幸せの国ブータンへ


ベガナ僧院(修行僧と一緒に)

ブータンの国の事をよく知らない人でも、今までにブータンの国を幸せの国と聞いたことがある人は多いと思う。今回その知っているようで知らない国ブータンに行く機会をいただいた。

ブータンは思ったより近い。一番短いツアーだと弊社のツアーでも5日間くらいからある。今回は現地4泊の僧院にも泊まるちょっと個性のある旅。日本からは直行便は無いので、一度バンコクへ飛んでそこからドゥルクエアーでブータンのパロに入る。世界一着陸が難しいと言われるパロ空港、山の中の谷底に空港があり、滑走路も短い。ここが国際空港なんだろうかと驚くほど小さな空港、天気がよくてホッとした。


パロ空港


パロ空港(ドゥルクエアー)


パロ空港にあるロイヤルファミリーの写真

ブータンは日本語のガイドさんがいるので、辺境とはいえとても旅行のしやすい国。パロ空港に到着するとガイドのMrTASHIさんが迎えてくれた。伝統的なブータンの民族衣装 「ゴ」を着こなすガイドさん。顔もどことなく日本人とも似ていて親近感がわく。「ゴ」の生地は日本の着物にも近いようにみえ、服の生地の種類沢山あって、織がしっかりしてる。ちなみに女性の服は「キラ」といい、男性の「ゴ」とはちょっと違う作り。1枚の布をきれいに着こなすのは、初見では難しい・・・。女性らしい少し華やかな刺繍の生地も多くみられた。


お世話になったガイドのTASHIさんユーモアがあり楽しいガイドさん。

旅はパロに到着後最初は古都プナカに向かう。山道をぐんぐん行くと途中の峠にド・チュラという場所があり天気が良いとブータンの最高峰の山ガンカー・プンスム(7570メートル)を含むヒマラヤの山々を望む展望台もある。ブータンでは宗教信仰に反する関係から標高の高い山への登山は禁止されているので、これぞ神々が宿る山なのではないだろうか。ド・チュラには108基の仏塔で構成された「ドゥク・ワンゲル・チョルテン」がありとても絵になる。私はここの雰囲気がとても気に入ったので帰り道にまた通ると聞き、ド・チュラで瞑想も行った。


ド・チュラ峠の仏塔「ドゥク・ワンゲル・チョルテン」


ド・チュラで瞑想する私


ド・チュラでお休みする私だってあまりにも静かだから・・


ド・チュラ峠の花 植物を1つ1つみるのもまた楽しい

ここで、ちょっとブータンの食生活にも触れてみたい。ブータンの食事はとにかく辛い。私も辛い物が得意な方だが、それにしてもパンチが効いた辛さ。外国人ゲストの為にバイキングなどは辛みの無い食べ物も用意がされているが、郷に入っては郷に従えガイドさん用のおかずもいただく。うーん本当に辛い。それ故に御飯がすすむ。市場に行くと山のように売られている唐辛子。新鮮な野菜と一緒にチーズ・干し肉もよく食卓に並ぶ。とにかく独特、他のどの国とも違うブータン料理。料理を作る鍋は日本や韓国に近いので親近感は湧く。食べづらくはないでも辛い。


ブータン料理(エマ=唐辛子利用)


ブータン料理(ケワ・ダツィ ジャガイモ料理)


ブータン家庭料理


ブータン家庭料理


市場にて(エマ=唐辛子)


市場にて(チーズ)


市場にて(アスパラガス)

次に宿。ブータンでの宿は心配は無用。外国人の訪問人数を制限しており、ツアーで使用するスタンダードのホテルでもある一定以上の設備は整っている。他の東南アジアのスタンダードと比べてもレベルは高く感じた。お湯の出もよくベッドも、空調もしっかりしている。ちょっと他の国と違うところといえばWi-Fiのつながり具合はあまりよくない、ぐらいだろうか。地方都市のプナカに行くとパブリックなエリアの限られた範囲で飛んでいる程度(2018年4月現在)パロなどは、お部屋にも飛んでいたがあまり接続は良くなく、よく切れる。せっかくブータンを訪れたのならば、Wi-Fiに縛られない時間も過ごし方としては良いかもしれない。実際グーグルマップをみても、田舎町なのであまり地図の意味がない。散策も歩きながら道を覚える昔ながらのスタイルで十分だった。


