国際色豊かで日々発展を続ける都市、ドバイ。
近未来感溢れる高層ビルやホテルが建つ街を背景に美しいエメラルドグリーンのビーチが続く景色はドバイならではないでしょうか。ちょっとリッチなホテルで日常を離れて人生の潤いをチャージするも良し、4WDでアップダウンの激しい砂漠を猛スピードで疾走するデザートサファリでハラハラドキドキのスリルを味わうのも良し、世界一の高さの展望台から景色を独り占めするっていうのも良いですね。平凡な毎日から脱出したい!と、ふと考えてしまった社会の荒波に揉まれて頑張っている大人の方々にぜひぜひおすすめしたいのがこのドバイです!!直便でフラッと行ける、まさにオアシスのような魅力が詰まった素晴らしいところです!
最新スポットもご紹介しますのでぜひ今後の週末弾丸トラベルの計画をご検討くださいませ★
今回は直行便のエミレーツ航空を利用しました!
エミレーツ航空エコノミークラス/アメニティも充実!
◆旅程◆―――――――――――
1日目 深夜羽田発<機中泊>
2日目 朝着、市内観光<ドバイ泊>
3日目 市内・砂漠観光<ドバイ泊>
4日目 ホテル視察 深夜ドバイ発<機中泊>
5日目 夕刻成田着
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弾丸です!2泊でしたが十分楽しめます。
羽田発は深夜0時台なので、お仕事終わりでも十分間に合います。
両替はドバイ空港で済ませるのがおすすすめ。レートも悪くないです。
それから、ドバイはイスラム教の国なので公共の場所ではお酒は飲めません。4つ星や5つ星のホテルのレストランやお部屋のミニバーであれば飲めますがかなり高額です!!ビール1杯1000円以上はするようです。もしどーーーしても飲みたい!!!という場合は空港に入国してすぐの免税店で缶ビールなどが購入できるので、そこで買ってホテルのお部屋で飲むことであればちょっと安く済ませることも可能です。ただし、絶対に公共のエリアでは飲まないように注意!!
◆ドバイの基本情報
セレブなイメージのドバイですが、意外にどんなところかよく知らなかった私。ガイドさんにいろいろ教えてもらいました。ドバイは世界中からたくさんの人が集まっている都市で、約300万人の人口のうち現地の人は1万人程度しかいないそうです。インド人が3割と多く、最近は中国人も増えているようです。そして1割しかいないドバイの現地人の生活を聞いて驚いたのですが、6割が公務員で収入は日本の4倍程!!!しかもしかも現地人なら税金なし、光熱費なし、公立学校は高校まで無料、医療費も無料、さらに国から1家族に家1棟が支給されるとのこと・・・・えええええ、そんなバカな!!!夢のような暮らしができるじゃないか!!!よし、移住しよう!と思ったアナタ。甘くないです。ドバイに移住をする外国人はめっちゃお金かかります。賃貸だと東京より全然高くて、光熱費、教育費、医療費諸々全て有料(高め)とのこと。移住はあきらめました。
そしてこれも個人的には意外だったのですが、ドバイ経済が潤っているのは、現在はオイル輸出で伸びているわけではないのです。ドバイ経済発展のきっかけはやはりオイル輸出だったのですが、その後は世界の中心のハブ都市として観光、商業、貿易などを発展させたことで今はオイルに頼らなくても伸び続けている都市なのです。今では外国にオイル輸出はしてないとのこと。なるほど、勉強になりました。ありがとうガイドさん。
◆ドバイミュージアム
先ほどの基本情報をもとに視察した、こちらのドバイミュージアム。油が見つかる前の貧しい時代のドバイの暮らしから現在までの発展を見ることができます。昔は漁業などで生計を立てていたようです。今の近未来都市ドバイからはかけ離れているので結構興味深い。
◆ゴールドスークとアブラ(渡し船)
ドバイの中でも古き良きアラビア文化が残るのがディラ地区。中でもドバイに行ったら訪れてほしいのがゴールドスークです。ドバイクリーク側から行くならアブラという渡し船に乗って移動するのが簡単で便利で安い!事前予約は不要で船着き場で片道ひとり1ディルハムを直接支払って乗ることができる20人乗りの船になっています。
アブラ乗り場
ゴールドスークにはアラブ風のお土産屋さんや量り売りのスパイス、カシミヤやシルクのスカーフやカラフルなサンダルなどのお店がたくさん密集しており、女子にはたまらない賑やかなお買い物スポットになっています。ゴールドなどのジュエリー店がたくさんあるのもドバイらしい見どころのひとつ。最近は中国人観光客が香辛料のひとつのサフランを瀑買いしていくとか!
