レゲエとサルサとビーチリゾート ~ジャマイカ、グランドケイマン&キューバ カリブ海周遊の旅~

レゲエとサルサとビーチリゾート ~ジャマイカ、グランドケイマン&キューバ カリブ海周遊の旅~


今回はカリブ海に浮かぶ島々、ジャマイカとグランドケイマンとキューバに行ってきました。某ガイドブックでは7カ国含む15ヶ所ほどの島々を「カリブ海」とひとくくり、一冊にしてしまうような情報量があまり多くないところで、出発前から未知の期待度大です。


アイシャハウス in キングストン
超パワフルな日本人女性、.YUMIさんが経営するルゲストハウス。全11室。
ゲストハウスといっても清潔でバスルーム、キッチン付きのお部屋もあるので快適に過ごせる。キッチンには一通りの調理器具、食器もそろっている。またレゲエ情報はもちろん、おすすめの観光スポットへの行き方、おすすめのレストラン、お弁当屋さんなどキングストンの情報をオーナーのYUMIさんに聞けば何でも教えてくれる。
アイシャハウスはアップタウンにあるので安心。徒歩でスーパーマーケットやショッピングモールに行くこともできる。日本人ゲストも多いので、そこで出会った人たちと旅の情報交換をするのも楽しい。バッグ一つで世界を放浪する、そんな旅が好きな人には、特におすすめの場所だ。





キングストンホットツアー
日本人ドライバーの案内でまわるレゲエ発祥の地、.キングストンの見所をめぐるツアーに参加した。まず訪れるのは.ボブ・.マーリー博物館。ボブが住んでいた.家を博物館にしたもの。寝室やキッチンなどが当時のまま残されており、ボブの衣装やコンサートチケットなども展示されている。またボブが銃撃された際に壁に残った弾痕も。。その後、お好みでジャマイカ料理のランチをとり、ナショナルスタジアム前のボブの像を見学後、車窓からダウンタウンの町並みを観光。ダウンタウンは観光客がなかなか近づけないディープなエリアだ。トレンチタウンは、スラム街をなしていた町でボブが幼少期にすんでいた住宅が残されている。最後に現在はボブの家族が経営している「タフ&ゴング・スタジオ」でレコードの製造過程を見学する。現在はCDなのでレコード自体は作られていないが、当時アメリカから輸入した貴重な機械が残されている。工場内の壁には世界中から訪れたボブファンたちのメッセージが残されている。ショッピングモールでの買い物の時間もあり、そのときの状況に応じてお好みの場所にも連れて行ってくれる。レゲエとジャマイカ人のハートにどっぷりつかるツアーだ。





カリブの海賊 グランドケイマン
欧米人にはダイビングパラダイスと知られるグランドケイマン。イギリス領のため治安のよさと人あたりのよさはカリブ随一。オンザビーチの大型ホテルも多く、カップル、
ファミリーにもおすすめのリゾート地だ。北部にある「タートルファーム」では、生まれたばかりの赤ちゃんガメから大型のカメまで1万匹以上を飼育している。生まれでまだ2ヶ月の子ガメと記念写真を撮ることもできる。そのほか、イルカと泳ぐドルフィンスイムや潜水艦に乗ってカリブ海の海底を探索するアクティビティもある。観光客が一人もいなかった「ヘル(地獄)」は、黒い石灰岩層が地獄のように見えるところから名づけられたB級スポット。手作り感あふれるデビルの像がおもしろい。
また街中にはジョージタウンを起点に縦横無尽にバスが走っていて、道端で手を上げるとどこでもとまってくれる。1回2~3ケイマンドル。この乗り合いタクシーのようなバスを使いこなせば、見所へ簡単に行くことができる。セブン・マイル・ビーチはどこまでも続く白砂の美しいビーチ。1日中大勢の人でにぎわっている。最もおすすめのビーチは、ノースサイドの西端にある「ラム・ポイント」。ジョージタウンから車で約1時間かかるため、セブン・マイル・ビーチの喧騒から離れてのんびりとすごすことができる。大きなヤシの木とハンモック。リラックスしたい人にはおすすめの場所だ。









最後に訪れたのはキューバの首都、ハバナ
にわかゲバラファンの私にはたまらない憧れの町。世界遺産に指定されているハバナの旧市街は、19世紀後半に建てられた100年以上たつ建造物がそのまま残されている。
崩れそうな柱や壁。。そんなところで普通に日常生活が営まれている。
日本で大地震が起こった直後に行ったので、もし地震がきたら。。。と心底心配になった。
ハバナでは、タバコとサトウキビの生産で隆盛を誇った当時がうかがえる「ハバナクラブ」や「バルタガス葉巻工場」、ゲバラ率いるキューバ革命の足跡「ゲバラ研究所」「革命広場」「革命博物館」などに訪れた。キューバには、そこかしこにゲバラの絵が描かれていた。ゲバラグッズを手に入れようと旧市街を歩き回ったが想像以上に少ない。
慢性的な物不足を実感した。









ハバナでサルサレッスン
キューバで一押しの体験がサルサレッスン。キューバ人の先生の自宅で本場のサルサを学ぶことにした。基本のステップから肩、手、腰の使い方まで一つずつ丁寧にマンツーマンで教えてくれる。最初はゆっくりめの曲にあわせてステップを踏むが、激しいリズムになってくると手足がばらばらでもう何が何だか分からなくなってくる。ほんの一時間のレッスンでも汗だくになり、本場のラテンのリズムを体感できる!




陽気な音楽と陽気な人々との出会い。
元気になれる場所がまたひとつみつかった。
2011年3月 山本

カリブカテゴリの最新記事