美しいギリシャを訪ねて

美しいギリシャを訪ねて

イアハネムーナーにお勧めの国を考えて、一番に思い浮かぶ国といえば、私はギリシャを思い浮かべる。そんなハネムーンにぴったりの国ギリシャに出張に出ることになった。
久し振りの出張で旅のカンを思い出せずに私は準備もそこそに日本を出発した。10月初めのギリシャは旅行シーズンも終わりにさしかかり少し観光客も少なくなっているのかと思いきやアテネ空港で乗り換えたサントリーニ行きのエイジアンエアーの席はほぼ満席。


到着前からサントリーニの人気が感じられた。(機内には日本人のカップルもちらほら)約45分の短いフライトで到着した空港は小さな空港でバスステーションはあるが時刻表すらない、基本的に島内のホテルヘタクシーで向かう形になる(日本で事前送迎手配も可能)あとあと空港で行くバスを調べた所1日に3本しかなかったので、(ピークシーズンはもう少しあるのかもしれないが)やはり空港⇔市内はバスでの移動は不便と痛感。
アトランティス今回私が泊まったホテルは中心地フィラタウンの入り口にある「アトランティス」というホテルでホテルのご好意でバルコニー付きシービューというお部屋にしていただき、朝・昼・夕方・夜(夜景)と窓からみえる景色はさながら絵葉書のようだった。サントリーニに泊まるのであれば是非カルデラビューやシービュー又は洞窟タイプのお部屋のホテルなどサントリーニらしいホテルに是非グレードUPしてお泊りいただきたい。
気候としては、日中は暑くなり半袖でも10月初旬であれば問題ない気候でしたが、朝晩は風も強くとても冷えるのでセーターや皮のコートが必要なくらいで気温の変化で体調を壊されないように注意したい。(ちなみに私は薄手のパーカー1枚しか持っていかずに現地で風邪をひきました。医者の不養生・・)
今回は沢山のホテル視察をしてきたのでお勧めホテルをご紹介いたします。
ダナビラ個人的な1番のお勧めはフィラタウンにも近いフィロステファニ地区にある「ダナビラ」。プール横にある共有のジャグジーからの眺めは素晴らしく、ここは天国かーと思うくらい素晴らしい景色が眺められる。ジャグジーの温度は水ではなく適温にしているので、秋の初めであればこちらも利用が可能。プール横のカフェレストランもこぢんまりとしていて眺めも最高!ロマンチックムードも高まる。景観を損なわない萱葺きのパラソルや、おしゃれなお部屋のインテリアもとても素敵で、なによりスタッフのみなさんもとてもフレンドリーで心地よいホテル。是非個人的にも家族や友人にも勧めたい。
ルーカスフィラタウンのスタンダードよりちょっとグレードUPでお勧めなのは「ルーカス」。ホテル客室数が少ないので空き状況は要確認だが、カルデラ沿いにホテルがあるためホテルの敷地内からの眺めは最高!ホテル内に写真スポットあり、お洒落なシービューレストランあり、宿泊者用専用プールありで、お勧めポイントが多い。スタンダードルームの室内はさっぱりしているが、ご予算に合わせてデラックスルームの場合天蓋付きベッドのお部屋もあり、シービュールームではありませんが、お手軽ハネムーンにも利用にもいい。フィラタウンの街中にあるので場所だけは夜到着だと少しわかりにくいかもしれないが、ガイドブックどおりに進めばすぐに見つけることができる。
サンロックスちょっといいホテルに泊まってサントリーニの夕日をゆっくり眺めれば、本当にロマンチックな気分に(もちろん最高級のホテルもお手配可能!)街中のいたるとろで写真を構えても絵になる町、どんな人でもサントリーニに行けば癒される事間違いない。ここは思いっきりミーハーになってザ・リゾートを満喫される事をおすすめします。なんにもしないでホテルでのんびりするもよし、フィラタウンをうろうろして、ロバやケーブルカーに乗ったり、カフェで景色を楽しんだり、美味しいシーフードを満喫したりこれぞギリシアな気分に浸れます。 観光地なだけあってちょっと物価は高いなぁと思いますが、物価なんて気にするバックパッカーはあまりみかけず、私もここは思い切って海の見えるレストランでランチを食べました。サントリー二(←さすがに夕食を食べる勇気無く。) やはりお洒落なレストランは2人以上できたいなぁ・・お一人様向上計画の私でもついついまわりの雰囲気に飲まれてしまいましたが、お味は最高!もちろんレストランだけではなく、簡単に食べる事ができるギロピタ(←ギリシャ風サンドイッチ・1個約2ユーロ)スタンドや美味しそうなチーズパイやドーナツの並ぶベーカリーなどもあるので食事に困る事はありません。
イア何泊かされる場合は夕日の有名なイカタウンのホテルに入って町をうろうろするのも楽しいですし、フィラ近くとイア近くに両方に何泊かわけてするのもいいでしょう。ご興味があればお気軽にご相談ください。ガイドブックやお洒落なトラベルの本に載っているホテルがすべてではない事を訪れてみて心底痛感し、美しいサントリーニの思い出を後にして今度は私の中では未知の島ロドス島へ。