◆世界一のタワー、バージュカリファ
こちらは世界一の規模のドバイモール!なんと1200店舗ほども入っているという巨大なモール!館内には水族館や世界一高いタワーのバージュカリファの展望エントランスもあります。
バージュカリファはさすが世界一とあってとても賑わっていました!時間制のチケットで入場をしていきます。「アットザトップ」は124階と125階の展望台で、料金は大人130ディルハム~なので日本円で約3,900円から。さらにそのうえの「アットザトップスカイ」は更に高い148階の展望台で、こちらは世界一の高さの展望台でもあり、展望台としては世界で一番高額でもあります!大人料金は370ディルハム~なので日本円で約11,100円からという料金!なんと強気な値段設定!!
今回はアットザトップのみ観光してきましたが、それでもすごい迫力!!!ドバイが街をぐるりと一望できます!
◆デザートサファリ
ドバイになら砂漠に行くのも忘れてはいけません!初めて訪れましたがとってもエキサイティングで充実していました!砂漠ドライブ+BBQディナーやアラビアンな体験が含まれるオプションツアーのひとつなので、ドバイに行くなら是非追加をしていただきたい。
まずはシティエリアから砂漠エリアまで行き、砂漠に入る前に4WDのタイヤの空気の調整を行って、いざ砂漠ドライブへ!タイヤの調整というのは、やわらかい砂地でスタックしないためにタイヤの空気をプシューっと抜いてから出発するそうです。
砂漠では、山あり谷ありな道なき道を4WDでブオオオォーーっと突っ走ります!砂丘はアップダウンが激しくて本当にジェットコースターのよう!!酔いやすい人は酔い止めマストです。(私も飲みました)窓の外には時々砂漠に生息するガゼルという鹿のような動物がひょっこり現れたりもするので外をみるのも面白い!楽しすぎてあっという間に感じました。途中、砂漠に落ちていく夕日をゆっくり見るのも素敵なひとときでした。
サンセット鑑賞
キャンプエリアが到着ポイントで、こちらでBBQディナーを楽しみました。テントに囲まれたキャンプサイトになっており、綺麗なお手洗いなどもあり安心です。ここではラクダ乗り、水たばこの「シーシャ」、ヘナタトゥー、ベリーダンス鑑賞、BBQなどのビュッフェ、アルコールなどを含むドリンク、これらが全てツアーに含まれていて好きなだけ楽しめます!ベリーダンスショーのあとには突然テントエリアの電気が全て消灯され、星空観賞の時間が設けられています。砂漠に瞬く満点の星空、想像するだけでとってもロマンティックでしょう!?ぜひともご自身の目で綺麗な星空を見に行ってください!!!
◆ダウ船クルーズ
アラブの伝統的な木造船を「ダウ船」と呼ぶそうですが、この船でドバイの煌びやかな夜景を見ながらディナーをするというセレブ体験ができます!!クルーズ会社によっていくつか種類があるようですが、私が今回乗ったのはドバイマリーナエリアから乗るクルーズ船でした。マリーナエリアのキラキラ夜景を見ながらゆったり2時間乗船します。食事はインターナショナルなビュッフェスタイルなので色んな料理を食べられます。近未来都市ドバイの夜の表情も、とっても輝いていてなんともバブリー!
◆最新スポットその1 「ドバイフレーム」
2018年1月に誕生したばかりのニュースポット、ドバイフレーム!その名の通り額縁のようなデザインのユニークな展望台。このフレームを一方から見ると発展したダウンタウンエリアのニュードバイが額におさまり、もう一方の反対側からフレームをみれば昔の風景が残るオールドドバイが額におさめることができる、というコンセプトらしいです。ドバイフレームの両サイドの塔がエレベーターになっていてあっという間に上まで到着します。
展望台エリアはなんとなんと、ながーーーいガラスの床になっており、地上が丸見え!!!高所恐怖症の人はほんとにご注意を!!私は好奇心でガラスを歩きましたが、なんだかヒュっと力が抜けるような感覚に陥りました、こわかったです。しかし!眺めは絶景です!美しいドバイの街に見とれてしまいました。
◆最新スポットその2「ラメールビーチ」
こちらは最新ビーチスポット、ラメール。実はドバイ、ビーチスポットを絶賛おすすめ中なのです!!ドバイのビーチが綺麗だということ、ご存知でしたか??そしてビーチ沿いの商業地開発もどんどん進んでいて、このラメールビーチエリアもおしゃれなカフェにレストラン、たくさんのショップ、エンターテイメントスポットなどが充実しています!パラソルやチェアーの貸し出しもしているそうなので、ここでドバイビーチを満喫するのもおすすめ。ただし、気分が良くなっても近隣の飲食店およびビーチではお酒は飲めません!!何度もお伝えしますがご注意を!
◆最新スポットその3「ドバイアイ」(建設中)とその他情報
世界最大の観覧車、ドバイアイを作っているそうです!世界一がいっぱいのドバイ、さらなる挑戦をしているようです。2019年中にはオープンするのではないかと言われていますが現在建設中です。ドバイアイはマリーナエリアに建設中なので近郊エリアはさらに盛り上がりそうな予感!シーザーズパレスホテルも2018年に完成しており、こちらは日本人スタッフも常駐しているそうです!(2019年現在)
シーザーズパレスホテル
実は、他にもバージュカリファを越える、さらなる世界一の高層タワーを現在建設中とのこと。進化が止まらないドバイ、これからも目が離せない!
