ドバイにはたくさんの”世界一”が集まっている。
世界一の高層ビル、世界最大のショッピングモール、世界最大規模の噴水ショー、世界最長の無人運転鉄道、世界一巨大なテーマパーク群・・・
今回エミレーツ航空さんの招待でそんなたくさんの世界一が集まる夢の都ドバイを訪れる機会を頂いた。
仕事を終えてから羽田空港へ。深夜00:30のフライトに乗り、約10時間ほどのフライトで06:45にドバイに到着。
エミレーツ航空は最新の映画がたくさんあるので、10時間のフライトも楽しめる。1か月前にフランスを訪れた際もエミレーツ航空を使わせていただいたが、たった1ヶ月でまたさらに新しい映画が加わっていて驚いた。深夜に出て、機内で寝ていれば朝にドバイに着くので、時差もあまり感じない。
去年の同じ時期に近隣の国オマーンを訪れ、40度超えを体験していたので今回も覚悟はしていた。が、やはり、暑かった。着いて3日間くらいは外に出る度に、その気温差になかなか慣れず「暑い!」が口癖になってしまっていた。
まず、初日はドバイの市内観光へ。
ジュメイラビーチやジュメイラモスク、ドバイ博物館やゴールドスーク、そして今建設中のシティウォークなどを駆け足で見て回った。
お昼はSMCCUという文化センターで現地の人達と交流をしながらランチをとった。
ドバイに住む人たちの8割は外国人で、地元の人はわずか2割しかいない。そのため、ここに住んでいてもなかなかドバイの人とお話をする機会がないとガイドさんはおっしゃっていた。今回はローカルフードを堪能しながら、普段聞けないような貴重なお話を聞かせていただいた。
今回私はビーチ・砂漠・シティ 3つのホテルにそれぞれ宿泊させていただいた。
最初の2泊はジュメイラビーチの老舗ホテル「ワン&オンリー ロイヤルミラージュ」。
このホテルは3つの建物で構成されていて、それぞれ「ザ・パレス」、「アラビアン コート」、そして「レジデンススパ」と違ったテーマでまとめられている。今回私が泊まったのは「ザ・パレス」。
ホテルに入った瞬間、アラビアンな空気に引き込まれる。ホテル内は乳香の香りが漂い、装飾もアラビック調にまとめられている。
こちらの対岸、パーム・ジュメイラに位置するのが、ワンアンドオンリー・ザパーム。
ロイヤルミラージュとは、専用のプライベート・ウォーター・タクシーで行き来が可能。
両方のレストランを楽しむことも可能なのだ。
このザ・パームはドバイでは数少ないプライベートプール付きのヴィラやスイートルームがあるのも特徴の一つ。
豪華絢爛なドバイらしさを目にすることができ、それでいて喧騒から離れて静かにのんびりと滞在できるという、ドバイでは貴重な隠れ家的リゾート。
ロイヤルミラージュは家族に、こちらはカップルにおすすめできる。
翌日はいざデザートサファリへ!
砂漠へ行く途中、鷹狩ショーを見学。(※サングラス必須)
砂漠には日が沈む前に到着し、夕日色に染まる砂漠を楽しんだ。
ディナーは砂漠のなかのレストランでBBQ。
通常ドバイでは外でお酒は飲むことができないが、ここは観光客向けのため、アルコールもたくさん用意されていた。
また、ここではヘナタトゥーや水タバコのシーシャ、ラクダ乗りなどが体験できたり、ベリーダンスのショーも楽しめる。
ショーが終わり、最後はライトが全て消され、3分間程のスターウォッチングタイム。
地べたに寝転んで見上げた満点の星空は、最高だった。
翌日は、終日ホテル視察。
この日見た中で、女子に是非オススメしたいのが「ソフィテルダウンタウンドバイ」。
2014年の5月、つい最近できたばかりの新しいホテルで、お部屋やレストランがポップでかわいい。
ドバイモールの駅が目の前にあり、駅からはドバイモールまで直通となっているので、暑い中を歩くことなく、ドバイモールへ行くことができる。
さらに、屋上のプールからはバージュ・カリファ独り占め。
そして全部屋にエスプレッソマシンがあり、WIFIも無料。スタンダードルームは全部屋からバージュカリファビュー!
