☆☆オトメ的タイ北部旅行日誌☆☆☆

☆☆オトメ的タイ北部旅行日誌☆☆☆

070119_1.jpg☆1日目☆
早朝4時15分、結局眠れないまま起床。鍵を閉めたかしら…ストーブ付けっ放しじゃないかしらと気になりつつも家を出ましたが、まあなんとかなるさ。潔さが肝心です。それでは8日間元気よくいきます!本日私は、サロンケバヤのCA(キャビンアテンダント)さんが素敵なシンガポール航空にてバンコクに向けて出発します。ちなみに機内販売に小さな女の子向けのサロンケバヤの制服(CAさんごっこセットのようなもの)がありました。カワイイ!!あのぉ、大きいおねえちゃん用のはないですか?


070119_2.jpg15時ちょっと前、あっという間にバンコクの新空港であるスワンナプーム国際空港に到着。ガイドさんと会って一旦ホテルへ。今日の予定は…なんとフリータイムです。ご好意で19時までなら市内を案内してくださるとのことで、一緒に散策に出ました。 まず訪れたのは、タイシルクを世界的に広めたことで知られるジム・トンプソンのお屋敷である“ジム・トンプソン・ハウス”。お屋敷内は、チーク材の茶色を基調に、アンティーク風のインテリアがとにかく優雅で素敵。アジアン風のお部屋なのに照明はヨーロピアン風のシャンデリアだったりして、その一見ミスマッチそうな組み合わせが見事に調和しています。 また、中庭を見渡せるテラスに…「何故キャベツがこんなところに!?」と思い、よく見たら黄緑がかった白い蓮の花でした。その蓮の花の真ん中をくりぬいてキャンドルにしているのです。ひーおしゃれ。満足感いっぱいでジム・トンプソンの家を後にし、夕食は東京の上野や有楽町などにもあるコカレストランでタイスキ!ほくほくでとってもおいしかったです。
食事後ガイドさんと別れ、ひとりバンコクナイトへ! 宿泊ホテル(バンコクセンター)のすぐ前にある、地下鉄フアランポーン駅からシーロムまで行きました。バンコクの地下鉄スゴイです!日本の地下鉄よりもきれいでピカピカ! 切符は簡単に買えます。タッチパネルに路線図が表示されていて、目的地の駅名が表示された部分を押すと金額が表示されるので、お金を入れる。すると、トークンという丸いコインの形をしたようなものが出てきます。これが切符代わりとなります。私はこれを改札口に投入するのだと思いきや…改札口のところに四角いマークがピコピコ光っているんです。「うっわーSuica(西日本の方はICOCA)だ。」改札口の光る部分にトークンをかざすと、バシッと改札口が開きます。その時代の最先端を行く改札のシステムにびっくりした後は、シーロムのロビンソンあたりをウロウロキョロキョロして、9時頃ホテルに戻り今日は就寝。お疲れ様でした。
070119_3.jpg☆2日目☆
早速ですがズボンがキツイです。昨晩タイスキをたらふく食べた後にスタバでバターケーキまで食べたのが祟ったのでしょうか。やっぱり、辛い物のあとには甘い物が欲しくなりますよね。暴飲暴食万歳!それでは、今日も元気よくいきます!午前中はバンコクに来たらここは行かないと!のエメラルド寺院、王宮観光、午後はホテルを4件ほど見学しました。そして今日は夜から寝台列車でチェンマイまでいきます。…ちょっとその前に。列車の出発まで時間があったので、バンコクのホットプレイス☆サイアムに行きました。サイアムでは一大ショッピングモールである、セントラル・ワールド・プラザにいきました。私はこの中でナラヤを訪れました。ナラヤは大きなリボン付きのバックが有名な、オリジナルのバックやポーチなどがバリエーション豊かに揃うお店です。 リーズナブルな価格も魅力的なのです。(お弁当箱が入りそうな手提げバックが300円ぐらい~)ものすごい品数なので優柔不断な方は選ぶのが大変かもしれません…。さて、いよいよ寝台列車でチェンマイまで向かいます。フアランポーン駅(バンコク中央駅)の雰囲気はまるで昔の上野駅のような半円形の駅舎。駅舎内は列車を待つ人でごったがえしています。駅舎にはコンビニ、レストラン、両替所、手荷物預け所もあります。いよいよ出発。列車には1等・2等寝台と食堂車が連結されています。私もちろん……2等寝台に乗車です…。しかし、心配ありません!車内には係員さん、警備員さんが一車両ごと待機しているのでなにかと安心。(もちろん、貴重品の管理は個人でしっかりと!)シーツもきちんと洗濯されていていい匂いがします。車内も清潔で、予想外に普通というか快適で、ある意味がっくりでした。(?)ちなみに喫煙者の方に…タバコは車両と車両の連結部あたりの通路で吸えました。(え?いいのかしら?と思いましたが。)ドアが開きっ放しで怖かったですが、そのアバウトさが素敵です。食堂車はステンレスっぽい銀の壁に、天井にはハート形の毒毒しいネオンが貼りついてます。うーん、グッドセンス…。一昔前の世界に迷い込んだかのようです。(昼間はごくごく普通の食堂車でしたが…。)
