ハード、でも、のほほん★南インド秘境の旅

ハード、でも、のほほん★南インド秘境の旅

私  「インドに行って来ました。」
Aさん『インドのどこに行ったの?』
私  「ホスペットです。ハンピ遺跡です。」
Aさん『???』
これは私が日本に帰って来て、インド人のAさんと交わした会話です。
インド人でもなかなか知らない街、ホスペット。
今年の社員旅行では、そんな南インドの秘境を旅して来ました。


10月30日、成田から香港乗り継ぎでバンガロールへ。
ホテルに着いたのは翌31日の4時を過ぎていて、部屋に入るやいなやベッドに倒れ込みました。

10月31日、バンガロールのホテルからバスに乗り、一路ホスペットに向かいました。

路上には牛が普通に横たわっていてびっくり。
高速道路の中央分離帯にも寝ていて、「よくそこで寝られるなー」と思わず関心しました。
15時頃、道中のレストランでチャイニーズの昼食。
「インドに来ていきなりチャイニーズかい!」と皆つっこみを入れていましたが、楽しくいただきました。
お肉なしの酢豚があり、苦笑。
ほとんどが濃くて辛い味付けでしたが、美味しかったです。


昼食後も、ひたすらバスでホスペットへ。
18時頃になると外はすっかり暗くなり、車内の電気も消えていたので、自分の体と心が辺りに溶け込んでいるかのような感覚でした。
20時半頃、ようやくホスペットのホテルに到着。
ホテルのレストランでの夕食にはお味噌汁や野菜炒めなどの日本食も出され、たっぷりといただいて、長時間の移動の疲れを癒しました。


11月1日は、世界遺産ハンピ遺跡観光。
まずは、ハンピの景色が一望できるビューポイントへ。
火山の噴火でできたという大きな岩々や、土、遺跡の茶色。
草木や丘の緑色。
田んぼや花の黄色。
この3色の色のイメージが印象的でした。

じっと石の上に座っていたお爺さん

裸足で木に登る姿が勇ましい

その後、宮殿の遺跡へ。
建物の外側に施された彫刻が、長年の風雨にも負けず割とはっきりと残っていることに、一同関心。
中でも、見方によって様々な動物に見える彫刻が見事でした。






ハンピは、神様を祀った神聖なエリアのため、お肉とお酒はNG。
よってこの日の昼食は、ベジタリアンランチボックスでした。
ランチ後は、王妃の館、象小屋、王妃のお風呂などの遺跡、そしてマーケットを観光しました。






この日も、ホテルのレストランで夕食をいただきました。
11月2日、ホスペットのホテルを出てバスに乗り3時間、アイホールヘ。

ホテルの方たちがお見送りをしてくれました

道中、黄色いカーペットのような向日葵畑が本当にきれいでした。
またトウモロコシ畑も多く、黄色というよりオレンジ色の乾燥したトウモロコシが山積みになっている光景を、よく目にしました。
アイホールは昔、建築の学校が沢山あり、建築の練習のために125ものお寺が建てられたのだそうです。


カメラを向けるとノリノリで踊り続けてくれたお婆さん

見事なポーズ 決まっています!



近くのホテルのレストランで昼食。
“大学芋”ならぬ“大学バナナ”が実に美味。
日本にありそうでなかったこのデザートに感動しました!


昼食後バスに揺られ3時間、夕食のレストランに到着。
そこで美味しいコース料理を約30分でいただきました。
ある意味ハードですが、ものすごい贅沢でした。

お洒落な前菜


夕食後、フブリの空港から、インドらしいネーミングのSPICE JETでバンガロールに戻りました。


11月3日、3日遅れでインドに到着したB班と一緒に、マイソールを観光しました。

この立派な館で昼食です




私たちを撮るために体を張ってくれました!

とっても馴染んでいます

ホテルに戻る途中、B班のバスのブレーキが故障し、A班のバスに全員が乗って帰ることに!
大事に至らなくて何よりでしたが、「旅にハプニングは付き物」ということを実感しました。
ホテルに戻ると、お庭で大々的なパーティーがありました。
この日はちょうど、インドのお祭りの日だったのです。
ライトアップされたお庭に、豪華なお料理の数々。
まさしく“おもてなし”でした。
花火も上げてくれたのですが、いつ降りかかって来てもおかしくない近さだったので、ひやひやでした。




そして、B班の皆さんに見送っていただき、帰国の途につきました。
このような4泊6日間。
ハードスケジュールにも関わらずとっても楽しいのほほんとした旅になったのは、メンバーの皆さんの温かい人柄と現地の人々のおもてなしのおかげです。
どうもありがとうございました。

2013年11月 原野
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