6月10日
MH81便でクチン、ムル世界遺産エコツーリズムの旅へ。
マレーシア航空はコストカット多々ある航空会社の中でも、
食事も結構美味。デザートはスーパーカップのアイスクリーム。
結構うれしい!
クチンの空港到着後は、サラワク州観光局のスタッフが先住民族の
姿でお出迎え。長いフライトで疲れたものの、旅のモチベーションは再上昇!
遅い夕食は市内のシーフードレストランで。
私の大好きな魚介類がテーブル狭しと並べられ、
遅い時間でありながらも完食でした。
ホテルはPULLMAN HOTEL
今年3月オープンしたばかりの5つ星ホテル。
ゴージャスなホテルで大満足。
6月11日
翌日はクチン市内観光。
ホテルから車で約1時間かけて、セメンゴ野生動物リハビリセンターへ。
さまざまな事情で自力で森に住めなくなった、
オラウータンを保護するセンター。
最年長が39才(約3倍が人間の年令とか)から最年少は生後4ヶ月の26頭
ガイドさんによると驚いた事に、最年長の39才はメスだが2年前に赤ちゃんを
生んだそうで、ありえないと言う事で、ただいま調査研究中とか。
その後サラワク州の少数民族と会える、サラワク カルチュラルビレッジへ。
首狩族の小屋などがみられ、昔のマレーシア独自の文化が感じられる。
カルチュラルショーを見たが、ライオンキングの様な民族衣装を着た男性や
女性がショーを演じるが、お笑い系ありで結構楽しめる。
出演者の男性がみんなぷっくりしてて、昔はそれがイケメンの条件なのだろうか。。。
6月12日
今回の旅のハイライト巨大洞窟探検、ムルへ移動。
飛行機を1回乗りついで、昼にホテルに到着後2時に洞窟探検開始。
初日は昔鹿が住んでいたという事でその名がついた、デイアーケーブ、ラングー
ケーブ。
気軽に行けるコースと言われたが、歩く距離は11K、出発からホテル帰還まで、
約5時間。普段運動不足の私には結構きつい行程。
熱帯植物が見れる遊歩道を、ガイドさんの説明を聞きながら、約1時間強で洞窟
に到着。汗を流してきた甲斐があるほどに、見る価値のあるものだった。
3階たてのビル並みの天井の高さで、
太古になぜあんなに巨大な洞窟が作られたのか。ただただ自然のすごさを実感。
入ってすぐにあるリンカーン大統領の横顔の岩も撮影。
巨大な洞窟はデイアケーブで、ラングーケーブはサイズは小さいが様々な
鍾乳石が見られる。
夕刻には洞窟の入り口から餌を求めて飛び出すコウモリ達のドラゴンフライも
見ることができた。これもすごい!なんで飛び方に規則性があるんだろう。
ガイドさんがユアラッキーと何度も叫んでた。
ホテルはロイヤルムルリゾート
自然環境と調和してリゾート気分満喫。
どこにいても川のせせらびが聞こえ、川の流れるホテル。
6月13日
今日、訪ねる洞窟はウインドケーブ、クリアウォーターケーブ
ホテルの裏手にあるボート乗り場からボートにのって、洞窟まで約35分。
こちらはサイズは小さいが、ほとんどのところに川が流れてる。
風が吹きぬけるということで、ウインドケーブと名がついたようだか、
前日のデイアーケーブの方がサイズが大きいせいか、よほど風が吹き抜けて、
涼しかった。ただこちらもあらゆる鍾乳と石灰と洞窟壁でまるでテーマパークの
ようだった。
昼のフライトで最後の都市ミリに移動するが、空港までボートで行った。
そこそこ海外には行ったが、ボートで空港に移動したのは初めて。
ボートを降りて林を少し抜けたら、空港だった。
かなり受けた。
午後ミリ到着後市内観光。
石油博物館などを見て回る。
サラワク州にきて実は一番驚いたのは、
お隣のブルネイのようにガスや石油の天然資源の恵まれ、
かなりの金持ちの州ということだ。
東南アジアの田舎に見られるような古い家などほとんどみられず、
かなり新しい、立派な家に住んでいるなというのが、感じられた。
ホテルはミリマリオット
ラナイからの眺めはオーシャンビューで
空港から近いホテルながらリゾート気分を充分味わえる。
6月14日
ミリ空港からコタキバナル経由で帰国。
コタキバナル空港でたくさんの日本人に会えた。
残念ながらムルなどでは、日本人観光客にはあまり会えなかったが、
洞窟観光には欧米人はもちろん、マレーシア人、アジアの
家族連れなどが洞窟を探検していた。
是非、サラワク州の誇る世界遺産にたくさんの日本人観光客が訪れて、
自然の奥深さを感じてほしいと思いつつ帰国の途についた。
2010年6月 全