どこもかしこも絵になるドイツ・チェコ美しい町めぐり どこがNO.1?

どこもかしこも絵になるドイツ・チェコ美しい町めぐり どこがNO.1?


今回はドイツのライン川古城ホテル、ロマンチック街道の「ローテンブルグ」、おもちゃ箱のような「ニュルンベルグ」、チェコの「プラハ」、世界で最も美しい町のひとつといわれる「チェスキークルムロフ」、チェコで最も美しい城館といわれる「フルボカー城」、世界遺産の南ボヘミア風バロック様式建築の町「ホラショヴィッツェ」、ビールのバドワイザーの名前の由来となった「チェスケー・ブディェヨヴィツェ」、絵画のように可愛い「テルチ」を訪れた。





ライン川古城のホテル「ブルクホテル・アウフ・シェーンブルク」は11世紀に建てられた城で、改修後1957年から古城ホテルとして営業している。歴史と格式と趣を感じさせる落ち着けるホテルだ。宿泊客のドイツ人に聞くとこのホテルは大変な人気で、誰もが泊まりたいと思っているとのこと。マネージャーに聞いても5月~9月はなかなか予約を取るのも難しいそうだ。ティ―ルームやレストランはゆったりしていてホテルゲスト以外もたくさん来るそうだ。レストランのシート数が部屋数より多いのもうなずける。お部屋も可愛いいつくりでカップルにもぴったりだ。そしてなんといっても眼下にライン川を見渡せる抜群のロケーションが最高。



次に訪れたのはロマンチック街道のハイライトの一つ「ローテンブルグ」。テーマパークと勘違いしそうな中世のメルヘンチックな町だ。見所は旧市街だが、城壁に囲まれた町は別世界。6つ門があるが鉄道で来た場合はレーダー門が一番近い。マルクス塔をくぐり、マルクト広場へ出る。ここが町の中心で、市庁舎、市議宴会館がある。この広場を囲んで観光客がくつろぐカフェがいくつかある。夜は街で最古の建物を改造した居酒屋「ツア・ヘル」でドイツワインと名物のお肉のグリルを楽しんだ。美味しかった。



次の町、ニュルンベルグは皇帝の城「カイザーブルグ」が一番の見所だ。お城からの眺望は素晴らしい。中央駅からこのお城まで、聖ローレンツ教会、ペグニッツ川にかかるムゼウム橋、フラウエン教会、中央広場、美しの泉、等見所満載だ。この町の特徴は中世の町並みでありながら、旧市街に地元の人が生活している点だ。最新のファションも取り入れ、中世と現代の融合がされている。

次はチェコで最も美しいいわれるフルボカー城。現在のネオゴシック様式の姿は、19世紀にイギリスのウインザー城をモデルに作られた。城の中は昔のままで、装飾品・家具・絵画など豪華絢爛の美しさである。


その次は南ボヘミア風バロック様式建築の町「ホラショヴィツェ」。可愛らしい独特の屋根を持つ家が町中に並んでいる。町は小さく15分もすれば回れてしまった。



いよいよ次はチェスキークルムロフ。屈折して流れる川と城に囲まれ実に構図的にいい配置で旧市街が作られている。そして16世紀以降は手が加えられてなくそのまま中世の町が残ってしまった。残された町がいまや世界で最も美しい町のひとつに数えられるのだから皮肉なものである。まさに絵葉書そのものの町がいまや世界中から観光客を引き寄せている。町の中心はスヴォルノステイ広場。多きい広場ではないが、カフェに座ってお茶を飲んでゆっくりするには最高の場所だ。そしてなんといってもハイライトは「チェスキークルムロフ城」。堂々と威厳を持って町を見下ろしている。実に美しい。また城からみる町も絶景だ。こんな町が存在するなんて感謝。


翌日はビールのバドワイザーの名前の由来となった「チェスケー・ブディェヨヴィツェ」を訪れた。旧市街の中心にあるプジェミスル・オタカル2世広場とサムソンの噴水が文字通り、生活の中心地だ。この町は暖かさを感じる。住民はゆったりと生活している。センスのいいお店も多い。中世の町並みを楽しみながら現代を過ごしている。


最後の地方の町は、ルネッサンス様式とバロック様式の家が立ち並ぶテルチの町。16世紀に栄えたままの姿で今も保存されている
この町に入ると時間の感覚が昔に逆戻りする。ザハリアーシュ広場が南西に約800m広がり、幅は300mほどの小さい町。町の周りは池に囲まれ、
奥に池とに囲まれたテルチ城が清廉で美しい姿をみせている。行き交う人も素朴ではにかみをたたえ、何もかもが中世のにおいが残ったゆったりとした町だ。






最後にプラハに戻ってきた。世界中から多くの観光客が訪れる今のプラハは、
14世紀神聖ローマ帝国およびボヘミア王国の首都としてすでに造れらた。その旧市街がなんといっても観光のハイライトだ。まず、市民会館の前の火薬塔を
徒歩で出発し、ツッレトゥナー通りを進むと旧市街広場にぶつかる。ヤン・フス像を囲んで、旧市庁舎&天文時計台、ティーン教会とこの広場は何時間
いても飽きない場所だ。さらに思わず立ち止まってみたいカフェはたくさんあるカレル通りを抜けると、カレル橋に到着。ここからも歩いて橋を渡り名城・プラハ城を見学。
その規模と荘厳さは類を見ない。旧市街とプラハ城のコントラストがこの町の魅力である。さらに今のプラハの魅力は都会の持つ洗練さと懐の深さである。
こうして回り終えてみるとそれぞれの町に特徴と良さがあり、とても順番などつけることはできない。まだまだヨーロッパには美しい町がたくさんある。
ヨーロッパは奥の深いところだ。
2011年5月 本山泰久

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