世界最大級の大砂漠縦断をふたたび!!4WDでサハラを激走!世界遺産やスターウォーズの撮影の舞台も訪れる旅<チュニジア>

世界最大級の大砂漠縦断をふたたび!!4WDでサハラを激走!世界遺産やスターウォーズの撮影の舞台も訪れる旅<チュニジア>


成田を出発し、乗り継ぎ時間も含め約24時間でチュニスに到着した。
非常に簡単な入国審査を済ませたものの、荷物がなかなか出てこない。
2回の乗継があり不安であったが、自身の荷物が出てくるまで約1時間もかかった。
現地通貨への両替を済ませ(日本円からの両替が可能で1ディナール=約70円)、ガイドの出迎えを受け、直ちに今日の目的地であるケロアンへ向かう。



サハラ砂漠の定番・砂漠のバラ

気温は思っていたより暑くなく、むしろ肌寒い感じがする。
約2時間半かかる道中には、世界4位の産出国らしくオリーブ畑が多く見られる(ちなみにスペイン・イタリア・フランスが上位3カ国)。
また、イタリアの資本が入りワイン生産のためのブドウ畑も多く見られる。
南へ行くほど緑が少なくなり荒野が目立つようになってくる。
そこにはサボテンも多い。ケロアンの手前でさえも緑が少なく砂漠地帯に入っていることを徐々に実感できる。ケロアン名物にサボテンジャムがあり、味見をしたが結構美味しい。
予定より早めの17:15にホテルに到着。
●AMINA HOTEL

3ツ星クラスホテル。多少の古さはあるが問題ない。
テラスがありアラビアンチックな建物はイスラムの国にきた感がある。
・ バスタブあり ・石鹸のみのアメニティ ・バスタオル、フェイスタオルあり
・ テレビあり
夕食時に飲んだビールの味が旨くなかった。
やはりイスラム圏でのビールはだめだなあ~。
3日目の起床は06:30
外は曇りがちで小雨もぱらついている。砂漠地帯で雨はおかしいのだが。
08:00に出発しケロアンの観光へ(貯水池、シディサハブ、グランドモスク、メディナ)。

グランド・モスク(ケロアン)

スベイトラ遺跡

塩の湖・ジェリド湖&フェジャ湖(トズール近郊)

09:30スベイトラ遺跡へ向かう。
ローマ時代の広大なエリアの遺跡はきれいに修復がされているものの、だいぶピースがかけておりリビアで見たローマ様式の遺跡とあまり変わらないものであった。
約1時間30分の観光後昼食を済ませサハラ砂漠(砂丘エリア)の入り口であるドゥーズヘ向かう。
途中、塩の湖であるジェリド湖(ファジャ湖)を縦断するが、真っ只中のドライブイン?でしばし休憩する。地平線まで塩に覆われた(水がない)湖が真っ白できれいに続く。
18:00前にドゥーズのリゾートエリアにあるホテルに到着する(ドゥーズには砂漠エリアとリゾートエリアに宿泊施設がある。砂漠エリアはテント宿泊などであるが)。
●SUN PALM HOTEL

このエリアでは最高級のリゾートホテルで、砂漠エリアにあるとは思えない快適な大型ホテル。プールやちゃんとしたレストラン、土産物屋もある。
・ バスタブあり ・ドライヤーあり ・シャンプー、石鹸あり ・エアコンあり
・ テレビあり  ・セフティボックスあり(部屋に) ・冷蔵庫あり(中身なし)
翌日の午前中は砂漠エリアのホテルを視察した。
リゾートエリアの快適なホテル滞在もお勧めではあるが、やはり砂漠にきたら砂漠の中(入り口付近ではあるが)の、“らしい”宿泊施設に滞在したいものである。
●サブリナキャンプ(上級者向け)

リゾートエリアより約40分。サブリナ村のはずれに立地。
共同のトイレ・シャワー(土壁の小さな建物)。テントは簡易ベッドのみでひとつのテントの中に6から8台。決して快適とはいえない、どころかかなりきついかなあ。
サハラの砂は粒子が非常に細かく(粉のようで口の中や服の繊維の中に入り込む)、カメラなどはビニール袋などに入れておかないと隙間に入り込んでしまうので要注意。
●ぺティフランキャンプ(上級者向け)

