今度のお休みは家族で香港旅行へ!

今度のお休みは家族で香港旅行へ!

香港ディズニーランドハリウッドホテル/レストラン・シェフミッキー(飲茶/これがほんとの豚まん)

海外へ行くのに、子連れ旅行を楽しむのは今では珍しくなくなりましたが、知人の旅好きのママ友と話をしていてもやっぱり躊躇してしまうという意見を聞くこともめずらしくありません。独身時代や夫婦2人の時は沢山旅に出ていた人でも海外旅行はもう少し子供に手がかからなくなってから、子供がもう少し大きくなって記憶に残るようになってからにしようかな、なんて話も良く聞きます。でも、実際いろいろと難しく考えるよりも実際子供連れの海外旅行は子供も大人も楽しめて、そして家族の思い出にもなるとても便利な手段です。私自身はヨーロッパや東南アジアや中国・台湾などに乳児と一緒に家族旅行に出かけても実際のところかあまり困った記憶は無いのですが、初めての子供との海外旅行であれば近場の香港はとてもおすすめの訪問地の1つです。

香港No1展望スポット/スカイ100からの眺め

スカイ100のスケルトンなカフェからの眺め

スカイ100の香港にあった香港の街ミニチュア模型の上を恐る恐る歩く娘


香港を家族旅行でおすすめするポイントはいくつかありますがいくつか挙げてみたいと思います。
1)まずなにより近い。
香港へは成田から直行便で約4時間45分 午前中の飛行機で出発すれば到着日の午後も楽しめるぐらい近い距離です。長いフライトはちょっと心配な時初めての海外旅行はやはり近いアジアそして直行便で行けるというのがおすすめです。 子供と一緒の旅で朝早起きして成田空港に行くのがちょっと心配であれば、空港の近くには沢山のエアポートホテルがありますのでお得な料金パックを利用して成田に前泊をするのもおすすめです。思った時間通りに自宅を出ることが難しいのが子連れ旅行。ちょっと旅のスタートを早めるつもりで成田に泊まると旅自体も長くなってお得感があります。また今は羽田発香港行きも沢山運行がありますので羽田空港便をうまく利用するのも国内の移動時間を短縮するのに役立ちます。

キンバリーロードの看板にもしっかり日本語表記

昼でも賑わう女人街子供だってショッピング

2)言葉の心配がほとんどない。
日本から近い香港は早くから日本のお客様が沢山訪問している国なので町中いたるところに日本語表記が書かれています。レストランのメニュー、観光地の案内表示、空港や駅の案内等現地旅行会社の対応も日本語ok。ホテルも利用予定ホテルにもよりますが日本語スタッフがいるホテルも多数あります。また日本語表記が無い場合も漢字での表記をみれば訪れたい場所、利用したい駅もとてもわかりやすく思います。

香港ディズニーハリウッドホテル/庭(かわいい車と)

3)観光箇所がコンパクトにまとまっている。
香港の観光がしやすいのは、とにかくコンパクトにまとまっているという事です。タクシー・地下鉄・フェリー・列車・バス・トラム狭いエリアに沢山の交通網が発達していて移動手段が利用しやすいというのがあげられます。日中元気な間は公共交通機関を利用して子供たちが寝てしまったらタクシーを利用する等臨機応変に交通手段も選べるのが便利なところです。

赤い帆船AQUALUNA(アクアルナ)

スターフェリー

2階建てトラム

4)綺麗なトイレがある。
綺麗なトイレ?と言われて???と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろな子供連れ旅行に行った際に必ずといって困ったという事例で上げられるのが、トイレが汚くてすごく苦労したという事があるという悩みがあります。日本国内で日常生活にて利用するトイレでとんでもなく汚いというのはあまり遭遇する機会はありませんが、海外の場合レストラン・駅のトイレ・観光地のトイレ・ショッピングセンター内のトイレの場合もうそれはちょっと大人でも引いてしまうくらい厳しいトイレ事情の国もまだまだあります。トイレのドアが壊れている、ドア自体が無い。水が流れない、紙もない、そもそも水洗では無く自分で水を汲んで流す、ごみ箱からごみがあふれている、水浸し、など挙げればきりがないほどですが子供にしてみれば、もう海外旅行なんて行きたくないって思うくらい意外と重要なポイントなのです。その点香港は市内には沢山のホテルがあるので
ホテルのお手洗いをちょっとお借りするのも便利ですし、大型のショッピングセンター内にもきちんと清掃員がいるお手洗いがあるので困った時にすぐトイレに行くことができます。子供の場合トイレ行きたいって思ってからすぐにトイレをみつけなければいけないのでいかにすぐ綺麗なトイレが見つけることが容易にできるかというのも大切な訪問国選びのポイントにはなります。
それからこれは補足になりますがまだまだ多くはありませんが、行く度にベビー用のおむつ替えの場所があるトイレも増えているように思います。海外のおむつ替え用ベッドは転落防止用のベルトが無い場合や、外国の方の背の高さにあわせて、おむつかえ用のベッド自体の高さが高い事もありますので、使用する際は十分注意が必要です。

