この冬の行き先はジャマイカとアメリカです!
普段日本で生活しているとなかなか身近な存在ではない未知のレゲエ大国ジャマイカと、日々ニュースで取り上げられ常に関心の的となっているアメリカという極端なラインナップ。
今回の旅では世界の素敵な音楽をたっぷり味わうことができました!
スケジュール
1日目 成田発→キングストン 着後キングストンナイトツアー
2日目 キングストン ブルーマウンテンコーヒー農園見学ツアー
3日目 キングストン 市内観光
4日目 キングストン→ニューヨーク
5日目 ニューヨーク 午前:ハーレムツアー 午後:フリータイム
6日目 ニューヨーク 午前:フリータイム 午後:高速バスにてボストンへ
7日目 ボストン 市内観光&郊外レキシントン・コンコードツアー
*1日目*
東京を出発し、はじめて日付変更線の向こう側へ!
アメリカン航空を利用しましたが機内は映画のラインナップも豊富でサービスも良く、快適な空の旅を楽しむことが出来ました。
長い長いフライトを終えキングストンの空港に到着。
今回お世話になる日本人経営のゲストハウスであるアイシャハウスのオーナーさんと待ち合わせ場所で合流し、空港から30分ほどかけてキングストンのアップタウンへ向かいます。
夜は人通りが少なく、地元の人でも外を出歩いたりはしないのだとか。
宿に到着後、荷物を置いて少し休んだらナイトツアーへ出発です。
アイシャハウスは日本人のオーナーさんが経営するゲストハウス。そのため日本人客も多く、共同のリビングや庭先で同時期に滞在のみなさんとお話しがはずむ素敵な場所です。
キングストンの夜は長いです。人々は1日という時間を余すことなく使って音楽を楽しみます。
キングストンにはいくつもレゲエバーやクラブ、ダンスホールがあり毎日のように人々が集まりパーティーのように踊り明かします。
そんなクラブのうちのひとつ、有名なダブクラブという場所へ向かいます。
ブルーマウンテンの山を少し登ったあたりに位置するこのクラブは、キングストンの夜景が美しく見えることと落ち着いて楽しめる座席が多いことで人気の店。この店で流れる曲のスタイルはルーツ・レゲエと呼ばれるジャンルです。
ルーツ・レゲエは昔からある古いレゲエミュージックを、生演奏のバンドで楽しむもので最近になり流行しているスタイルとのこと。
年配の客層が多く、ステージの前で踊りを楽しむ人々や席に座って大きなスピーカーから流れる演奏にのりながらお酒を嗜む人々は皆陽気な雰囲気。
ベースの音がものすごいインパクトで、心臓まで振動が来たことをよく覚えています。
ジャマイカの人々は気さくに話しかけてきてくれます。一緒にお酒を飲みながら、リズムにのって言葉を交わさずともにこにこと心を通わせることが出来ます。これが音楽の素晴らしさ!
内部は残念なことに撮影禁止のため、夜景だけ撮ってきました。
美しい夜景も楽しみながら2時間ほど過ごし、宿へ戻ります。
*2日目*
起床後、ブルーマウンテンコーヒーファクトリーへ向かいます。
途中、ジャマイカで定番のおやつ「パティー」のお店で軽いブランチを。
山道をくねくねと登っていきます。
日本で有名なUCC(上島珈琲)が経営する農場で見学体験!個人的に上島珈琲の黒糖珈琲がとても好きでよく都内で飲ませていただきますが、まさかジャマイカに広大な農場を持っていたとは。
ジャマイカが誇る名峰ブルーマウンテンはその名がついたブランド珈琲で世界的によく知られています。
このファクトリーでは山中に入り珈琲の赤い実を収穫する様子を見たり、実から黒い珈琲になるまでの過程を教わったり試飲が出来たりと珈琲好きにはたまりません。
ここで飲んだブルーマウンテンは香りが強く、すっきりとした味わいで飲みやすい珈琲でした。珈琲豆や豆を挽いて粉状にしたパックを購入することもできます。市内で買うより低価格なので、珈琲目当てで来る場合はファクトリーでの購入がおすすめ。
ツアーが一通り終わると一度宿へ戻り、同じ宿に泊まっていた方と一緒に近くの海まで行くことに!
キングストンからタクシーで40分ほどの場所にあるヘルシャビーチへ。
タクシーの中でももちろんレゲエミュージックが流れています。陽気な運転手さんとお話をしながらビーチに到着!
アイスブルーの透き通った海が目の前に広がります。さすがカリブ海!今にも海賊船が横切りそうな雰囲気です!