リゾートエリアから約20分。幹線道路から5分くらいではあるのだが、場所がわかりづらい。サフラン村にある。
共同のトイレ・シャワー。ひとつのテントに5から6台の簡易ベッド。
サブリナキャンプに比べこぎれいではあるが設備などは期待できない。
●メハリキャンプ(初級・中級者向け)

リゾートエリアより約1時間。テントとコテージタイプがあり選択可能。2、3、4名部屋がある。コテージにはファンがある。施設内には大きくはないがプールまである。
トイレ、シャワーは共同であるがきれい。周りの雰囲気、施設含め非常にお勧めの宿泊施設。特に施設裏側の小高い丘からの眺めは最高に気分がよい。
ここから見る朝日(夕日?)は最高だと思う。

ドゥーズより砂漠の中の1本道を南下(舗装道路)。約10分後には未舗装の砂漠の中へ。
一応道はある。砂に隠れているものの、過去に舗装されたであろう跡が見られ、振動や衝撃が激しい道である。
とはいえ、腹日からを入れ車と地面の揺れに体を任す感覚が楽しくワクワクしてきた。
道脇には背の低い木が多く見られる。
砂漠に入り30分位すると携帯電話の電波がなくなってしまった。
ただ、イメージしていたサハラ砂漠縦断のイメージとはちょっと異なる。
舗装はされていないものの、大砂丘の上ではなく「道路」を走行している。
途中、舗装された道路になった。ドライブインが現れひと休み。
ここで砂漠案内(ベテラン砂漠ドライバーのアリさん)兼荷物運搬用の車と待ち合わせ。
この付近はいわゆるオアシス的なところで、野生のらくだやサバンナにあるような背の低い緑が多く見られる。

休憩後10分もするとアスファルトの道路はなくなり、砂漠の中の緑のない荒野になる。
本日滞在のティンバインエリアに近づいてくると砂が多くなり、道らしい道がなくなり砂漠の中という感じがしてきた。
15:00ごろ宿泊地に到着。
●マースキャンプ



常設のモンゴルで見るようなゲルのようなテント。レストラン兼レセプション兼憩いの場である大きなテントになっている。
共同のトイレ・シャワー(水のみ)。テントの中には4台の簡易ベッドがある(ファミリー用の大きなテントもある)。各テントには「おまる」のような簡易トイレもある。
テントの中は昼間の厳しい暑さのためかなり暖かい。
裏山には小高い砂山、正面には砂漠(ガレキの砂漠だが、遠くに砂山を見ることができる)。
裏山の砂丘ではレンタルの4輪バギーで走り回ることもできる
私は18:00ごろに裏の砂山に登り(それほどの高さではないのだが急斜面ということと砂に足を取られるため、かなり息があがってしまった)、夕日鑑賞に備えた。


しばらくすると遠くの砂山に太陽が落ちはじめ、砂漠を真っ赤に染める。
これが砂漠に滞在する醍醐味のひとつなのである。
完全に日が沈んだころに焚き火がを起こされ、それを囲んでひと時の団欒。
私たちのほかに数組のお客さんがいた。


その焚き火では夕食で食するパンを焼いている。生地をそのまま焚き火の灰の中に突っ込み焼きあがるのを待つのだが、ほんの10から15分位で焼き上がる。
灰を叩いた後に味見をさせてもらうと実に旨い。また、そこで飲む甘~いコーヒーも最高である。
昼間強かった風はおさまっているが急に寒くなる。しっかりとした防寒が必要。


翌朝05:30頃目がさめる。テントの外へ出てみたがさほど寒くない。
あたりは日の出が始まっておりしらじんできている。
この雰囲気も砂漠ならではですがすがしい気分にさせてくれる。
砂山の上にはまだ月が出ており、青空に映え実にきれい。


このマースキャンプは快適すぎてワイルドさには欠けてしまう。
朝食はやはり焚き火で焼き上げたパンと紅茶・チーズ。
07:30に次の目的地に向かう。朝早く出発するのは朝のうちは砂がまだしまって硬くスタッグしにくいからである。
約1時間も走ると本格的に砂漠の真っ只中を走行するためタイヤの空気を抜く。
高低差のある起伏で何回もスタッグし、そのたびに車を降りて車の下の砂をかき出し先へと進む。