プナカ・メリープンスムリゾート(外観)


プナカ・メリープンスムリゾート(ベッド)


プナカ・メリープンスムリゾート(室内)


プナカ・メリープンスムリゾート(シャワールーム)


パロ・ Kuenphen Hotel (外観)


パロ・ Kuenphen Hotel (べッド)


パロ・ Kuenphen Hotel (洗面台)

さて事プナカでは町の中心に「プナカ・ゾン」へ観光へ ゾンというのは城塞と僧院の機能を併せ持つ施設で今現在は地方の行政単位の中心として県庁、僧院、その他の公共施設として利用されている。ゾンに入るときはガイドさんも正装が必要。3方向を河に囲まれた「プナカ・ゾン」はまるで日本のお城のようだ。私には個人的に馴染みのある小田原城に入るような気分。ガイドさんが身なりを整えて入場する姿をみるとこちらも身が引き締る思い。ブータンの観光の面白さはこのような独特な伝統建築もも1つにある。河にかかる橋は「ザム」と呼ばれ時が止まったような橋。あとから調べるとドイツなど海外のNGOの援助などもあり伝統橋を復元しているとの事。建材の保護のため橋の上には屋根がある。日本の錦帯橋のようにアーチががかった橋が特徴的。「プナカ・ゾン」に近づいて、装飾や、旗など独自の伝統つくりをみるのも興味深いが、川越しにみる「プナカ・ゾン」は圧巻だ。是非訪問した際には、ガイドさんにお願いしてちょっと車を止めてもらって全体像を眺めるのをおすすめしたい。


橋(ザム)からみたプナカ・ゾン


プナカ・ゾン 壁もとても興味深い


プナカ・ゾン 装飾がとても細かい


プナカ・ゾン 敷地内は広い 


河の対岸からみた プナカ・ゾン 霧っぽいのもまた幻想的

個人的には建物としてはこの旅一番のお気に入り。


プナカの街並み(ダルシン/祈りの旗)

翌日は今回の旅のメインでもある僧院に1泊2日の修行体験。いや、修行とは書いてはなかったが結果的に修行だった気が・・・。現地に予約を早くから入れるもなかなか僧院からの回答が入らない。ホテルに泊まって僧院には日帰りがいいのではと提案まで入ってくる。そんなこと言われるとさらに行ってみたい。首都ティンプーの町から約15キロ岩絵が美しいベガナの岩絵を横目にさらに、山奥へネパールのボタナート模したベガナ・チョルテンの更に上にそのベガナ僧院はあった。まるで時間が止まったような場所、見渡す限り山・山・山・・。

そこでは、お坊さんになる為に下は日本で言う小学生から高校生ぐらいまでの年齢の男の子達が修行をしている。今までに外国人のゲストを受け入れたことは無いそうで、小さな修行僧たちは異国から来たゲストに興味を持ちつつも、なんだこの人はちょっと警戒?親元を離れて山の中の僧院で、勉強、お坊さんになるための修行、生活衣食住をすべて共にしている。煩悩から離れた異次元の場所、厳しい修行の僧院はこれまでにも他の国で見たことはあるが場所としてこんなに隔離されているのはもう与えられた生活環境が既に修行。

夕方になると、銅鑼の音がなり、それがお祈りの時間の合図。敷地内にある僧院でお祈りの時間が始まる。私は室内に入れてもらってみんなのお経を聞きながら生まれて初めての瞑想体験。瞑想そのものが初めてなのではたしてこれで合ってるのか私の瞑想スタイル?初めはそんな事を考えていたが、いざ始まると深い。起きている時間に何も考えずに無になることはほとんどない。時間の過ぎ方も全然違う、私たちの日常は気が付くと毎日は時間に追われていることが多い。1日の中で時計をみない日は休みの日だってない。でも、この瞑想をしている時間は完全なる無だ。瞑想していた時間は1時間ぐらいではあったが、結論から言うと時間はかなり長く感じた。それは興味が無いからでも飽きたからでもないと思う。時間はゆっくり流れていた。僧院の中という特殊な場所で若いお坊さん達のお経の声、日本に戻ってからもその光景や音が自分の中に残っている。


