アジアの新たな定番 滞在型リゾート地ベトナム ダナン

アジアの新たな定番  滞在型リゾート地ベトナム ダナン

今回弊社に入社してから初めての出張。右も左もわからない状態でしたが、とても勉強になるツアーでした。ベトナム航空様が7/16日から成田―ダナン直行便を就航させるということで、ファムツアーにご招待頂きました。ただ今回は直行便就航前だったので、ハノイ経由でダナン向かうことに。
ダナンといえばここ数年で飛躍的に開発が進み、今では本当に東南アジアなのかと疑う程の都市へと進化しているようです。今回はホテル視察がメインだったので、旅行記はホテルの良さを紹介できたらなと思います。
<静寂の極み インターコンチネンタル・ダナン>
車で約4,50分程と、交通の便は良くはないですが、雰囲気は落ち着いており、静かに休日を過ごしたい人にはこの上ないホテルではないでしょうか。このホテルはモンキーマウンテンという山沿いに建てられ、どの部屋からでも海を見渡せることがとても印象的でした。

部屋から見た朝景色(インターコンチネンタルダナン)

特におすすめなのは、シトロンというホテル内にあるレストランのテラス席。
ここでとる朝食は、味はもちろん、景色も格別でした。

レストラン citron テラス席(インターコンチネンタルダナン)

お世話になったスタッフの方々(インターコンチネンタルダナン)

ありがとうございました。


<ホイアン市内観光>
日本と関わりが深いホイアン。旧市街は世界文化遺産に登録されており、歴史の深いです。
15~19世紀にアジアとヨーロッパを結ぶ交易で栄え、17世紀には1000人もの日本人が住んでおり、日本人街も作られました。現在ではベトナム、フランス、中国、日本のエッセンスが随所に見て取ることができる面白い街でした。

日本橋 入り口

日本橋の入り口を抜けるとそこにはどこか昔懐かしい家々が建ち並んでいました。特に有名なのが、何代にも渡って住み続けてきたフーフン家。一般公開もされており、旧市街の生活を垣間見ることができます。中は日本とベトナムの建築様式がミックスされ造られており、それが懐かしさ理由だったことは間違いありません。

旧市街居住地(ホイアン)

シクロからの街の景色(ホイアン)

それほど街が大きくないため、シクロに乗って街中を観光するのも賢い選択だと思います
<夜のホイアン市街 ナイトマーケット>

私が最も惚れ惚れしたのが夜のホイアンです。ホイアンは昼と夜では、まったく違う顔を見せ、夜になると無数のランタンが町中を照らす。町中がライトアップされ、幻想的な感覚に陥ります。古都を感じさせる趣のある市街は歩いているだけでも、十分に満足できる程、美しかった。実際に自由時間はこの通りを何往復もしていました。また月に一回ランタン祭りが行われており、是非その時にもう一度行ってみたいです。

ナイトマーケット(ホイアン)
ただ提灯だけが目玉というわけではなく、ベトナムの雑貨が販売されていたり、うるさくない飲食店が軒を連ねていました。総じて、落ち着いており、ゆっくり時間が流れているように感じました。
<シルク工場>
日本語の達者な案内人もおり、分かりやすい説明でベトナムの伝統工芸を見る事ができた。
蚕をふ化させ、シルクにし、それを何層にも重ねる行程を見学させてもらったが、とても好奇心をそそられる場であった。シルク工場内には、シルク利用した高等な刺繍場やホイアン名物の提灯が作られていた。名目はシルク工場であったが、実際はベトナムの伝統工芸が一挙に見学できるおいしい場所であった。また、工場内のお土産ショップでは、街中シルク製品(スカーフ、アオザイ、スーツ、ネクタイ等)がお手頃な値段で販売されていました。

シルク工場 刺繍の最中(ホイアン)

