クラシックタウン キューバ ハバナと秋の絶景!カナダメープル街道
~子連れ女子旅♪
私は古い物が好きだ。
海外でアンティークショップを見つけると、ついつい覗きたくなる。
今回の旅先は、古いアメリカ映画に出てくるような、クラシックカーが普通に走っている街で有名なキューバ。いったいどんな古いものたちに出会えるのかとワクワクしながらおりたちました。
キューバの宿泊は旧市街にあるArt Hotel。ホテルかと思っていたら、行ってみるとカサでした。
キューバでの宿泊施設は大きく分けて2つあります。
ひとつは国営ホテル。国営のため従業員全てが公務員となります。ガイドさん曰く、公務員はどんなに働いても給料は同じだから、あんまり真面目に働かないのだそう。最近は半官半民のホテルも増えてきているそうですが、それでも従業員は公務員となるらしいです。
もう一つが民泊(カサ・パルティクラル)。
一定の基準に達した民家が政府から許可をもらい、部屋を観光客に貸し出す民泊システムのことです。家の前や扉に、青い錨のようなマークがついてあるのがカサです。
カサは旧市街に多くあり、観光するのにとても便利。スタンダードクラスのホテルに泊まるのであれば、カサに宿泊したほうがサービス面や施設面でも優れていると思います。公務員のホテルスタッフよりもカサのほうがサービスは良いと思います。
Art Hotel(カサ)のオーナーはアーティスト。おしゃれな絵や写真がロビーに飾られていました。
快適なカサのお部屋
2日目は、日本語ガイドさんとハバナ市内観光。ガイドさんとカサのロビーで待ち合わせ。
カサ入り口にオープンカーが爆音をあげてこっちへむかってきます。ガイドさんが『今日のお客様が乗る車はこちらです!』と得意げな顔で言ったと同時に素敵なピンクのオープンカーは私たちの前に現れました。
生れて初めてのオープンカーに上機嫌♪
さぁオープンカーで市内観光へ出発。
ハバナといえば革命広場は外せません。
キューバはスペイン植民地時代からサトウキビ栽培が盛んでした。サトウキビを原料にして作る蒸留酒・ラム酒がたくさん飲まれています。
ハバナ博物館では、ラム酒についての話が聞けます。
ラム酒になじみがない人でも、モヒートなら飲みやすい。
カテドラル(大講堂)
17世紀の石畳が敷き詰められたカテドラル広場。
キューバでは、2014年頃から経済の活性化を狙って市場原理の導入が部分的に進められており、今は多くのレストランが民営化されています。
今回私が行ったレストランはこちら。
ロブスターが有名なレストラン La Moneda Cubana。旧市街にありテラス席からは海が一望でき眺めは最高です。
ボリューム満点のロブスター
ハバナにはイタリアンレストランも多くあります。その中でおすすめは、ハバナ通りにある5 Esquinas Trattoriaです。
本格窯で焼いたピザは絶品です。
手作りの美味しいジェラートが食べられるHelad’oro
モヒートが有名なボデギータデルメディオ。キューバ名物の牛テールなどの食事もできます。
3日目は1日フリータイム。
旧市街を歩いて散策しました。
お肉屋さん
ヨーロッパのような街並みだけど、建物がとても古いハバナは街歩きがとっても楽しい街。
治安もいいので、女性だけでも安心です。
キューバの人はとにかく陽気な人ばかり。社会主義の国はどちらかというとお堅いイメージがありましたが、そのイメージはキューバに来て一掃されました。日本人の子供は非常に珍しいらしく、たくさんの場所で声をかけられました。
通常は写真を撮るとチップを要求されますが、「NO チップ、NOチップ」と飼い主のおじさんに促され無料で写真をとらせてもらいました。
地元のおねえさんと「はいチーズ!」
Wifiも街中で繋がるようなところができたりと、キューバも近代化の道へ進みつつあります。レトロな雰囲気が味わえるうちに行かれるのをおすすめします。
街全体がアンティークミュージアムのような町ハバナ
日本からキューバへ行くにはメキシコ経由か、カナダ経由の2パターンがあります。
今回はエアカナダで、トロントで乗り継いでキューバに行きました。キューバで3泊した後は、紅葉真っ盛りのカナダ東部のメープル街道を旅してきました。
行程は、ナイアガラ1泊、トロント1泊、モン・トランブラン1泊、ケベック2泊。
子連れには少しハードな日程です。モン・トランブランに2泊すればもう少しゆったりできたかと思いました。
カナダのナイアガラの滝からケベック・シティーを繋ぐ「メープル街道」。ハイウェイの両側にカエデの木が立ち並ぶことから名づけられたこの街道は、秋になるとどこまでも紅葉が続くとても美しい道になります。メープル街道の紅葉の見頃となるのは、9月下旬~10月上旬にかけて。その年によって紅葉の時期も変わってくるので、紅葉が見られるか心配でしたが、見事に真っ盛りの時期に行くことができました。
スタートは「ナイアガラの滝」
ナイアガラの滝は、メープル街道の最南部に位置していて、秋の紅葉も見物です。
街歩きが楽しい ビクトリアオンザレイク
完全防備!?でナイアガラクルーズへ出発!
