

大韓航空さんからのご招待で、ネパール3泊5日の研修旅行に参加させていただきました。
私にとって初のネパール。どきどき、わくわく。
雨季のシーズンだけどヒマラヤを拝むことはできるのか!香辛料に弱い私のお腹は生きて帰ってこれるか!さまざまな思いを胸に、出国しました。
▼▼旅のスケジュール▼▼
1日目 成田→仁川→カトマンズ泊 (Fairfield by Marriott)
2日目 ポカラ泊(Pokhara Grande)
3日目 ナガールコット泊(Mystic Mountain)
4日目 機中泊
5日目 成田着
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ということで、時計の針を3時間15分戻して5日間の旅スタート。
ちなみに腕時計を90度左に曲げればネパールの時間になります。

今日本が1:30とすると、

腕を左にくいっと90度曲げればネパールの時間になります。
ということで22:15です。
いちいち針を回さなくてもいいので楽ですね。
◇1日目◇

充実したショップが並ぶ仁川第2ターミナル
成田からまずは仁川へ。
2018年1月に仁川国際空港第2ターミナルがオープンしました。
大韓航空に乗る場合はこちらを利用します。

免税店やレストランなどお店も充実していて、何より広くて綺麗、ぴっかぴかです。
さまざまな最先技術が取り入れられ、スムーズな出入国や乗り継ぎが可能になりました。

カトマンズ空港 ビザ申請端末

日本でオンライン申請をした場合はこんな書類が出てきます
仁川から約7時間でカトマンズに到着です。
ネパールは観光で訪れる場合でもビザが必要です。
日本で事前にビザを取得してきた場合は、入国カードとパスポートを持って入国審査ゲートへ向かいます。
日本でオンライン申請をした場合は、窓口で書類を見せてビザ代を払えばOKです。
事前に申請していない場合でも、カトマンズ空港の申請端末機械を使って申請することが可能です。

申請後は窓口でビザ代を支払う
窓口ではUSドルのほか、日本円も使えます。
申請料は15日以内の滞在であれば25USドルです。日本円の場合は3,000円を支払います。
◇2日目◇
カトマンズから国内線でポカラへ向かいます。

カトマンズ空港国内線

ブッダ航空チェックインカウンター
国内線ターミナルでは、まず入口に入るときに荷物のX線検査があります。
その後、チェックインカウンターでスーツケースを預ける→手荷物&身体検査→搭乗ゲート、という流れです。

チェックインが終わると手荷物用のタグをもらう

Tシャツに描かれた女の子より100倍可愛い女の子

搭乗券ゲット
無事に搭乗券をゲットしたら、出発ゲートに向かいます。

出発ゲート前の手荷物検査

手荷物審査を終えるとスタンプを押してくれます

搭乗ゲート
出発ゲートは1と2しかないので、迷うことはまずないでしょう。

飛行機まではバスで移動

移動バスの車内

いざ!ブッダ航空!
バスで飛行機まで向かい、搭乗します。
1~2時間遅れるのが当たり前なネパールの国内線ですが、なんと定刻通りで出発しました。

鮮やかな青色のブッダ航空

2-2の配列です
天気が良い日はヒマラヤが右手に見えるので、ポカラへ向かう時は右側の席がおすすめです。
なので逆に、ポカラからの帰りは左側がおすすめです。

見事になにも拝めず・・・

でも町並みは素敵
約30分のフライト、大きな揺れもなく無事にポカラに到着しました。

預け荷物は人力で運ばれる

ターンしないテーブルで荷物を待つ人々
ターンテーブルのようなものはなく、空港スタッフの方がせっせかせっせか荷物を運んできてくれるので、自分の荷物を見つけた瞬間、さっと取りに行きましょう。
そしてポカラ市内観光へ出発です。

糸を紡いでいる様子

資料館
まず向かったのは、タシリン・チベット村。ここにはネパールへ逃れてきたチベット難民達が住んでいて、独特の生活習慣を垣間見ることができます。

デヴィの滝入口

デヴィの滝(別名:パタレ・チャンゴ)
続いて向かったのが、パタレ・チャンゴです。地獄の滝という意味を持っていて、昔トレッキングでここを訪れたデヴィッドという観光客が川に流されて行方不明になったことから、デヴィの滝とも呼ばれています。


