マカオはとんでもないことになってますよ!

マカオはとんでもないことになってますよ!

世界最長の海上橋とラスベガスを超えたカジノ都市で注目の「マカオ」に香港航空とマカオ政府観光局主催の研修旅行の一員として参加してきました。

「港珠澳大橋:こうじゅおうおおはし」が昨年10月23日に開通しました。香港からマカオまで55kmにも及ぶ世界最長の海上橋です。これにより香港空港からマカオまで最速30分で行くことができ一層マカオが行きやすいところになりました。名前の由来ですが、港:香港、珠:中国広東省珠海市、澳:澳門(マカオ)から取られています。香港側の出発地点は香港国際空港のあるランタオ島の人口島「赤鱲角」、マカオ側はマカオ半島のフェリーターミナルの海上の2箇所を結んでいます。自家用車は1日300台と制限されているので、ほとんどの方はシャトルバスを利用することになります。料金は片道約1,000円とフェリー(約3,800円)と比べて割安。香港空港到着してすぐにバスを利用するのでしたら、空港のバス乗り場からB4のバスに乗り、香港口港(香港側ボーダー)まで行き出国手続き後シャトルバスに乗ることになります。


香港側ボーダー


香港側ボーダー


マカオ行バス乗り場

1日目は香港に深夜到着し、立派な香港ボーダーのビルで手続き後、大橋を渡るので興奮しながらシャトルバスに乗りこみました。通常は30分で着くところ、大雨のなか速度規制がしかれ55分かかってマカオに到着しました。ホテルはマカオ半島にある「ソフィテルホテル」。1泊ではもったいない素晴らしいホテルでした。

2日目はマカオ半島ツアー。なんとマカオには30もの世界遺産がある見所満載の地なのです。先ずは「聖ポール天主堂跡」へ。雨も中にもかかわらず中国人の観光客で一杯です。30年ぶりのマカオでしたが、覚えているのはここだけでした。すぐそばにはこれも世界遺産のナーチャ廟。エッグタルトを食べながら雨宿りです。歴史地区の次のポイントは原色が似合う開放的な広場「セナド広場」。色鮮やかな飾りや、真っ白な建物は目を引きます。広場の奥にはクリーム色の壁がきれいな中国で最も古い教会のひとつ「聖ドミニコ教会」が存在感を示しています。マカオに来て忘れてならないのは「媽閣廟」(マーコウ廟)です。ポルトガル人が始めて上陸したのが媽閣廟の近くで、地名を尋ねたところお寺の名前「マーコウ」と答えてことから地域全体を「マカオMACAU」と呼ばれはじめたと言われています。お寺はマカオ3大禅寺の一つで航海安全を願う海の街マカオの顔ともいえます。


聖ポール天主堂跡


聖ポール天主堂跡


ナーチャ廟


エッグタルトとヤシの実ジュース


セナド広場


セナド広場


聖ドミニコ教会


聖ドミニコ教会


媽閣廟


媽閣廟

歴史地区観光の後は、高さ338mを誇るマカオタワーへ。東京タワーより5M高いのは意識しているかもしれない。回転レストラン、展望台からマカオの全景が見渡せる。世界最高点233mからのバンジージャンプが超人気だが日本円で60,000円~70,000円も払ってわざわざ怖い思いをすることが私には信じられない。丁度飛び降りた人の姿が目に入ってきた。シャッターチャンス!スカイウォークも命綱をつけているとはいえ、そうとう怖い。でも参加者は一杯です。


マカオタワーからの眺め


バンジージャンプで飛び降りた瞬間


スカイウォークの参加者


スカイウォークの参加者

夜は美味しいポルトガル料理を楽しんだ後は、オープントップバスに乗ってナイトツアー。夜景もきれいなのだ。 昼の歴史地区とは好対照のきらびやかな世界が始まる。


ポルトガルレストラン・カフェリトラル


オープントップバスからの夜景


オープントップバスからの夜景

3日目はコタイ地区のホテル巡り。ラスベガスに負けず劣らず、いやスケールではそれ以上のデラックスホテルがずらり建ち並んでいます。4,000ルームのシェラトン・グランド・マカオなどはそれひとつで村以上の人口になってしまう。日本人向けのホテル・オークラは流れるプールもあり、ファミリー向け設備も充実している。ヴェネチアンホテルは優雅な品のある雰囲気です。パリジャンホテルは軽やかな、粋な味のホテルです。シンボルのエッフェル塔は町全体のムードアップに大貢献しています。


シェラトン・グランド・マカオ


ホテルオークラ


ホテルオークラ・流れるプール


ヴェネチアンホテル


ヴェネチアンホテル


パリジャンホテル:エッフェル塔


パリジャンホテル

ここタイパ島にも観光ポイントはあります。「カルモ教会」では新婚カップルが記念撮影をしていました。「ポルトガルハウスミュージアム」では昔の暮らしの様子がうかがえます。「官也街」では名物のお土産さんに沢山の観光客が順番を待っています。世界遺産の「聖フランシスコザビエル教会」も見所です。パンダ園も忘れずに。


カルモ教会


カルモ教会敷地内の新婚カップル


官也街


聖フランシスコザビエル教会


パンダ館

最終日の夜は「ウィンパレスWYNN PALACE」のゴンドラ「スカイキャブ」に乗って遊園地気分を満喫しました。ゴンドラからみた噴水は最高!これでもかと「パリジャンホテル」の写真を取ってマカオの夜は過ぎていきました。


ウィンパレスのゴンドラ・スカイキャブ

ウィンパレスのゴンドラ・スカイキャブ


ウィンパレスの噴水ショー


ウィンパレスの噴水ショー


ウィンパレスの噴水ショー


ウィンパレスの噴水ショー


パリジャンホテルとエッフェル塔


パリジャンホテルとエッフェル塔


パリジャンホテルとエッフェル塔

4日目は早朝フェリー乗り場から快速船「SEA EXPRESS」に乗って香港空港へ向け出発です。歴史地区とカジノ、古い街と超近代的ホテル群、相対するものが混在するマカオはすべての人を引き付けるモンスターに変貌しているのです。


SEA EXPRESS

2019年8月 本山泰久

おすすめポイント
歴史地区:★★★★★ 今なお歴史を感じる外せない地区です。
マカオタワー:★★★★ スカイウォークやバンジージャンプをお試しください。
コタイ地区:★★★★★ カジノだけでなく、ファミリーも楽しめる仕掛けが沢山!

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