東欧5か国周遊視察7泊9日間

チェコ・ポーランド・スロバキア・ハンガリー・オーストリア
今回東欧出張の機会を得ました。訪れたのはプラハ(クトナー・ホラ)→クラクフ→ブダペスト(スロバキア)→ウィーンです。弾丸日程でしたが骸骨教会含む中世の街並みや負の遺産訪問、ドナウベント、ドナウ川クルーズにウィーンでのカフェ巡りとてんこ盛りの内容でしたが天気も良く充実した出張となりました。


シェーンブルン宮殿の併設カフェのザッハートルテも美味


「フンデルトヴァッサー」設計の「クンストハウスウイーン」

<プラハ>
さまざまな建築様式の古い建物が残るチェコの首都プラハ。中世時代に建てられた赤い屋根で埋め尽くされた街並みは、まるでおとぎの国のよう。 世界遺産に登録されている旧市庁舎、モルダウ川に架かるカレル橋、世界で最も大きいプラハ城など、見どころがたくさん。
今回はプラハで半日強しか時間がなかったので、前半プラハ市内の主だったところをトラムや地下鉄をつかってダッシュで回りました。
午後からは列車で片道約50分のところにあるクロナーホラの骸骨教会を見に行ってきました。クトナー・ホラの町セドレツにある小さなカトリック教会は、石造りの何の変哲もない外観を持ちながら、一歩中に踏み込むとそこは「骨・骨・骨」!教会前の石畳の白いドクロマークに導かれて、小さな教会に足を踏み入れると、目の前に現れる骸骨が作りだす光景への驚きに、目を奪われてしまう。納骨堂入り口のアーチや壁には、針金や糸でつなげられた骸骨がぶら下がっています。あまりにあっけらかんとした、そして雑な扱いを受ける骸骨の登場に、驚愕に続き当惑も感じずにはいられません。


聖ヴィート教会


聖ヴィート教会


プラハ城からの眺め


カレル橋沿岸からの眺め


カレル橋のヤン・ネポムツキー像に触ると幸運が??


墓地教会クトナー・ホラ


墓地教会クトナー・ホラ


墓地教会クトナー・ホラ

<クラクフ>
ポーランドの京都と呼ばれるクラクフ市内には魅力的な見どころが沢山あります。第二次世界大戦であまり被害を受けなかったこともあり、世界遺産に登録されている旧市街には、歴史的な建造物が多く残っています。なかでも旧王宮であるヴァヴェル城や13世紀に建てられたゴシック様式の聖マリア教会、中世の交易所跡である織物会館などは必見です。最近の話題スポットガジミエシュ地区の散策もおすすめです。かつてユダヤ人が暮らし廃墟と化していた町は現在若者が集まるアートな街へと変貌し、おしゃれなストリートアートや古民家を改装したバーやクラブが立ち並んでおります。
クラクフ観光の最大のハイライトは100万人を超える人々が犠牲になった負の世界遺産「アウシュビッツ・ビルケナウ強制絶滅収容所」です。収容棟に並ぶ犠牲者の顔写真や遺品を目の当たりにすると、やり場のない憤りと悲しみを禁じえません。平和の大切さを改めて考えさせられる世界遺産です。目を背けずしっかりと目に焼き付けてまいりました。