ビーチには飲食店も連なり、ロブスターやカラフルな魚を頂くことが出来ます。
宿のオーナーさんから教えて頂いた魚介レストランで夕食を頂きます。
新鮮な魚の中から好きなものを選んで、フライにしてもらいます。すごい色です。
海の景色をすぐそこに眺めながら、フライにされた魚とフェスティバルという名のドーナツのようなスイーツをぱくり。
魚は濃いめの様々なスパイスによる味付けで、付け合わせの野菜と酢の入った少しぴりりと辛いソースをかけておいしく食べました。フェスティバルはそこまで甘くなくて食後に丁度良いお菓子でした。
キングストン近郊にあるビーチはこの他に、ポートロイヤルという要塞の街から船で行くことのできるカリブ海の無人島ライム・キーも大変人気でオススメのビーチのようです。
宿に戻ると他の日本人客の方とさらにお話をして、深夜から始まるダンスホールに行かないかという誘いにのってご一緒することに!
深夜1時すぎころ、タクシーを呼んで近くのダンスホールへ向かいます。
1日目に行ったダブクラブとは打って変わって、こちらは若者たちが多くスタンディング形式。こちらの方が、昔からあるスタンダードなレゲエクラブスタイルとのことです。
サウンドマンと呼ばれる、ヒップホップでいうところのいわゆるDJが編曲した曲を流し、それに合わせて集まってきたダンサーがフリースタイルでダンスを楽しみます。
レゲエに限らず音楽は細かく突き詰めると奥が深く説明し尽くせませんが、日本人宿にいらっしゃった方から伺ったレゲエのスタイルをまとめてみます。
基本的に、3つの表現方法があるとのことです。
①歌い手(レゲエでは歌い手をDJと呼びます)によるもの
②サウンドマン(いわゆる、一般的に想像のつくDJ)によるもの
③ダンサーによるもの
それぞれがソロで活躍することもできるうえ、それぞれを集めてグループとして行動することもあるようです。
これを基本に、歌い手によるラバダブ(歌い回し)やダンサーによるダンスパフォーマンス対決、サウンドマンによるトラックダブ(歌い手の歌を、ビートを変えて編曲し自身の名前を入れて流すアレンジ)など、様々な楽しみ方で場が盛り上がります。
ルーツ・レゲエの場合はさらに生演奏でバンドサウンドを楽しめ、70~80年代のレゲエ好きな方にはこのうえないライブ会場に違いありません。
この日も深夜2時頃になると、近くのクラブで踊っていた人々が一気に流れてきました。皆、お洒落をしてダンスを楽しみに来ています。
30分ほどでホールは人で埋め尽くされ、中心部ではノリノリでダンスが始まりました。
夜も更け、さらに盛り上がりが増してきそうになったため眠気もあって宿へ戻ることに。
なかなか出来ない貴重な経験が出来、同じ宿の方に感謝感謝です。
*3日目*
ジャマイカ最終日!3日間は短くあっという間に過ぎてしまいました。
この日は、キングストンの魅力詰まった市内観光へと向かいます。
まずはキングストンに来たならば訪問必須のボブ・マーリー博物館へ。
入り口を入ると、ギブソンの愛用レスポールを構えたボブが待っています。
最近塗り替えられて綺麗になったのだとか!
キングストンには彼の像が4つあるそうですが、ここの像が最も本人に似ていると言われています。
像と記念撮影をしたら、内部は撮影禁止のためカメラを預けます。
彼の自宅であった家の中に入ると、リリースしたレコードの数々や受賞した賞、奥さんのリタ・マーリーをはじめとするバックコーラスの衣装やボブが実際に使っていたレコーディングスタジオ、洋服や暮らしていた部屋の様子など貴重な展示がずらり。
とくに印象的だった場所は、この自宅で起きた銃撃事件の痕が残った部屋です。
1978年にボブ・マーリーが当時、政治対立で内戦化していたジャマイカに平和をもたらそうと開催した「One Love Peace Concert」は世界中で話題となり知っている方も多いかと思います。
People’s National Party(PNP)とJamaican Labour Party(JLP)という、対立し合い抗争を生み出していた2つの政党のリーダーの手をとり握らせたボブ・マーリーの姿は博物館入口の壁にも写真がありますが、一度見たら忘れられません。
このライブの2年前の1976年、似たような「Smile Jamaica」コンサートが計画されており、ボブ・マーリーは政治対立を止めさせたいがために出演を受けていました。
ですがライブ2日前、武装したギャング集団が彼の自宅に押し入り銃撃事件を起こしたのです。ボブ・マーリーは腕と胸を撃たれ、奥さんのリタ・マーリーとマネージャーは重体で世界でも驚愕の大変な事件となりました。
