それでもやはり香港・マカオへ行きたい！！だってそこに香港とマカオがあるから

聖ドミニコ教会

今までにも香港返還や、SARS（サーズ）、台風の通り道である大型台風などいつも時々なにかが起こる香港。その度に心配させられたり、仕事でも多かれ少なかれ影響を受けることが何度もありましたが、私は個人的香港がすごく好きでチャンスがあるのならば住みたいくらい好きな国です。数年ぶり自分にとって10回目の香港訪問。2019年はデモの事もあり香港にとってはあまり良いニュースが無い中での、２０２０年は世界的なコロナの問題、なんでいつも香港がこんな事にと思うとことはありますが、今までだって何度も苦境から脱出し、アジアのハブ都市香港、今が一番大変な時でこれからは良くなるしかないと！！心から香港にエールを送ります。

◎より近くになったマカオ香港から港珠澳（こうじゅおう）大橋でマカオへ

2018年10月に待望の香港/マカオ＆珠海間の移動が橋で繋がった。世界一長さを誇る橋で全長は約55キロメートル。香港とマカオを約30分で移動することができます。これは驚異的な近さです。今までは香港空港に到着後空港から直接マカオに行く船や、香港中心部からの船でマカオへは移動でしたが、船の場合発着にどうしても時間がかかったり、そもそも比較的船が揺れるので、船酔いする同行者と一緒だと行きにくかったりと日帰りで香港から行くには少しハードルがあったマカオ。橋が出来たことですごく香港マカオ間の移動はしやすくなりました。香港側の橋の乗り場は香港の空港からB4のバスで香港口岸まで約20分程度。空港建物の外に出てバス乗り場に進むとバス乗り場の看板もあるのですぐにわかります。バスは24時間運行しているので夜便で香港に到着しても、橋を利用してマカオへ移動することが可能です。2020年現在、一般車両は香港とマカオをつなぐ橋を利用することはできないので、シャトルバスのみの使用になり、それあって渋滞することがありません。ピーク時期には5分毎、通常でも夜間帯を除いて10分から15分に1本は橋のシャトルバスは運行しているので本当に便利になりました。料金も日本円で約1000円弱、船の3分の1程度なので移動のバスの運賃も考えても料金的にもとても手頃です。この橋を利用すればたとえ3日間の日程でも香港＆マカオを観光できるのですごく便利です。

【香港空港から　港珠澳（こうじゅおう）大橋で澳門への移動を簡単にご紹介】
① 空港内建物を出て右手のバスターミナルへ。そこにバス乗り場の看板があります。

香港空港バス乗り場看板

② バス乗り場の看板をみて左手に歩くと小さな横断歩道があり、この横断歩道を渡り右手に空港建物に沿って歩くと　B4バス乗り場です。

バス乗り場看板横の横断歩道

③ B4バス乗り場看板はわかりやすく、バスも約15分から30分毎に出ております。

B4香港空港発香港口岸（マカオ行きシャトルバス乗り場行きバス）

④ 公共2階建てバスに乗ってシャトルバス乗り場へ。

B4香港空港発香港口岸（マカオ行きシャトルバス乗り場行きバス）

⑤ シャトルバス乗り場ターミナルは巨大。有人のチケット売り場チケットは購入できます。

香港側シャトルバス乗り場ターミナル入り口

香港側シャトルバス乗り場ターミナル内

⑥ スーツケースを持っていての移動でも大丈夫なシャトルバス

香港からマカオ行きシャトルバス（外観）

香港からマカオ行きシャトルバス（シート）

港珠澳大橋移動中

⑦ あっという間に３０分でマカオへ到着

マカオ歓迎看板

マカオ入境案内看板

なんて便利なのでしょう。まるでアトラクションで移動するかのようなうれしい気分でマカオに到着しました。

◎マカオの楽しみはホテル選びも楽しみの１つ

近年ものすごい勢いで、カジノが増えそれに伴いホテルもどんどん増え、新しいホテル名を覚えるにも苦労するほどですが、何処に泊まろうかな？と考える時間もまた旅の楽しみの１つです。他の都市よりもカジノのおかげもあり３分の１から２分の１ぐらいの予算で
５★ホテルに泊まれるのもマカオ魅力でもあります。