ロドス島へはサントリーニからの直接便は無い為またアテネに飛行機で戻り、アテネで乗継ぎアテネから約1時間のフライトでロドス島へ、アテネでの乗り継ぎの際に空港のロビーでのんびりしていたら掲示板の表示がボーディングゲートクローズの表示。えーあと飛行機出発まで30分近くあるのになんてことー!慌ててゲートへ走るとまだゲートすら開いてなく機内へのご案内は遅れますとの係員からの案内。慌ててゲートへきた私に「まあおちついて、深呼吸・深呼吸」と言われちょっと恥ずかしい。いやーゲートクローズの表示をみたらそりゃ焦りますよ!まったく旅行会社スタッフらしくないミスをしつつ、これで乗り遅れていたら笑い者だわとちょっと冷や汗。そんなプチトラブルがありつつなんとかロドス島の空港へ到着。
どうやらこちらの空港はサントリーニよりも大きく国際線も沢山入ってきているようだ。その為か30分~1時間に1本程度のバスが出ており、市内まで30分ぐらいかかるようなので、しばし他の外国人観光客と一緒にバス停で並んでみる。時刻表どおりとはいかないが無事バスも到着し、市内中心部へ新市街のバスターミナルにバスが到着。ヨーロッパの町は景観の関係もあるが、道路が石畳なのでちょっとスーツケースが押しづらい、到着曜日が土曜日だったこともありまわりの普通のショップはすべて閉まっていたが、なんとか目的の「プラザ」ホテルを発見する。ベストウエスタン系のホテルなのでホテルとしては利用しやすい。
ロドス城壁早速荷物を置いてまずは新市街を散策、ロドスシティの町は大きく分けて新市街と旧市街に分かれる新市街にはスポーツバー(←みんなサッカー観戦に夢中)・カジノ・おしゃれなレストラン・お土産物屋さん・ショッピングセンター・綺麗な海のビーチ・水族館・エヴァンゲリモス教会・セント・ニコラス要塞・トルコ市場など徒歩圏内にいろいろなみどころがある。港からは近くの島へ行く日帰りの船も沢山出ておりロドスに何泊かする場合は是非訪れてみたい。海岸にあるビーチではこんなにも町の近くにパラソルが並んでいる様子を眺めていると一気に気分は夏モード。10月に入ってもまだまだ暑いロドス島ではみんな存分にビーチで日焼けを楽しんでいる。地中海のリゾート~というイメージにぴったりの国だ。そして今回一番楽しみにしていた城壁に囲まれた世界遺産の街ロドス旧市街の方へ足を運ぶ。
騎士団長の宮殿城壁には沢山の入り口がありちょっと迷路のようになっている。ちょうど日暮れかかっていたこともあるがとても幻想的。外観は本当にお城そのものでいきなり時代がタイムスリップしたようだ。ちょっと伝わりづらいかもしれないが、シリアにあるクラック・デ・シュバリエの(聖ヨハネ騎士団が要塞化した城)をすごく大きくしたイメージでマルタのバレッタの町を想像していたのでより昔のままの雰囲気をいい意味でこの街中に残している事に驚きを感じた。ぐるりと城壁のまわりを散策するとまったく人がいなくて少し怖いくらい、でもこの初めての場所を歩くドキドキ間は旅に出たときにしか経験できないなんとも言えないテンションの高まり具合。トンネルを抜けると小さな入り口があり、場内に入ると急にまわりが開けて場内には沢山のレストランやおみやげ物屋さんが並んでいる。 これはおもしろい!外観からは想像できないような町並みが並んでいる。オフシーズンには残念ながらほとんどのお店が休業になってしまうそうだが、場内には民族ダンスの劇場・騎士団長の宮殿・考古学博物館・モスク・クロックタワー・砲台・広場や噴水など沢山のみどころがある。城内のホテルはユースホステルやバックパッカー向けのホテルばかりなので宿泊はできないが、新市街からは徒歩で近いので町歩きだけでも十分ロドスにくる価値がある。旧市街は少し広いので夕方からだけではもちろん周りきれず、翌日へ観光をまわしてホテルに戻った。