ベガナの岩絵


ベガナ・チョルテン


ベガナ僧院


ベガナ僧院 敷地内には広い芝もある


ベガナ僧院からの景色


ベガナ僧院 焼却炉


ベガナ僧院 合図の銅鑼

さて、ここで、宿泊をさせていただいた場所は、僧院の中でも年長者の先生のお部屋を特別に開けて下さった。お坊さんたちのお部屋は決まりで入れてもらうことはできなかったし、写真の撮影できる場所も限りはあったので文章で補足する形になりますが、僧院の横に、神田川の時代かなーというような、2階建ての寮が1棟。南京錠ではあるがきちんと鍵もある。室内に入るととりあえず寒い。1つ目の部屋2畳ほどだろうか何もない。家具もない本当に何もない。ここに到着した時の山・山・山・・。に続く。無・無・無・・。奥の部屋には寂しそうに敷いてある布団が1組あるのみこの部屋も見事になにもない。物件案内の部屋に本当に1組だけ薄ーい布団が置いてある。

あーバスタオルもホッカイロも持ってきてよかった。清潔感が無いということではなく、とにかく質素で寒い。暗い。そうそう貼るタイプのホッカイロは今までの旅先でもかなり役立っている。アフリカのサファリだとテントタイプの宿に泊まることがあるがそこも寒い。フリースなど着こんで寝ても寒い。かといってタイツを履くと締め付けが多少なりともあるので休まらないそんな時便利なのが貼るホッカイロだ。これを寝具の足元に貼る(低温やけど注意)。やけどが気になる場合はタオルを上に敷くのもオススメ。保温もかねて布団の上にバスタオルを敷くこれもまた便利。一生のうちにこんなところで寝る事あるかしら、ないだろうねうん、ナイナイ。そんなことを感じる部屋だった。


ベガナ僧院 宿舎


ベガナ僧院 宿舎 安心してください鍵あります


ベガナ僧院 宿泊場所 本当になにもない


ベガナ僧院 宿泊場所 布団だけ

夕方のお祈り後はもう外は既に暗くなり食事の時間のスタート。夕食のニューは白米と 野菜のおかず1品 えっ!本当にそれだけ 焦。育ち盛りの子どもを持つ母親としては栄養は足りているのか少々心配ではある。でもお坊さんと一緒に並んでまるで給食のようにお米を盛ってもらい、1合はあるであろう山のようなお米とおかずを小さなお坊さんと食事場で食べる。うーんこれまた今までにない経験。どうやら私の席の隣の小さなお坊さんは食べるのが遅いらしい、ちょっと体も小さくまだまだ頼りない雰囲気、食事を残せるような雰囲気はないので私も一緒にひたすら食べる。さすがブータンおかずここでも辛い。ただただ食べる。あーなんだか日常と違いすぎて面白い。私は、ここではお坊さんと一緒には写真がとれないからこそ目にその経験を焼き付けた。


ベガナ僧院 暗くなると目の前の寺院すらちょっとしかみえない


ベガナ僧院 夕食 ごはん山盛り でもヘルシーなおかずなのでお腹減る(笑)

その他の設備も紹介すると、共有のお手洗いは汲み取り式、シャワーは水シャワーのみ(これは寒いのみただけで使用を断念)夜は真っ暗で流石に怖い。みんなの食事を作るキッチンも本当に昔ながらで、みたことの無いような古い炊飯器を使用している。お坊さんたちはそれぞれに分担があり、お祈りの時間以外も食事を作る人、掃除をする人、みんな真面目に修行に励む。掃除といってもこれまた水道から水を出して洗剤も無くブラシで掃除。水は冷たく、手が真っ赤になっている。真っ赤になった手を息でふーっと温める姿、うーんすごいまるでNHKの旅ドキュメントをみているようだ。掃除を手伝わせてとお願いしてみるが、いいよいいよと黙々と持ち場を掃除する若い僧侶、ああなんて真面目。


ベガナ僧院 共同の水道 食事も、掃除もすべてここからスタート


ベガナ僧院 キッチン 


ベガナ僧院 炊飯器(あっSHARPだ!)