提灯作り
<体験型レストラン レッドブリッジ>


BBQをしてるスタッフ(ホイアン)
このレッドブリッジはとにかく趣向を凝らしており、まずこの店までの移動はもちろん車でも行けるのだが、ホイアン市街を流れるトゥボン川をボートで下り、店のとこまで行けるというものでした。また調理教室も行っているのですが、実際に市場の買い出しから始めるという本格派。レシピだけでなく、どんな食材が合ってるのかまで教えてもらえるというから驚きでした。ただ体験は時間の都合上できませんでした。
トゥボン川を渡るボート(ホイアン)


春巻きの盛り合わせ(ダナン)
パクチーが得意でなかった私でも、なぜかぺろりといけました。特に揚げ春巻きは、日本人の舌に最も合っているように感じられました。
<集合住宅型ホテル オーシャンヴィラ>
ヴィラではあるがまさに家。プール付の別荘を借りている感覚でした。実際分譲住宅として販売もしており、住んでる人たちも多く見受けられました。


オーシャンヴィラ(ダナン)
やはりここでも敷地面積が広く、バギーを利用することに。さすがにレセプションと部屋を徒歩で移動しようと、10~15分ほどかかります。

オーシャンヴィラ バギー(ダナン)
<プルマン>
宿泊した中で最もおすすめしたのが、プルマン。なぜかと言われると、5つ星という高級感もさることながら、様々な人に合わせた部屋を持っており、個人的には南国感が強すぎないけど、リゾートに来たと実感できる加減がとてもよかったです。宿泊したのは特異な造りのヴィラタイプでした。


特にこの浴槽がとてもモダンで、ここに浸かっていると、優雅な気持ちになれます。
また既に宿泊したヴィラとは違い、徒敷地内が移動で移動ができる範疇であるということがありがたかったです。
基本的にダナンビーチ沿いのホテル群は、どれも素晴らしく、ビーチに隣接することがほとんどでした。
<歴史と伝統 フエ王宮>

フエ王宮(フエ)
荘厳な外観は当時の王宮の権力を表しているようにも見えます。そしてとにかく敷地面積が広く、このような宮廷が8つほどあります。ただベトナム戦争の際にいくつかの宮廷は焼き飛ばされてしまいました。

フエ宮廷 入り口(フエ)
この入り口の先は現在、更地ですが元々王宮が建てられていました。またこの門の側面には当時の弾倉の跡がいくつも残っていました。フエ王宮を訪れ、戦争に対しての嫌悪感とそれとは相反するきらびやかさが共存した場だと感じました。

フエ王宮内部(フエ)

<まとめ>
ダナンビーチ沿いには、数多くのホテルが乱立しており、共通点が多く見受けられました。例えば、そのほとんどがヴィラルームを有しており、ラグジュアリーな空間を提供しており、ホテル内にプールやスパが設備されている等。その中で、それぞれの特色を出そうとしている様に感じられました。逆に言えば、目的に合わせた宿泊施設を選べば、観光メインや滞在メインのどちらでも、当てはめることができるのではないでしょうか。ダナンは観光地(ホイアン、フエ等)へのアクセス拠点としても良い遠くもないのでいいと思います。今後、更なるダナンの躍進を期待して、帰国しました。

夜のホイアンと私(ホイアン)

おススメ度
<ホイアン旧市街>★★★★★
特に夜のホイアンは一見の価値あり
<シルク工場>★★★★
工場内でシルク製品を買うと他より若干割安。お土産に
<体験型レストラン レッドブリッジ>★★★★
ベトナムの料理に興味がある方には特におすすめです。
<インターコンチネンタルダナン>★★★★
滞在型でダナンを訪れたい方
<オーシャンヴィラ>★★★★
ファミリーで行けば、間違いなく楽しい。
<プルマンリゾートダナン>★★★★★
どんな人でも満足できるのでは?
<フエ王宮>★★★★
歴史の重みが伝わってきます。
(2014年6月 小澤 駿)
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