070119_4.jpg 現地の人との交流も旅の楽しみのひとつ。…というわけで辺りを見回すにも、現地の方らしき人があまりいず。周りには欧米のバックパッカーさん達でわんさかでした。 唯一、私の周りでいた現地の方っぽい人はお向かいの上段の席のおっちゃん。上部から下段の席の私の方に体を向けて、無表情でビールをすすりながら私を見ています。私の偉大なる勘違い、思いこみ、被害妄想でしょうか…。いやしかし、やはり私を見ているのでカーテンを閉めて海外にまできてひきこもる私。
ガタン ゴトン…ガタン ゴトン… ギギ―ッ ドッカーン(?)
そんな心地良い列車の音と揺れを感じながら異国に思いを馳せつつ就寝。
070119_5.jpg☆ 3日目☆
「早く起きなさい!」「朝っぱらからうるさいな!ばば…いえお母さん。」えーと、何かが違う。そうだここはタイだ。そして私は電車に乗っている。したがって母がここにいるはずが無い。すると私を起こすのは誰…??「グッド・モーニン☆」カーテンを開くと、眩しいほどの笑顔…。私を起こしたのは車内のお世話係の兄さんでした。兄さんの白いTシャツも寝ぼけ眼の私にとっては眩しい程だったので、「バッド・モーニン★」な感じですが、今日も元気よくいきます!
朝8時頃起床。昨夜頼んでおいた朝食(200円程)がきました。メニューはお粥または洋風セット(パン・ソーセージ等)。私はお粥を選んだのですが、はっきり申し上げますと…まずかったです…。
14時間程の列車の旅も終わり、終点のチェンマイ駅に到着。バンコクでの喧騒とはうってかわって静かで小鳥のさえずりでも聞こえてきそうな雰囲気の駅です。さて、本日は1番楽しみにしていた日程です。チェンライ、メーサイ、ゴールデントライアングルを行く、タイ国境地帯探索の旅です。島国日本にもちろん国境はないので、国境というだけでワクワクします。いきなり『ぬぉぉぉ!!』と走ってゲートを突破したらどうなるのだろう。そんな妄想が止まりません。
チェンマイから2時間程のチェンライで昼食をとり、近郊のヤオ族・アカ族の村を訪問。沖縄の小さな島を思わせるような南国の静かな村といった雰囲気で空気がおいしいです。歯がなくてふがふが言ってる民族衣装が素敵なおばあちゃんと写真を撮り、村を後にしました。
次はホテル見学。隠れ家的と言うよりは山の奥地、つまり秘境に位置するプーチャイサイリゾート&スパへ 自然の素材を生かしたインテリアが素敵で、なんといっても雄大な山の景色を望める点が気に入りました。全室バルコニー付です。
070119_6.jpg そしていよいよ次はミャンマーとの国境の町メーサイへ。 大きなコンクリート造りのゲートがあります。周りには甘栗や果物を売る屋台、怪しい電化製品を売る屋台など、とても活気に満ちています。ミャンマー側のゲートが見渡せるところの橋で記念撮影。何10メートルかすればミャンマー。島国日本に住む者としては不思議な光景です。お次は国境の町第2段。ゴールデントライアングルに向かいます!さて、ゴールデントライアングルはタイ・ミャンマー・ラオスとの国境地帯で、その昔アヘンの産地として知られていたところですが…さて、どんな出来事に遭遇してしまうのか、いやもう帰れないのか…。そんな風にワクワク…いえ、ドキドキしていると気付けばもう夕方。ガイドさんが着きましたよ!とのこと。「うおー! どでかい金の大仏様が!!さすが ゴールデントライアングルだぜっ!」って、え~~。大仏様以外は特に何もありません…。もちろん怪しげな雰囲気もなく、メコン川を一望できる展望台となっていて、周りにはおみやげ物を売る屋台が並んでいます。それにしても、私たち外国人が観光で訪問出来ることになったということは、とても幸せなことだよなと、メコン川を眺めつつしんみりと思いました。訪問記念にゴールデントライアングルと書いてあるTシャツを2枚買いました。1枚は自分に。もう1枚は父のお土産に…。
070119_7.jpg☆4日目☆
いきなりですが、昨夜金縛りにあいました。 疲れが見え隠れし始めてきたのか、はたまたスピリチュアルな何かを感じたのか、真実はわかりませんが今日も元気よくいきます!