“これこれ”という楽しむ気持ちで砂漠を走行(自身で運転自体はしていないのだが)。
360度砂漠の真っ只中で道もないところを走行するのだが、砂漠ガイドは何を目標に目的地へ向かっているのか不思議である。
昼を過ぎたので、見晴らしのよい高台で持参した弁当(パンとサラダとチーズ)で昼食&ティータイム。お湯はそこらにある枯れ木などをかき集め小さな焚き火を起こし、持参したポットを直接火にかけ沸かす。
何も代わりのない紅茶でも、こういった環境で飲むと実に旨い。
大変楽しかったリビアの砂漠縦断の際のティータイムを思い出す。
引き続きいくつもの小さい砂山をアップダウンを繰り返しながら先へ進む。
車に乗っているだけではあるがサハラ砂漠の厳しさを感じる。でもこれが楽しい。
リビアのドライバーのほうが運転がうまかったかなあ。ほとんどスタッグしなかったし。
日中は日が出ていてもさほど暑くならない(リビアでは50℃を超えていたが)。むしろ風が冷たいので涼しい。
17:15ごろキャンプ地であるハウダット湖に到着。
最短ルートだと4時間前後でいける距離ではあるのだが、急斜面の砂山が多いため遠回りする必要がある(戻る際によくわかるのだが)。予定で5時間と考えていたようだが、結局約8時間かかった。マースキャンプの隣で同じエリアとのことだが・・・。
空から見たら隣ということがわかるらしい。

キャンプ地といっても宿泊施設は何もない。受付兼倉庫テントが2つあるのみ。
宿泊するには自身でテントなどを持参しなくてはならない。
ハウダット湖(といってもほとんど水がない)は砂山の山間にある湖で、暖かい温泉が出ている。そのあふれ出た水が広範囲に流れ出し湖となっているだけ。

温泉が吹き出ている周りが掘られており、小さな池のようにしてお湯をため入れるようにされている。風が冷たくちょっと寒いのだが、ちょっと温めのサハラ砂漠の真ん中に作られた露天風呂に入れるのは最高である。

ハウダッド湖のキャンプ地で簡易テントを設営(サハラ砂漠)

他の数組のお客さんはキャンピングカー仕様の4WDできていたり、7泊8日かけてラクダで砂山を越えてきていたりと宿泊設備を備えてきていたが、私たちは用意をしてこなかったため倉庫の端を間借りして毛布を数枚借りて寝ることとなった。
風が冷たいためそうでもしないと寒くて(テントの中でないと)寝ることができない。
今日も5:30ごろ目が覚め外に出でてみたが、風も吹いておりかなり寒い。
ただやはり砂漠の朝はすがすがしい。薄暗い空には(山間なので隣でも明るくなるのはもう少し遅くなってから)光っている月が出ており幻想的。

ハウダッド湖の朝焼け

今日の朝食も焚き火で作ったパンと紅茶。
昨日予定より大幅に予定時間がオーバーしたためと、砂が硬いうちに走行するため06:30に出発。最短ルートにてマースキャンプに戻り、さらにクサールギレンヘ行く。
スタッグは数回のみで比較的スムーズに走行。

かなりの急勾配で(恐らく角度が45度はあると思う)、これでは行きに遠回りするのは無理もない。激しい天井に頭を打つような揺れは続くが・・・。
マースキャンプには10:40ごろ到着。行きに8時間かかったところが3時間強で到着である。
休憩および早めの昼食、さらには砂山走行に邪魔になるためはずしておいた車のバンパーを装着。
12:30予定を多少変更しとりあえずドゥーズヘ向け出発。
行きにも立ち寄ったドライブインにて砂漠のガイドとわかれた。
15:30ごろドゥーズに到着ししばしの休憩後、約1時間30分でクサールギレンに到着。
●パンシーホテル