バルバカン


織物会館


中央広場


ヴァヴェル城


おいしいと評判のすし店「HANA SUSHI」


夜の中央広場付近


夜の中央広場付近


アウシュビッツ博物館


ガス室へ送られる子供たち


被収容者から奪い取った義足


「選別」の瞬間をとらえた写真


人体実験台とされた子供たち


絶滅施設の模型


収容所のトイレ

<プダペスト>
ブダペストの観光のハイライトの一つである王宮の丘はハンガリーにおいて重要な複数の歴史的な建造物が存在している地域で、1987年に世界遺産に登録されました。ブダペスト市内を一望できる「旧王宮」や歴代のハンガリー国王の戴冠式が行われた「マーチャーシュ教会」、ネオ・ロマネスク様式で建築された白亜の要塞「漁夫の砦」はいずれもフォトジェニックで必見です。この丘は長らくハンガリーにおいて、文化的、政治的な中心地としてあり続け、19世紀から20世紀初頭にかけて起こったハンガリー革命やハンガリー評議会共和国の建国、ハンガリー動乱などの多くの重要な歴史的イベントもこの王宮の丘で起こっています。夜はドナウ川クルーズへ。ブタぺストのドナウ川クルーズは、夜の乗船が圧倒的に人気!ドナウ川からみるライトアップされた街並みは必見です。「ドナウの真珠」と讃えられる美しい世界遺産の街並みを満喫することができます。様々なクルーズ会社からナイトクルーズが出航しており、カジュアルな服装で楽しめるワンドリンク付きお手軽プランから、優雅なディナークルーズまででています。翌日はドナウベントツアーへ。
夕方にはブダペストを代表する温泉施設ゲレルートへ。適温で気持ちよかったです。


くさり橋


王宮からみたブダペスト市内


王宮


国会議事堂


聖イシュトヴァーン大聖堂


聖イシュトヴァーン大聖堂でのコンサート


ドナウ川クルーズ


ドナウ川クルーズ


ドナウ川クルーズ


エステルゴム大聖堂


エステルゴム大聖堂からのドナウベントの眺め


スロバキア側からエステルゴム大聖堂を望む


ウィシュグラード要塞


ウィシュグラード要塞からみたドナウベントは絶景!


かわいらしい街並みセンテンドレ


ゲレルート温泉

<ウィーン>
オーストリアの首都、音楽の都ウィーン。世界遺産にミュージアム、カフェにオペラ、ショッピングなど魅力溢れる街です。クラシック音楽をはじめ、栄華を極めたハプスブルク家の宮廷文化とその史跡、クリムトを輩出した退廃的な世紀末文化に、舌鼓を打ちたくなるような美味しいグルメと、私たちを魅了して止まない古都ウィーン。見どころが多岐に渡りすぎて、どこから巡ればよいのかわからない旅行者もご安心を。トラムや地下鉄を利用すれば、1日程度でも十分楽しめます。
今回はお昼ごろウィーンに到着後、日中は王宮・オペラ座周辺とシュテファン大聖堂とカフェ巡り、途中教会のミサ見学を挟み、人気チョコレートケーキ「ザッハートルテ」で有名なカフェ「ザッハー」と「デーメル」でザッハートルテを食べ比べした後、途中教会のミサ見学を挟み、人気の日本食店にて夕食、その後はハイリゲンシュタッドにあるホイリゲ酒場マイヤーへ。ベートーベンゆかりの店で新酒ホイリゲを堪能しました。
翌日は夜の出発まで、皇帝一家が暮らした世界遺産シェーンブルン宮殿とクリムトの接吻が提示されているベルベデーレ宮殿、途中老舗カフェでザッハートルテを食べ歩き、ハプスブルク家の墓所カプチーナ教会、ジブリの宮崎駿監督にも影響を与えたとされる「フンデルトヴァッサー」のカラフルな公営住宅なども回り空港へ。あっという間の滞在でしたがこれだけまわれます。まだまだ奥深いウィーンはぜひ再訪したいです。


王宮


老舗カフェ「デーメル」


デーメルのザッハートルテ


老舗カフェ「モーツアルト」


老舗カフェ「モーツアルト」の「モーツアルト・トルテ」


ステファン大聖堂


ステファン大聖堂


オペラ座


ベートーベンゆかりのホイリゲ


このホイリゲにはシュワちゃんもきているらしい


シェーンブルン宮殿


シェーンブルン宮殿の併設カフェのザッハートルテも美味


シェーンブルン宮殿内に展示のクリムトの接吻


建築家「フンデルトヴァッサー」のカラフルな公営住宅


「フンデルトヴァッサー」設計の「クンストハウスウイーン」


ハプスブルグ家の華麗な墓


フランツ・ヨゼフとエリザベートの墓

【スタッフおススメ度】
プラハ★★★★ プラハの街歩きが楽しい
墓地教会(納骨礼拝堂)★★★★ プラハから日帰りでクトナー・ホラへ
ブダペスト★★★★ 日中も夜も美しい風景に酔いしれましょう。
ウィーン★★★★★ ウィーンのスイーツを食べつくしましょう!

2019根4月 渡邊

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