今回、フィンランド航空様とスコットランド政府観光局様からご招待をうけ、スコットランドへ訪問する機会を得ました。
首都のエジンバラからセントアンドリュー、グラスゴーとエアシャーへの研修ですが主な目的としては行程中盤にありますグラスゴーで開催された旅行博であります。
スコッチウイスキー蒸留所!
フィンランド航空のビジネスクラス
ビジネスクラス和食弁当
フィンランド航空のビジネスクラスは広さやサービスはもちろんのこと、清潔感あるデザインが魅力。マリメッコのアメニティや、イッタラのグラスでお酒を楽しむことができます。機内食も和食をいただきましたが、繊細な味付けがされており驚きます。
スコットランド観光といえば外せないのは首都のエジンバラです。首都でもあり、随一の観光地でもあるエジンバラ。歴史的な建造物が集まる旧市街と、18世紀以降に造られた新市街が見事な対比をみせ、ユネスコの世界遺産にも登録されている街です。丘の上に建つエジンバラ城観光はもちろん、歴史の感じられる旧市街をブラブラ散歩することもおすすめ。特に夜の旧市街はポツリポツリと佇む街灯のおかげもあり、タイムスリップしたような気持ちになります。雰囲気の良いパブがたくさんあるので、気に入ったお店をみつけて食事を楽しみたいところ。
街の中の様子
エジンバラ城からみた市内
夜のエジンバラ
エジンバラ城は、スコットランドで最も重要なお城の1つです。町の中心にある高台にそびえ、その姿は遠くからでも確認できます。お城までは少し急な坂道を登って行くことになりますが、町の中心から歩いて向かうことができます。城内には貴重な建築物が多く見応えがありますので、時間はたっぷりとっておきたいところ。中でも、王宮の中にある、スコットランド女王メアリーがスコットランド王ジェイムス6世を産んだ「メアリー女王の部屋」は必見です。また、エジンバラ城の入口前の広場では、毎年夏になるとミリタリー・タトゥーという有名なイベントが開催され、大変な賑わいをみせます。
エジンバラ城ドーン
いよいよ入城
エジンバラ城に並ぶ大砲
城内の雰囲気はない
見どころたくさん
グラスゴーへ移動し、2日間旅行博に参加しました。野球のドームくらいの広さの会場にスコットランドのツアー会社やホテルなどの組むブースが軒を連ね、それぞれ商談を進めていきます。総勢1,000名ほどが参加していたかと思います。圧倒される広さと人数の中、あいにく日本勢は少なく、現地の商談先も、こちらの訪問元も日本人に比べ中国人が圧倒的に多かったのが印象的でした。
旅行博
ウェルカムディナーの様子
中国人と中華料理とは初めて
グラスゴーでは観光もしました。グラスゴーには国立のバグパイプミュージアムがあります。バグパイプとはスコットランドに古くから伝わる民俗楽器です。革のバッグに5本のパイプを取り付け、その1本のパイプに空気を吹き込んで、バッグに溜まった空気の圧力によって他のパイプからメロディを奏でる楽器です。私は中高と吹奏楽部、大学ではオーケストラで楽器をやっていたので血が騒いでしまいました。ということで挑戦。
バグパイプ
古いバグパイプ
吹いてみた
なかなか思ったよりも肺活量が必要です。けれどバッグに吹き入れた空気使って音をだしている間に息が吸えるので、音が途切れることなくずっと出せる仕組みのようです。今後、バグパイプを触れることなどないと思うので、興味深かったです。
グラスゴーから南東へ少しいったところに、エアシャー(AYRSHIRE)地方はあります。
ここはスコットランドの偉大な詩人、ロバート・バーンズが7歳までの時期を過ごしたところであり、スコットランドらしい自然豊かな美しい景色が広がるところです。彼の作品で日本人になじみのあるものだと、「蛍の光」があります。ロバート・バーンズは蛍の光の原歌詞を書いた人でもあります。
ロバート・バーンズ生家
ロバート・バーンズ生誕博物館
美しい庭園など
結婚式をやっていました(驚くべきこと晴れている!)
トランプ大統領のホテルもあります。ホテルの周りに特に何がある、というわけでもないので、泊まっているお客様はどういう方々なのだろう・・と不思議に思いましたが、ゴルフ目的の方が多いようです。
やっぱりゴルフ場
舞踏会できそう
トランプ大統領っぽい内装
今回、エジンバラだけでなく、スコットランドの美しい田舎も巡ることができ大変有意義な研修でありました。フィンランド航空様、スコットランド政府観光局様、ありがとうございました。
エジンバラのブリタニア号にて
(2018年4月 楠本 悠子)
☆スタッフおすすめ度☆
エジンバラ:★★★★★ 文句なしの観光地。必ず訪れたい。
グラスゴー:★★★ 文化・芸術の街。博物館やギャラリーが多い。
エアシャー:★★★★ スコットランドらしい風景が広がる。旅程に余裕があれば訪れたい