◆ドバイで泊まりたい!すてきホテル&便利ホテル
①パレス・ホテルダウンタウン
ちょっとこれ!ホテルのエントランスですがこんな感じで続々とセレブを乗せた超長いリムジンが続々とやってくる!!!!なんだこのリムジン、長すぎる!!笑!!そしてこのあとも次々とリムジン、、リムジンが渋滞だと!?・・・そんな光景初めてみて思わず笑ってしまったこのホテル、パレス・ダウンタウンというところです。
スイートルーム
場所は空港までタクシーで約10分、ドバイモールは目の前!バージュカリファも目の前!というとてつもなく好立地でアラビアンな雰囲気が女子受け間違いなしの超おすすめホテル!!!お部屋のほとんどがファウンテンビューなので夜のファウンテンショーなんて見放題!
アラビアンな雰囲気漂うセレブ感たっぷりなホテル内の雰囲気にメロメロになること間違いなし!現実逃避の女子旅にもってこいのホテルです。
②アトランティス・ザ・パーム
ドバイといったらあのパームツリーの人工島を思い出しますよね。だけど、いったい何があるんだ、、、と思ったらパームの先にはこちらのアトランティス・ザ・パームホテルがありました!私個人の印象は完全にファミリー向け!!お部屋のほとんどがコネクティングルームに対応しているそうなので、大家族で滞在しても問題なしです。
このホテルの特典は、宿泊者は全員①隣接する水族館の入館無料!②もうひとつ、隣接している巨大ウォーターパークの入園料無料!!!わお!超お得!!とにかくホテルも近隣施設もバカでかいです。ドバイを楽しむ前にこのホテルで遊んでいたら滞在時間が全てここだけで終わってしまうのではないか!?というくらい!巨大水槽を横目にお食事ができる素敵なレストランもあるのでカップルでも良いかもしれません♪
ホテル全体の模型
③ワンアンドオンリー ロイヤルミラージュ
エメラルドグリーンが広がる美しいプライベートビーチ、南国感溢れる巨大なプール、素晴らしいホスピタリティのサービス、セレブな客室、美味しい食事、きっとすべて叶えてくれます、ワンアンドオンリーロイヤルミラージュが!!!!こちらも広いですがアトランティスとは打って変わって大人のセレブリティリゾートです。全館満室になっても滞在している人は絶対にそう感じない設計なんだとか!!たっぷりゆとりをもった広大な敷地があるからこその設計ですね、きっと。
エントランスに入ればラグジュアリーないい香りにつつまれたアラビックな世界へ。小さな小物や床・天井の模様など細部にまでこだわり抜いた素晴らしい世界観でもてなします。訪れた人を虜にしてしまうようで、宿泊客の4割くらいはリピーターになるそうです!!!こちらはハネムーンなどにおすすめですよ♪こんなホテルに泊まれたら素敵な思い出になりそう!
④番外編/ハワードジョンソン
クリーク周辺の立地で空港からも近く、コスパも良いのがこのハワードジョンソン。スタンダードクラスホテルですが、ドバイにリーズナブルに楽しむのであればおすすめホテル。近くにドバイ博物館やスークもあるので観光のしやすさは抜群!
◆エミレーツ航空
最後に、エミレーツ航空のビジネスクラスをご紹介します。復路の成田線で、エミレーツ航空様のご厚意によりビジネスクラスを体験させていただきました!さすが、ハイグレードエアラインのビジネス!めちゃくちゃ良い!!2階部分がビジネスシートになっており、機内後方には
専用ラウンジがあります。好きな時間に多数のワインなどのドリンクサービスを受けることができ、サンドイッチやプチスイーツなどの軽食も用意があります。素晴らしい!
以上、ぎゅっと詰まった2泊5日ドバイの旅をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。行きたくなりましたよね?ちょっと手が届かないかも、と思っていたドバイですが、いろんな魅力があるのできっと自分に合った楽しみ方を見つけられるはずです!そして更なる進化をし続けるドバイ。1回行っても次回行くときには絶対にホットなニュースポットが誕生していること間違いなし・・・!むむむ、ますます気になる、ドバイ!!!また新たな表情を見せてくれるドバイに期待を込めて、またいつか訪れたいと思います。
●デザートサファリ☆☆☆☆☆
爽快感あふれる4WDドライブがスリリングでたまらないっ!
砂漠でラクダに出会えるのもうれしい!
●ダウ船クルーズ☆☆☆☆☆
きらめく夜景でセレブなクルーズ!
もちろんカジュアルな服装で問題ないので気軽に楽しめます♪
●ドバイフレーム☆☆☆☆☆
ユニークな斬新ニュースポット!!
展望台では勇気を出してガラスを歩こう!
●ホテル パレスダウンタウン☆☆☆☆☆
バージュカリファを目の前にリッチな滞在を!
女子は間違いなく好きなタイプのラグジュアリーホテル★
2019.01 柳 舞美