今日はチェンマイ観光です。スコータイを出発し3時間ほどでチェンマイに到着。
昼食後、ここに行かないとチェンマイに行ったとは言えないというワット・プラタート・ドイ・ステープへ。日光のいろは坂ばりのヘアピンカーブをいくつも乗り越えて到着。そしてさらに山の上の寺院に行くのに…「ケーブルカーと階段どっちがいいですか?」と、ガイドさん。「はい。ケーブルカーで」ちなみに階段は300段程あるとのこと。 ケーブルカーであっという間に到着。文明の力は偉大ナリ!境内には靴を脱いで入ります。ここには鍵付きの下駄箱があります。ガイドさん曰く、たまに盗まれている人がいるとのこと…。もしそうなったらタイにまで来ていじめられているみたいでへこみます。境内を進んでいくとキンキラ金に多いに輝くどでかい仏搭が。太陽の光を浴びて、これでもかというほど輝いていました!また、境内の裏手からはチェンマイ市内を一望できるビュースポットが。いつまでも、いつまでも眺めていたいな。そんな素敵な景色でした。
夕食の前に、ナイトバザールへ行きました!日本では夜遅くでもやっている市場は無いので、訪れるだけでお祭りのようでワクワクします。私が行ったのは夕方6時ぐらいだったのでギュウギュウになるほど混んではいませんでしたが、すでに熱気に包まれています。(ひとり私が戦闘モードになっていただけかもしれませんが…。) メインストリートは民芸品、バッタ物、アクセサリー等の屋台が並び、とても色鮮やか。そして驚いたのが一歩メインストリートから奥に入ると、屋台が連なっていて例えて言うなら、屋台のショッピングモールになっています。場所によっては1フロアだけではなく、2階、3階となっていて物凄い規模。ナイトバザールでのお土産選び、かなり体力使います…! ちなみにメインストリートにはスタバ、マック、ハーゲンダッツがあったので、一休みにいいですね!
070119_8.jpg今晩の夕食は カントーク・ディナー・ショーatオールドチェンマイ文化センターです。北部の伝統的なお料理を食べながら古典舞踊を楽しみます。伝統的な料理はどんなものかと言いますと、お膳の上に小さな小鉢が7、8個程並んでいて、そのメニューは鳥のから揚げ(ケンタッキーフライドチキン風)、ポークカレー、野菜の湯で物等。そして、もち米とご飯がまた別の器で出てきます。そんな見た目も楽しいお料理を楽しみながら、色白できめ細かな肌のお姉さんの踊りを堪能します。いくつかの演目の中で、個人的に惹かれたのが『爪の舞』。指先に、長くとがった金の爪飾りをつけて舞うのですが、その手付きがとてもやわらかで、思わずうっとり。私も改札に切符を入れる時、ファックス用紙を配る時など、日常生活の中でこのお姉さんの手付き(くねくねふんわり)を取りいれてみとうございます。(←無理!!)
