出張でケニアへ〜。かねてから訪れてみたいとは思っていたもののこんなにも早くケニアに訪れることができるとは自分でも驚きのひと言だった。今回の研修はケニアだからと聞きこ踊りする私。ビザを取得し黄熱病の予防接種(イエローカード)をして、準備はOK。黄熱病の予防接種はケニアから帰国する人に対して日本の国が必ず必要としているというわけではないが、乗り継ぎ地or入国の地 での国が必要としている場合(弊社のツアーコースの場合モルジブ・インド等・・)必要になるので日本出発の10日前までに接種する。1度接種すれば10年間有効なので、まあお得、でも10年も有効なんて変な感じだ。ホントに9年9ヶ月目は効くのだろうか?な〜んて取りとめもないことをないことを考えてしまう。受けた注射自体はたいしたことなかったが、まわりの家族や、友人の反応はケニアに行くの!!大変ね〜危ないの?ライオンに食べられたりしない?と心配され、面白かった。情報が少ないって事はこんなにも誤解を招くのだと痛感。たぶん欧米人からみればもし家族の中の一人が日本に出張に行くことになれば、サリンが心配とか、鳥インフルエンザがとか、SARSが心配とかいろんなこと言われるのだろうなと思う。もちろん何にも考えないで海外で行動するのは自殺行為だと思うが、普通に気をつけていればそんな大変なことになることはないです。そんな大変なところは観光地にはなってないので。
そんなこんなでいざケニアへ出発。ケニアに行くには直行便がないので乗り継ぎでケニアに向かう。今回私の利用したルートはキャセイパシフィック航空で香港乗り継ぎバンコク経由でムンバイ(インド)ムンバイでケニア航空に乗換えてケニアの首都ナイロビへと向かった。このルートは比較的乗り継ぎが行き帰りよくお値段的にも手頃なので是非お勧めしたい。香港の空港では買い物をして、ムンバイへ到着。さあ乗り継ぎカウンターへと勝手にトランジットフロアに向かう私。乗り継ぎ時間が7時間と結構あったのでカウンターオープンはまだかぁ〜なんて悠長な事を考えベッドに横になって眠りにつく。(ムンバイの空港のイスはマットレスで出来たベッドのようになっているのが沢山並んでいる。)でも寝過ごすと心配なので熟睡できずすぐに起きてしまう。そこで読書をして時間をつぶす事に。やっぱり1人の乗り継ぎ時間をつぶすためには本は必需品です。はい。そうこうしている間に搭乗開始されている。あれっ?私航空券のチケットボーディングパスに変えてないんですけど・・?カウウンターはどこ?後から考えればキャセイのAIRを降りた時に空港係員がいてチケットとパスポートを渡すとボーディングパスにしてあとでトランジットフロアに持ってきてくれたようですが、私が勝手に無視して先にトランジットカウンターに行ってしまったのでどうもチェックインが出来ていないみたいで。情けない。ケニア航空のグランドホステスさんに訴えてチェックイン最後の方でなんとか搭乗(笑)まわりをよく見なければ。やっと余裕ができ機内を見回すとケニア航空のキャビンアテンダントさんは見るからにみなさんケニア人。もう飛行機に乗った時からそこはケニア気分。赤い制服が黒い皮膚の色に映えて素敵です。この便には今日日本人の搭乗客はいないもよう。とにかく着いたらすぐ仕事だしと寝ている間にナイロビに到着した。ここでトラブル発生やっとはるばるケニアに到着したというのに荷物が出てこない。1時間経っても出てこないとさすがに心配になりケニア航空の係員には『もう出てこないよ、機材小さいから乗せられなかったんだよ』とまで言われ、おいおいチェックイン遅かったけどそれはないんじゃない?でもありうるなあ。『明日の同じ便で到着するから手続きあそこのカウンターでしてね』と言われ半ばあ きらめモードでカウンター
に向かう私、明日はアンボセリ国立公園に移動日なのに空港に寄らなきゃいけないのかぁと思った矢先、『荷物もう少しあった!』と空港係員の声う〜よかったあるじゃん。ロングフライトのあとのあわやロスバケ(ロストバゲッジ)事件は疲れました。出口のところで迎えてくださったのは現地旅行社テッコーツアーズアンドトラベルの杉本さん。メールではいつも仕事で連絡を取り合っていたものの、こうしてお会いできるとは。うれしい限りで、同じ女性で1人ケニアで働く杉本さんは穏やかで素敵な方でした。滞在2年でスワヒリ語をしゃべる姿はさすがです。