広東ロードには沢山のショップやモールがいっぱい

九龍駅直結のショッピングモール/エレメンツ内はどこもキレイ。

5)食事のメニューに困らない。
トイレと同じぐらい家族旅行の際に重要視したいのが、食事のメニューに困らないかどうかです。子供にとっては、トウガラシのような特殊な辛さではなくコショウ辛かったり、独特の香辛料であったりという食べなれない食材・味覚のものにとても敏感です。せっかくの楽しい食事の時間でも入ったレストランで何も子供の食べるものが無かったという事態になると、なんとなく親として連れてきてよかったのかなと心も曇ってしまいますしそもそも子供もかわいそうです。その点アジアでかつ中華料理が主体の香港はレストランで困ることはありませんし、困った時にファストフードのお店や日本料理のお店がある国というのも急にお腹が空いた時や体調不良になった時にも安心です。また急に疲れてしまい早めにホテルに戻って宿泊したホテルで夕食を食べることも多いのでホテル選びの時に宿泊予定ホテルにどのようなレストランが入っているかをホテルのHP等で事前に調べておくのがおすすめです。ホテルによっては例えばランガムホテルなどではお子様向けのアフタヌーンティセットがあり、背伸びしたい年頃のお子様も高級ホテルでちょっと優雅にという時間も楽しむことができます。

庶民的な飲茶で有名な倫敦大酒樓にてフレッシュオレンジジュース

チャ―シュウパオ(飲茶)/倫敦大酒樓

焼売(飲茶)/映月樓(セレナーデ)

香港ディズニーランドハリウッドホテル/レストラン・シェフミッキー(プーさんのバナナケーキ)

カスタードでできたあひるちゃん(飲茶)/映月樓(セレナーデ)

6)観光場所から宿泊先ホテルが近い。
これはお子さんの年齢が小さいほど訪問国を検討される際に考えていただきたいのですが、観光をしていて急にホテルに戻らなければいけなくなることが小さな子供連れだとよくあります。今までの経験からですと国によっては本当にトイレが見つからなくて帰るという時もありましたし。ちょっと疲れて子供が寝てしまい休憩したくなってホテルに戻ることもあります。何かあった時すぐ戻れる距離にホテルがあると本当に安心です。その点香港はどの場所も交通機関が発達しているのですごく移動には便利なので、ホテルまで戻るのが大変という心配がありません。リゾートへの旅行の場合は移動の心配はありませんが、旅行に行って観光する旅が好きな人にはリゾートだけの旅行ってショッピングやグルメがおもいっきりは楽しめないというちょっと物足りなさを感じてしまう事もあるのでちょっとおでかけでもすぐに宿泊ホテルに戻れるというのは大切なポイントだと思います。

香港ディズニーハリウッドホテル/外観

香港ディズニーハリウッドホテル/シービュールームにて(ツイン)