病院に運ばれ、治療の際に腕の銃弾を取り出すと今までと同じように腕が動かなくなってしまうリスクがあり、ギターを弾けなくなることを危惧し銃弾は残したままにしたそうです。リタ・マーリーとマネージャーはこの時重体でしたが、後に回復することとなります。
こんな事件があったにも関わらず、彼はライブをやり遂げたのです。
彼を襲った犯人は未だに不明のままです。ただ、政治への関心や対立を止めようとしていた彼への政治的な妬みや恨みを持った政党関係者によるものだという説が濃厚とのこと。
この事件での銃弾痕が残った部屋も公開されており、とくに心に残りました。
彼はそのあと病気により36歳という若さで亡くなってしまいますが、偉人として今もジャマイカの人々に崇拝者される意味がよく理解できる場所となっています。
博物館を出て昼食を済ませ、アップタウンからダウンタウンの観光へ向かいます。
ジャマイカの人々は珈琲を飲まないと先に記載しましたが、そんな中で数少ないカフェがこのダウンタウンにあります。
宝石店の中にいきなりカフェが現れるという謎のコンセプトが面白く、少々治安の悪めなダウンタウンにあるとは思えないような素敵な場所でした。
もちろんブルーマウンテン珈琲が出てきます。
車に乗り込み、ダウンタウンの通りへ入ります。ダウンタウンは車が多く、信号もありますが交通状態は滅茶苦茶です。赤でもGOは普通のことで、無茶な割り込み車線乗り越えUターンなんでもありの壊滅状態。
商店街の路面店は全て鉄格子に囲まれ防犯対策バッチリ。言わずもがなダウンタウンの治安の悪さはおわかりいただけると思います。それでも、車から降りて街を歩いてみると案外人々はにこりと笑って挨拶をしてくれます。ギャング同士の争いや犯罪に手を染める人が存在する一方で、ほとんどの住民はそんなことには関わりのない一般的な人々なのです。
とくにダウンタウンで、別名ミュージックストリートと呼ばれる「オレンジストリート」という通りは魅力的。
古めかしいけれど貴重なレコードが多々置かれたレコードショップや、大物アーティストのレコーディングにも利用された年期の入ったスタジオなどが並びます。
特別に中を見せていただいたレコーディングスタジオでは、もう生産中止となったYAMAHAのスピーカーや巨大なミキサーが大切に保管されており古いカビの匂いにさえも趣を感じました。
ダウンタウンの賑やかな通りを抜けボブ・マーリーがデビュー前に暮らしていたトレンチタウンの長屋で壁画を撮影し、タフ・ゴングスタジオへと向かいます。
ここはボブ・マーリーが創設した音楽スタジオ。名前の由来は彼のあだ名からきています。現在は彼と同じように音楽で活躍する親族が経営しています。敷地内にはレコード工場も併設されており建物の壁には素敵な壁画が描かれています。
レコーディングスタジオ本体は残念ながら撮影禁止!ぜひ訪れて目で見て頂きたいです。
レコード工場の一角にあるボードには訪れたファンたちによるメッセージや名前が所狭しと書かれており、記念に私も記入していくことに。
スタジオをあとにすると、オーナーさんの計らいによりジャマイカを代表するギタリストでボブ・マーリーのバックバンドとしても活躍したアール・チナ・スミスの自宅訪問へ行くことに!
自然がいっぱいのご自宅には、ギター仲間たちが集まっていつもお話やセッションを楽しんでいるそうです。
ここでクラシックギターを演奏していたお兄さんにお借りして少しだけ弾かせてもらいました★
彼の弾いていたフレーズを真似して弾いたら一緒に歌って下さり、近くにあった打楽器も叩いてくれたりと素敵な雰囲気。ジャンルは全く違いますがなんだかジブリ映画『耳をすませば』のセッションシーンを思い出しました。あれほど上手くはいきませんが、まさに旅行の共にはぴったりの曲カントリーロード。カントリーロードを弾ければ良かった、練習しとこ。
ご本人のチナ・スミスさんはしばらくして中から出てきて下さり、気さくに握手をして挨拶と記念撮影をしていただけました。せっかくならばギターをお聴きしたかったですが寝起きのような雰囲気で、私たちも割と長居をしていましたのでおいとますることに。
彼の弾い
夜御飯は、ジャマイカのソウルフードであるジャークチキン!
ここのチキンは焼く時に木材で香りをつけながら仕上げるため燻製のような香ばしい風味とシンプルな味つけで美味。
ケチャップをたっぷりかけるのがジャマイカ流。
そしてずっとボブ・マーリーを中心に取り上げてきましたが、ジャマイカはかの有名な陸上選手ボルトの出身国でもあります。
なんと彼のお洒落すぎるバーがアップタウンにあります。スポーツバーのような雰囲気でサッカー中継が流れる店内。
最後の夜にここでゆったりとカクテルを味わい、次の日の朝に備えます。
*4日目*
早朝、空港へ向かいジャマイカに別れを告げ次の国アメリカへ出発!
世界の流行の最先端ニューヨークへ!