070119_9.jpg☆5日目☆
昨晩、例のお姉さんの手付き(くねくねふんわり)を早速練習していたため、寝不足、且つ指先がどうも攣るのですが、今日も元気よくいきます!今日のメインイベントは、チェンマイで象さん(ぱおーん)に乗ります。チェンマイ中心部から車で約40分、メーサー象調教センターは緑豊かな渓谷に位置します。ショーの前に、まず象さんの入浴からスタートします。象さん達は勢いよく川に入り、調教師に促されというか半ば強制的に(?)川の中に横たわります。そして調教師に痛そうなタワシでゴシゴシとお体を洗われるのですが、その時の象さんの顔はとろけてしまっています。象さんの表情の印象は、口元は常に半開きでうすら笑いを浮かべているように見えるのに対して、目は常に据わっているのでなかなか表情がよめないなあなんて今までの人生思っていたのですが、この時の象さんはあまりに気持ちいいのかもう目がなくなっちゃっていました。(あいかわらず口は半開きですが…。)入浴を終えて、いよいよショーのはじまり。前にいる象のシッポを鼻でつかんで皆で入場行進です。おや?シッポをつかまないで前の象さんのおしりに鼻先をぴたっとくっつけて行進している象さんがいます。ある意味こっちのほうが難易度高そうですね。そのあとは象さんのPK合戦、調教師に帽子をかぶせてあげたり、ハーモニカを吹いたり。そして象さんのお絵書きです。キャンバスに鼻で筆を持って描くわけですが、キャンバスにおしりをむけて「ぱっおーん!!」とか言ってしまっている象さんがいます。この場合、調教師はムチでも持ってバシバシ叩きそうなものですが、違ったんです。その調教師の青少年は「こらこらだめだゾウ」と優しい笑顔を浮かべて象さんをキャンバスの方に促しました。本当に、本当に象さんを愛しているのだなと。その光景を見て、なんだかとてもほんわかとした気持ちになりました。さて、ショーの後はいよいよ象乗り体験。象の上に木製の椅子が設置されていてそこに座ります。調教師の兄さんが象さんの頭の付け根にいます。 30分程アップダウンのある山の中を行くのですが、これけっこうハードです。上りはいいのですが、問題は下り。下る時、手すりと座席の隙間から落ちそうになります。「象さん、お手柔らかにお願いします…。あまりはりきってお仕事なさらなくて結構でございます。決してぱおーんとか言わないでください。。。怖いんで。。。怖いんで。。。あああ…ぁぁ。」皆様、くれぐれも落ちないようがんばってください。ちなみに途中で調教師の兄さんが象に乗っている我々の姿の写真を撮ってくれます。
午後は仕事です。(え?では今までは…汗)チェンマイのホテル見学です。では早速ですが簡単にご紹介を!
070119_12.jpg☆チェディ☆
~スタイリッシュな雰囲気が好きなあなたへ~
シックなアジアンテイスト。無料のミネラルウォーターに黒い藤のカバーをかけていたりと細部までこだわりを感じる。空間の演出が素敵な5ツ星ホテル。

070119_10.jpg☆アヤタナハムレット&スパ☆
~ご当地ホテルに泊まりたい!!そんなあなたへ~
伝統的なタイ式の建築をモダンにおしゃれにアレンジした30数部屋のこじんまりとした隠れ家的リゾートホテル。
070119_11.jpg☆プリパンベビーグランドブティックホテル☆
~かわいいモノ好きなあなたへ~
ランナー王朝時代の様式を取り入れたアンティークな雰囲気が印象的。一部屋一部屋こだわりを持って作られている印象。今日は、象さんにも会えたし、素敵なホテルも見学できたし、幸せだな~!と、携帯用足ツボマッサージ機でゴリゴリしつつ、顔面パックをめりこみ、タバコをぷかっとふかして就寝!

070119_15.jpg☆6日目☆
チェンマイを後にし本日はスコータイへ向かいます。その途中に、シー・サッチャナライ遺跡に立ち寄ります。2時間程、青々とした大きな葉っぱのバナナの木が生い茂る地帯など、東南アジアらしい長閑な田園地帯を走ったり、カーブが続く山道を走ったりして到着。シー・サッチャナライ遺跡は大・小140あまりの遺跡が点在する公園となっています。その昔、スコタイ時代に軍事・交易上の重要拠点として都が築かれ、その規模は周辺に築いた直轄地の中でも第2の規模を誇っていたそうです。
070119_16.jpgシー・サッチャナライ遺跡…それにしても人がいません。風が吹くと、大きな木々の葉っぱと葉っぱが擦れあう、サワサワ…サワサワという音ぐらいしか聞こえません。遺跡内を見回しても私の他に観光客が2、3組いるぐらいです。ガイドさんが言うには、近くに(ここから1時間ぐらいの距離) 世界遺産にも登録されていて、より知名度の高いスコータイ遺跡があるせいか、シー・サッチャナライに立ち寄る人はあまりいないのだとか。遺跡公園内では、ワット・ナントカー、ワット・ナンタラー、ワット・ナニガシーを見ました…というのは冗談で、スリランカ様式の大仏塔を取り囲むように39体の象の彫像が並ぶ『ワット・チャンローム』、7つの大きな仏塔を持つ『ワット・チェディ・ジェットテーオ』はスコータイ様式、ランナー様式、クメール様式など、それぞれの様式が仏塔に表れていて、その違いを見比べるのがおもしろかったです。今思い返すと、確かにスコータイ遺跡の方が見所が多いかなといった感じですが、シー・サッチャナライはどこかひっそりとした味わいがあって気に入りました。時間に余裕がある方は、ぜひこちらも行っていただきたいなと思います!

