私が勝手にインド洋御三家と呼んでいるモルディブ、セイシェル、モーリシャスで、まだセイシェルのみ訪問した事がありませんでした。そのセイシェルと帰りにオマーンに立ち寄りホテル見学の修行をしてきました。
アットホームなローカル感が魅力のセイシェル！
到着直後から南国ムード全開のセイシェル。今回はエティハド航空を利用して、マヘ島には止まらず直行でプララン島に向かいました。プララン島はさほど大きい島ではないですが、きれいなブルーの海に囲まれ魅力のある島です。島の雰囲気はまさにローカル全開といった感じで、目抜き通りでも数店しか店がなくどちらかというと田舎といった雰囲気です。今回はこのプララン島にある豪華リゾート・コンスタンスレムリアの視察もかねています。プララン島には3つ星もしくは超豪華リゾートの2択しかなく、中間クラスのホテルがあまり存在しません。もし予算が合わないようであれば一気にラディーグ島まで行ってしまうのもありかも知れません。プララン島からラディーグ島はフェリーを利用して15分で行けてしまいます。
ハネムーンにお勧め！コンスタンス・レムリア
プララン島の豪華リゾートの中でも私が一押しなのがコンスタンス・レムリアです。アジアにホテル展開してない為日本での知名度はまだまだですが、ヨーロピアンがこぞって訪れるセレブリゾート・モーリシャスに本社がある豪華リゾートグループです。このプララン島にあるコンスタンス・レムリアはグループなホテルの中でもハイエンドなお客様向けのリゾートとして設定されています。お部屋は一番下のカテゴリーでもジュニアスイートで、広く豪華な設備のあるお部屋はハネムーンなど特別な旅行にも大変お勧めです。2016年11月に改装を終え、再オープンしているので設備も最新。18ホールのゴルフ場もあり、宿泊者は無料で楽しむ事ができます。極上ビーチでのんびり過ごし、飽きたらゴルフをする・・・最高に贅沢ですね。ハネムーンで迷ったらとりあえずコンスタンスグループのホテルにしておけば間違えないです。
こじんまりとした感じが魅力のラディーグ島
プララン島滞在中にラディーグ島へも出かけてみました。プララン島よりさらにローカル感があるラディーグ島には高級リゾートは少ないですが、感じの良いプチホテルや小さいホテルが数件あります。ビーチの奇麗さは抜群ですので、あえてプララン島には泊まらないのもいいかも知れません。繁華街はフェリー乗り場周辺のみでお店も少なく、買い物をしたい方には向いていませんが、ハネムーンなどでゆっくり過ごしたい方には大変お勧めです。
セイシェル最大のマヘ島。やはりローカル感がたっぷり。
国際線がマヘ島からの出発となる為、マヘ島にも1泊。このマヘ島もローカル感が満載。ちょうど日曜日に訪れた為、オフィスやお店も全部クローズしている中心地・ビクトリアはまるでゴーストタウンのようでした。街と言っても端から端まで歩いていける位の規模。セイシェルはローカル感を楽しむ島なんだなーと実感しました。のんびりゆったりと奇麗な海を見ながら過ごすのがこのセイシェルの楽しみ方なのかも知れません。
マヘ島にもあるコンスタンスリゾート。コンスタンスエフェリア
このマヘ島にもコンスタンスリゾートがあります。プララン島にあるレムリアがハイエンド向けに作られていますが、このマヘ島のエフェリアはどちらかというとファミリー層に向けて作られています。ただコンスタンスの基本コンセプトは一緒で、豪華リゾートながら気取らずに楽しめるといった感じです。セイシェルらしい奇麗なビーチを楽しめるほか、レストランも施設内に数件あり好みに応じて利用する事ができます。こういう島リゾートは離島に行かなきゃ！と思いがちですが、マヘ島のみでも十分に楽しむ事ができると思います。
行かないと分からない、オマーンの魅力。
