ほぼ定刻通りに出発。いよいよ憧れの地ガラパゴスへの旅が始まる。
今回の利用航空会社はコンチネンタル航空で、日本より唯一同日にエクアドルの首都キトに行くことのできる航空会社である(日付変更線は通過しますが)。
久しぶりの太平洋線、最初の目的地(乗り継ぎ地)北米ヒューストンへの長いフライト。
愛煙家にはちょっと辛い約12時間のフライトであるが、これから始まる自分にとっての未知の国への大きな期待を考えると、そんなことはどうでも良いことになってしまう。
ヒューストンには予定より1時間近く早着(13:00)。飛行機を降りたその流れで入国審査場へ(第三国から北米に到着した場合必ず入国審査と預け荷物の預け直しが必要、尚、搭乗券は最終目的地のキトまで出るし、タッグもキトまでになっている)
その後、ターンテーブルより預け荷物をピックアップし荷物の預け直し。
その所要時間約40分と非常に簡単でスムーズ。
次の出発まで(17:30)充分すぎるトランジットで時間を持て余してしまう。
*ちなみに愛煙家の皆様へ*
空港内には喫煙所がないので外に出なくてはなりません。
その際、空港内に戻る際にかなり厳しいセキュリティチェックがあります。
不審な物を持っていなければ何の問題もありませんが。
17:30定刻に出発。ここからはダイレクトにキトへ約5時間のフライト。
そろそろ到着というときに機内アナウンスが・・・
「キトが霧のため着陸できない。少し様子を見てダメならグアヤキル(エクアドル第二の都市)に行きます」と。約30分キト上空を旋回の後、霧も晴れ無事着陸。(結局オンタイムの20:40着)
機内を出ると肌寒い。タラップを降りて歩きでターミナルへ向かう。
入国審査及び荷物チェック・税関は至って簡単。そのまま外へ。
(ちなみに日本との時差はマイナス14時間<ヒューストンも同じ>)
夜にもかかわらず人だかりになっている出口を出ると、日本語で声を掛けられ振り向くとそこには、今回お世話になる「サロンゴ」という現地旅行会社の日本人スタッフ石倉さんが待っていてくれた。(旅慣れているつもりでもはじめての地で日本語又は日本人の顔を見るとちょっとホッとするものである)
そのホッとする気持ちとあわせてタバコを一服。(アレッ?ちょっとめまいが・・・)
それもそのはず、ここは標高約2800Mの高地。稀に高山病の症状が出る方もいるとのこと。
その後、ホテルの車にてホテルへ向かう。市内(新市街)へは約15分。
今日の宿泊は「メルキュール キト ホテル」。
結局、ホテルの部屋には入れたのが夜中の12時過ぎ。
長い道のり(いえを出てからここまで約26時間)の疲れと翌日のモーニングコールが4:30ということもあり、シャワーも浴びずにそのまま就寝。
*ホテルの設備など
アメニティ充実(石けん・シャンプー・バスフォーム・ボディーローション・爪研ぎ・綿棒・無料のミネラルウォーター・コーヒー・紅茶・)
設備などもバスタオル・ハンドタオル・フェイスタオル・バスタブ・バスローブ・ドライヤー・スリッパ・ケーブルTV・湯沸し機・ミニバーなど
4ツ星ではあるが5ツ星並みの設備。部屋はちょっと狭いが快適?
