なぜか惹かれる国☆インドネシア☆

なぜか惹かれる国☆インドネシア☆

レギャンビーチ日本人の人気海外旅行先として、毎年必ず上位に入る「バリ島」。なぜバリ島(インドネシア)がそれほどまでに人々を惹きつけるのか、何があるのか・・・そんな疑問を持ちながらバリ島へ旅立ったのは、ちょうどバリ島が乾季を迎える直前の、なんだかそわそわとした時期だった。
旅行の予定は8日間。バリ島のウブドに2泊、レギャン(ビーチ)に1泊、ジャワ島のボロブドゥールに1泊、プランバナンに1泊、ジョグジャカルタに1泊というスケジュールで、駆け足ではあったがインドネシアの魅力に触れてきた。


<ウブド>
成田空港から直行便でバリ島へ。夜に到着し、そのままウブドへ。ウブドは「芸術の村」といわれ、至るところでアートや伝統舞踊に触れられる街だ。バリ舞踊にはいろいろな種類があるらしいが、そのしなやかで迫力ある身体の動きには本当に感動する。
また、ビーチの喧騒から離れた場所にあり、特にウブドの郊外には「ナチュラル」や「ヒーリング」といった言葉がぴったりのホテルがたくさんある。

アリラウブド
【アリラウブド】
「世界の美しいプール50」にも選ばれたことがある、アリラウブドのホテルは本当に美しい。プールサイドで一日中のんびりしても良いが、レンタサイクルで少し街を散策するのも良いだろう。また、なるべくプラスチック製品を使わないポリシーや、天然素材の地元で作られた石鹸を使用している点も魅力である。
できれば1泊とは言わず、3-4泊滞在して、新鮮な空気とヘルシーな食事で、心身ともにリフレッシュしたい。

ロイヤル・ピタ・マハ【ロイヤル・ピタ・マハ】
ホテルの部屋に入って、こんなベッドが迎えてくれたら、ますます旅が楽しくなる。
バリ島は本当に花に溢れていて、どこに行っても美しい花と、花に負けない明るい人々の笑顔に出会える。
その中でもロイヤル・ピタ・マハは花や緑に溢れ、ホテルの敷地内には湧き水がありヒーリング効果があるといわれるホテルである。
日本の自然も美しい。バリ島の自然もまた、美しい・・・そう実感できるホテルだ。
<ビーチ>
やっぱりバリ島といえばビーチ!!である。ビーチ周辺にもおすすめのホテルがたくさんある。その中でもおすすめはここ!!
ザ・ヴィラス【ザ・ヴィラス】
とにかくかわいい!!というのが第一印象のホテルだ。部屋はそれぞれ独立していて、南国のビーチパラソルを思わせる屋根がかわいい。ホテルのレセプションも中庭にあるきれいなプールも、併設の大規模なスパも、全て「かわいい」のだ。しかしその一方で、どこか落ち着いた、大人の雰囲気も漂う。なんだか憧れるホテルだ。
パラセーリングホテルでゆっくり滞在するのもいいけれど、やっぱりビーチで遊びたいという方にお薦めなのがマリンスポーツだ。バナナボートやパラセーリング、ジェットスキーなど、日本ではなかなか体験できないスポーツも、体験しやすい。バナナボートで海を走る爽快感や、パラセーリングで上空から眺める美しい風景には感動する。
こうして、バリ島に少し未練を残しつつ、ジャワ島へ向かった。

バリ島から国内線で1時間。私が到着したのは、ジャワ島の古都、ジョグジャカルタの空港である。到着した頃には辺りは暗く、そのままホテルに向かい、休んだ。
今回泊めていただいたのは、ボロブドゥール公園内にあるホテル「マノハラ」である。公園内にあり、レストランからボロブドゥールが見えるほど近い。また、人気のサンライズツアーもこのホテルから出発するため、宿泊者は参加しやすい。私は今回、マノハラに泊まれると分かり、必ずサンライズを見に行こうと計画していた。しかし、バリ島で体調を崩してしまい、ジョグジャカルタに到着した頃はとてもサンライズを見に行ける体力など残っていなかった。本当に残念である。同じホテルに宿泊されていた方の話だと、本当に美しかったという。次回こそは・・・と心に誓った。
今なお多くの謎に包まれたボロブドゥールホテル「マノハラ」のレストランから見えるボロブドゥール

翌日は、同じく世界遺産のプランバナン寺院の近くにあるホテル「ポエリデバタ」に泊まった。このホテルのレストランからもプランバナン寺院を眺めることができる。
ホテルの周りは本当にのどかで、田んぼや花がいっぱいで、すがすがしかった。
最終日のホテルはジョグジャカルタ市内のホテルであった。ジョグジャカルタは学生の街と言われており、治安も悪くない。街には歴史的な建物が多い一方で、近代的なデパート等もある、面白い街だ。
こうして、インドネシアの旅を終えたのだが、結局、インドネシアが人々を魅了する理由は分からなかった。独特の文化、美しい草や花、明るい人々、輝くビーチ・・・確かに全て良いのだが、人々は一体何に一番惹きつけられるのか・・・そうぼんやり考えている今、私自身が再びインドネシアに行きたいという気持ちがこみ上げてきている。
・・・しかし、理由は分からない・・・。
2008年4月 西田

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