夕方まで仕事をしてそのまま羽田空港へ・・・・・
今回利用した航空会社は去年の秋から関西空港に就航したばかりのエミレーツ航空。
どこの航空会社?と皆さんには馴染のない航空会社ですが、ファイブスタークラブでは超有名。
アラブ首長国連邦、ドバイの航空会社で世界屈指のサービスを提供している航空会社である。
今では当たり前のようになっているが、エコノミークラス全席にパーソナルテレビを導入したのはこの会社が世界初なのだ。
また、エミレーツ航空はアラブの王様の会社なので飛行機はどんどん新しいものが導入されていくわけだが、そのうち新幹線にもあるが全席2階建て飛行機が登場するのも時間の問題であろう。
今回は2階建てではないが客室は綺麗で機内食もとてもおいしかった。小腹が減れば関西風味のカップうどんも提供してくれるので海外から帰ってくるときには特に日本食が恋しくなった時にもちょうど良いだろう。
関西空港からドバイまでは約10時間、仕事疲れもあったせいか眠っているうちにドバイまで着いてしまった。
到着は早朝だったが空港は慌しく乗り継ぎ便のお客さんでごった返していた。
入国審査場までは結構な距離があったが動く歩道もあるのでそれほど大変と言う事もない。
ココでチェック!!
ドバイはアラブの国なのでお酒はご法度?
そう言う事もないのだが料金がかなり高いので入国審査をしてすぐのところに免税店があるので、酒好きの人はここで買っていくのがベスト。
但しビール半ダースとか洋酒1本という感じで販売されているので残してしまう可能性もあるので注意が必要。
今回の宿泊はフェアモントホテルで、ドバイのシティーにある5ツ星ホテル30階建ての高層ホテルだ。
ドバイのホテルはほとんど高層でしかもクォリティーが高いホテルばかりでどこに泊まっても間違いがないだろうという感じだ。
そのあとはいくつかのホテルを見て周った。
いつかは泊まってみたいホテルを紹介!!
有名なジュメイラビーチホテルではホテルの客室600室がすべて満室で部屋の中までは見せてもらえなかったが全室満室になるくらいの魅力は充分にあるホテルで食事も屋台村のようになっていて好きなものを選んで食べれるし、宿泊客には併設のドバイ版「豊島園」ワイルドワディには無料では入れる特典付だ。
隣にはジュメイラグループの最高峰バージュ・アル・アラブホテルはセキュリティーも万全で許可無しでは入る事も許されないある意味聖域と言ってよいほどの超高級ホテルも見学した。
まさにあれは5ツ星ホテルではなく7つ星ホテルだという印象を受けたし、是非宿泊してみたいものだ。
高層ホテルと打って変わって5階建ての高級ホテルでロイヤルミラージュ。
アラブの雰囲気を全面に出したホテルであるが、このホテルは縦には短いが横は広く1KMのプライベートビーチを所有している。
これもまた別な意味でスケールのでかいホテルである。
最後にドバイ中心から離れた場所にあるホテル、アル・マハ。
ここはロイヤルミラージュを一蹴するホテルで砂漠の真中にあるホテルで、その広さは地平線の向こうまでもホテルの敷地だというから驚きだ。
また、ホテルに置いてある調度品は全てが博物館に置いてあってもおかしくないものばかりで、ホテル自体が博物館の役割も果たしているとの事。
宿泊者全てに行き届いたサービスを行う為に12歳以下の子供は宿泊できないという規則があり、大人による大人の為の究極のデザート(ネイチャー)リゾートである。
2日目はスークと旧市街の散歩にも出かけた。クリークによって新市街と旧市街が分断されていてアブラ(水上バス)にも体験乗船してみた。
観光にも使われているようだが、普通のお客さんも利用している。
砂漠のオアシス、ドバイならではのアトラクションといえば砂漠サファリである。
昼過ぎドバイ市内を出発して数台の4WDに乗り込みいざ砂漠へ!
タイヤの圧力を抜きブヨブヨのタイヤで砂漠の中に入り急斜面を助走をつけて一気に砂丘を上り詰めると目の前にはすかさず急斜面の下り坂が・・・広い砂漠を縦横無尽に走るの気分は最高。
で、坂を登りきれなかった場合は車は急降下する。ハラハラドキドキのひと時だった。
もちろん急上昇・急降下ばかりではなくスタックも沢山ある。
この時は皆車から降りて後ろから押したり引っ張ったり、靴の中に砂を沢山入れて協力しなければならない。
これもまた砂漠サファリの醍醐味の一つではないだろうか。
天気があまりよくなかったので砂漠でのサンセットはイマイチだった。
運がよければ素晴らしいサンセットが望める事だろう。
夕食は砂漠でバーべキューディナー!!ワイルドに肉を喰らい、そしてベリーダンスのショウータイムと充分満足した。
そんなこんなしていると帰りの飛行機の時間が迫ってきて真っ暗な砂漠を引き返し空港へ・・・
私の1泊4日ドバイ強行日程は慌しく終了した。
時間のない人はこれでも結構満足できるのでは?
山下 尚宏
2003年5月