オーロラ観たい。ならカナダに行こう!!!オーロラハントの旅

オーロラ観たい。ならカナダに行こう!!!オーロラハントの旅

今回は、オーロラハントへカナダに出張に行ってました。
オーロラを実際に写真の収めているスタッフがいなかったので、きれいなオーロラを見るだけではなく、写真を撮ってくることが必須でした。それとは別にカナダは、個人的に一番行きたかった国だったので期待を胸に、いざカナダへ。
バンクーバー→ホワイトホース→イエローナイフ→トロント→ナイアガラとカナダの大陸を横断しました。メインは、ホワイトホースとイエローナイフ。この2都市はオーロラ鑑賞のメッカのような都市としてとても有名です。オーロラ鑑賞において、3泊すれば9割の確率でオーロラを観ることができると言われていますが、今回は2泊ずつなので、少しの不安と期待が。。。
<バンクーバー>
日本人のワーキングホリデー先として、また世界都市としても、カナダの中でも1、2を争う大都市バンクーバー。実際に訪れると、いたるところに日本人がいて、とっても安心。1泊しかしませんでしたが、大都会と緑が共生している街並みはとても住みやすそうな印象。
メインストリートのロブソン通りは、クリスマスの時期が近かったの、ふと足を止めて見入ってしまうほどのイルミネーションに彩られていました。



・グランビルアイランド
グランビル橋直下、フォールス・クリークという入り江に突き出した小さな出島に、90軒以上のショップ、40軒を超えるレストランやカフェ、その他パブリック・マーケット、ホテル、小劇場、ビール工場などが集まっている人気エリアで、観光客や地元の人々で賑わっていました。どことなくブルックリンの更に過ごしやすくしたような雰囲気でした。
パブリックマーケット



・ギャスタウン
バンクーバー発祥の地。石畳の道路やアンティークな雰囲気の街灯が、開拓当時の様子を偲ばせます。カフェ、ギフトショップ、ギャラリーなどに加えて近年は多くのレストランがオープンして、グルメスポットとしても知られてきました。蒸気パイプのホイッスルで時を知らせる蒸気時計は、写真撮影の人気スポットで、観光客がいっぱい。


<ホワイトホース>
1896年に始まったゴールドラッシュ時代、一獲千金を狙う人々がドーソン・シティへの中継地点として集まった場所、それがホワイトホースの始まり。市内のはずれには、当時の開拓に使われた船、クロンダイン号が一般公開されていました。


地名は、旅人たちが当時この地で見たユーコン川の早瀬の白波が、まるで白馬のたてがみのようだったことからつけられたとのこと。1953年にはユーコン準州の州都に制定されました。現在、町の人口は約27,000人で、準州全体の約8割の人が住んでいます。オーロラは、周りが暗いことが必須条件なので、ホワイトホースは、オーロラ以外には全く何もないことを想像していましたが、そんなことはない。ダウンタウンにはおしゃれなお店などちらほら、目に泊まりました。
おしゃれな雑貨屋

この町は、イエローホースと比べるとオーロラ鑑賞において後発なので、日本では、イエローナイフと比べると知名度は劣りますが、実際に両方行ってみた感想では、街並みや過ごしやすさは、こちらの方が好みでした。※好みは分かれると思います。
ユーコン川

またホワイトホースでは、犬ぞりの世界大会が開かれるほど、犬ぞりの文化が深く根付いており、日中のアクティビティとしては是非トライすることをおすすめします。
(私は、イエローナイフで申し込みをしていたので、スルーしました。)
また動物保護区とタキニ温泉のツアーも人気とのことでしたが、温泉はぬるいそうなので、冬に訪れた場合は風邪をひかないよう気を付けて下さい。
・ホワイトホースのオーロラ鑑賞
ダウンタウンから片道30分ほどのところに、3棟ほどロッジがあり暖炉で温かくなった部屋の中で、オーロラの出現を待ちます。中にはホットドリンクだけでなく、スナック菓子(マシュマロ、クッキー、ポテトチップスなど)があり、和気あいあいとした雰囲気がとてもよかったです。こじんまりした佇まいは、プライべートでキャンプに来た気分。
外では焚火があるので、各々持ち寄ったお酒を飲んだり、ソーセージ、マシュマロなどを焼いてみたりして待っているいると、、、、



そしてついにその時が・・・・


この時の感動は、うまく説明できません。見ないとわかりません。
鳥肌が立ったことは鮮明に覚えており、その後はオーロラに吸い込まれるようでした。
ただ、オーロラにもレベルがあり、現地のガイドさん曰く、1~10までのレベルがあり、
今回は、レベルでいうと【2】らしい。でも、初めて観ることができたからか、とても大きくきれいな印象で、オーロラをハントできた満足感でいっぱいでした。
そしてホワイトホースを後に。
<イエローナイフ>
ホワイトホースの興奮が冷めないまま、オーロラ鑑賞のメッカイエローナイフに降り立ちました。主要ホテルも大半がダウンタウンにあるので、バスなどを利用する必要もありません。町の中心ダウンタウンは徒歩で歩いてまわれる広さです。
イエローナイフはカナダ国内のみならず、世界的にも知られたオーロラの観賞地です。
それではなぜ、イエローナイフは、オーロラ鑑賞のメッカになったでしょうか。答えは、オーロラオーバルと呼ばれる北緯60度近辺にある帯が、イエローナイフの真上にあるからです。見え方も町自体は、木々などの自然をバックにオーロラを楽しむホワイトホースと異なり、見上げながら頭上にオーロラが見えます。
またここでも犬ぞりが日中のアクティビティとしてできます。