外が大通りに面しているので昼間はちょっとうるさいかもしれない。
2日目
05:45ホテル出発。国内線空港へ(国際線の隣)。
まず、預け荷物のチェック。チェックインカウンターの前のプレハブの中にて必ず
荷物を開けて入念に確認する。
その後、チェックイン(タメ航空のクルーズ船アンバサダー号専用のカウンターにて)。
搭乗券・帰りのチケット・クルーズ船のバウチャーを受け取り、セキュリティーチェックを通り待合室へ。待合室はフライトごとに仕切りがあり他のフライトと間違えることはまず考えられない。
また、飲み物の無料のサービスがあり(ミネラルウォーター・コーヒー・各種ソフトドリンク)さすがに航空券代が高額なこともありサービスがよい。
出発予定の7:30になっても搭乗する気配がない。「疲れているのに早起きしたのに」とちょっと機嫌が悪くなってきたが、待つこと1時間ちょっとでやっと搭乗である。
(ここでちょっと不安。結局1時間半位ディレイしているのにクルーズ船に間に合うのであろうか?でもご心配なく。飛行機が到着しないと、船は出港しないのである。バルトラ島に何らかの理由で着陸できないときでも、もうひとつの空港サンクリストバル島にまで迎えに来るとのことである)
行きの座席はフリー(帰りは指定)。やはりここは窓際を確保したいので早めに搭乗することをお勧めします。
バルトラ島空港周辺ガラパゴス諸島(バルトラ島)に行くにはすべてグアヤキル経由になる。
出発して約2時間でガラパゴス諸島の玄関口そしてクルーズ船の乗船地バルトラ島に到着する。
ここでは、機内で配られたガラパゴス諸島へ入るためのいわゆる出入国カード(エクアドル人いわくガラパゴスはエクアドルではないのである)・荷物チェック・入島税$100の支払いを済ませ船着場へバスで移動する(ガラパゴス諸島は本土からマイナス1 時間の時差があるが、船上の時間は本土の時間で行動する)。ちなみに、キトの空港で預けた大きな荷物は船の自分が利用するキャビン(部屋)まで運ばれる。
クルーズ船船着場に着くと、沖に停船しているアンバサダー号に乗船するため、ライフジャケットを装着しエンジンつきのボート(以後、各島に上陸する際に使用されるボート)に乗り込む。
約10分くらいでクルーズ船に乗船。そのままレセプションにてチェックインの手続きをしてキャビンの鍵が渡される(レセプションではパスポート・航空券を預ける。尚、パスポートは翌日の夕方には戻してもらえるので、受け取りに行く。私はセイフティーBOX代わりに下船まで預けたままにした)。
キャビン内*キャビン内の設備など
アメニティ(石けん・シャンプー・リンス・ボディーローション・毎日補充されるミネラルウォーター)
設備もバスタオル・フェイスタオル・スリッパ・ドライヤー・もちろん真水のホットシャワー
また、一日中無料のソフトドリンクがある(コーヒー・コーラ・アイスレモネード)
サンデッキかバーカウンターにて
また、船内にて使った代金は最終日にまとめて支払いをする
一旦、キャビンに入った後ラウンジに集合。今回は約40名くらいの乗客がいるようだ。
そこでスペイン語・フランス語・英語のグループに分けられ(A・B・C・Dの4組)ブリーフィングが始まる。(私は英語)英語はサンデッキにて(今後すべてこのグループで行動することになる。私たちのグループは12人くらい。アメリカ人、ニュージーランド人、ドイツ人、とアジアからは私が日本人と1人のフィリピン人←この人が後で助かった)。
約30分ほどで終わり14:00より昼食(このときに今後自分が使用するテーブルとテーブルパートナーが決められる。昼食はビュッフェ)。船が出港する。
その後、最初に上陸するノースセイモア島の説明と避難訓練。
15:30 ノースセイモア島上陸(ドライランディング)。
*上陸するのに2つの方法がある。
ドライランディングとウエットランディング。
ドライランディングはボートより濡れることなく上陸。
ウエットランディングはボートより一度海に下り上陸する。海の下りると言っても膝より下くらいの水深しかないので、泳げない方でも大丈夫です。
アシカ(オットセイ?)上陸してすぐに迎えてくれたのがアシカ(オットセイ?)、充分手で触れる距離なのに絶対触ってはいけない。もし触るとその動物は何処かの動物園に送られてしまうらしい。
今後、何度も触りたい衝動にかられるくらい可愛いそして毛並みの良い動物・鳥を見るが、グッと我慢した。
島の中をナチュラリストガイド(MS GRACE)と共に約2時間ほど歩く。
普段あまり歩かない(運動もしていない)私でもまったく問題なくついていける。
