ニューカレドニアで暮らそう 暮らしてわかる本当の豊かさ

ニューカレドニアで暮らそう 暮らしてわかる本当の豊かさ

今回の旅行先はニューカレドニア。ヌメア計3泊とイルデパン4泊という旅程。
イルデパンには有名な美しい3大ビーチがあり、そのうち一つはクトビーチでパウダーサンドのビーチとエメラルドグリーンの海が素晴らしい!クブニーはこのビーチの目の前にありいつでも行けるのが嬉しい。夕日もこのビーチに沈むのでビーチでビールやワインを持ってきて移りゆく海と空の色を楽しみながら乾杯するのもよし、ホテルのレストラン、バーはビーチにあるのでバーでゆっくり過ごすのも素敵な過ごし方だ。

「美しいクトビーチ」

「美しい自然の中にあるホテルクブニー」

「クブニーの土曜のビュッフェ」


また3大ビーチの一つで潮が引いたら小島への道が現れるカヌメラビーチへも徒歩5分なのが嬉しいところ。クトビーチは美しいけれど魚がいないのでスノーケリングはここで楽しもう。

「シークレットビーチのようなカヌメラビーチ」

このクブニーはホテル主催のツアーをたくさん催行していて、島内観光、もう一つの3大ビーチのピッシンヌ・ナチュレへ伝統的な船ピローグで訪れるツアーや、有名なノカンウイ島ツアーなどにも参加でき、毎日充実した時間を過ごせること間違いなし!ホテルには日本語スタッフもいるのも安心。
ノカンウイ島とモロ島でのBBQツアー
ノカンウイ島は数ある無人島でも一番有名で、海に溶け込む長いサンドバンクのビーチが美しい。

「不思議なサンドバンク」

「いつまでも眺めていたいほど美しい」

次に訪れたのは無人島のモロ島。ここでシュノーケリングとランチ、ハンモックでのお昼寝タイム。

「モロ島が見えてきた」

「モロ島に到着」

「ランチのロブスターのBBQ」

「ハンモックに慣れてない私」

ピローグ船とピッシンヌ・ナチュレのツアー
メラネシアンの伝統的な帆かけ船「ピローグ」に乗ってウピ湾に向かう。

「さあ、ピローグ船に乗り込もう」

「キノコみたいな変な岩」

1時間ほど船に乗り、上陸後、原生林の中を45分ほど歩く。その後、川の浅瀬を歩き、ようやくピッシンヌ・ナチュレに到着!気分はまるで探検隊!水着をきて、その上にショートパンツをはき、靴は山も水の中も歩くので底が厚めのマリンシューズがお勧め。

山歩きも楽しめる

満ちているときの水位はふとももあたりまで来るところを横断する!

イルデパンの3大ビーチの一つ、ピッシンヌ・ナチュレは美しい入り江の天然のプールで魚もたくさんいる絶好のシュノーケリングポイント。

「遠浅で美しいピッシンヌ・ナチュレ」

「ピッシンヌ・ナチュレでのシュノーケリング」

「ピッシンヌ・ナチュレ サンゴの近くには魚がたくさん」

次の日は体験ダイビングに挑戦!日本人インストラクターがいて安心。(いない時もあるそうです)普段はシュノーケラーの私もいつもと違う視点で魚が見れて大満足&大興奮!!










その次の日はホテルクブニーから往復3時間ほどで行って帰れるンガ山ハイキング。スニーカー以上の靴で登ろう。ンガ山はイルデパン島で一番高いが、子供も行ける簡単なハイキングコースで、山の上からはクトビーチやカヌメラビーチが見下ろせて絶景!

「頂上への道」

「頂上にある十字架」

「標高200mちょっとの山だけど見晴らしは抜群」

4泊したイルデパンはアクティブに過ごす人にものんびりしたい人にも美しい海が満足させてくれるところ。道を歩いていて車とすれ違うとき、かなり高い可能性で手を挙げて挨拶してくれるのが嬉しかった。びっくりしたことは女の人でも立派なひげが生えていた人が数人いたこと。パプアニューギニアでもそういえばいた。日本では女性はひげが生えたら急いで剃るけどねぇ。後日、ガイドさんに聞いたことだけど、南太平洋にある、とある島では立派なひげのある女性からお嫁に早く行けるのだとか。美的感覚が全く違うのでしょうね。今や日本では男性でさえひげの脱毛にエステサロンに行ってるんだよ、と教えたらきっと彼らも驚くのだろうか。
まるで南国にある南仏のよう!ヌメアの楽しい過ごし方
ヌメアはフランスとメラネシアの文化が融合した南仏の風が漂うリゾート地で治安もよく、女性だけでも安心して過ごせる街。街はココティエ広場を中心に碁盤の目のようになっているのでここを目印にショッピングや観光を楽しめる。朝市やスーパーマーケットでお土産を探すのもおすすめ。年中爽やかな気候に恵まれ、青空の下ウィンドサーフィンなどを楽しむ人も多く、朝や夕方に海沿いのヤシの木が並ぶ南国らしいプロムナードにはランニングやウォーキングを楽しむたくさんの地元の人がいるので、一緒に体験してみるのも素敵。気候も爽やかなので朝夕のランニングは気持ちよかった!日帰りのオプショナルツアーやタクシーボートで近くの離島でのんびり過ごすのも人気です。