一般的にケニアに行かれるお客様にケニアは赤道に近いから暑いの?と質問をうけますが、その答えはそうとは限りません。実はナイロビは一年中結構涼しい日が多いようで、イメージとしては軽井沢のような気候との事。朝晩のサファリもあるのでフリースやウインドブレーカーは旅行の際に必需品といえます。ケニアでの1泊目はナイロビホリデーインに宿泊し市内のホテルをインスペクションしてまわったのですが、ナイロビの印象としては本当に都会だという事です。大きな銀行のビルが立ち並び、路渋滞もものすごくて、各国のレストランも町中にある。しかし残念ながら治安はよくないのであまり外出はお勧めできないのですが。ホテルのプールで泳いだりホテル内の美容院で頭をアフリカンスタイルにビーズを使って細い三つ編みにしてもらったり、マッサージをしたりと長いフライト時間の疲れをとってゆっくりするのがいいと思う。日中少し出歩かれる場合はスーパーマーケットに行くと面白い。なかなか品物は充実しており、お土産に最適なケニアの名産コーヒーや紅茶がお手頃価格で手に入ります。観光としてはジラフセンターにツアーではよく寄りますが、ここではキリンに直接手で餌を与えることができる面白い作りで、キリンの舌の感触がなんともざらっとしていてぺたぺたキリンの唾液が手には付くのですがなかなか経験できることじゃありませんので是非訪れた際には体験していただきたい。私が訪れた時にはケニアの小学生がジラフセンターに校外学習に来ていておおはしゃぎをしていてものすごくかわいかった。いつのまにか、キリンではなくて子供達を写真に納めてしまいました。目がきらきらしていて、おれもおれも写真にとってくれと子供たちは大はしゃぎ勝手にちょろちょろ動き回る子供達に先生は大変そうでしたが彼らに逢えてうれしく思った。
サファリへいざスタート。ナイロビを朝出発しアンボセリへ道は以前よりよくなったとはいえまだまだ時間がかかる。昼過ぎに到着しまずは宿泊先のアンボセリロッジにチェックイン。今日はちょっと曇っているので残念ながらキリマンジャロ山は見えないけれど広がる大地と空に浮かぶ白い雲は溢れ出るなにかの力を感じる事ができた。午後はアンボセリにあるテントロッジの中でひときわ高級なトルティリスというテントロッジで今回写真の撮影の為ロッジを訪れた。1つ1つのテントが離れているのでとてもプライベート感があり、ハネムーンの人に是非おすすめしたい。ナチュラル(自然)をコンセプトにしているのでレストランで使用する野菜もすべて自家栽培。敷地内に畑がありホテルのこだわりをみせてもらった。と
アンボセリのサファリで出会った動物といえばなんといっても1番多くいたのはヌーの群れだ。何万いや何十万・・以上の見渡す限りのヌーの群れ今年はまだタンザニアにヌーが移動してないので、アンボセリにも360度ヌーだらけの数の多さに圧倒された。草原の上にいる緑の上に点々・・・と黒い模様のようでこれほどの数の動物に(人間のも含めて)出あった事がない。本当に不思議だ。翌朝快晴の天気に恵まれ宿泊していたアンボセリロッジからバッチリキリマンジャロ山を望むことができた。そうそうこの眺めを待っていたのよ〜!!キリマンジャロ山を背景にみるアフリカ象の姿をみるのはケニアの代表的な風景と言ってよいだろう。運がよかったなぁ〜。途中でマサイビレッジを訪問した。ちょっと観光客慣れしていたのが残念だったけれど(入場料は20ドル高いと思う無かれ他では決して出会えないのだから)、私の回りを円のように囲んでマサイ式のウエルカムダンスで迎えてくれて歓迎
の踊り&歌を受けた。一緒になってマサイの人とジャンプをしたり(より高く飛ぶ方がかっこいいらしい)木を使って摩擦で火をおこす方法をみせてもらったり、動物の糞を乾燥させた壁でつくった家の中に入って台所や寝室を見せてもらったり。と初めての経験にかなり興味深かった。彼らは私の持っていた時計を非常に欲しがって(DFSでタバコを買うと無料でついてくるマイルドセブンの時計)マサイの人が作
ったペンダントと取り替えてもらった。(物々交換だ。その後の行程で自分の時計が無くて非常に困ったが・・)村の中のマーケットではかなりしつこく物売りをされたがこれも生活故だろうか。ついつい情熱に負けて買ってしまう私最後はお別れの歌で見送りをしてくれた。サヨウナラもう会う事はないと思うけれどこのケニアの台地の上で力強くこれからも生きて欲しい。私はこのマサイの村にホームステイをしてみたくなった 「ケニアでマサイの村にホームステイ」なかなかいいと思うがツアーコースに増えればいいのに。アンボセリからの帰りはタンザニアの国境ナマンガの町を通ってナイロビへヒョウには出会えたがまだライオンに出会っていない、ナク ルで会えるだろうか?