(おまけ)
子連れで楽しめる香港の観光地で楽しめる香港の観光地王道といえば
「香港ディズニーランド」 夢の国ディズニーランドは 子供だけでは無く大人も童心に戻って楽しめる場所です。2005年にできたディズニーランド香港もいつのまにか、開園して8年以上経過して徐々に敷地面積も広がって、日本のディズニーリゾートには無いテーマ―パークや乗り物に乗るのもまた香港での楽しみの1つです。比較的新しいテーマランドをご紹介させていただきます。
2011年にオープンした映画「トイ・ストーリー」をテーマにしたテーマランド
トイストーリーランド
入り口には巨大なウッディの像が立っている他、様々な玩具が転がっており、まるでガリバー旅行記のようにゲストがおもちゃの大きさになったような錯覚を覚えます。エリア内では等身大のトイ・ストーリーのキャラクターとふれあい、アトラクションを体験できる。
小さなお子様でも楽しめる場所です。
2012年にオープンしたゴールドラッシュ期前後のアメリカを舞台としているテーマランド
グリズリー・ガルチ
メインは、ローラーコースター式アトラクションのビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー全体的な雰囲気はビッグサンダーマウンテンに似ていますが、途中で逆走をするのでまたそれもスリリング。その他にもガイザー・ガルチといううっかり
活動中の間欠泉の上に町の一部をつくってしまったという設定で放水塔をつかった水のアトラクションも結構濡れるので大人もきゃあきゃあ言いながら楽しめます。

香港ディズニーランド/ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー(写真撮影用)

香港ディズニーランド/ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー

2013年にオープンした熱帯雨林地帯に1908年に立てられたヴィクトリア様式邸宅を中心とした怪奇スポットを舞台としているテーマランド
ミスティックポイント
香港ディズニーランドのためだけに造られた世界にここにしかない新たなテーマランド、 風変わりな探検家、ヘンリー・ミスティック卿の世界的に有名な個人博物館「ミスティック・マナー」を電磁カーで巡るツアーに参加して、彼の不思議コレクションを間近に楽しむことができます。

香港ディズニーランド/ミスティック・ポイントにて

まだ乗ったことの無い乗り物に乗って楽しくないお子さんはなかなかいません。海外まで来てテーマパーク?なんて思わずに。日本ではものすごい行列のあの人気のアトラクションが何回も乗れたり?逆にあのアトラクションがこんなに並ぶの?と文化の違いを感じたり、花火の派手さに中国らしさを感じたり、意外とポップコーン買う人よりも、キャラクターとの写真撮影にものすごく熱心だったり、香港ディズニーランドあるあるも実は楽しめます。せっかくなのでもっとディズニー雰囲気につかりたい方には、正統派クラッシ
ックな香港ディズニーランドホテル又はアメリカンカジュアルポップな香港ディズニーハリウッドホテル等オフィシャルホテルに泊まると、キャラクターブレックファーストやシェフミッキーなどキャラクターの遊びにくるレストランや館内のいたるところにミッキーのマークが隠れていたりと、ミッキーだらけの1日も楽しむことができます。4名1室で泊まれるホテルが少ない香港でお子様の年齢にもよりますが、4名1室の手配相談ができるのもまた家族連れに強い味方のホテルです。是非機会があれば一度ご宿泊してみていただければと思います。

香港ディズニーランド/ちょっとお疲れ?ジンジャークッキー

香港ディズニーランド/ファンタジー・ガーデンにてミッキーと

香港ディズニーハリウッドホテル/庭にて(ミッキーのベンチ)

香港ディズニーハリウッドホテル(アメニティもミッキー)

香港ディズニーハリウッドホテル/外観飾り前にて

香港ディズニーランドハリウッドホテル/レストラン・シェフミッキーにてミッキーと

香港旅行でちょっと海外旅行デビューに慣れたら今度はもう少し長いフライトへとか、もう少しちょっと辺境チャレンジ!など旅の計画の幅がぐっと広がります。親になっても海外旅行。もっと欲張ってパパやママになったからといって旅をあきらめる必要は全然無いと思うのです。私が子供の時よりもずっと海外旅行は身近な存在になりました。誰でも簡単に海外旅行に行けるチャンスがあります。子供たちが旅に出て喜んでいる顔をみていると本当に旅に出てよかったなと心から思えます。家族になったからこそ今まで興味を持っていなかった国や、ゆっくりとした旅の計画に楽しみを見つけて新しい旅の仕方を発見できることもあります。楽しい時間を家族で共有することができるそれが家族旅行の醍醐味です。子供達が大きくなると子供だけの世界も広がっていくのでなかなか時間を合わせられないときも増えていくと思います。今だからできる旅というのを家族のスタイルにあわせて模索してみてはいかがでしょうか。そんな旅のお手伝いができればと思います。

香港ディズニーランド/ファンタジー・ガーデンにてミニーとキス

(2014年1月 岡野由里)

香港・台湾・韓国カテゴリの最新記事