ただ、1点だけ難点はスタンダードルームは全部屋ダブルルームだということ。ひとつ上のプレミアムラグジュアリールームだと、ツインのお部屋もあるとのこと。
この日は砂漠のホテル「バブ・アル・シャムズ」に宿泊。
チェックインを済ませると、ポーターさんがお部屋まで案内してくれる。部屋までの道のりがまるで迷路のようで、わくわくする。
お部屋までの道中にプールがあった。砂漠なのにこんなに水を使って大丈夫?!まさに、「砂漠のオアシス」だ。
お部屋は間接照明のみで、調度品やお部屋のデザインが全てアラビック調。他のリゾートホテルにはない、特別な雰囲気が漂っている。
このホテル内で私が一番気に入ったのが、ルーフトップラウンジの「アル・サラブ」。
お昼間に行くと暑いかもしれないが、夕方に行くと涼しい風が吹き、一面に広がる砂漠を一望することができる。
夜はホテルから少し離れた場所にある本格的なオープンエアのレストラン、「アル・ハディーラ」でディナー。ここでは伝統的なアラビア料理を楽しみながら、タヌーラ、ベリーダンスなどのパフォーマンスを楽しめる。また、ラクダや馬にも乗ることもできる。
ゆったりとした時間が流れ、ビーチとは一味ちがう、砂漠の中のリゾート。ドバイを訪れた際には是非1泊してみて欲しい。
最後は世界一の高層ホテルとしてギネスブックにも認定された「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」に1泊。高さはなんと地上355メートルの、72階建ての高級コンベンション・ホテル。2012年12月にオープンしたばかりで、AタワーとBタワー、それぞれ800部屋ずつある。現在Bタワーはそのうちの200部屋のみ稼働しており、今年の10月から全部屋が稼働予定とのこと。
お部屋からは、超高層ホテルならではの、摩天楼が連なる幻惑的な街並みや、アラビア湾沿いに広がるジュメイラビーチが一望できる。
このホテルには全部で9つのレストランがある。その中でも人気なのが68階にある「プライム68」。ディナー時はドバイの夜景を眺めることができ、店内の雰囲気も良い。
また、「世界一高いバー」もある。
このホテルからはドバイモールまで20分毎に無料シャトルバスが出ているので便利。(タクシーを使っても日本円で500円くらい。)
旅の最後は、バージュカリファに登って夜景を鑑賞、そしてドバイファウンテンで締めくくった。
★ドバイ空港乗り継ぎのススメ★
ドバイの空港は横に長く、ターミナルAからターミナルCに移動するまで普通に歩いて30分ほどかかる。途中免税店などもたくさんあるので、買い物をしながらゆっくりと歩いていると2時間ほどかかってしまう。
入国審査も、待つことが多い。さらにエミレーツ航空は1時間前にはゲートオープンし、40分前には搭乗開始、30分前にはファイナルコールと早めなので、ドバイからのご帰国時やお乗り継ぎ時は3時間ほど前にチェックインされることをお勧めする。
ターミナルCからの出発の場合、ターミナルCにはあまりお店が少ないので、ターミナルA、Bで買い物を済ましてから、搭乗開始時間の10、15分前にはCに向かうと良い。
バージュ・カリファ ★★★★★
世界一を誇るタワーからの眺めは最高です。
ドバイファウンテン ★★★★★
ドバイを訪れるなら必見!毎日18:00~23:00、30分おきにショーがあります。
デザートサファリ ★★★★★
4WDでスリル満点!日本では出来ない体験ができます。
バスタキヤ地区(スークや博物館) ★★★★
古き良きドバイを肌で感じることができます。
(2014年6月 池田 郁依)
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