●中央インドで最も美しい場所と言われる村、マンドゥの遺跡群。
デリーから国内線でインドールへ渡り、車で3時間走り12の大きな門をくぐると、マンドゥに辿り着きます!
マルク王国が造り上げた数々の建造物が緑豊かな丘の上に点在します。
村の広域に渡り、色んな場所に廃墟となっている建物や、観光地となっている遺跡群など多数あります。まだ、観光客が少ない、静かな街の遺跡群です。
・ジャハズ・マハル
2つの湖の真ん中にそびえ建ち水に浮かんでいるように見える事から、船に例えられ、通称=船の宮殿とも言われています。
・ジャミ・マスジット(モスク)
巨大なドーム型に長い回廊が続き、広い祈りのスペースが確保されてた建物。
礼拝室にある、ミンバルと言われる説教壇がとても綺麗です。
・アシュラフィ・マハル
ジャミ・マスジットの真向いにある、イスラム大学跡ですが、ほとんどが崩れ落ち、わずかにゲートだけが形を残す場所です。
・ホシャング・シャハの墓
インドで最初に大理石で建てられた、アフガン建築の墓です。あの有名なタージマハルを建てる際のモデルになったとも言われています。
・ルーバマティ宮殿
街の中心から少し離れた場所にあるだけあり、デカン高原の広大な景色を見渡す事が出来る場所。ここで戦いがあったとは思えないほど静かな場所です。
●世界遺産!アショカ王の仏塔サンチー遺跡とビームベートカーの岩窟群
・サンチー遺跡
ボパールから車で2時間、世界遺産に登録されているアショカ王によって建てられた、仏跡のひとつです。仏塔=ストゥーパの第一塔は、巨大なドーム型、かなりの迫力があります。塔を囲む4つの門は、ブッダの晴雨前の物語が彫刻されています。
・ビームベートカーの岩窟群
ビームベートカーの岩窟群には、石器時代から歴史時代に至るまでが描かれた数百もの岩画が残された場所です。昔の生活風景や、宗教的な儀式のイベントまでもが、くっきりと残されており、一つの岩画には、別々の時代が描かれるなど、重ねられた多数の時代を見る事が出来ます。
●広大な高原風景!パンデラ王国の都オルチャ!
カジュラホから車で3時間、オルチャはベトワ河のほとりに位置する小さな村です。オルチャ遺跡以外にも、昔の教会や、市場などもありますが夜になると真っ暗になるので、朝早くからの観光をおすすめします!ホント、真っ暗です。
・ジャハーンギル宮殿
ムガル帝国の4代目の王様ジャハーンギルをもてなす為だけに建てられた宮殿として有名な建物です。ジャハーンギルは、たったの1泊しかしなかったとか。
宮殿からは、オルチャの街が一望出来、広大な高原風景も見る事が出来ます。
・ラジャハマル宮殿
マドカルシャフのより、17世紀に建てられた宮殿です。17世紀のものとは思えないほど、美しい状態で残されれている、壁画がとても綺麗な宮殿です。
・ラエプラワイン宮殿
インダルマ王により建てられた、踊りや歌などを披露する為の2階建ての美しい恋の宮殿として有名です。インドの人は、昔から踊りがとても大好きだったようです。
●オルチャから、セクシー世界遺産カジュラホへ!
車で3時間、セクシー世界遺産で有名の、カジュラホへ行けちゃいます。
1日で、オルチャ遺跡観光、カジュラホ遺跡観光。ちょっと、道の険しい道路を長い時間走るので、少し移動が大変ではありますが、かなり充実の1日が過ごせますよ。カジュラホが癒してくれます!?
●グワリオール城(マンシンパレス)を見学!
グワリオールの市内を一望する山のてっぺんに、お城が建っています。
何度か修復されている為、壁の色は一部しか残っていませんが、城内は今でも綺麗に残っています。ラージプート王、スラージセーンがこの丘に住むグワリパという聖人と出会い、ため池の水を飲ませてもらったお蔭で病気が治ったと言われています。
●最後はやっぱり、タージマハルでしょ!
中央インドのまだまだ、未開拓な遺跡の数々。とても見ごたえありですが、やっぱりインドに来たら、定番観光も必要ですよね。と、いう事で、最終日には、しっかり、タージマハルと、アグラ城の見学の為、アグラに宿泊しました。
アグラは、やっぱり、タージマハルの街。ホテルも、タージマハルビューが人気。お土産も、タージマハル関連ばかり。でも、見たかったタージマハル。あまりの嬉しさに、ミーハーは、写真たくさん撮っちゃいました。(笑)
インドは、まだまだ未開拓な遺跡や、建造物がたくさん!そして、歴史、文化、宗教、さまざまな事が勉強になる国だという事がわかりました。奥深いインドが少し分かった旅だったように思います。
●おまけ
今回は、香港乗継ジェットエアウェイズでインドへ行きましたが、乗継時間に少し時間があったので、香港へ入国して、観光して飲茶食べて、楽しんじゃいました。乗継時間も有効に使えば、一度で二度の海外旅行気分が味わえちゃうので、乗継もいいものです。(香港マダムタッソーへ行きました。)
2012年11月19日 池田知隆