わくわくどきどきが止まりません。
ニューヨークには夕方到着し、とりあえずホテルにチェックイン。
空港からは鉄道でアクセス!ニューヨークの地下鉄は、ラインが色分けされておりわかりやすいです。
メトロカードというスイカやパスモのようなプリペイドチケットが便利で、滞在中にたくさん地下鉄に乗るならば乗り放題チケットがお得。
ただ、ニューヨークの電車、時刻表がなくいつ電車が来るか事前にわかりません!
辛うじてホームの電子掲示板に、次に来る電車の行き先とその駅への到着残り時間が表示されています。
もちろん、都会だけあって運行間隔は短いためたいていすぐに乗れますが日本と同じように急行や鈍行などがあるため乗る電車には注意が必要です。
それでも、東京ほど複雑ではありません!
ホテルに到着したら街歩きに出かけます。
最初のホテルはマンハッタンの中心地!周りには飲食店も多く、タイムズスクエアまでも歩いて行ける距離でしたが、この日は南に足を伸ばしチェルシーマーケットを目指しました。
地下鉄を使っても良かったのですがせっかくなので散歩がてらマーケットへ。
ニューヨークの街は、綺麗に区画されており通りの名前も全て看板が出ているので基本的に迷わず目的地まで向かえます。
30分ほど歩くと、ナビスコの工場だった建物を改装したスタイリッシュなチェルシーマーケットを発見!
入ってみるとどこもかしこも装飾が洒落すぎていて恐縮してしまいました。
さすがニューヨーク!エレベーターも大きな番号と信号付きで本当に可愛くて素敵。
マーケット内にはレストランや土産屋、ブックストア等様々な店が並びついついどの店にも足を踏み入れてしまいます。
そんな中で見つけてしまったのが、噂のロブスターロール。ガイドブックを見て気になっていたものを到着してすぐに発見してしまいました。即買いです。
外も暗くなりお店がもうすぐ閉まってしまいそうだったため、ホテルに戻りお部屋で頂くことに。
溢れんばかりのロブスターが詰まったサンドイッチをぱくりと食べるとプリプリの食感とサラダ風味の味付けが非常によく合い感動。
次の日は朝から観光予定が入っていたため、そのまま就寝。良い夢が見れそう!
*5日目*
朝食はホテル近くのサンドイッチ屋さんでクリームチーズベーグルと珈琲を購入。これまた美味で、この時からアメリカはひたすらグルメ紀行になってしまうのではないかと危惧しはじめました。
午前観光のガイドさんとの待ち合わせ場所へ行く途中で、エンパイアステートビルが顔を見せたのでパシャリ。
街を歩いているとビルの間からちょくちょく見えるため、方向確認にも使えるとても綺麗なビルです!
ニューヨークのビルは、ビルと言ってイメージのつく一般的なガラス張りのビルももちろんありますがそれよりも西欧風の重厚な建築様式のビルが思いの外多いです。
またそれぞれ装飾や形が異なり、ただ歩くだけで街並みを楽しむことが出来ます。
この日は地下鉄を使って、マンハッタンの北に広がるハーレム地区の観光へ向かいます。
黒人文化が根付いた街ハーレムでは、現在でも道行く人々はほぼ黒人さんです。
ジャズやソウル、ヒップホップ等様々な音楽のジャンルを生み出してきた音楽史における重要な地。
タウンハウスと呼ばれるオランダの系譜を汲んだ建築様式の民家と、250件以上の教会が建ち並ぶ美しい街並みは必見。
ここハーレムでの見所はなんといってもゴスペルですが、残念ながら訪れたのは日曜日ではないため礼拝でのゴスペルを聴くことは出来ませんでした。
日曜日に訪れる場合は、朝から黒人教会にて神を讃える力強いゴスペルを聴くことが出来ます。
黒人教会の信者の人々は礼拝に行く際に身のこなしにとても気を使うそうです。
正装のスーツの色を合わせてみたり、素敵な靴や帽子で着飾ったりして礼拝に向かいます。
とくに、日曜日以外でも注目したい部分は女性の髪型と、男性の帽子と靴。
女性はストレートヘアやウェーブのまとめ髪など素敵なウィッグで髪型を整えることを大切にしています。また男性は、キャップと靴が何よりのステータスで色を合わせていたり良いブランドのものを身につけていたりと気を使っています。
そこらじゅうにある教会は、全て建築様式がバラバラでこれが教会?というような小さなものから立派な西洋風のものまで様々なものがあり、見ごたえがあります。
また、街中にあるグラフィティ(壁画)もハーレム観光の魅力のひとつ。
落書きのようなものから、メッセージ性のあるもの、有名人をモデルにしたもの等種類は多数あり、ずっと残っておらず消されてしまうものもあります。
どこかでひとつ消されてもまたどこかで新しいものが描かれる、後世に残らない作品もあるけれど文化としては繋がり続けています。
ただの落書きではなく、メッセージ性の強い壁画も沢山描かれています。
そんな街並みを散策しながら、終点のアポロシアターへ。
あのマイケル・ジャクソンもここでパフォーマンスをしたブラックミュージックの殿堂であるアポロシアター。
毎週水曜日の夜にはここでライブを見ることが出来ます。アポロシアターのオリジナルグッズも可愛くてお土産におすすめです!