セイシェルで視察95％、リゾートライフ５％の割合で楽しんだ？後、帰りにオマーンに立ち寄りました。行く前のイメージは所詮ドバイやアブダビと一緒で、近代都市でお金を使わないと楽しめないでしょ？と思っていたのですが、行ってみて感じたのが・・・オマーン最高です！
アラブの歴史もあり、治安も大変良く、このご時世で中々このような行先はないと思います。ついでに言うとアラビア海のビーチ、メチャメチャきれいです。セイシェルに行った後でなんですが、オマーンだけでも十分楽しめるじゃん！と思った位です。オマーンには砂漠のキャンプで星空が楽しめ、海亀も来るようなビーチもあり、標高3000mにある高原リゾートもあるという歴史も自然も楽しめるかなりハイレベルな国なのです。ちなみに物価が思った以上に高いので、旅行代金も総じて少し高めではありますが安心して楽しめるイスラム圏の国としては大変貴重ではないかと思います。
今年再オープンしたシェラトンマスカットがお勧めな理由
マスカットのホテルでランクアップしたいならシェラトンマスカットがお勧めです。4か月前に改装・再オープンしたシェラトンはルイ地区の中心にあり、観光や街歩きもしやすい立地です。全室バスタブ付きのお部屋はまさに日本人向き！さらに日本人ゲストリレーションもいらっしゃいますので、何か困った事があったら相談できるのも魅力です。シティーホテルでは珍しい室内プールやスパも完備。さらにビーチ沿いのエリアに半プライベートビーチを持っており、無料シャトルが出ているのでシティーエリアのホテルに泊まりながらビーチも楽しめるという魅力たっぷりのホテルです。まあ世界のシェラトンなので外れる事はないと思います。設備も最新で安心して滞在する事ができます。個人的にお勧めなのが、レストランにあるアイスクリームマシーンです。１０数種類のアイスがマシーンに収めされ、くるくる回っております。朝食ビュッフェでは食べる事はできませんが、昼食や夕食のビュッフェで食べる事ができるようです。ちなみにもう1件レストランがあり、お肉をおいしく食べさせてくれるレストランで、現地駐在の方にも人気のようです。
まとめ
セイシェルは想像以上にビーチが奇麗な島でした。モルディブやモーリシャスと一味違う海の色で、大変魅力のあるビーチです。ローカル感が強いので、買い物や街歩きを楽しみたい方には向いていないかも知れませんが、都会の喧騒を離れて自然の中でゆっくり過ごしたい方には大変お勧めです。マヘ島でも十分ビーチが奇麗なのでプラランやラディーグまで行かなくても楽しめますが、豪華リゾートに泊まりたいならプララン島がお勧めです。個人的にはラディーグのこじんまり感がとても好きです。
オマーンは立ち寄りレベルでは楽しめないかも知れません。今回の収穫はオマーンが大変魅力のある国と思えた事です。歴史のある街や砂漠やビーチ、オマーンだけでも十分楽しめます。世界で砂漠で満天の星空を見た後、極上ビーチを楽しめる所などあまりありません。さらにイスラム圏の国は日本人からしたらまさに異文化で、最近事件もありますが潜在的には楽しめる要素が沢山あると思います。ぜひ次の機会があれば砂漠でキャンプして、海亀の来るビーチに行ってみたいと思います。
プララン島：★★★★
のんびりと過ごせる極上ビーチ。ローカル感が強いので好みが分かれるかも？
ラディーグ島：★★★★★
田舎の離島。ゆったりとした時間が流れていて個人的には超お勧め。
マヘ島：★★★★
ホテルの選択肢が多く、離島にも負けずビーチもきれいなのでマヘ島だけでもあり。
マスカット：★★★★★
歴史のある建物や極上ビーチなど魅力溢れるお勧め都市。
コンスタンス・リゾート：★★★★★★
実はリゾート好きのきっかけとなったホテル。外れがなくめちゃお勧め。
（2017年3月 菅原幸介）
セイシェル
オマーン