*ここで見ることができる(できた)のが、アシカ・海イグアナ・陸イグアナ・アオアシカツオドリ・グンカンドリなど、ほかにも固有種の植物も生息している。
最初はアシカもアオアシカツオドリも珍しいため写真を取りまくっていたが、後になって思えば腐るほど出会うことができるのであるが・・・。
18:00帰船(船に戻るとネームリストが用意されており、戻った確認の意味で自分の名前にチェックする。また、戻るたびに一口サイズのおやつが用意されている。ピザ・クッキーなど毎回違う)
19:30より明日上陸するサンクリストバル島・エスパニョ-ラ島の説明。
(ほとんど寝てない、歩き疲れた、英語の説明ということもあり半分寝ていた)
20:15よりウェルカムカクテルパーティー(といっても船員の紹介と乾杯で15分くらい)
20:30より夕食(私のテーブルパートナーはおしゃべり好きのアメリカ人)
夕食のメニューは昼食時にオーダーする(前菜とスープは決まっているがメインとデザートは2つづつある中から選ぶ。飲み物は何でもあるワイン・ウイスキー・ブランデー・ウォッカ・各種カクテルもちろん有料だがコーラなどのソフトドリンクは無料)。
今日は本当に疲れたので21:30には就寝。
ちなみに、喫煙はデッキかサンデッキ及びサロンにて可(乗船中はデッキが私の居場所となった)。
3日目
06:00起床。とりあえずデッキに出て一服。
まだ薄暗い中、心地良い風が気分爽快。ちょっと贅沢な気分。
そんな中でも船では作業が始まっている。毎日同じ船員さんがデッキの清掃、キッチンでは朝食の準備。
サンクリストバル島の夜明けすれ違う人は皆(船員も乗客も)ブエノス・ディアス!(スペイン語でおはようの意)と挨拶。「急造でも挨拶だけでも覚えておいてよかった」 部屋に戻り、熱いシャワーで目と体を覚まし、今度はカメラを持ってサンデッキへ。
まだ完全には夜が明け切っていないが、今日最初に上陸するサンクリストバル島の全景がシルエットととしてきれいに見える。
07:00より朝食(食事・上陸などの際は必ず船内アナウンスがある)朝食もビュッフェ 食事はどれもホテル並みの食事でたいへおいしい。ちょっと味が濃い気もするが。
セロブホ08:00より2つ目の島、サンクリストバルの西側のセロブホへ上陸(ウェットランディング)
ここは動・植物観察ではなくアシカのいる白砂のパウダーサンドビーチでのんびり。
もちろん泳ぐことやスノーケリングも(スノーケリング用具一式は船でレンタル可。有料)できる。
日光浴の隣にはアシカも一緒に寝ている。約2時間思い思いにリゾートしている。
*ここで見ることができる(できた)のが、アシカ・ウミイグアナ・紅岩ガニ・熱帯魚・パイプウニ・ヒトデなど
アシカと戯れる
11:00ごろ帰船 しばし休憩
船上よりキーカロック(ライオンが眠っているような岩の意)鑑賞
12:30昼食 次の目的地エスパニョ-ラ島(ガラパゴス諸島最南端)まで約3時間の航海。
この間波が高くなり、不覚にも今回初めての船酔いをしてしまった。
2時間くらいキャビンにて休憩。(後で思えばサンデッキに出て風にあたっていればよかったかなあ)
ウミイグアナ16:00よりエスパニョ-ラ島上陸(ドライランディング)
たくさんのアシカとウミイグアナの出迎え(もうすでに見飽きてきた感があるが・・・。でも触りたい気持ちは相変わらず)。
大きな石がごろごろ転がる内陸を観察ウォーキング。
*ここで見ることができる(できた)のが、大岩ガニ・アホウドリ・アオアシカツオドリ・ペリカン・アカメカモメ・アオツラカツオドリ・ダーウィンフィンチ・アカアシカツオドリ・マネシツグミ・ヨウガントカゲなど。ここは特に珍種(固有種)の鳥が生息しているとのこと。途中、潮吹き岩なども見ることができる
アオツラカツオドリ
18:00ごろ帰船 乗船中の休憩時間には必ず昼・夕方共にサンデッキにてカクテルのサービス(有料)がある。(コーラ・スプライトなどのソフトドリンクは無料)
19:40より明日上陸するサンタクルス島の説明。
(でも、やっぱりこの時間は眠たいなあ)
20:15 アンバサダー号のキャプテンと話(日本にも何度か来たことがあるとのことで挨拶くらいはできるらしい)
21:00 キャプテン招待のディナー(これはみんなが招待されるわけではなく、私が旅行会社のスタッフだということで招待されたらしい)
22:00 就寝

4日目
今日も06:00起床。とりあえずデッキで一服。
今日も同じおじさんが掃除している。スペイン語ができたらとつくづく思う。
今日は天気が良くなさそうだ。薄暗い中ではあったが、空一面雲に覆われている。
部屋に戻り朝食の時間まで休憩。
07:00より朝食(天気が悪いと思っていたが、日が昇ると共に雲が何処か行ってしまった。 雲ひとつない晴天である)