シェルパ族でひょっこりはん

ペワ湖 ボートがずらり
その後ペワ湖へ向かい、約1時間のボートクルーズに参加しました。
若干足元が濡れるので、ぺたんこのサンダルで行くことをおすすめします。

ボートは4~5人乗りです

波がないのでおだやかです

ネパールの舘ひろしさん
湖の真ん中の小島には、ヒンドゥー寺院である「バラヒ寺院」が建ち、地元の人や観光客がお参りに訪れます。


バラヒ寺院

カラフルなボート
いったんホテルに戻って、ヒマラヤの景勝地「ノーダラの丘」へ向かいます。

ノーダラの丘に咲くお花
ここでは夕陽鑑賞を楽しむ予定でしたが、
残念ながら曇っていたため、ヒマラヤの眺望を拝むことはできませんでした。。

ノーダラの丘からの風景
雨季のネパールは、ヒマラヤ山脈の景色を存分に楽しめる確率が少ないものの、希少な高山植物の花が見られる時期でもあるので、雨季には雨季ならではの楽しみ方があります。
◇3日目◇
この日は早朝3:30起きでヒマラヤの朝日鑑賞ポイント「サランコットの丘」へ向かいます。

なんと大雨です。

本当は多くの人でにぎわうサランコットの丘展望台
さすが雨季です。土砂降りで何も見えませんでした。時間がたっても雨は弱まらず。。
大雨の中、展望台までの階段をひたすら上ったのに・・・と、しょげながらホテルへ戻ると、

まさかのホテルから見えた
ホテルに着くと雨が止み、なんとロビーからヒマラヤを拝むことができました!

うっすらだけど、嬉しい
天気が崩れやすい雨季シーズンですが、雨が止んだあとのヒマラヤは空気が澄んでいてとても綺麗なんだそうです。
あぁ、もういっかいナガールコットの丘に行きたい・・・

ポカラ空港ブッダ航空チェックインカウンター

ブッダ航空 定刻通りに出発!
ポカラから国内線でカトマンズへ戻ります。
帰りもなんと定刻通りの出発で、ガイドさんが「こんなこと起きるなんて奇跡です。」と驚いていました。


世界遺産ボダナート
カトマンズに戻り向かった先は、ネパール最大の仏塔でチベット仏教の聖地ボダナートです。
ストゥーパ上部、四方に描かれた大きな目がこちらを睨んでいるのが印象的で、世界を見渡しているといわれています。

ストゥーパの周りにはお土産屋さんがたくさん

ボダナートと一緒に

ぜひ家の玄関に置いておきたい品たち
チベット仏教では右回りが基本なので、巡礼をする際は時計回りに回ってみましょう。
ストゥーパの周りにはお土産屋さんがたくさん並んでいるので、散策するのも楽しみのひとつです。

ストゥーパの周り

カトマンズの街並み

ネパール料理 ダルバート
ネパールに来たら絶対食べたい、ダルバートもいただきました。
1つのお皿で色んなものをちょこちょこ食べられるので、飽きずに食べられます。
◇4日目◇
この日は夕方の出国までカトマンズ市内観光へ出かけました。
ネパールの首都カトマンズは、多くの寺院や聖堂、彫刻といった歴史的建造物が密集していて、街歩きが楽しめます。

ダルバール広場

シヴァ・パールヴァティ寺院

字体のクセがすごい
寺院が立ち並ぶダルバール広場、ネパール最古の建造物であるカスタマンダプ寺院、木彫りの窓枠と繊細な彫刻が美しいシヴァ・パールヴァティ寺院など、多彩な魅力を持った文化地区には見どころが尽きません。

実は怖い神 カーラ・バイラブさん
一見怖そうには見えないカーラ・バイラブさんですが、実は恐怖の神なんです。
首に頭がい骨のネックレス、右手には刀、左手には生首、と職務質問に遭ったら必ず捕まるものばかり持っています。
カーラ・バイラブさんの前で嘘をつくと、即座に死んでしまうと信じられていて、かつてはこの像の前で罪人に罪を白状させていたそうです。

アサン・チョーク

バイクと人でにぎわう
最後はお土産屋さんやレストランが立ち並ぶアサン・チョークへ。地元の人々が多く集まり、ネパールらしい雰囲気を味わうことができる場所です。

観光客向けのお店もいっぱい

カフェでひとやすみ ミントティーwith巨大ミント

水牛のモモは絶品
出国前最後の食事は、モモ!(ネパール版の蒸し餃子)。中身は鶏肉より水牛の方が、断然美味しかったです。

仁川空港KALラウンジを利用させていただきました。

シャワーも利用可能

充実の食事
2015年に起きたネパール地震の爪痕が未だに残っているものの、修復作業はかなり進んでおり、街は連日観光客でにぎわいを見せていました。
そして街行く人々は地震の影響を感じさせないほど、みんな笑顔で明るくエネルギッシュに暮らしているように感じました。
ネパールは北海道の約1.8倍の大きさを持つ小さな国ですが、豊かな自然と多様な文化が、ぎゅーっと詰まった魅力あふれる国でした。
【スタッフおすすめ度】
●ペワ湖ボートクルーズ ★★★★
波がなくおだやかなのでのんびりゆったり過ごしたい方におすすめ
●聖地ボダナート ★★★★★
チベット仏教では右回りが基本なので、巡礼をする際は時計回りに回ってみましょう。
(2018年6月 酒井 優紀)