ハーレムツアーが終了すると、イーストハーレムのホテルへ移動してチェックイン!
こちらはタウンハウスを改装したゲストハウスのような場所で、シェア形式の宿です。
近くには24時間営業のスーパーマーケットもあり、食材を買って調理も出来ます。食器や調味料、調理器具も揃っています。
一休みしたら、ブルックリン地区へ行ってみます。
ブルックリンは近年注目を集め始めた都市です。ファッション雑貨やお洒落なカフェ等が並び観光客にも人気。今回は滞在期間が短いので主要の観光地をまわるためにサクッと散歩。
そのすぐ近くに、ニューヨーク全域でよく目にするホールフーズという大型スーパーマーケットを発見!
日本でもスーパー巡りが好きな自分にとっては立ち寄らずにはいられない場所です。迷わず入店。
規模が大きいこのマーケットはオーガニックがコンセプトの自然派。
このマーケットの素敵なところは並べられている商品の金額ラベルの横に、地元産のものには「local」の表示があります。
そんなわけでお土産探しにはもってこいの場所。
また、ホールフーズにもありますが現在ニューヨークではデリカテッセンのお店が人気!お弁当のように好きな具材をパックに詰めて購入します。
とくにスープが美味しくておすすめ!アメリカならではのビッグカップにたっぷり入れて持ち帰り★
スーパーマーケット探索で満足したら、思いの外日が暮れており急いでマンハッタンの中心地へ!
実はロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式がつい昨日行われたばかりで賑わっていると聞いてイルミネーションを見に行きました。
駅に到着し歩いていると人だかりが見えてきました。
広場に向かうと大きな大きなツリーが色とりどりの灯りでキラキラの光の粒を携えて立っています!
周りのビルにも匹敵するその大きさと圧倒的な存在感に感動。集まる人々も目を輝かせながら写真を撮っていました。
撮影を終えるとそこから歩いてタイムズスクエアへ。世界の交差点と呼ばれるこの場所は、ニュース番組や年末のカウントダウン等で見たことはあれどやはり実際の通りの様子を味わいたいもの。
歩いていくと、それらしき交差点が見えてきました。ただ、なんだか似たような交差点が反対側にも・・・。
どっちがタイムズスクエアだ?!なんて思いながらとりあえず写真を撮って後から確認することに決めました。
日本にもあるハードロックカフェですがニューヨークのものはどんなだろうとつい入ってしまいました。
すると入ってすぐに天井には巨大なレスポールのオブジェが待ち構えており、お土産ショップとなっていました。すごいインパクト!
ロックミュージックがかかる店内ではついつい長居してしまい、階段を降りてカフェの方へ行くとなんとビートルズの展示が。
そのすぐ横に、ポール・マッカートニーのバイオリンベースが普通にぶら下がっていて衝撃。
そういえばニューヨーク、ジョン・レノンゆかりの地でもあるんでした。
ビートルズだけでなく名だたるロックアーティストの楽器や写真、記念品などが壁に飾られ一種の博物館のようになっていました。ちらりと見て出るはずが、小一時間フラフラしてしまいました。早めにホテルへ戻ろうと思ったのに!
夜も更けてきたのでイーストハーレムのホテルへ戻ることに。本当はJAZZバーやライブハウスなどにも足を運びたかったですが、ホテル近くのアポロシアターは水曜以外にライブがなく襲い来る眠気と次の日の計画を考えて就寝。次の日は半日でセントラルパークとメトロポリタン美術館、スパイダーマンの撮影に使われた面白ビルに行くことを決意。
ニューヨーク、見所がありすぎて時間が足りません!
*6日目*
昨日決めた計画通りにまずはセントラルパークへ!ハーレムのホテルから歩いて20分ほどで到着★
この公園、でかすぎます。とりあえず美術館が開くまで中でのんびりしようと思った矢先、そういえばジョン・レノンが住んだアパートがあるんだった!と思い出し駆け足で東から入り公園内を西へと抜けて行きます。
朝からジョギングしている人が多く穏やかな雰囲気。公園内の貯水池は天気が良くて綺麗に映りました。
ジョギングの皆さんに混じって自分も少し小走り。
途中、映画『ナイトミュージアム』の舞台となったアメリカ自然史学博物館の前を通ったので記念撮影。こちらもまだ開館しておらず外観のみ。入り口前には開館を待つ人々が集まっていました。
ここを通り過ぎさらに南へ向かうと、あったあった。ダコタアパートです。
かつてビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が住んでいた場所。
今は別の住人が住んでいますが、こちらのセントラルパーク西側は全て高級住宅街。芸能人や政界の要人など多くのセレブが家を持っています。
ダコタアパート前のセントラルパーク内広場には、「imagine」の記念彫刻が地面に描かれています。
地図を見るとここから、近くにカップケーキで有名なマグノリアベーカリーがあるようなのでブランチを買いにお店へ行きました。
中へ入ると甘い香りが広がり、ショーウィンドウにはカラフルなカップケーキが並びます。
セントラルパークを突っ切る途中のベンチでプチピクニック。カボチャのカップケーキは、甘いけれどくどくなくてサッパリとした甘さでペロリといけました。
お腹を満たしてメトロポリタン美術館へ。少し寄り道をしすぎて美術館での時間は1時間ちょっと。予想はついていましたが、全く足りません!
