今回の出張は以前から行ってみたかったスリランカとハネムーンリゾートで有名なモルディブ2か国周遊。
まず第1に、今回の出張を通してお伝えしたいことは、この2か国はハネムーナーに絶対的におススメであるということ。そして第2に旅行慣れしている人にもしていない人にも存分にお楽しみいただけるということ。
【スリランカ】
ニゴンボ→ウィルパトゥ国立公園→シギリア→ポロンナルワ→ダンブラ→キャンディ→コロンボ
スリランカでは今回、上記の行程で周ってきました。国立公園でのサファリだけでなく、ポロンナルワ遺跡、シギリアロック、ダンブラの石窟寺院3つの世界遺産も余すところなく観光でき、スリランカの魅力をフルに堪能。
小さい島国なので、基本的な観光地であれば車で周るのが一般的な観光スタイルで、日程は自由にアレンジできるのも、魅力的な点だと思いました。
今回のメインはウィルパットゥ国立公園でのサファリ。
スリランカ航空の直行便を利用してニゴンボについてからまず1泊したのち、
翌日、車で4時間ほど北上してウィルパットゥ国立公園へ。
道中、カシューナッツ実を発見。
カシューナッツは土から取れると思っていたが、木から生ると初めて知った
ウィルパットゥ国立公園
そんなこんなであっという間に、ウィルパットゥ国立公園につきました。
この国立公園はコロンボより北の北西海岸沿いの低地にある乾燥地帯に位置し、敷地面積1316㎢を誇るスリランカ最古にして最大の国立公園です。レオパードの棲息数が多いことで有名ですが、それ以外にもナマケグマやスイギュウ、サンバーなど31種の哺乳類も棲息しています。またスリランカの西海岸に接しており、海辺の野鳥も観察され、バードウォッチングを目的とした方も楽しめます。またウィルパットゥ国立公園の地域は、1983年から2009年までの内戦がありましたが、現在ではその影響も全くありません。逆にサファリが再開されてそれほど経っていないので、有名なヤーラ国立公園に比べとゆっくり、手つかずの静かな森でサファリができるのが魅力です。観光客が増える前の今がおススメです。
ただ残念なことに、行きのフライトで望遠レンズが壊れてしまい、せっかく多くの動物に会えたのですが、きれいに記録に残せなかったことを悔いています。
シギリアロック
シギリアロックは、父であるアヌラダプーラの王を殺し即位したカシャパ王が、弟の復讐を恐れて、立てこもりのために建てた宮殿。自然の岩を活かしながら、頂上には王のため、宮殿・ダンスホール・水浴びのためのプールなどが作ら、今もその跡があります。現在、シギリアレディの写真撮影は厳禁でしたが、中腹の洞窟に描かれた壁画からは、何百人もの女性を住まわせハーレムを築き、豪華な生活をおくっていたことがわかります。
ガイドブックで見るシギリアロックよりも、実際に見るとさらに壮大な佇まいは必見です。
スリランカの国旗にもライオンがいることからスリランカでは、象徴的な動物として古くから伝えられているとのこと。ライオンの岩につけられた細い階段を登って、頂上に到着すると、360度緑の大地が遥か下に広がっていました。ここからの景色は忘れられません。
また頂上には2段だけの会談がありました。シギリアロックはその昔、1202段の階段があったとされ、最後の2段だけが現在も残されています。
ポロンナルワ遺跡
シギリアロックを後にした私は、次の世界遺産ポロンナルワ遺跡のあるダンブラへ。
ダンブラは、遺跡もだが、現大統領の家があることでもスリランカでは有名です。
今回周った3つの世界遺産の遺跡の中で、ここが一番見応えがありました。
ここで豆知識。寝仏像がある際には足の指と枕を見てみましょう。
足の指が左右で異なっており、枕がへこんでいない場合は死んでしまったことを表現しているそうです。スリランカには、残り2体の寝仏像がいるので探して確認してみましょう。
ダンブラの石窟寺院