070119_13.jpg☆7日目☆
ついに今日で最後です。。。さようならタイランド。本日は23:00の出発までに、スコータイ~ピッサヌローク、そして空路にてバンコクへ向かいます。最後の最後までハードですが、今日も元気よくいきます!昨晩、シー・サッチャナライからスコータイへすでに移動していたので、本日は朝一から観光です。宿泊した『パイリンホテル』からスコータイ遺跡は車で10分程と便利。スコータイ遺跡は、13~15世紀のタイ民族の最初の統一国家であったスコータイ王朝の都跡です。アユタヤと並び世界遺産に登録されています。ひっそりとした秘境的なシー・サッチャナライに比べると、観光客で賑わっていて、公園の雰囲気は整然と、ぴしっ!としていました。しかし…暑い!36度ぐらいあります。ちなみに、現在の季節は冬…。じゃあ夏はどうなるんだい…。ガイドさん曰く、「夏はあまりこのへん来たくないですねえ。」現地の方でも行きたくないと思う、スコータイの夏。恐ろしいですね。では、簡単にスコータイ遺跡レポートを。
070119_14.jpgスコータイの王室守護寺院『ワット・マハタート』こちらは、寺院の前に蓮の池があり、池をバックに写真を撮るのがおススメです。ちょうどかわいいピンクの蓮の花が咲いていました。四方を囲まれた巨大な仏像が鎮座している『ワット・シー・チュム』最初は隙間から一部しか大仏様が見えなのですが、近づくにつれてその全貌が明らかに!!で、でかい。手だけでも2メートルぐらいあるのではないでしょうか。しかし、そのどでかさとは裏腹に、とてもやさしいお顔をしています。ちなみにとても色白な大仏様した。そして、3基並んだクメール様式の仏塔が特徴的な『ワット・シーサワイ』アンコール・ワットに行かれた方にはもうおなじみの「トウモロコシ」型の仏塔。その丸いフォルムがなんだかかわいらしいです。…などなど、その他見所盛りだくさんなのですが、本当に暑いので行かれる方はしっかり休憩取りつつ、遺跡観光を楽しんでくださいね。2時間ほど遺跡を観光して、次は北部第2の商業都市であるピッサヌロークヘ。国内線の飛行機に乗る前に簡単に市内観光をします!メインの観光となるのは『ワット・プラ・スィーラタナ・マハータート』。こちらで有名なのはなんと言っても『チンナラート像』。タイで1番美しい仏像と言われています。ガイドさんの前説具合、本堂から出てくる人の嬉しそうな顔、それはそれは美しい仏像なんだろうな…とどきどきして、いざ靴を脱ぎ突入しました。そして薄暗い本堂の中に…いらっしゃいました!!確かに、今までに見たどの仏像様より輝いていらっしゃいました…!!しかし、もっと輝いていたのが、仏像様を大事そうに大事そうに見つめている人々の表情ですー!!と、外国人の私は発見しちゃいました!
いよいよ、バンコクへ出発の時間です。しかし、まだ一仕事残っているのです!それは、スワンナプーム空港でのお買い物です!!新空港、なかなか見ごたえ有りと、風の噂で聞いていたので期待大です!しかし、意気込みすぎたのかわずか50分ほどの国内線のフライトで酔い、しばし悶絶…。そして自分で自分を励まし、(『日本で買うと高い!日本にはこんなの売ってない!』)酔ってばかりもいられないので、猛烈に買い物をし、その後マッサージをしました。ブランドのブティック(ディオール、グッチなど)やら、おしゃれなレストランやら、タイ土産屋さんやら、あっち行ったりこっち行ったりしているうちに、もれなく乗り遅れそうですね…!!(皆さま、お気をつけてくださいね。)
おわりに。
否・アクティブな私にとって、とても刺激的な8日間でした。買い物、食事、ホテルでの滞在、動物、民族、遺跡、電車…などとタイにはたくさん魅力があって何度行っても飽きない、多くの人に愛される国じゃないかなと思いました。
最後に、旅のコーディネートをしてくださった現地旅行会社の皆さま、ありがとうございました。
2006年12月10~17日 長堀雅子

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