砂漠の中の舗装された一本道からはずれ、がたがた道を走り抜けると、数件のホテルが見えてくる。それらの横を走りぬけ、一番奥にあるのがパンシーホテル。
車を降りフロントへ向かうとオープンエアーのまるでアジアのビーチリゾートのような雰囲気。
向いにはエアコンの効いた立派なレストラン及び外にテーブルを並べたバーもある。
言って砂漠の中である。この場所にあるにはいい意味で似つかわしくない豪華ホテル。
部屋はベドウィンのテントを模した砂漠にマッチした雰囲気の個室。
部屋はさほど広くないが、プライベートのトイレ・シャワーがある。
なんと言っても、ホテルの裏の地平線まで続く砂丘で、小さな砂丘のコブがはるか彼方地平線まで続く風景には感動すらする。
尚、ホテルにていくつものアクティビティが用意されており、砂丘を4輪バギーで走り回ったり、ラクダに乗ったりと砂漠を満喫できる。
また、敷地内にそびえる展望台からは観る夕日・朝日は格別だと思う(雲が多く、朝日及び夕日ともに見ることができなかったのが悔やまれる)。
夕食後、心地よい砂漠の風を浴びながら飲むカクテルは最高である。
敷地内にはプールもあり、翌朝泳いで見たが水がかなり冷たく、気合を入れないと長時間入っていることができない。夕方であればよかったかもしれない。
・ シャワー(温水) ・バスタブなし ・エアコンあり ・石鹸、シャンプーあり ・サンダルあり
7日目、今日はマトマタ経由エルジェム経由ハマメット行き。
マトマタ手前のタメズレット村で観光客用のベルベル人の民家を見学。
●ディアル・エル・バルバールホテル視察

ティンバインなどの砂漠へ行った後であれば、クサールギレンのパンシーよりも雰囲気がありお勧め。個人的にはホテル自体もパンシーよりこちらがよいと思う。
それも1階の部屋がお勧め(事前の確約は無理なのだが)。
・ テレビあり ・バスタブあり ・石鹸、シャンプー
プールやディスコ・バーまでもある。
ベルベル人の穴居住宅であったものを改造した「シディドリスホテル」見学。
ここは言わずと知れた映画「スターウォーズ」の撮影されたホテルである。
中にはその名残があり、撮影当時の写真のアルバムを見せてもらえる。


ここでちょっと早めの昼食。どうしてもクスクスは食べることができない。
昼食後出発。エルジェムには15:30ごろ到着。

ここではチュニジア最大級のローマ様式の円形競技場を見学する。
かなり大きな競技場できれいに修復されており見ごたえがある。
その後、高速道路(日本の高速道路と変わらず整備されている)を利用し、ハマメット(リゾートエリアのヤスミンハマメット)へ移動。約1時間30分で到着。
●メハリハマメットホテル(5つ星クラス)

さすがに5つ星。広いロビーと充実した施設。
・ バスタブあり ・ドライヤーあり ・石鹸・シャンプーあり
・ セフティボックスあり(部屋) ・ミニバーあり(中身あり)
・ 洗面所(風呂)とトイレが別
夕食もホテルで摂ったがビュッフェスタイルの食事は充実しており味もGOOD。
翌日の午前中はハマメット(ヤスミンハマメット含む)のホテル視察
●ハスドゥルバールタラサホテル(5つ星クラス)

オールスイートタイプのホテル(各部屋はほぼ同じ)
スタッフはちょっと高飛車ではあるが、ホテル自体は優雅な雰囲気。
部屋にはひと通りのアメニティーは揃っており、施設も充実している。
なんといってもタラソテラピーが売りのデラックスなリゾートホテル。
それとオンザビーチにあるためプライベートビーチもある
●エル・ムラディ・ハマメットホテル(4つ星クラス)

カジュアルな雰囲気のホテル。
大きなプールで設備はアメニティなどひと通り揃っている。
タラソテラピーもまあまあ。
●エル・ムラディ・エルメンザ・ホテル(4つ星クラス)

エル・ムラディ・ハマメット・ホテルの系列で雰囲気もカジュアル。
ただ同じ4つ星クラスでもちょっと落ちる感はある。
飲み物はすべてインクルーシブがうれしい。アメニティも最低限のひと通りが揃っている。
タラソテラピーはエル・ムラディ・ハマメット・ホテルを利用。
ビーチの近くには4つ星クラスの大型ホテルが多くある。
●アブナワスホテル(4つ星クラス)