ベガナ僧院 ここでは野菜を洗ったりします。

こんな水受け初めてみた


ベガナ僧院 真面目に働く修行僧をこっそり撮影


ベガナ僧院 掲示はちょっと大学の掲示板みたい

翌朝も早朝から銅鑼の音で朝のお祈りがスタートする。ガイドさんも昨晩の内に僧院からは出てしまっているので、完全に私と僧院の人々だけ、1度目よりも少し慣れて瞑想を約1時間。スピリチュアルにはあまり興味の無い私も静かな山寺のお経の音に心が洗われた。そして、お祈りの後は夕食と同じように、山盛りのご飯に1品の朝食 1日2食 うーんやっぱり栄養不足にならないかちょっと心配。朝食の後は少し自由な時間になる。お寺の前の広い場所でサッカーを始める僧侶の達、ちょっと普通の若者らしいところをみることができた。

そして別れの時。一番偉いお坊様にお願いして最後にみんなで写真を撮影しても良い事になり記念撮影。まるで修学旅行に参加させてもらったような気分で団体写真を僧院の前でパチリ。食事の時に隣の席になった、ちょっと恥ずかしがりな彼ともパチリ。(恥ずかしがって名前教えてくれなかったなー)ここでの1泊2日は今までの旅に無い貴重な経験になった。きっとここで学んだ彼らが、これからのブータンの教えを守っていくのだと思うと考え深い。質素な食事はちょっとお腹が空いたなという煩悩はあったが、日ごろ便利な物に囲まれて生きている生活とは異なる時間を過ごす事ができ大きな気づきがあった。


ベガナ僧院 朝食

あれ、夕食と似てるね。


ベガナ僧院 お世話になったみんなとお別れの前にパチリ


ベガナ僧院 笑顔がまだ幼くてかわいい修行僧


ベガナ僧院 食事の時席がお隣だったシャイ修行僧とパチリ

控えめなお坊様立派になってね

山の中の僧院のみんなとお別れした後はタンゴ・ゴンパとチェリ・ゴンパを訪問。これがなかなか大変で山道をひたすら歩く。普段オフィスワークで通勤以外歩かない私にはなかなかのハードなアップダウン、息を切らしながら登る、ひたすら上って行く途中の眺める景色は最高!人もほとんどいないのでペースがみだされることは無い、正直辛い辛いと思いながらも山の上にある僧院で瞑想をするとまたパワーがでてひたすら歩く、ランチはお弁当を作っていただいたので、ピクニックランチ。ブータンの山の中でピクニックとはなんとも贅沢だ。僧院での質素な食生活もあって、沢山歩いた後のご飯は本当に美味しい。この日歩いた距離は確認してみたら11.2キロ 歩数は2万歩を超えていた。


タンゴ・ゴンパ ひたすら歩く


タンゴ・ゴンパ 山の上には立派な僧院が


タンゴ・ゴンパ 登る途中では景色がよければこんな景色も


チェリ・ゴンパ 入り口には木と石でつくられた昔ながらの橋が

ダルシン/祈りの旗も沢山


チェリ・ゴンパ 僧院にはマニ車沢山


チェリ・ゴンパ からの景色こちらも山の中


ブータン料理でピクニックランチ

ああやっぱり運動した後のお弁当は美味しい。ゆで卵は万国共通かっ

翌日はパロに戻り郊外のタクツァン・僧院へここはもっと歩くとは聞いていたが、予想よりも手ごわかった。沢山のインドの方が訪れており前日のタンゴ・ゴンパやチェリ・ゴンパに比べるとメジャーな観光地で、スタート地点にはお土産物屋さんや杖なども売っている。足の悪い人やご高齢の方など馬に乗ってもらって登る人もいる。(でも道はハードなので正直馬での移動はちょっと危ない。。)

それにしても連日の山歩きはきつい、僧院に泊まるのも修行だが、私にはこの登山の方がより修行。第一展望台、第二展望台と休息を挟みながら登山はできるのでもう無理だ―という方は途中で引き返しても大丈夫。でもせっかくならばタクツァン僧院まで足を延ばしてもらいたい。周りで一緒になった外国人観光客の人とも声をかけあいながら、到着した喜びを分かち合う。この日1日で歩いた距離は14.1キロ キロ数よりもアップダウンがハードだったこの2日間で1年分は運動したのではなかろうか。