今回はサンズコタイセントラル内のシェラトンに宿泊。ここは　コンラッド・シェラトン・
ホリディインの３ホテルを中心にカジノ、ショッピングモール、コンベンションセンターなどからなる複合リゾートで、大人でも迷子になるくらいの広さがあります。シェラトンだけでも総客室数は４００１室。雨に濡れずにベネチアンホテルのあるエリアにも行けるのでレストラン選びにも困らないのと、ホテル内のプールも　ファミリー向け　サラプール・ジャヤプール・大人向けのティキプールなど利用層にあわせて使用できます。近くにはパリジャンマカオ・スタジオシティマカオ・ギャラクシーマカオ・フォーシーズン・コンラッドとコタイの島内は一大ホテル群があり、夜景もとても綺麗です。雰囲気はまるでラスベガス　カジノをしなくても、お得な料金でホテルに泊まれるのは、ありがたいです。

シェラトンコタイセントラル（外観）

シェラトンコタイセントラル（室内）

シェラトンコタイセントラル（洗面所＆バス）

ショッピングモールで歩き疲れたら飲茶はどうでしょう

ロードストーズベーカリーのエッグタルトも忘れずに。(ベネチアン店)

パリジャンマカオ(夜景)

ザ・ベネチアンマカオ（外観）

ザ・ベネチアンマカオ（運河）

さてさて次回マカオに訪問する機会があれば何処に泊まるのか考えるのがまた楽しみになりました。

◎マカオ半島では歩いて観光がおすすめ

１９９９年にマカオがポルトガルから中国に返還されて早２０年、初めてマカオに行った時はポルトガルを訪れる前だったので気が付かなかったのですが、マカオには今もポルトガル領だった時の名残が街の至るところに残っています。

世界遺産のセナド広場から歩き始めると、

世界遺産セナド広場

セナド広場近くにて

ポルトガルの大人気スイーツエッグタルトの店や聖ドミニコ教会、聖ポール天主堂跡な等アジアなのヨーロッパンの雰囲気を残した街並みです。

エッグタルト

聖ドミニコ教会

ポルトガル語と中国語でポルトガルらしいタイルを使った看板

聖ポール天主堂跡

特に個人的に好きなのがポルトガルのタイル、アズレージョ。街中でふと見かける青いタイルはとても綺麗です。

青がきれいなアズレージョ

大堂広場裏アズレージョ

モンテの砦からは、蓮の花をモチーフにしたマカオを象徴するグランドホテルリスボアが見えて、古さの中にも新しいマカオを感じます。でも結局子供達は街並みよりも砦内のハンモックに大喜び。なにが喜んでもらえるのかはつくづくわからないなぁと感じます。

モンテの砦からみたグランドホテルリスボア

モンテの砦

モンテの砦内ハンモック

マカオって結局カジノでしょ？　んー１度行けばいいかな？なんてお声を頂くこともありますが、この何とも言えないポルトガルと中国の融合する場所マカオ、変換して２０年経過しても勿論世界遺産に登録された影響も大きいですが、生活の中に今も残るポルトガルの街並みが他のどの国とも違うマカオらしさの象徴です。以前は香港訪問時にちょっと立ち寄りで観光というイメージが大きかったのですが、近年はマカオをベース滞在にして香港に日帰りで行く方も増えました。日本ではあまりなじみのないポルトガル料理も、タコやタラなどを使用した食べやすいメニューも沢山あります。またすぐにマカオや香港が週末気軽に海外の人気国になりますように！！

◎香港ディズニーランド　　ディズニーエクスプローラーズロッジ

ディズニーエクスプローラーズロッジは２０１７年４月にオープンした香港ディズニーランド３番目のオフィシャルホテルで探検がコンセプトのホテルです。ホテル内には、フロント近くにキャラクターのグリーティングタイムがあったり、レストランにもミッキーやミニーなどが遊びにきてくれるので、子供連れではなくても童心戻って楽しむ事ができます。香港ディズニーランドにも無料のシャトルバスが出ているのでパークに行くのも楽ちん。園内にプールや敷地面積が広いので、公園のようになっていて、ホテル内を散歩しながら写真撮影をしたりと、リゾートとしての滞在を楽しめます。

キャラクターグリーティングレストランは家族４人で（大人２人　中学生１名　小学生１名）で約１８０００円　日本でも５★ホテル並みの朝食費用がかかりますが、夢の国なのでこればかりは仕方ありません。

今回の旅は機中１泊　マカオ１泊　香港２泊　機中１泊の３泊６日のマカオ香港周遊でした、子供達の本当に幸せそうな笑顔をみると、辺境の旅とはまた違う旅の楽しみがあるなぁといつも感じます。あと何回子供達が大人になるまでに家族旅行にはいけるのでしょうか？子供がより小さい時ほど、家族内の予定もあわせやすいので、家族旅行に適しています。もし遠くの旅は心配でしたら距離が近い国からスタートすると移動も負担がないので是非、次の家族旅行海外でとお考えの際にはご相談いただければ幸いです。

MTRサニーベイの駅にて