・ホワイトホースのオーロラ鑑賞
ダウンタウンから30分ほど車を走らせた場所にオーロラビレッジという、鑑賞施設があります。全13棟あるティーピーと呼ばれる原住民が使っていた簡易テントと、スープなどの暖かい食事を振る舞うレストラン、ギフトショップが備えられた小さな村のようなの施設。テント内では、暖炉で暖かく保たれ、コーヒー、紅茶などのホットドリンクがあります。
また日本人スタッフも多く駐在しているので、英語が話せなくて安心できます。世界中から観光客が来ていますが、日本人の比率がとても多かった印象でした。
ティーピーと呼ばれる原住民が使っていた簡易テント

テント内


施設内にはレストランも

アイスホッケーができる
そしてここでの、ハントの結果は、、、、、




大成功。
ホワイトホースと比べて見えすぎて、びっくりしました。
それは、写真などで見ていたオーロラのままで感動に次ぐ、感動。
写真を見ていただければ、ここに行きたくなりませんか?
<ナイアガラ>
まず、冬のナイアガラは、穴場です。世界三大瀑布の一つともなれば、すごい込み合っていることを予想していましたが、ピークは夏と秋で、それを避ければ、それほど込み合うことはありません。
ただ、ナイアガラ滝を横から間近に見られる展望台テーブルロックから始まり、スカイロンタワーや周辺ホテルの高層階からは、パノラマにカナダ滝・アメリカ滝を眺め、ジャーニー・ビハインド・ザフォールズからは、普段見ることができない滝の裏側を見ることはできるのですが、ナイアガラクルーズの船上からだけは、運航していないので楽しめません。
それでも良ければ、冬のナイアガラ滝はオススメです。特に寒い日は、舞い上がったしぶきが、一瞬で雹に変わる時もあるみたいで、それが一番きれいだという人も少なくないそうです。



クリスマス間近で彩られた町

ネオンがまぶしいナイアガラ

ライトアップされたナイアガラ滝

<ナイアガラオンザレイク>
ナイアガラ滝から、タクシーで約30分にあるかわいらしい町、ナイアガラ・オン・ザ・レイク。
ナイアガラ滝周辺の、にぎやかな場所に比べ、のんびりとした、のどかな場所で、オンタリオ湖が目の前にあり、周辺にはブドウ畑が広がっています。
ここでの楽しみ方は、そぞろ歩きです。
メインストリートのクイーンズストリートには、 時計台(Clock Tower)を中心として、イギリス風の町並みの、小さい町に、小物や雑貨店など、小さいお店が並び、かわいい小物を扱っていたり、思わず買いたくなる雑貨等を売っています。どこを見ても
ウェールズ皇太子がお泊りになられたホテル
プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル





また、ワイナリーが数多くあり、カナダ最大のワイン生産地です。
カナダワインは、ほとんどが国内消費で、外国に輸出されないとのことで希少価値が高まっています。もちろん、そんなワインも、ワイナリーでは、飲み比べができます。
特にアイスワイン、通称デザートワインの産地として世界的に有名で、その世界大会では、何度も優勝するほど、出来がいいそうです。そして、アイスワインといえば、白で作るのが普通なのだけれども、ここでは赤のアイスワインがありました。世界各国探してもここ、ナイアガラだけらしいです。



THEカナダ ティムホートン

よくある質問でオーロラ鑑賞で、イエローナイフとホワイトホースだったらどっち???
【回答】
初めてのオーロラ鑑賞、充実した環境で楽しみたい、エンターテイメント性が欲しい→イエローナイフがおすすめ
オーロラは何度も観に来ている、自然・動物を含めたオーロラを楽しみたい、プライベート感が欲しい→ホワイトホースおすすめ
最後に・・・
今回は天候にも恵まれて、オーロラを生で観て、写真に収めることができて、いうことなしでした。どうしても天候に左右されるものなので、絶対はありませんが観れたことに感謝です。オーロラは、3泊すれば90%は観ることができるというのは、感覚的に本当のように思えました。ただ、その中でも見えるレベルはまちまちで、うっすらとしたオーロラや濃くて揺れたオーロラ等、その強弱は問いませんし、写真で見ているオーロラを90%で見られるわけではありません。
でも、だからこそ追い求める価値があるのではないでしょうか。
そのロマンを胸に、是非カナダのオーロラハントに行ってみませんか?
☆おすすめ度☆
・ホワイトホース☆☆☆☆☆☆・・・・論より証拠。写真をご覧ください。
・イエローナイフ☆☆☆☆☆☆・・・・論より証拠。写真をご覧ください。
・犬ぞり☆☆☆☆☆・・・・オーロラとセットと考えてもいいくらいおすすめ。
・バンクーバー☆☆☆☆・・・・安心安全の街、オーロラを観に行くときに立ち寄ってみましょう。
・ナイアガラ滝☆☆☆☆・・・・世界三大瀑布に感服。間近でその迫力を体感してください。
・ナイアガラオンザレイク☆☆☆☆☆・・・・おとぎの国に迷い込んでみよう。写真のシャッターが止まりません。
(2017年12月 小澤駿)
このエリアへのツアーはこちら

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