美術館はとてつもなく立派で美しい建物です。館内は既に観光客で賑わいを見せていました。
チケットを購入しササッと中へ。館内は、個人利用目的であればフラッシュ規制のみ気をつけて写真撮影が可能です。規模が大きすぎて、とりあえずどこから見て良いのやら迷う暇もなく片っ端から鑑賞!1日美術館に充てても良いくらいのボリュームです。
時代や国を越えて、アジアやヨーロッパ、中近東圏の調度品やキリスト教関係の展示、また彫刻や絵画、家具や食器等その数や種類は枠組みに囚われずこの館内だけで世界と時代の一周旅行が出来てしまいそうな勢い。
キリスト教関係の展示を抜けると、大きな美しいクリスマスツリーが飾られていました。
運良く、見たかった絵画の階に到着しこれまた見学しきれない量の絵が飾られていました。
日本人にも人気の高いモネの部屋はとくに人が多かったです。
絵画の部屋を見ていると、そろそろ出なければならないことに気付き惜しみながらも美術館をあとにし、急いで荷物を預けているホテルへ。
チェックアウトが済んだらダウンタウンのフラットアイアンビルへ向けて一直線!
地下鉄を乗り換えビル近くの駅に到着し地上に出ると、空は快晴。
駅からすぐにそのビルを見つけることができました。
高く聳え立つアートなデザインのビルの群を抜いた存在感。
今にもスパイダーマンが飛んでくるのでは?
1人で感動しつつ、歩いてバスターミナルまで行こうとしていた私にはあまり時間がないことに気づきやや駆け足でブロードウェイを直進し、バスターミナルへと向かいます。
東京でいうところのバスタ新宿的な建物がこの、マンハッタン中心部にあるポート・オーソリティ・バスターミナル。
様々な路線と運行会社のバスが乗り入れています。
今回利用するのはピーターパンバス。バスターミナルは、無料Wi-Fiが飛んでいて飲食店も入っており、設備は整っている様子。
バスは、30分ほど遅れてやってきました。渋滞していたかもしれません。
予約バウチャーを見せて荷物を預け、乗り込みます。
あとから調べたところ、アメリカの高速バスでこのバウチャーが何より大切なものと知りました。これを持っていないと、いくら予約番号を言ったりパスポートを提示したりしても頑なに乗車を断られる事例があったとか・・・。忘れなくて本当に良かったとあとあとホッとしました。
この日のバスはとても空いていて、通常の大型バスですが乗客は私を含めて10人弱。スムーズに乗車が済むと、次の都市ボストンへ向けて出発!!
ボストンまでは3~4時間ほどですが、座席には充電用のコンセントもついていて便利です。席もゆったりとしています。無料のWi-Fiも飛んでいましたが、通信環境が悪かったのかネットには繋げられませんでした。ただ、価格がとても安いのであくまで移動手段として使うには十分です。
バスに揺られてついつい居眠りをしてしまいました。
ついたころには外は暗くなっています。
ボストンのサウスステーションに到着しました。
多くの地下鉄とバスが乗り入れるボストンの玄関口の駅です。
ここのターミナルも、ニューヨークと同様飲食店などが充実していました。
地下鉄に乗り換えます。またもやあまり予備知識のないまま訪れた私はどの地下鉄で行こうか切符売り場の前で迷っていると、地元の学生らしき方が声をかけてくださって緑のラインに乗り換えるんだよ!と優しく教えてくださいました。
言われた通りに進み、券売機の前でまた迷っているとたくましそうな駅員の女性が声をかけてくれ一緒に切符を購入。この都市の方たち、とても親切です!