昼食は有名なナイロビのレストラン「カー
ニバル」で食事を取った。ここではいろんな動物の肉を食べる事ができ食べ放題になっている。机の上の小さい旗(お子様ランチみたいな旗)を横にしない限りいつまででもアフリカンな兄さんが肉を持ってくる。普通の牛・豚・鳥・羊に限らずワニ・ダチョウ・ラクダ・鹿等 ありとあらゆる動物の肉が運ばれてくる。量の多さその種類にひるんでいる暇はない。私のお気に入りはダチョウの肉程よい油で美味しい。ダチョウを見る眼が変ったかも・・。満腹で動けないぐらい食べてからナクルへと向かう。アンボセリ→ナクル間は移動が本当に1日がかりだった。ナイロビ⇔ナクルも道は良いのだが結構な距離があるナクルのホテルの写真を撮影しなくてはいけなかったのでフラミンゴは翌朝観に行く事になった。
ケニアに行くならフラミンゴの群れをみたいとよく友達やお客様からも聞くぐらい人気がある。ナクルのフラミンゴの写真を私も今までに見たことはあったが、これほどまでの数がいるとは驚きだった。数キロにも渡るぐらいピンクの帯のようにナクル湖の湖畔に彼らはいる。悠々と優雅にその姿をみせ人間とは一定の距離を保っている。近づくと少し離れ離れると少し近づいてくる。もちろんナクル湖の楽しみはフラミンゴだけではない水場あるところに動物有りと言わんばかりに珍しい白サイやペリカン・鹿類と他の動物達に会う事もできる、でもこのアンボセリとナクルがサファリの前奏にすぎなかったとあとあと私は思うことになる。それは最後に訪れたマサイマラのすごさに圧倒される事で初めて気が付いた。弊社の
ケニアのツアーでマサイマラに行かないコースはない。それぐらい動物の量が他の国立公園に比べて多いからだ、今回日本からの飛行機のスケジュールの関係で日程に余裕があった私はマサイマラに3泊することができたのでマサイマラの中で3箇所のホテルを移動することによってより多くの動物に出会えるよう準備した。1泊目のホテルはマラセレナホテル今回訪れたホテルの中でもセンスのよさではピカイチだ、レストランの味もよくサファリの後にはゲストにシャンペンも振舞われる。なによりマサイビーズを取り入れた部屋のつくりがよい エステもあるようなのでさっそくチャレンジ
1時間で約3000円ヨーロッパ式のスタイルでフェイシャル&ボディを体験した。きちんとしたドクターの方もいて肌具合にあわせて使用する化粧品も選んでもらった。実はフェイシャルは人生初体験。良い匂いのクリームを使って全身マッサージのあとドクター(ケニア人女性)の方滑らかな指使いでフェイシャルマッサージ ああ快楽。今私はサバンナの真ん中のホテルでこんな楽しみ方があるとはなんともいえない贅沢なかぎり。
旅をしていて思うことがある。「なんでもやってみる事が一番だ」と明日死んでしまうかもしれないからというのはオーバーかもしれませんがせっかく訪れた地でなにかやりたい事興味を持った事がある場合はなんでも挑戦してみるといい 郷にいれば郷に従え。アフリカ料理を食べるもよし、私は非常に残念ながら今回は乗る時間が無かったけれどバルーンサファリにトライするもよし、エステもよし、なんでもいいでもなにかをする事によってより多くのことを吸収しいろんな人に(友人でも家族でも)ケニアのよさを伝えてもらいたい 写真やテレビ本だけでは見えてこない生のケニアを体験して、より多くの人に訪れてもらいたいと心から思った。