「朝市」

「水族館」

「夕暮れのビーチ」

「セントジョゼフ大聖堂」

暮らすように過ごそう!立地抜群のコンドミニアム カサ・デル・ソル

シトロン湾にあるカサ・デル・ソルはバス停、レストラン、ショッピングモール、水族館も近くにありヌメアの滞在に理想的な立地にある。部屋はリビング、ダイニングも広々で全室オーシャンビュー、またキッチン、冷蔵庫、洗濯機も部屋に完備しているのでまるでヌメアの住人になったかのように滞在することが可能。この国は治安もよく食事も美味しいですが物価が高く毎食外食をするととんでもない出費になってしまう。(レストランでの夕食は一人5000円~)近くのお店や朝市で食材やワインを買ってキッチンで調理、海の見えるテラスで優雅に乾杯、というのもこのホテルならではの楽しいバカンスの過ごし方なのだ。また、フランス領の国なのでバケットもおいしい。朝ごはんにしてもよいし、サンドウィッチを作って地元の人に交じってランチを公園で食べてもよい。さあ、あなたもヌメアに気軽にすんでみませんか?夜中のフライトの方にはレイトチェックアウトもおすすめ。(空きがあれば有料で可能)
ヌメアで道を渡ろうと車が通るのを待っていたら、かなりの確率で私が道を渡るために車を止めてくれるドライバーが多く、そのうち何人かは「どうぞ」と笑顔で合図してくれた。ガイドさん曰く「彼らには急ぐ必要がないからです」とのこと。私は日本で一本でも早くの電車に乗るために駅まで走ったりするし、日本で車がわざわざ止まって道をゆずるなんてことがないから、彼らの心の余裕、大きさは見習わなきゃ、と反省したのだが、日本に戻るとすぐにそんなことは忘れてしまっていた。やっぱり忙しい都会の中で同じようにするのは実際難しいし、それは仕方がない。あんなにゆったりとした南国の生活から日本の生活に戻るとうんざりしてしまうことが多い。毎朝満員電車に乗ること、人々が無表情で知らない人同士が笑顔であいさつしあうことなんてないこと、多くの人が携帯ばかりを見ていることなどなど。でも、都会の生活は一日で私をそのうちの一人に戻してしまった。
ガイドさんに聞いた話だとメラネシアンの人々は「何もしない」のが理想の人生だそう。外国がどうなっているかも興味がないので海外旅行などはほとんど行かず、自分の生まれたところで死ぬことを理想とし、着るものや食べ物にも執着なく、外からの動きがあっても自分たちは変わらない。日本人とは完全に逆で本当に理解しがたいのだけど、それが彼らの考え。
都会の生活はたくさんのものがあり、人が多く刺激的で楽しい。けれども時間の流れが速すぎて疲れることもあるだろう。そんなときはニューカレドニアに来て暮らしてみてください。きれいな海と優しい人々の笑顔で心が自然と豊かになるから。
おまけ
カサデルソル滞在に持って行ってよかったものリスト
洗濯洗剤、柔軟剤(1回に1パックになっているもの)、洗濯ネット、塩、醤油、マヨネーズ(ニューカレドニアのマヨも割とおいしいけど)、カレーのルー、お米、即席みそ汁(だいたいのホテルには湯沸かし器がある)、cook doなどの材料さえあればすぐできるもの(全ての調味料を日本から持っていく訳にもいかないし、料理すると言っても時間を短縮したい)、お箸、コーヒー
持っていけばよかった・・・!ものリスト
油、洗濯バサミ(高層階のテラスは風が強い)、ハンガー、入浴剤(お風呂に入れてゆっくりつかりたかった)

「カサデルソルの広々としたリビングルーム」

「キッチンも広い」

「プールでのんびりもできる」

お部屋からの眺め

オススメ度
イルデパン ★★★★★・・・日帰りなんてもったいない!ゆっくり宿泊して美しい3大ビーチを制覇しよう!
ヌメア ★★★★・・・治安も良くて住むように旅するところとしてはぴったり
(2015年10月 辻理恵子)
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