「ドバイの魅力に迫る」

「ドバイの魅力に迫る」


今回、ドバイ政府観光局・商務局からお誘いを頂きドバイの研修旅行に参加した。2泊5日という短期間ではあったが充実した研修となった。
ドバイまでは5ツ星キャリア「エミレーツ航空」を利用するのが一般的。私も多くの5つ星キャリアに乗っているが、予想以上に快適であった。中でもパーソナルスクリーンはタッチパネル式でUSBメモリーを繋いで写真を見たり、充電も出来たりと予想以上に快適で長時間のフライトでも時間を忘れるほど楽しめる。



バージュ・ハリファ

ドバイと聞いたらどんなイメージあるだろか?友人は「金、競馬」、「CMをバンバン流していた」などお金持ちのイメージが強い印象。実際に行って見ると、ドバイの人口は約8割が外国人・2割ほどしか地元の人がいないという世界一国際色の豊かな都市であった。

At The Top(展望台)バージュ・ハリファ

<ホテル情報>
世界でも選りすぐりホテルが揃うドバイの中でも最も有名なのがバージュ・アル・アラブ。豪華7ツ星ホテルでランチやカフェをするのにも事前に予約が必要。またドレスコードをしないと入れないホテルもたくさんあるのと、1人にあたり最低料金も決まられているのがドバイの特徴だ。今回何件かホテル見学をしてきたが、他の都市に比べて格段にホテルの質が高く、どこのホテルも特色があり、ホテルを廻るだけでも面白かった。
<ダル・アル・マシャフ ホテル>
バージュ・アル・アラブの隣に位置する巨大な街マディナ・ジィメイラ。敷地内にはアラビア情緒溢れる建築物が並び、「アル・カサル」・「ミナ・サラーム」・「ダル・アル・マシャフ」といった豪華なホテルがある。敷地内には大きなクリーク(水路)が張り巡っていて、移動するには渡し船やバギーといった乗り物を使用する。
写真450:ダル・アル・マシャフ ホテル
29棟のビラタイプの客室のコンセプトはもちろんアラビア。24時間体制で1つ棟のビラに対して1人のコンシュルジュが常備待機している。

ダル・アル・マシャフ ホテル

1つ1つの棟が独立しているので、プライバシーが守られる隠れ家的なホテル。大型リゾートホテルと違ったきめ細かいサービスはカップルや女旅にはオススメ。
<アルマーニホテル>
2010年にオープンしたバージュ・カリファの中にあるホテルで、初めてアルマーニが手がけたホテルがここドバイにある「アルマーニホテル」。
ホテルのチェックインカウンターはなく、事前にホテル側がお客様のリクエストを聞いてお客様にあった客室を案内する。


アルマーニホテル

アメニティーや備品などもすべてアルマーニ厳選したものを使用しており、すべてにおいてこだわりの造りとなっている。

アルマーニホテル

<バージュ・ハリファ>
地上828m、160階建て世界最長のビル「バージュ・ハリファ」の124階にある展望台「At the top」で眺めはオススメ。
チケットは当日券と前売り券があり、1時間に100名しか入場できないようになっている。
セキュリティーが厳しくパスポートなど自分を証明できるものを持っていないとチケットを持っていても入場することができない。

At The Topバージュ・ハリファ チケット

当日券は前売り券の3倍の値段になるので私は事前にチケットを購入したのだが、夜やドバイでイベントがある日は入手することが難しくなるのでなるべく早く予約をしたほうがよい。

At The Topバージュ・ハリファ

展望台ではドバイの高層ビルと砂漠のコントラストがとても美しい。

At The Top(展望台)バージュ・ハリファからの眺め

<砂漠サファリ>
ドバイへ行ったら間違えなくオススメするので砂漠サファリ。4WDで砂漠を駆けめぐり、ディナーでバーベキューやアラブの文化を楽しめる。
サファリまでは市内から約1時間走ったところに位置し、サファリに入るには車のタイヤの空気を少し抜いから砂漠へ行く。ガイドに「なぜタイヤの空気を抜くのか?」と聞いたら、空気を抜いて走らないと車が埋まってしますとのこと。

砂漠サファリカー

サファリ中は車が揺れるので、まるでジェットコースターに乗っているかのようなスリルを味わうことが出来る。

砂漠サファリにて

保護区に入ると、珍しい「アラビアン・オリックス」が現れたりもするのも楽しみの1つ。

アラビアン・オリックス発見!

砂漠で見る夕陽はとても神秘的で心が癒される。

砂漠サファリでの夕陽

砂漠のキャンプ場に到着すると、ラクダに乗ることも出来るのも貴重な体験だ。

砂漠キャンプにはラクダもいる

ラクダの調教師

ラクダは予想以上に大きく、高さは2メートルぐらいになる。ラクダから降りるときは背中をエビ反りにしてラクダがしゃがむのを待つ。


ラクダに乗る

砂漠でのディナーでは様々なアラビア文化体験が出来る。ショーが始まるまで、水タバコやヘナペインティングなどといったアラビアらしいもの体験した。

砂漠キャンプ地

ヘナペインティングにトライ!

食事をしながら、ベリーダンスを見たり文化的な側面も肌で体験出来る。

砂漠キャンプ地でベリータンスショー

<まとめ>
中東という日本に馴染みのない地であるため、出発するまでイメージが湧かなかったが実際に行って見ると、エキゾチックで世界一の国際都市であった。
何件かホテル見学をしたが、他の都市に比べて格段にホテルの質が高い。どこのホテルも特色があり、ホテルを廻るだけでも旅の面白が倍増すると感じた。今度はドバイのみの滞在ではなく、他の首長国との組み合わせの旅をしたい。
2012年5月 中出

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