最後に訪れた遺跡ダンブラの石窟寺院は、旧市街にそびえ立つ高さ150mの岩山に作られ、最も保存状態がよい石窟寺院として知られています。黄金の仏像が岩に掘られた洞窟寺院の歴史は、紀元前3世紀に修行の場として開窟が始まり、紀元前1世紀にシンハラ王朝のワッタガーマニー・アバヤ王が戦勝を記念し寺院を建立され、以降代々のシンハラ王朝が修復・増築を行い、5つの石窟からなる国内最大の石窟寺院となりました。1991年世界遺産に登録されました。ここは外せない遺跡であることは明らかです。
スリランカは、旅慣れた人も観光名所が点在しており、移動しながら観光して旅行をしている感覚が持てます。1都市を滞在でじっとしていられない方にはお勧めできる旅行先です。またあまり旅慣れていない方も、現地では日本語ガイドがいますので、安心して自由に観光ができます。ガイドを含めた現地の人は、旅行者に温かく接してくれます。
因みにスリランカの首都はコロンボと勘違いしている人も多いが首都はスリジャヤワルダナプラコッテ。経済の中心はコロンボなので、間違える人も多いがここで覚えていってほしい。
【モルディブ】
モルディブって名前は有名だけど、実際はどんなところ?
私はこう答えます。天国があるとするならモルディブと。。。
弊社の伊藤がモルディブは、リゾートだけではないと、旅行記でお伝えしていたかと思いますが、依然ハネムーンリゾートとしての勢いはさすがの一言。どうせ行くならお金を気にしないで、いいリゾートにお泊り頂くことをおススメします。
今回利用したのはロビンソンクラブ・モルディブというドイツ資本のリゾート。
特徴としては、親切でフレンドリーなスタッフとおいしいごはん、水上コテージ、そして環礁エリアの広さです。
日本語のスタッフ ディディさんは、リゾートに常駐しており、到着から出発まで丁寧なサービスでもてなしをしてくれます。関西人に日本語教えてもらったため、常に微妙な関西弁ですが、終始ケアをしてくれ、日本人も驚くサービス精神にあふれた人でした。
ここではオールインクルーシブプランで、朝昼晩に作りたてのビュッフェだけでなく、バーでのドリンクももちろん含まれています。朝に関しては、焼き立てのパンが並び、食欲をかきたてます。
スタッフもお客さんと同じ食事を食べるのですが、2・4・6人掛けの席で食事をとっていると空いている席があれば、スタッフは同席を申し出てきます。
※もちろん嫌な場合は断る又は2掛けの席に着けば問題はありません。そんな新鮮な体験ができるだけのもここだけ。
食事はアレンジでロマンティックディナーに変更も可能です。※別料金
砂浜に2人だけの為にテーブルを用意してもらい、目の前で調理をしてくれます。
ハネムーンで来たなら、サプライズで用意したら喜ばれること間違いなしです。
お部屋は問答無用で水上コテージをおススメします。
目の前は遊泳可能な環礁エリアでコテージからそのまま海へ!なんてことも可能です
環礁エリアではシュノーケリングのアクティビティも可能です。
モルディブはアイランドリゾートですので、外にいって観光ができない分、ゆっくりと滞在することができ、それに合わせたアクティビティ等の設備が充実しています。
その点、前述のスリランカと併せていかれると観光ができて、ゆっくりした時間も過ごせる。
これでハネムーンは決まりだと思います。
その際の重要な点は、モルディブでのリゾート選びとお部屋のカテゴリーです。
ウィルパットゥ国立公園・・・★★★★ ヤーラよりもマイナーだけど面白い
シギリアロック・・・★★★★★ スリランカの代名詞
ポロンナルワ遺跡・・・★★★★★ 見応え抜群
ダンブラの石窟寺院・・・★★★★★ 遺跡全部いけないならここは入れましょう。
ロビンソンクラブ・モルディブ・・・・★★★★★ 決めかねているなここをおススメします。
(2018年4月 小澤駿)