世界文化遺産サフランボルからのトルコ縦断の旅(2013年4月15日)

世界文化遺産サフランボルからのトルコ縦断の旅(2013年4月15日)


※今回、残念な事にお天気に恵まれず・・・前半はほぼ曇りか雨でした。
多少見づらい写真かもしれませんが、ご了承下さい。


●オスマン朝時代の古い町並み「サフランボル」を訪れて


この地域にサフランの花が群生していたことから名づけられた小都市。
その名も、サフランボル。アンカラ空港から車で約3時間ほど走ると到着。
切り立った谷に、トルコ国内の中でも珍しく昔ながらの民家が数多く残されおり、独特の木造家屋には今も人々が暮らしています。

※1994年には、この町並みが世界文化遺産に登録されました。

町はチャルシュ広場を中心に小さくまとまっており、少し坂道が多いものの、ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて歩いて町並みを楽しみながら観光するのがサフランボル観光のお勧めです。トルコの雑貨は、とても人気ですが、サフランボルでしか手に入らない限定ものも沢山あり、古い町並みで癒されながら、古き良きトルコを眺め、ゆっくりお買いものするのもお勧めです。


<サフランボル観光ポイント①>
まずは、サフランボルの町並みが一望できる、「フドゥルルックの丘」へ


ここからは、サフランボルの町全体が見渡す事が出来ます。まずは、ここからの眺めでスタート!!
<サフランボル観光ポイント②>
町並を眺めたら、次は歴史を勉強しに、「サフランボル歴史博物館」へ


旧役場を改装した博物館です。サフランボルの歴史に関するパネルや写真、オスマン時代の家財道具や衣装、さらには昔の靴屋さん、パン屋さんなどの作業風景を人形を使って再現していたりし、昔からの歴史がこの場所で分かってします、とても立派な博物館です。この場所からの眺望も、かなりのモノです。
<サフランボル観光ポイント③>
お勉強が済んだら、実際の民家を覗いてみよう!「カイマカムラル・エヴィ」



サフランボルには、民家の内部を公開しています。最初に公開されたのがこの家。今は博物館になっており、昔の人の生活風景を人形を使って再現していたり、昔の食器、衣類はもちろん、お部屋の細部までそのまま残してあります。この民家に入ると、まるでタイムスリップしたかのような感覚になれます。
<古民家ホテル・EBRULL KONAK>
サフランボルで泊まるなら、古民家ホテルがお勧めです!


とっても味のあるホテル。古民家らしくとてもスタッフもフレンドリー。お部屋もしっかりしており、シャワー、トイレなどはもちろん、アメニティーも充実しており、お部屋にはテレビ、セフティーBOXなども完備してます。
「カイマカムラル・エヴィ」の斜め前と、大変立地もよく歩いてお出かけするのにも便利。夜は真っ暗になりますが、サフランボルの町並がライトアップされ、とても綺麗にお部屋から見る事も出来ます。(宿泊されるお部屋によります。)
※古き良き町って響きいいですよね。いろんなトルコがある中で、是非少し足をのばして、訪れてみて下さい。とってもあたたかい町です。
● トルコと言えば・・・やっぱり、「ハマム」でしょ。(笑)

サフランボルから車で約7時間かけて、やってきました。トルコ2大人気都市のひとつ「カッパドキア」。カッパドキアの定番観光は、他のスタッフの旅行記をご参照頂くとして、今回は長距離移動した後のお勧め、ハマムのご紹介です。
体の芯から癒され、疲れがとれる、トルコお勧めのサウナ・マッサージです。
今回は、カッパドキア・ギョレメ地区にある、「ELIS」さんにお邪魔しました。

とても綺麗な外観と内装


とっても元気で陽気なスタッフが施術を行ってくれます。

※今回は、簡単にハマムの流れをご紹介!
●画像付きでどうぞ。(笑)
まず、受付を済ませたら、綺麗な更衣室でハマムSTYLEへ変身します。
もちろん、男女別なのでご安心下さい。


その後、顔に泥パックを済ませて、サウナでパックが固まるまで我慢。

汗をいっぱいかいて泥が落ちたら、ジャグジーでリラックス。

いよいよ、待ちに待った、マッサージの開始です。
泡を体中に塗ってもらい、少し手洗いマッサージが始まり、あかをすり下ろしたら、泡とあかを一緒にバチャーンと流して、はいおしま~い!って感じです。



