皆さまタイにあるクラビというリゾート地をご存知でしょうか。
今回、ザ・シェルシーホテル様、MMIインターナショナル様のご招待でクラビに行って参りました。
クラビはかの有名なリゾート地のプーケットから車でおよそ3時間のところにある、日本人にはまだまだ知られていない自然豊かなリゾート地です。実際に訪れる際は、バンコクから国内線に乗ると便利です。およそ1時間20分で到着します。美しい海でのマリンスポーツはもちろん、内陸部の手つかずの自然もクラビの魅力です。
私が訪れた時期は雨季で、自称“最強晴れ女”の私でさえ歯が立たず毎日雨が降っていましたが、クラビで雨が好きになりました。森が多いからか、クラビは雨がとても美しいです。また、雨が降るといっても1日降っていることはなくザッと降ってザッとあがる雨なので、観光にほぼ支障はないです。
クラビでは、マングローブ林でカヤックに挑戦したり、森の奥にある天然温水プールや温泉滝を訪れてみるのがおすすめです。天気がよければ、沖合に点在する島を巡るアイランド・ホッピングも面白いです。週末にはクラビタウンでウィークエンドマーケットが開かれます。アジア雑貨が売られていたり、ローカルなタイ料理を楽しむことができます。
私はカヤックに挑戦しました。実はカヤックは当初の旅程には含まれていなかったのですが、アイランドホッピングの予定が入っていた日が朝からあいにくの雨。そのため急遽、シェルシーのスタッフの方がカヤックの手配をしてくれたのでした。
走るのも泳ぐのも遅く、球技もダメな運動音痴の私がカヤックなんて、生きて帰ってこれるのかしら・・と心配になりましたがその心配が通じたのかどうなのか、そのカヤックのベテランスタッフさんが同乗してくれるとのこと。なんとか震える膝を押えこんでカヤックに乗りこみ(大げさ)、ドキドキしながらもせっかくなので私も見よう見まねでパドルで漕いでみたところ、すすむすすむ！！！ぐんぐんすすむ！！！面白いです。瞬間にしてカヤックのとりこになってしまった私。我も忘れて漕ぎ続けてしまったのです。これで日本まで帰れそう・・と頭の片隅で考えてしまったほどです。カヤックが進むコースはマングローブの森を過ぎ、道中で洞窟のようなところに立ち寄ったりと、景色が変化に富むように考えられているので漕がずにカヤックの上でぼんやりしているだけでも楽しめます。
午後からは晴れてきたので島へも行きました。通常はアイランドホッピングなので船でいくつか島を巡るのですが、今回は午後からの短いツアーなのでタップ島という島へ行ったあと、陸の孤島と呼ばれるライレイビーチへ行きました。ライレイビーチは船の発着地であるクラビのアオナンタウンから船で5分～10分ほどのところにあります。クラビと陸続きですが、アクセス方法は船だけという、まさに陸の孤島です。
ライレイビーチですが、なんとお猿さんがいました。野生のお猿なので、観光客が砂浜に置いていた食べ物を始め、ついにはスマートフォンまで触ったり取っていこうとする始末。かわいいような恐ろしいような、それでも野生のお猿を見たのは初めてだったので面白かったです。
クラビの滞在でおすすめしたいのが、ザ・シェルシーです。このホテルは2017年の春にオープンしたばかりの新しいホテルで、海に面して建てられた美しいリゾートホテルです。ホテルから直接ビーチへ行くことも可能です。
クラビの中心、クラビタウンやアオナンタウンまではシャトルバスも運行しており、それぞれ10分～20分ほどでアクセス可能です。コンセプトの「海」になぞらえて、あらゆるところに貝殻や波のモチーフが飾られています。階数が少なく、敷地の中心にプールとレストランがあり大人の雰囲気漂うゆったりとした印象。レストランは2つ、バーは1つ、スパもあるのでホテルステイを満喫する過ごし方もおすすめ。カヤックやサイクリング、ヨガなど各種オプショナルツアーのご用意もあります。
クラビに飛行機が着陸する直前、想像していたより緑が多くて驚いたことをよく覚えています。乾季はもちろんのこと雨季でもクラビはおすすめです。ぜひ一味違ったリゾート、クラビへ出かけてみてください。最後に、ザ・シェルシーホテル様、MMIインターナショナル様、誠にありがとうございました。
スタッフおすすめ度
クラビ・・★★★★★：豊かな森が美しい一味違ったリゾート
カヤック・・★★★★★：未経験の方こそおすすめ
アイランドホッピング・・★★★★：新しい発見がある
(2017年6月 楠本悠子)
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