あなたは見ずに死ねるか、この絶景。シャモニー=モン=ブラン

あなたは見ずに死ねるか、この絶景。シャモニー=モン=ブラン


今回の本命、シャモニー =モン=ブランは、西ヨーロッパ最高峰モンブランの麓、世界でも有数のスキーリゾートとして多くの観光客が訪れます。
モンブランが初登頂されてから、現在の登山というスポーツの起源となっている為、
登山発祥の地として登山家の聖地とも呼ばれています。また冬季オリンピックの記念すべ1回目はこの地で開催されています。ここまで聞く限り、アウトドアのサラブレットのような場所であることは間違いなさそうです。

【今回の出張行程】
ストラスブール市内散策
アルザスの村々訪問
コルマール市内散策
ベルン・ジュネーブ市内散策
シャモニー=モン=ブラン
モンタンヴェール登山鉄道
モンブラン越え
クールマイヨール
ミラン市内散策


<ストラスブール>
クリスマスマーケットで有名で、シーズンに訪れれば町中が賑やかに彩られています。
今回は7月上旬と、タイミングは全く異なったがそのおかげで街歩きは気ままに歩き回ることができました。ここで外せないのは世界遺産にも認定されているストラスブール大聖堂は、旧市街の中に急に現れ、訪れる者の度肝を抜きます。あいにく、朝しか時間がなかったので、外観からのみの見学ですが、中に入れば立派なステンドグラスがあり、それを是非一見してみたかった。

~立ち寄り~
ストラスブールからアルザスの村々に行く道中で、
逃がせない観光スポットがカイゼルベルグ城。中世の調度品がそのまま置かれ、
当時の息吹を残すかのような城。ここからの景色は、アルザス地方を一望でき、
これからアルザス地方の村々を訪れる者としては心の準備ができます。


【アルザス地方の村々】
このアルザス地方は各々の村で特徴があって、1つの村はものの30分ほどで周ることが可能な小さなコミューンの集合体。今回は有名どころ訪れたが、案外訪れなかった村は更に良いのでは!?と思いつつも時間の限りで行ける所へ。
不動の人気、リクヴィル


2017年美しい村チャンピオン、カイゼスベルグ


花が美しい村エギスハイム


【コルマール】
ライン川に沿ってストラスブールからアルザスワイン生産の村々を抜けていくと、
小さいが都会的な街が広がります。。それがコルマールです。アルザスワインのお膝下としてスーパーでも豊富な種類のアルザスワインが並んでいます。


【ベルン】
正直なところ、当初あまり期待はしていなかったが裏切られたのはベルンでした。
スイスの首都ですが、ジュネーブやチューリッヒと比べると知名度や人気も高くはないかもしれません。ただ、16世紀から動き続けるシンボル、時計塔。石畳の道、色彩豊かな彫刻が掲げられた水飲み場。一方でトレンドのアンテナショップやレストランが地下の貯蔵庫に入っているなど、洗練された歴史との融合を感じることができました。



ついに到着。シャモニー =モン=ブラン
ジュネーブから1時間30分ほど車に揺られてたどり着く登山家の聖地。
街自体は、とても小さいが有名なアウトドアブランドがここぞとばかりに軒を連ねており、
トレッキングシューズやウィンドブレーカー等から、ヘルメット、ピッケルといった本格的な装備まで揃います。登山用品のデパートみたいでした。
いくら夏とでも、日中と朝夕の寒暖差が激しく、軽く羽織れるものがあると大変便利です。
エギュイデュミディを登るなら、ダウンジャンパーをもっていくことをお勧めします。
【モンタンヴェール登山鉄道】
シャモニーに観光で来る人のメインの見どころの1つモンタンヴェール登山鉄道。
1時間に4本ぐらいのペースで終点駅メールドゥグラスに向かって運行しています。


駅からは山間にできたメールドゥグラス氷河までケーブルカーを使って中腹まで降りていき、そこから400段以上ある階段をひたすら下ります。


そんなこんなで氷河内部にできた氷の洞窟に到着。

駅には絶景を眺めながら食事ができるレストランもあります。


【エギュイデュミディ】
まずはここに行くなら天気に左右されることは必至です。
早朝は比較的天気が崩れにくいので、晴れてる朝の始発のゴンドラは満員状態。
今回はシャモニーから乗る際はあいにくの天気だったので、頂上での風景は諦めていました。またイタリア側(クールマイヨール)にゴンドラを乗り継いで抜けることができるけれども、確率50%程度。結果的にはイタリア側に抜けることができました。※朝の段階では運休になっていました。とりあえず、エギュイデュミディの頂上に行ってみるのがいいかもしれません。
あっという間に富士山より高い場所へ。ここでの景色は、言葉で語りきれません。
名峰モンブラン、ここから山登りが始まった。


なんか伝説の場所のような雰囲気が出てます。

そして目玉の空中への一歩


イタリア側へ移る際に乗るモンブラン=パノラミック=テレキャビン

このフランスからイタリアに渡ってつながるこの路線が一番運休しやすいので、
乗れればラッキー!!!戻るつもりで渡っても、帰ってこれないこともあるので、
その場合はイタリア側のクールマイヨールに抜けてバスでシャモニーに戻ることもできます。バスなら30分もかからずに各町を往復できます。


最後にファイブスタークラブの仙波さんがシャモニーに住んでいるので、元気にしているか確認も兼ねていました。終始お付き合いして頂き、ありがとうございました。

おすすめスポット
・ストラスブール大聖堂・・・★★★★
・アルザス地方村巡り・・・★★★★★
・ベルン大聖堂・・・★★★★
・モンタンヴェール登山鉄道・・・★★★★★
・エギュイデュミディ・・・★★★★★
(2017年7月 小澤 駿)
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