その後も階段の多い地下鉄の道を、荷物を持ちながら運んでいると階段で手助けをしてくれました。みなさん親切にしてくれて、しれっと何事もなかったかのように笑顔で去っていきます。なんて素敵な街なのでしょう。
地下鉄の駅を出るとすぐ宿泊予定のホテルを発見。移動で疲労がたまっていたので、とりあえずチェックインをして近くにあったカフェで美味しいスープを頂いてこの日は就寝。長い1日でした。
*最終日*
この日のボストン観光が終わったら、次の日の朝便で帰国です。
最終日はボストン市内観光とレキシントン・コンコードのツアーです。
ホテルにてガイドさんと合流し、市内へ出ます。この日はボストンマラソンのイベントで市内が賑わっているようです。
ボストン近郊にはなんと60以上もの大学が密集しており、多くの学生で賑わいます。
移動車内で、ガイドさんと音楽のお話で盛り上がっていると市内で車を止め、規模の大きな音楽学校「バークリー大学」の施設見学に連れて行って下さいました。
この大学は主にジャズや現代アメリカ音楽を専門としていますが、ジャンルはロックやヒップホップ、レゲエにフラメンコ等実に多様な音楽を学ぶことが可能です。
施設は、各楽器専門の教室や声楽、音楽編集、映画音楽等多岐にわたる専攻のために部屋が設けられ、自主練習室や音楽ホール等も見学させて頂けました。
貴重な施設見学のあと、市内を車で移動するとどこへ行っても学校があります。本当にこの街には大学が沢山あります。
そんな中見えてきたのは野球場。フェンウェイパークという名のこちらの球場は、メジャーリーグの人気球団レッドソックスの本拠地となっています。
今はオフシーズンのため閑散としていましたが、シーズン中は大盛況なのだとか。
レンガ造りの建物は、現在メジャーリーグで利用されている球場の中で最古のものです。キャパシティも小さく、レッドソックスの人気が高まるにつれメジャーリーグで最もチケットの入手が困難な球場ともされているそうです。
この球場は形が特徴的で、限られた敷地内に建てられた為レフトスタンドが狭くなっています。現在は「グリーン・モンスター」と呼ばれる高さ約11.3mの緑色の巨大な壁が立っており、これはホームからレフトスタンドまでの距離が短く、簡単にホームランが出てしまうことを防ぐために設置されたとのこと。
お土産屋さんや展示も大充実!
また他のスポーツの試合やコンサート等も行われているそうです。キャパシティが小さい分、至近距離で楽しめるのが素敵ですね。
またレッドソックスは「ジミーファンド」という小児癌への基金に深く関わっており、その立役者となったMLB史上最高の左翼手とも称されるテッド・ウィリアムズの銅像等も置かれています。ジミーファンドに関しては感動的なエピソードがあります。ここに記載すると長くなりますので、興味がありましたら検索をかけるとすぐに出てきますので、見てみてください!
その後市内の大きな子供病院や名門ハーバード大学の医学部の入り口を見学したりし、ボストン美術館に立ち寄りました。
ボストン美術館は綺麗な建物で多くの作品を貯蔵しています。
この日は、日本の現代美術家である村上隆さんの特別展が行われており沢山の人々が観覧しにやってきていました。
昼食の時間帯になると、ボストンの台所「クインシーマーケット」へ出発!
街の中心部にあるこちらのマーケットではボストンの名物料理が食べられます!
1階部分にずらりと並ぶ飲食店は、それぞれの店自慢の料理を並べて待っています。
お昼時だったからかとても混み合っており、2階のテーブルやベンチも食事中の人々でいっぱい!
何よりおすすめは、ボストンの豊かな海が生み出すシーフード料理。
とくに、クラムチャウダーとロブスターはここに来たなら食べずには帰れないものです。
クリーミーで濃厚なクラムチャウダーはビスケットをお供に、ロブスターはやっぱり手軽に食べる事が出来るサンドイッチが大人気です。
身が大きくてぷりっぷりのロブスターロールは、サラダ風味とバター風味があり今回チョイスしたのはバター風味。バターのほどよい甘みとよく合い、想像を超えてくる美味しさでした。
そんなクインシーマーケットの近くには広場があり、ステージで演奏会が開かれていました。丁度通りかかったところで演奏していた方たちは息ぴったりで心から楽しそうに演奏していました。
午前中に覗かせてもらったバークリー大学の生徒や、プロの奏者である先生方もこうしたイベントや、飲食店での演奏に参加しているとのこと。
外には、クリスマスが近いからかサンタクロースの衣装を着て行進をする学生たちもいて活気あるマーケットを見ることが出来ました。
昼食を終えたら、ボストン郊外の観光へ向かいます。
レキシントンとコンコードという地名は、世界史などで聞いたことがあるかもしれません。
1775年4月19日、当時イギリスの植民地下に置かれていたこの場所で、イギリス本国軍とアメリカ植民地軍が衝突しました。