最後は余韻にひたって、まったりとチャイが無料で飲めます。

いかがでしたか?絶対、トルコに来たらハマム体験はお勧めです。
お値段も安いのから高いのまで様々ですが、ホテル内にあったり、街中にあったりと、トルコの日常生活に欠かせないものです。トルコの銭湯?とも言えるハマム。是非、体験してみてはいかがでしょうか?
● 白とブルーのコントラストがとても美しい石灰棚で有名のパムッカレへ


カッパドキアから車で何と10時間かけてやってきました、パムッカレ!
ようやくお天気のよい写真が登場です。今回は、そんなパムッカレから、車で1時間半ほど離れた、トルコ人は絶対、次の世界文化遺産登録候補は、ここだ!ってお勧めする遺跡「アフロディスィアス」をご紹介します。

アフロディーテ神殿(テトラピロン/境内入口)

まだ訪れる観光客は少ないですが、遺跡の保存状態もとても良く、ご近所のエフェス遺跡で有名な、競技場もここには存在し、他にも神殿や劇場、ハマムにお墓なども、綺麗に並んで保存されてます。昔の街並みもうっすらと想像できるほどの保存状態となっています。敷地面積もとても広く、じっくり時間をかけて半日、いや1日かけて見学しても見ごたえは十分だと思います。ギリシャ、ローマ時代を象徴とする、彫像もたくさん発掘されており、一同に発掘された彫像が見れる博物館も隣接してます。是非、パムッカレに来たら、足を伸ばして下さい。
※ アフロディスィアス

駐車場に着いたら、何故かトラクターに乗せられ、いざアフロディスィアスへ!



競技場です。私を探して下さい!どこでしょうか?


ハマム跡


● 飛んでイスタンブール!

ついに最終目的地、やってきました、イスタンブール。トルコを訪れる方は必ずと言っていいほど訪れる街ですね。有名なブルーモスク、アヤソフィア、トプカブ宮殿、グランドバザールなどなど・・・見どころは山ほどあります。
もちろん、定番観光地を観光した後に、是非訪れて欲しい場所を2ヶ所ご紹介します。
※ ガラタ塔(ガラタタワー)

新市街のランドマークとなっている、高さ67Mの塔です。
元々、灯台として使われていた塔を、監視塔へ改造したと言われており、一度火事で焼失してしまいましたが、14世紀頃に再建されました。
53Mのテラス展望台からは、360度イスタンブール市内が見渡せ、とても綺麗です。丘の上にこの塔は建ってるので、実際の高さよりもかなり高く感じます。
是非、イスタンブールの街全体を、上から見下ろしてみませんか?
※ 最上階には、レストランもあります。夜はショーなども行われてます。

アジア側とヨーロッパ側が交差する、ボスボラス海峡



※ エジプシャンバザール

イスタンブールと言えば、グランドバザールが有名ですが、こちらはガラタ橋の近くにある市場です。もともと、香辛料を扱うお店が多かった事から、別名スパイスバザールとも言われてます。

その名の通り、市場に入るとずらり並んだ香辛料のお店、食料品のお店などで、独特の雰囲気と匂いがそそられます。もちろんお土産屋さんもたくさんありますので、お買いものも出来ます。あまり観光で訪れる市場ではないですが、トルコの味を追求したい方にはお勧めです。



また、ガラタ橋付近にあり、魚もたくさん捕れる事から、あの有名なB級グルメ「サバサンド」もご賞味出来ますよ!是非、とれたてのサバサンド食べてみてはいかがでしょうか。

※サバサンド

●トルコは今でしょ!
人気の秘密が分かった旅となりました。観光地の充実、お土産の豊富さ、人のあたたかさ、そして美味しい料理の数々、人気アクティビティ、そして綺麗なお花畑、などなど上げるとたくさんトルコには楽しみ方があります。アジアとヨーロッパの架け橋としてこれからますます注目されるトルコ。是非、今でしょ!訪れてみて下さい。お勧めです。

カッパドキアの洞窟レストランのお母さん

アヴァノス陶芸工房の職人さん

パムッカレ石灰棚のアイスクリーム屋のお兄さん

春先はとっても、チューリップが綺麗な季節です。


絶対また来るぞ!?



2013年4月 池田(知)
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