ナイアガラ滝クルーズは滝の近くまで大接近できる人気のツアーです。
強風と水しぶきで何も見えない・・滝に近づいたらカメラはしまいましょう。
今回宿泊したのは、マリオット ナイアガラ フォールス フォールスビュー ホテル & スパ。
滝ビューのお部屋にすると、ライトアップされた滝が部屋から見ることができます。
22時から5分間は花火が楽しめます。
紅葉を楽しむなら ローレンシャン高原
ケベック州の中部から北部にかけて広がる高原で、9月中旬から10月にかけての紅葉はメープル街道随一と言われています。中でも一番標高の高いモン・トランブラン(標高960m)からは、紅葉したローレンシャン高原を見渡すことができ絶景です。
紅葉シーズンのモン・トランブラン
ロープウェイで山頂の絶景を目指します。山頂からはメープルの森と、美しい湖を見ることができます。
・・・が、あいにくのお天気で何にも見えませんでした・・(泣)
雨風が吹き荒れる山頂とはさっさとおさらばし、モン・トランブランの散策を楽しむことにしました。
トランブラン山の麓にあるモン・トランブランは、ローレンシャン高原を代表する最も人気の高いリゾートです。夏は避暑地、秋は紅葉スポット、冬はゲレンデになります。
トランプリンに挑戦!
歩行者天国になっていて、安心してショッピングなどが楽しめます。
湖畔に立つHotel Quintessence
早起きして紅葉を拾いに行きました
メープル街道のゴール「ケベック・シティー」
メープル街道の北端にあるケベック・シティーは、歴史的な建物が残っておりヨーロッパの古い町並みを髣髴させます。世界遺産に指定されている旧市街は、小高い丘にあるアッパータウン、そして城壁とセントローレンス川に挟まれたロワータウンに分けられます。最初にフランス人が入植したケベック・シティーはカナダにおけるフランス文化発祥の地とも呼べる場所です。フランス語が公用語になっています。
アッパータウンにあるケベック・シティーの象徴とも言える古城風の老舗デラックスホテル フェアモン・シャトーフロントナックに宿泊しました。
旧市街を歩いてゆっくり観光するのが人気です。
ウォールアートに溶け込んでみる
ハロウィンのデコレーションがされたロワータウン
北米では最古と言われている商店街プチシャンプランには、たくさんのショップやカフェが軒を並べています。その中でガイドさんに教えてもらったおススメレストランでランチを堪能しました。
地元料理が食べられるレストラン COCWON DINGUE
ブタさんがお店の目印♪
店員さんに一押しのスペアリブ
美味しいランチを食べた後は、歩いてアッパータウンへむかいました。
アッパータウンで公園を発見!
遊具でたっぷり遊びました♪
大きなメープルの葉が赤や黄色に染まるカナダの紅葉はまさしく絶景でした。
ダイナミックな落ち葉拾いも楽しめて、子連れでいくにはとても良い時期だと思います。
上から落ちてくる落ち葉キャッチが楽しい♥
2019年11月 崎
スタッフおすすめ
●ハバナ・・・★★★★★
クラシックカーでの市内観光が楽しい♪
●モン・トランブラン・・・★★★★
夏、秋、冬いつでも楽しめる、カナダ随一のリゾート地
●ナイアガラの滝・・・★★★
宿泊は滝ビューのお部屋がおススメです。