本国軍は、愛国派指導者の逮捕と植民地軍の武器庫を破壊しようと計画しましたが、植民地軍はその情報をいち早く掴みました。その結果この戦いは植民地軍の勝利に終わり、この動きがアメリカ独立戦争の口火を切ることとなりました。
この戦いで活躍したのが、森の地形を熟知した「ミニットマン」と呼ばれる民兵たち。この名の由来は招集されると1分(minute)で駆けつけてくるということからだそうです。
そんな米国史を語る上で重要な場所は現在、当時の面影を残しつつ清閑で美しい街並みが広がります。道は広く整備されており、並ぶ家もきちんとしていて、庭の手入れやクリスマスの飾りまで気配りが行き届いています。
そのまま道が繋がるコンコードは、文豪の街としても有名です。
『若草物語』の著者ルイザ・メイ・オルコットとその家族が住んだ家オーチャード・ハウスはボストン近郊観光に来たら是非訪れて頂きたい場所です。
家の中には、彼女の執筆した本や家族にまつわる愛らしいお土産物などが並べられています。ガイドツアーを頼めば、2の部屋にも連れていってくれるそう。
2階には、ルイザの部屋がそのまま残されています。
ルイザの父親で、哲学者ブロンソン・オルコット、ブロンソン達とともに「超越主義」を唱えたラルフ・エマソンや、『七破風の家』で有名なナサニエル・ホーソンも暮らしたまさにアメリカ文学の聖地。
街の雰囲気も、なんだかとても静かで空気が綺麗で、執筆のために暮らすにはぴったりな場所に思えます。
そんな郊外の観光を終えるころには、外はもう真っ暗。冬は暮れるのが早く、肌寒くなってきました。
ボストンの街に戻り、夕食にすることに。
この日はガイドさんのはからいで、ジャズを聴くことのできるアジア料理のレストランに連れていって頂けることに!!
そんなわけで訪れたこのお店がとても素敵でした。
ボストンは海が近いため、魚が美味しいです。もちろんお刺身も新鮮です!
アメリカンな創作寿司を頂きながら、目の前では心地よい重低音を奏でるコントラバスとゆったりとしたドラムのリズムに乗って、颯爽とメロディを奏でるサックスにトランペット。一瞬で虜になりました。
彼らの中にも、バークリー音楽大学の先生がいるのだとか。バークリー、すごすぎます。
素敵なジャズの演奏を聞いたらお次はその近くのバーでロックライブが行われているとの情報が。
ついついそちらにもお邪魔してみたくなり、ご一緒しました。
到着して中に入ると既に大盛況!大勢の若者たちで賑わっています。盛りあがてくると、座っていた客がステージの前に集まって、演奏者とともに踊っていました。
ボーカルの方の力強い発声にあっけをとられながら、近くにいって音楽を楽しみます。
夜も更け、興奮も冷めやらないままホテルへ到着しガイドさんとお別れ。
絶対にまた来ますとお話をして眠りにつき、次の日の朝空港へ向かいました。
長い長い旅も終わり、振り返ってみると激動の1週間でした。
ジャマイカでは、到着した時点から異世界に飛び込んだというようなあの何とも言えないわくわく感が止まらず、終始カルチャーショックを受けていました。
こんなに国全体で音楽、とくにレゲエという音楽を愛してやまない場所なんてないのだろうと思うほどどこへ行っても、誰と話しても音楽の話題になります。
タクシーでも大音量でレゲエを流していたのには驚きました。一見、なんだか治安は大丈夫なの?と思うようなお店でも案外現地の方々は無邪気で嬉しそうに話をしてくれて安心します。そしてなにより、ボブ・マーリーの考え方や彼の行動は世界にも影響を与えておりそんな彼のことをよく知ることが出来る場所を訪れることができとても嬉しく思います。
アメリカではジャマイカとまったく別の世界で、最先端の文化を吸収し常に世界の中心としてぐんぐん成長を続けるニューヨークと自然豊かな海と緑に囲まれ、一流の人材が集まる学生の街ボストン。どちらも同じアメリカでも異なる顔を見せ、それぞれに魅力が詰まっていました。とくにボストンで聴いたジャズの演奏は非常に心に残っています。街中のバーでこんな素敵なライブを聴くことができるなら、コンサートはどんなに素晴らしいのだろうと気になります。絶対に再訪しようと心に決めた都市でした。
1週間あればこんな2か国の周遊もできてしまうので、長いお休みがとれた際にはぜひ足を運んで頂きたいです!
お読み頂きありがとうございます。
♪おすすめスポット
【ジャマイカ】
ダブクラブ:★★★
ヘルシャビーチ:★★★★
ボブ・マーリー博物館:★★★★
タフ・ゴングスタジオ:★★★★★
ダウンタウン:★★★★★
【アメリカ】
チェルシーマーケット:★★★★
ハーレムの観光:★★★★★
フラットアイアンビル:★★★★★
ロブスターロール:★★★★★
高速バス:★★★★
フェンウェイパーク:★★★
バークリー音楽大学:★★★★★
クインシーマーケット:★★★★★
レキシントン・コンコード:★★★★
(2017年11月 山口優)
ジャマイカ
アメリカ