ヤスミンのリゾートエリアではなくハマメット中心部より北部に位置している。
落ち着いた雰囲気のプライベートビーチもある中型ホテル。
通常の部屋でもテラスがついており、フィットネスセンターやテニスコート・プール(小さめだが)など施設も充実している。
このクラスとしては非常にお勧めのホテル。
ハマメットの中心地には使えそうなホテルがない。
ちょっと遅めの昼食は「FATMA」レストランにて。
ここのスパゲッティは絶品。
昼食後チュニスへ戻りホテル視察。
●ダルエルメディナ

メディナ(旧市街)の中にあるデラックスクラスのホテル。
メディナ観光には最高の立地で雰囲気もよい。
ただし、メディナ内に車が入ることができないため、メディナの外から荷物を持っていかなくてはならないのが難点(メディナ内は石畳になっているところが多くスーツケースを引いて歩くのは苦労する)。
●エクセルホテル
これはまずい。場所は非常によいのだが質がよくない。
特に大通り側の部屋は防音がなくかなりうるさい。フロントスタッフも問題あり。
●カールトンホテル

エクセルホテルの隣にあり場所はよい。
エクセルホテルに比べると同じスタンダードクラスだがこちらのホテルがよい。
部屋は狭いが防音もされており、このクラスとしては問題ない。
小さなベランダがあり、フランスのパリのアパートのようである(街中がパリの町並みに似ているので)。
●モラディアフリカホテル(5つ星クラス)

予算があれば絶対おすすめのホテル。
立地もエクセルホテル(カールトンホテル)の道を挟んで反対側にあり、中心地のひときわ目立つ高層階のホテル。
通常の部屋でもリビングとベッドルームが分かれており、5つ星クラスらしくアメニティもひと通り揃い施設も充実のお勧めホテル。
自身の宿泊はエクセルホテルの予定であったが、カールトンホテルに変更した(モラディホテルを希望したが満室のため)。
チュニジア最終日は朝から雨が降っている。
出発まで世界遺産のカルタゴとシティブサイドを観光した。
カルタゴでは博物館、ビュルサの丘、サンルイ教会、港、トフエ、アントンヌス共同浴場跡、円形競技場を見学した。
正直、期待していたほどではなく遺跡などはほとんど原形をとどめていないものであった。
その後はシティブサイドを観光。この頃には雨は上がった。
写真で見ると白と青の町並みが青空に映えうきれいなのだが、雨の後で青空が見えないのが残念である。また、観光客用に土産物屋ばかりで、多くに観光客で賑わいすぎているのが完全に観光地化されている感が強くがっかりである。
最後に、シティブサイドの2軒のホテル視察もした。

シティブサイドの美しい町並み

●ダル・サイド(4つ星クラス)

シティブサイドの丘の一番上に立っている。
眺めのよい場所にあるが、車が入りづらいため荷物を運ぶのが困難。
メディナにあるようなころにあるな雰囲気でGOOD。
ひと通りのアメニティは揃っており、バスタブ、テレビもある。
なんといってもプールからの眺めが最高で、プールサイドでの朝食はお勧め。
●シティブサイドホテル(4つ星クラス)
中心地ではないものの、徒歩10分ほどで中心地まで行くことができる。
町や地中海の眺めが最高で、夏場にはテラスでの朝食が最高とのこと。
大き目のプールをはじめ施設も充実。アメニティもひと通り揃っており、ドライヤー、セフティボックス、冷蔵庫(中身なし)を完備。
なんといっても明るく元気なマネージャーが出迎えてくれるのがうれしい。
個人的にはシティブサイドではこちらのホテルがお勧め。
今回のたびのメインは砂漠縦断である。
100%の満足とまではいかなかったものの、やっぱり砂漠は面白い。
何があるというわけではないのだけれども、なんといいっても朝日や夕日が砂漠を真っ赤に染める風景で、言葉や文章では表すのが難しい。
体力や忍耐が必要ではあるが機会があればぜひ体験・体感していただきたい。
私もまだまだ砂漠への思いは尽きないので再び世界のどこかの砂漠縦断をしてみたい。
2010年4月 酒井

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