08:00よりガラパゴス諸島で一番大きい都市、サンタクルス島にあるプエルト・アヨラへ上陸 ボートで着後バスで5分。チャールズダーウィン研究所へ。
ロンサムジョージ(ゾウガメ)ここでは“孤独なジョージ”(ロンサムジョージ)というゾウガメの見学と、生まれたばかりの各島から集められたゾウガメが保護(育て方)されている様子を見ることができる。
孤独なジョージも手の届く距離まで近づける。とにかくデカイ。顔が人間の大人の顔以上はある。
年寄りの割に足取りはしっかりしており「亀は万年」も実感?できる。
10:30よりフリーで帰りは歩いて港へ戻る。途中小さいながらもいくつものお土産やさんや喫茶店・レストランなどがある。ガラパゴス諸島で一番といってもそれは田舎の町。
人ごみがあるわけでもなく、港町なだけに時間がゆっくりと流れている。
ここの港からは日帰りの島上陸観察船やダイビングのための船が出ている。
宿泊施設もあり(弊社でもここに滞在しながらの日帰りクルーズのツアーがある)クルーズ船を利用しなくてもガラパゴスでの滞在を楽しむことができる。(遠くの島にはいけませんが・・・)。
11:30帰船
12:15より明日のチェックアウトについての説明をメインラウンジにて。
12:30 昼食(毎回の食事で思うが、毎日違うメニューで実においしい)
13:30 ガラパゴスのビデオ鑑賞会であったが、2度目の船酔いのためダウン。
クルーズには絶対に酔い止め薬が必需品。大きな船だからといって甘く見てはいけない。
15:30 最後の上陸地サンタクルス島のセロドラゴン(龍の背中の意)というポイントへ上陸。(ドライランディング)
島の内陸にある小高い丘(ここがセロドラゴン)まで行く。
陸イグアナ途中にはフラミンゴが生息するラグーンや藪の中に潜む陸イグアナを探す。
丘の上からの景色は絶景!その後、船着場で約1時間のフリータイム。
水泳やシュノーケリングが楽しめる。水はかなり冷たいが・・・。
18:00帰船 しばし休憩
クルーズ最後の夜を迎える前に、夕日を眺めながら感傷にしたる。
19:30さよならカクテルパーティー
ガラパゴス諸島のスライド鑑賞とナチュラリストガイドの挨拶(30分)
20:30 夕食
ここで1人誕生日のお客さん(前でのフィリピン人)がいて、バースデーパーティも始まった。
(クルーズ中理解できない説明などをタガログ語で通訳してくれたり<といってもタガログ語も完璧ではないのだが、英語よりは理解できる>とお世話になった)
夕食後はメインラウンジにてエンドレスのさよならパーティーが始まる。
私は23:00頃キャビンに戻り就寝。
5日目
バルトラ島の夜明け今日も06:00起床デッキへ。
しばらくこの4日間のクルーズでの体験を思い起こし、感傷に更けている。
キャビンに戻り下船のために身支度と荷物の整理。
前日に用意されていた、クルーズについてのコメント用紙、ガイド及びクルーへのチップの為の封筒に準備し、預け荷物をキャビンの外に(ここからまたキトまでスルーで運ばれる)。
朝食の前にチェックアウトを済ませ、パスポートを受け取りレストランへ08:30。
9:15下船開始 元来たようにボートでバルトラ島の船着場へ戻りバスにて空港へ。
空港に着いてからアンバサダー専用のカウンターで搭乗券を受け取る。
10:45(本土時間11:45)発のフライト。時間があまりないと焦っていたが空港ではガラパゴス時間。
約1時間の待ち時間があったので、空港の前のお土産屋を物色。
30分前にゲートへ(ここもフライトごとに仕切られている)。
オンタイムで出発(戻りもグアヤキル経由)。窓際だったため眼下に島々を見ながらキトへと向かう。
15:00キトに到着し、メルキュールホテルへと向かった。
3泊4日のクルーズで満足はできたが物足りなさも残る。
時間が許すのであれば是非7泊8日のクルーズをお勧めする。
自分自身も何か忘れ物をしてきたような心にモヤモヤが残ったため、絶対また忘れ物を取り戻すため残りの4泊5日のクルーズに来ようと思う。
ケニアやタンザニアのような大きな動物こそいないけれども、人の手が入っていないそれも固有種及び珍種の動物・植物・鳥などを見ることができたのは貴重な体験であったと思う。
以前に比べて数が減ってきているという話を聞くが、にわかではあるがエコツーリストとしてはこれ以上の数の減少及び絶滅がないよう願うばかりである。
やっぱり憧れの地ガラパゴス諸島に行ってよかった。それでもまだまだ憧れの地ではあるが・・・
酒井 光浩
2003年5月

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