なにはともあれサファリへGO—GO—まだみぬライオンに期待をしつつサファリカーに乗り込む。今回サファリをずっとともにしてくれたガイドのMRキハラさんは抜群のガイド力だただやみくもにサバンナに行っても大物に出会えるわけではないベテランのガイドさんと一緒だからこそより多くの動物に出会えるのだ 他のサファリカーと無線で連絡を取り合うことで「ここにライオンがいたぞー」 とか「カバの群れがいたー」と連絡を互いに取り合いその場へ急行する。なにせ相手は生き物サファリカーで近づいてもドンと構えている動物もいればシャイな動物は車の音でとっとと逃げ出してしまう。足の速さは車だってかなわない。どーんと構えていた動物といえばそう、ずっと会いたいと願っていたライオンである。「いたぁーーーーーライオン!!」 狩り(ハント)をライオンは夜行うので日中は寝ている事がほとんどらしい仰向けになりあられもない姿で足を広げてぐうぐう寝ている。1匹、2匹・・いやー4匹もいる1匹出会えたらラッキーだなと思っていた私にがつーんと衝撃が走る。この興奮 サファリカーの中で1人大騒ぎする私にMRキハラに早く写真写真と言われ我に返り。カメラを構える サファリカーの音で少し目を覚ましたライオン君たちはちょっとだけ顔を上げているがすぐにお昼寝タイムに入ってしまう。なんだなんだと見ているライオンをささっと撮影するのがいい写真を撮るポイントらしい。
低い木が沢山あるところにはキリンの群れがいる草食動物は肉食動物に常に狙われているので群れになって行動している。シマウマやキリンは結構臆病なので近づいていい写真を撮ろうとするとすぐに逃げてしまう。キリンの種類もしまの模様によっていろいろいるようで(詳しくはナイロビにあるジラフセンターに写真付きのボードがあります。)このマサイマラで出会うキリンはその名もマサイキリンと呼ばれるキリンがいる。同じ種類の動物もでも人間と同じくあたりまえだがいろんな違いがある、普段まったく気にしていないことがいろいろと知識として入ってくることは実に新鮮で面白い。ケニアは確かに日本から遠いと思う、旅行代金だって決して安くは無い。でももしお金と時間に余裕があれば是非家族で(お子様連れで)ケニアには行ってもらいたい。動物園にいる動物とは目が違うから、今自分の目の前にある風景をそのまま日本の子供達に見せたいと思った。生きている動物達から私もパワーをもらうことができた。
サバンナの中に水場があると必ずと言っていいほど動物がいる。がぶがぶと水を飲んでいたのはバッファローの群れだった。ガイドのキハラさんが慣れない日本語ですいぎゅうすいぎゅうと連呼して説明してくれる。「そうそう水牛ね(笑)」 水牛君が水を飲んだ後顔を上げたそのお顔はりりしい限りでした。はい。そんな水牛も百獣の王ライオンにかかると一溜まりもない。サバンナの真ん中で首を捻じ曲げられ大きな体を横たえて死んでいた水牛のそのあられもない姿は力の差を見せ付けられた気がした。
サファリの途中に足の速いチーターの狩りの現場にも遭遇した。彼らはいきなり戦闘態勢に入るから面白い。たった今まで自分の子供の近くでのんびりしていたかと思えばいきなり戦闘態勢に突入した。ぬきあし、さしあし、忍び足目当ての鹿を捕らえようと子供達の為にもお母さんチーターは必死である。ゆっくり ゆっくり獲物に近づきその時を狙う
ああ〜残念 捕まえられる方もこんなところで命を落としてはたまったもんじゃないので いち早く気が付いて逃げられてしまった。頑張れお母さん。でも鹿ちゃんも頑張れ逃げろ!!どっちの味方についていいんだか、動物奇想天外をリアルタイムに見た瞬間でした。
翌日はロッジを移動してサロバマラキャンプへ、このロッジは部屋がすべてテント式になっている。アンボセリにあるトルティリスもそうだが、テントと聞いて侮る無かれテントの中にはシャワー・ベッド・デスク・貴重品入れ・ランプ・トイレ&クローゼット何でも揃っている。日本のキャンプ場のテントとは違ってテントロッジはそのテント式の形自体を楽しむというのがコンセプトなのである。同じマサイマラでもテントロッジにするのか、ムパタクラブに泊まるのか、マラセレナにするかこれから旅を考える方には是非選択肢を沢山考えてチョイスしていただきたい。
