学生の時の旅行では空港で1泊して乗り継ぎという経路を組むことが時々ありました。
なかでもイスタンブール空港(古い方)で1泊してどこかへということが多く、私の中ではトルコ=寝やすい空港の国という認識だったのですが、空港にはこんなにいるのに入国したことがない!入国したい!というのが長年トルコへの思いでした(笑)
ターキッシュエアラインズが各地に就航しており、とても便利なので乗り継ぎでイスタンブールを利用する機会はあるものの素通りを続けて数年、ついに!トルコへ行く機会に恵まれました。
いざ、トルコへ!
イスタンブール到着後、国内線へ乗り継ぎ「カッパドキア」と再び戻って「イスタンブール」と2都市を楽しみました。
私のカッパドキアのイメージは・・・
昔イスタンブールからレンタカーを借りてカッパドキアへ行った友人がいて、道中とにかく景色が変わらず眠くて死にそうだったという話が強烈すぎて、奇岩がただただニョキニョキと広がっているというイメージが8割、バルーンが2割くらいでした。
バルーンは言わずもがな、最高に綺麗で楽しい!!
そんなイメージに加え、カッパドキアの地下都市が面白いと思いました。
地下都市については今なお謎も多く、様々な説がありますが、想像出来ないほどはるか昔に迷路のようで、様々に工夫された都市が地下何階にも存在しているという事実にただただ圧倒されました。
暗く細い道を進んでいく・・・
通気口
深い一直線の穴をあけて、ここから左右にフロアを広げていったそうです。
敵がくれば丸いドアを閉めて、敵を締め出します。
また、カッパドキアの滞在が比較的長めな方は「ウフララ渓谷」にてハイキングもおすすめです。
教会もひっそりとたくさんあります。
水辺のカフェ
ハングリーなアヒルと遊ぶ
水辺のレストラン
ごはん食べたい・・・
ネコと一緒にランチ
自然が気持ちいい!
もう1都市、イスタンブールでは・・・
見所が旧市街に密集しているので、徒歩で回ることができるのが楽しかったです。
アヤソフィア
天気が悪かったので、晴れて虹が!
トプカプ宮殿
ブルーモスク
グランドバザール
ヒポドロームのオベリスク
オベリスクの土台の石は昔、競技場だったこともあり、様々な種目の彫刻が見られます。
30分程歩くとイスタンブールヨーロッパ側の旧市街と新市街を繋ぐ「ガラタ橋」に着きました。
釣りをする人で一日中いっぱい
ボスポラス海峡クルーズもこの辺りから参加することができます。
個人的に、徒歩で観光するとそれぞれの場所の位置関係がよくわかって、よりその都市を知れたような気分になるのと、ふと可愛いカフェなどを見つけたりするのでそういった発見があり大好きです。
可愛い外観のレストラン♪
トルコは全部で4日間の観光でしたが、治安も悪くないしご飯もおいしいし、チャイの習慣があるので1週間ほどの旅行だと大抵紅茶不足になってしまう私にはぴったりの旅行しやすい楽しい国でした!是非他の都市も含めてまた行きたい!
トルコチャイ
そして今回はトルコに加えて、エジプトにも行ってきました。
クフ王のピラミッド with ラクダさん
実は数年前まで、ピラミッドは一つだと思っておりました・・・
代表的なギザの3大ピラミッド!!
こちらよりさらに南に行くと「ダハシュール」というさらに古いピラミッドが存在する町があるのですが、そこで「赤ピラミッド」と「屈折ピラミッド」に一応入ることができます。
ただ、ギザのピラミッドですら前かがみのキツい体勢でバテバテだったのですが、こちらはさらに距離が長い。また赤ピラミッドは臭いがなかなかという噂。
とりあえず屈折ピラミッドの入り口から少し階段を下りた所で写真だけ撮ろうということで行ってみました。
とにかく低い、深い
ちょっと階段を下ると、なんとなく最下層まですぐに行けるんじゃないか?というくらいには近く感じます。
そこで、ガイドさんが明日歩けなくなるから行けるけど勧めないって言ってたけど、大げさなんじゃないか?という疑う悪い心が現れ、私行きます!と下りることに決めました。
びっくりするくらい下りても下りても着きません・・・
すべてこの階段を下りきると玄室まで次はしばらく上るのですが、足ガクガクでやっと上りきったところで待っていたのは・・・大量のコウモリでした。
ただただゾッとする(笑)
そして帰りの階段の上りの長さがただただ試練です。
屈折ピラミッドを観光し終わってから、私の膝は笑いっぱなしでした。
そして翌日からの筋肉痛がものすごかったです。エジプトの方は真顔でよくジョークを言いますが、この時だけは信じたうえでの選択をお勧めします(笑)
ただ、なかなかストイックかつスリリングで面白かったです。
さらに今回ルクソールにも行きました。
カイロのお墓をシンプルと言うのであれば、ルクソールのお墓はド派手です。
ひとつひとつを理解するのはただの観光客では難しいですが、様々な壁画を見て回るのは非常に興味深く、気づいたら何十分も経っているというくらい集中できます。
王家の谷
最後に今回訪れたトルコ・エジプトどちらの国も非常に見所が多く、各2都市の滞在だったので駆け足となってしまいましたが魅力いっぱいの国で、また、まだまだ面白いであろう都市もたくさん残っているので是非どちらの国も再訪したい国となりました。
そしてどちらの国も治安を心配される方も多いですが、実際に行ってみた印象としては治安を悪いと感じることも特になく、過ごしやすい国でした。
アラビア語のあいさつが難しくて何回聞いても忘れたので、次行くときにはマスターしていきたいと思います。シュクラン!
2019年12月 東
カッパドキア/カイマクル地下都市 ★★★★
→謎がいっぱい。探求心をくすぐる迷路のような都市。
イスタンブール/旧市街 ★★★★★
→歴史溢れるスポットが徒歩圏内。それぞれが見ごたえあり。
カイロ/ギザのピラミッド ★★★★
→誰もが知ってるピラミッドは死ぬまでに行きたいスポットでは?
ルクソール/王家の墓 ★★★★★
→壁画がたくさん残る、見ていて飽きないお墓パラダイス。