タクツァン僧院 第一展望台カフェで 

あの遥か遠くにみえるの寺院が目的地


タクツァン僧院へ 道のり長い

頑張って登る


タクツァン僧院 おっやっと近づいた


タクツァン僧院 岩肌に張り付くような僧院

もーどうやって造ったの?すごいすごい


タクツァン僧院 下山中になるとちょっと余裕が出てきた私


タクツァン僧院 登る途中にある仏塔も興味深い

現地最終日、空港近くの西岡チョルテンに立ち寄るここでこの旅で初めて日本人観光客に会った。周りを棚田にかこまれ、棚田好きにはたまらない。車を止めてもらい棚田を撮影。是非次回訪問できるチャンスがあるならば、青々とした緑の棚田を是非みてみたい。

この西岡チョルテンは第2次大戦後ブータンの農業指導に貢献した日本人・西岡京治さんを顕彰するチョルテンで「ブータン農業の父」と呼ばれた。西岡さんは1980年には当時の国王から外国人として初の「ダショー」と呼ばれる爵位を授かり、また亡くなった際は国葬が執り行われたとの事。私はたまたま、ブータンの出張前にこの西岡さんを特集した旅番組をみて国土の大半を山岳地帯で食糧自給も厳しいブータンに派遣され、28年もの間支援活動に従事しブータンの農業の発展に大きく貢献し、今なお西岡さんが伝えた農業技術は今のブータンの農業に残り人々の生活を支えているのは同じ日本人として誇らしい思いで、ブータンとより近くなった気がした。


西岡チョルテン近くの棚田


西岡チョルテン

功績を称える仏塔 青い空に白い仏塔がとても映える


西岡チョルテン

日本から離れたブータンの為に力を尽くした西岡さん
誇らしい気持ちになりますね。


西岡チョルテン

ブータン人の尊敬人物と書かれてます
功績素晴らしい。。

今回のブータンの旅4泊5日で歩いた距離は計45.7キロフルマラソンよりも長い距離を歩いた事になり正直びっくりした。旅が好きな人なら、きっとブータンは1度は訪問してみたいと考えたことがある国なのではないだろうか。近くて遠い国ガイドブックの厚さも正直薄い。なにがあるかわからないを感じる事ができる不思議国。訪問してみての感想は思ったより貧しいかなと感じたが変わらないブータンを大切にしてほしい。

お世話になった、現地旅行社のニドゥプさんのお宅では沢山のブータン料理を振舞っていただき、パロ近くのツアーでよく使用しているホームステイ先でブータン式石焼き風呂ドツォも体験。ブータンの伝統的な民族衣装「ハ」を着せてもらって、ブータン料理を食べながらイングランドのサッカーをガイドさんとホームステイ先のスタッフの方と一緒に応援した。なんだか親戚の家に来たような気分。みんなとても優しくて、親切で慈愛に溢れている。これが幸せの国の所以なのかもしれない。少なくとも私はブータンの幸せの国の一片をみてきたこれは間違いない。是非、一度ブータンを訪れて幸せな国を実感してみて下さい。


パロ・ゾン(ライトアップ)


ブータン家庭訪問(ランチ会)


パロ 市内ブータンではアーチェリー大人気街中でいきなりのアーチェーリー場

日本人でいうゴルフ打ちっぱなし感覚かも


パロ 市内 アーチェリー上の向かいにはマニ車やパロ・ゾンがすぐにみえます。

*ブータン風呂 ドツォが 出来るまで。


石を強火で温めます。


真っ赤になった石を お風呂へ


焼けた石の熱で水がお湯に!


薬草を入れれば、石の熱で温めた

ドツォ完成とても良い香りです。

ブータン風呂・ドツォ 私だけの為に石を温めてお風呂のお湯を温めてくれるなんてお湯が冷めてくるとまた石を入れてくれます。 あー贅沢贅沢

食事前に1風呂いただきました。

ホームステイ先のお母さんと「ハ」を着て
(今回は日帰りショートステイ)
お風呂もいただき食事もいただき大満足。

スタッフお勧め度

プナカ ★★★★
プナカゾンは是非河の対岸からもみていただきたく。

僧院でのホームステイ★★★
なかなかのハードでも一生に一度の体験ができるはず。

タクツァン僧院★★★★★
5、6時間の登山。頑張った時間がまた僧院に到着した時の
喜びが大きい。

ブータン人の心★★★★★+
本当にみんな優しい、親切。心が綺麗いつまでもいつまでも
変らないでいてほしい。

2019年2月 岡野

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