サファリの途中で象の群れにも何度と無く出会った。象も草食動物なので群れをなしている事が多い。象さんのさんぽ〜♪よいしょ〜こらしょ〜♪昔ヤマハ音楽教室で習った歌通りの風景だ。大きなお父さん・お母さん象に紛れて小さい小さい象さんもよいしょ。よいしょ。と歩いている。 ほんとにちっちゃーい いつかあんな大きな体になるとは想像が出来ないくらいくらいちっちゃい。頑張れ象さん。この大きな台地で自然の力に負けず肉食動物にも負けずたく
ましく育ってほしい。
サロバマラキャンプの近くでもまたまたライオンに出会った。ブッシュの中で大きく欠伸をするライオン それにしても大きなお口 あんなのに食べられたら人間だってもちろん一溜りも無い。でもお昼寝時間のライオンはお眠らしく うるさいなーもうと一瞬は起きるがすぐにまた眠ってしまう。マサイマラにきて最終的には10匹以上のライオンに出会った中には目の前
で交尾するラブラブのライオン夫婦(う〜ん仲良し見せつけてくれるね。)まるで私達の存在を無視するかのように大きな態度のライオンにさすがといわせんばかりであった。もちろん大物の動物はライオンだけではない。シャイで警戒心が強いのでほとんどお目にかかれないひょうや、クロサイの家族、ラオンキングにも出てくるイボイノシシ、インパラ、どうも人気のないハイエナ(これが結構かわいい)、ヌーの数もアンボ
セリ以上に多く見渡す限りのヌーだらけ。どうしてこんなにも動物がいるのだろうか?当たり前の疑問が私に浮かんだ。よくサファリをなんどもすると飽きてしまうからとおっしゃってケニアを少しだけしか滞在しないお客様がいらっしゃる。もちろん時間の関係もあるのでそれが悪いとはいえないができることなら最低でも8日間の日程でまわられる事をお勧めしたい。それも難しい場合はマサイマラに最低2泊はしたい。サファリは飽きるものではない、何故ならば何に出会うかはサファリの数だけわからないからダ。より多くのサファリをしてなるべく大物に出会える時間が持てるならば充実した時間をすごせる事はまず間違いない。
ケニア最終日はまたまたマサイマラの中でロッジを移動してマラシンバロッジに宿泊した。このマラシンバロッジはツアーでもよく利用するロッジで ロッジ型の2階建ての建物もあるが数は少ないながらもテントロッジも敷地内にある。プールやビリヤードもあって欧米人の親子が楽しげに遊んでいるのが印象的だった。バーがある所から下を見下ろすと川が流れていてお酒を飲みながらワニを鑑賞することもできる。この日たまたまケニア航空さん主催の研修旅行にて弊社出村とたまたま!?合流して話しをした所、同じマサイマラをサファリしていてもやはり見た動物の種類は異なった。1人1人違ったその人なりの旅の思い出ができるそれがサファリだ 私のサファリ経験はボツワナのチョベサファリ・スリランカのヤーラ国立公園でのサファリをへて人生3度目のサファリだったが私の中のサファリ熱はまだまだ冷めそうにない。サファリは大人も子供に戻る事ができる贅沢な遊びだ。お金をかけてでも行く事で得る物が本当に多い、長いフライトを我慢するだけの事はある。残念ながら憧れのバルーンサファリはできなかったが今後の楽しみの1つに取っておく事にした。またいつの日か近いうちにケニア&今度はタンザニアも訪れる事を目標にして日々努力だ。頑張ります!!
岡野 由里
2003年11月