旧市街翌朝またはりきって旧市街へ入り口のゲートもいくつもあり(←攻めにくくするため??)ゲートもいろいろな形があり面白い。それにしても日本人の観光客に全然遭遇しないなぁ。どんな国に行っても日本人観光客は多いのに、外国からのお客様は非常に多くでも町は賑わいを朝からみせていた。 イタリアンジェラードを買い食いしつつひとまわりしてまだ時間に余裕があったので、古代ロドスのアクロポリスが住宅街にあるとガイドブックでみたので、早速散策に普段オフィスワークなのでまったく歩かないくせにどうも旅に出ると欲が出て歩いてしまう。ビーチでのんびりもしたかったが、観光の欲求に負けてどんどん進む、アポロン神殿や、小さな古代劇場、古代スタジアムなどやはり歴史の長さを感じる。旧市街それにしても本当に住宅街の公園のようなところにヨーロッパは遺跡が残っており一般に公開されているので(ここは入場料もなし)そのスタイルにも驚くあまりに普通の場所にいきなりあるので通りすぎでしまいそうになるくらいだった。

ビーチ(ロドス島)あーやはり時間が足りない。今回のロドスは1泊2日だったので見どころを全部まわれたわけではないが、リゾートだけではないギリシアの島の魅力を満喫しまたいつの日か訪れたい気持ちを置いてロドスを後にした。

アテネに戻るとまた急に寒く、温度変化に体がついていかない。空港から市内まで約1時間。
今回宿泊したホテルは通常ツアーでもスタンダードのクラスホテルとして利用する市内の「エスペリアパレスホテル」シンダグマ広場からも非常に近くちょっとクラシカルなスタイルで雰囲気もありとても利用しやすい。治安のいいといわれてきたギリシャでも最近アテネでは得に外国からきたスリが増えているらしく、「ショッピングや観光の際には貴重品の管理に十分気をつけてください。」そう現地スタッフの人から言われるとちょっとぴりりと緊張が走る。夜の市内は1本メインストリートから道をそれると、人気が少ないところもあり声をかけられたり、ちょっとやはり怖かった。夜はできれば明るい通りを通るようにしたい。でもきちんと明るい道を進んでいけば、ライトアップされたパルテノン神殿が町中からも眺める事ができ、オープンなカフェやレストランが並んでいるので、是非夜のアテネも楽しめる。夕食を食べた後にさらに美味しいギロピタももう一度食べて(食べすぎ!)早めに就寝。
エピタウルス翌朝は早朝からミケーネ・エピダウルスの1日遺跡観光へとにかく忙しくみどころが多すぎるので駆け足でまわってきたがとにかく天気がよく空の青さに遺跡がとても映えて見えて美しかった。
エピダウルスの古代劇場では夏季にはサマーフェステバルで古代演劇が開かれるそうで120000人を収容する座席数は紀元前4世紀につくられたとは思えない限ミケーネりでヨーロッパの歴史の深さを改めて感じた。
ミケーネでは王宮の跡が残されており、かつての統治の面影を今も残している、かつて歴史の教科書で知ったミケーネ文明の場所へ足を運ぶ事ができたことがとても考え深かった。歴史に興味が無い人でもミケーネやスパルタこのような都市名や歴史を聞いた事ある人はほとんどに違いない。なぜそのような紀元前の昔にこのような建物を造ることができたのだろう。どうして壊れたりしないのだろうかと謎はつきない。機会があれば今回は足が延ばせなかった遺跡にも是非訪れてみたい。
そして翌日最終日エミレーツのフライトまで時間があるので、駆け足でアテネ市内の遺跡を歩いてまわり、みどころありすぎでうれしい悲鳴。アテネもやはり市内観光に2日は取りたい。誰もが知っているパルテノン神殿だけではなく本当に沢山の遺跡がごろごろ(ほんとごろごろ)あって歩いていると驚きをかくせない。個人的にはゼウス神殿がすごく素敵でもうすこし見ていたかった。夏季にはアテネでもサマーフェスティバルでイロド・アスティコス音楽堂で演劇やバレエも行なわれるそうでそんな大切な歴史遺産の音楽堂をバーンと一般に公開してかつ利用して今も使われていることがやはりすごいなと思った。
スミス山今回旅してみてどんな人が訪れてもイメージを壊さない国それがギリシャだと思う。もちろん今回の旅はありがたい事に天候に恵まれた事、人に恵まれた事、美味しい食事を食べた事、いろんな事が重なって旅の感動はつくられるが、是非みなさんにもこれからも自信を持って紹介したい国になった。

2008年10月 岡野

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